■■ 7月3日(土) ■■

 
川口泰生さんが全国大会で4位
 名張市西原町、名張自動車学校(吉田薫校長)の教習指導員・川口泰生さん(四六歳、瀬古口)℃ハ真≠ェ、技術向上と交流を目的にした第四回全国自動車教習所教習指導員安全運転競技大会の四輪車部門ブレーキング競技で全国四位に入賞した。
 大会は五月三十一日と六月一日、鈴鹿サーキット交通教育センターで開催。ホンダ安全運転普及本部が主催し、全国の教習所から約二百人が参加。二輪車はコーススラロームなど、四輪車はフィギアなどそれぞれ四競技で技術を競った。同校の大会出場は今年が初めて。
 四輪車のブレーキング競技は、散水されて滑りやすい路面を時速五十キロで約百メートル走行し、ブレーキングを開始してから、前方に二基設置された信号機の点灯したほうに進行、制動距離の短さを競う。練習はなく一発勝負だったが、「まずまずの出来でした」と川口さん。
 川口さんは同校で指導して約十年。教習中にも「安全運転の基本はブレーキ。人や車がどこから飛び出してくるかわかりませんから、心のなかではいつでもブレーキを」と指導しているという。

■563件からグッディーにキャラクター名称
 名張自動車学校はオリジナルキャラクター$}≠フ名称を募集していたが、名張市の福井未菜さんから寄せられた「グッディー」に決定した。
 昨年九月二十八日の学校一日開放イベントで募集を始め、応募総数は五百六十三件。学校職員が審査を行い、福井さんの作品を選んだ。福井さんには賞金五万円が贈られる。
 吉田薫校長は「キャラクターは送迎バスの車体にデザインされて親しまれているが、名前が決まったのでいっそうの活用を検討したい」と話している。


●演劇集団ビーアゲイン
 三日午後六時から名張市青少年センターでスプリングツアー2004「リフレクション」(作・演出&ト澤勇気さん)を公演。前売り料金千五百円(当日二千円)。問い合わせは米澤さん(電話0595・64・7074)へ。



 ■■ 7月3日(土) 上野版 ■■

 
川口泰生さんが全国大会4位入賞 名張自動車学校
 名張市西原町、名張自動車学校(吉田薫校長)の教習指導員・川口泰生さん(四六歳、瀬古口)℃ハ真≠ェ、技術向上と交流を目的にした第四回全国自動車教習所教習指導員安全運転競技大会の四輪車部門ブレーキング競技で全国四位に入賞した。
 大会は五月三十一日と六月一日、鈴鹿サーキット交通教育センターで開催。ホンダ安全運転普及本部が主催し、全国の教習所から約二百人が参加。二輪車はコーススラロームなど、四輪車はフィギアなどそれぞれ四競技で技術を競った。同校の大会出場は今年が初めて。
 四輪車のブレーキング競技は、散水されて滑りやすい路面を時速五十キロで約百メートル走行し、ブレーキングを開始してから、前方に二基設置された信号機の点灯したほうに進行、制動距離の短さを競う。練習はなく一発勝負だったが、「まずまずの出来でした」と川口さん。
 川口さんは同校で指導して約十年。教習中にも「安全運転の基本はブレーキ。人や車がどこから飛び出してくるかわかりませんから、心のなかではいつでもブレーキを」と指導しているという。

■563件からグッディーにキャラクター名称
 名張自動車学校はオリジナルキャラクター$}≠フ名称を募集していたが、名張市の福井未菜さんから寄せられた「グッディー」に決定した。
 昨年九月二十八日の学校一日開放イベントで募集を始め、応募総数は五百六十三件。学校職員が審査を行い、福井さんの作品を選んだ。福井さんには賞金五万円が贈られる。
 吉田薫校長は「キャラクターは送迎バスの車体にデザインされて親しまれているが、名前が決まったのでいっそうの活用を検討したい」と話している。

■上野市民劇場が横光の戯曲上演
「文学の神様」と称され、伊賀にゆかりの深い作家・横光利一の戯曲「男と女と男」が十一日、上野市大谷の前田教育会館蕉門ホールで上演される。劇団上野市民劇場の特別公演。横光利一顕彰事業実行委員会が「生誕三六〇年芭蕉さんがゆく秘蔵のくに伊賀の蔵びらき」事業として主催する。
 作品は、農村を舞台に、若いきこりの「音」と「兼」、二人が投宿している田舎宿の女中「お里」の三人の男女の葛藤を描く。横光が少年時代を過ごした伊賀町の柘植を舞台として、伊賀弁をつかい、大正時代が再現される。
 開演は午後二時。入場券は一般千円、高校生以下五百円。チケットは上野市の井筒屋書店あかもん店、岡森書店白鳳店、同劇場で取り扱っている。
 問い合わせは、二〇〇四伊賀びと委員会秘蔵のくに組文人班(県上野庁舎四階、電話0595・24・8195、電子メールbasho@pref.mie.jp)、劇団上野市民劇場(電話0595・23・5252)、前田教育会館蕉門ホール(電話0595・24・5511)へ。


●第22回上野美術クラブ小品展
 四日まで上野ふれあいプラザ二階会議室で。午前九時から午後五時(最終日は四時)まで。

●上野スケッチ教室作品展
 二十三日まで上野公園内、上野城天守閣一階で。F十号の水彩画五十点を展示。午前九時から午後四時まで。会期中無休。

●環境学習体験ツアー
 七月二十四日、多気郡勢和村で。自然体験学習、農村のビオトープ見学、里山ウォーキング、用水ボート下りなどを楽しむ。小学生とその家族(どちらかが上野市在住であること)先着四十五人を募集。会費千五百円。申し込み、問い合わせは上野市生活環境部環境政策課(電話0595・22・9636、ファクス0595・22・9641)へ。



 ■■ 7月5日(月) ■■

 
自由な発想で名張旧市街地を再発見11月に「からくりのまちコンテスト」
 芭蕉生誕三百六十年記念事業のフィナーレを盛り上げる「名張からくりのまちコンテスト」は、十一月十三日〜二十一日の間、名張市新町の旧商家「細川邸」などが並ぶ初瀬街道沿いの市街地一帯で開かれる。名張地区まちづくり推進協議会などで構成する実行協議会(辰巳雄哉会長)は、今月から意外性や驚きといった五感に訴える「からくり作品」を募集している。
 コンテストは、名張が江戸川乱歩の生誕地で、能楽大成者・観阿弥が創座した土地ということから「幻想の棲(すみか)名張」、怪しいイメージの「幽玄夢幻五感のからくり」をキャッチフレーズに、旧市街地の再発見・まちの遺産が保存されたまちづくりをコンセプトに企画した。
 メイン会場となる「細川邸」は木造二階建てで、裏庭や土蔵などを含めて広さ約一千平方メートル。本家は奈良・大宇陀町の薬問屋と言われ、古くは郵便局の仕事もしていたようで、当主は大阪に移住し、三十年ほど前から空き家になっている。
 今回のイベントでは、新町から本町、松崎町、上八町など旧初瀬街道に沿った約三十軒の空き家・空き店舗のほか「ひあわい」と呼ばれる路地、街路、銭湯といった場所を「自由な発想」に基づく展示スペースとする。
 空き家などには「のれん」や「路地あんどん」も設けて雰囲気づくりにも力を入れる。応募作品は手のひらに乗るサイズから空き家空間を利用した仕掛けまで大小は問わない。辰巳会長は「市内には市民に知られていないものも多い。多くの人に来てもらい町の再発見事業にしたい」と話しており、協議会のワーキンググループも「このイベントを通し、商品開発や移り住んでくれる人が出るかも知れない。町の人のもてなしを大切に、心の呼び起こしも重視したい」とも強調している。
 コンテストの応募資格は、伊賀地域の住民か名張市出身者(個人・グループは問わない(プロも可)。所定の応募用紙に企画の概要や作品のイメージ図を記入して七月三十一日までに申し込む。八月中旬に説明会を開き、搬入は十一月一日から行う。
 審査員十人と会場訪問者の投票で、からくり大賞(三十万円)一人▽特別賞(十万円)三人▽佳作(五万円)五人を選ぶ。
 なお、人形や音の出るおもちゃ、水や風で動くなど、小中学生(個人・グループ)の作品も、九月一日から同十七日まで募集する。応募用紙に記入し、学校に申し込めばいい。最優秀賞、特別賞などのほか参加賞も贈る。いずれの問い合わせも、名張商議所内の同協議会事務局(電話0595・63・0080)へ。


●名張市青少年センター(松崎町、電話0595・64・3478)の七月の催し日程は次のとおり。主催者の都合で変更される場合がある。カッコ内は主催者、連絡先。料金は前売り入場料。
▼フラメンココンサート「アンダルシア〜情熱の瞬間〜」(名張市社会教育振興会、市教育委員会/電話0595・64・3478℃s青少年センター)十六日午後七時\九時。四千円。
▼アマチュア歌謡祭〜キム・ランヒ、南かなこ歌謡ショー〜(東谷プロモーション/電話090・2613・1531℃R中建一さん)十八日午後一時\五時。二千五百円。
▼おきつも女声合唱団二十周年記念演奏会(おきつも女声合唱団/電話0595・65・1908%。原保信さん)二十五日午後二時\四時。千五百円。
▼第二十九回名張ピアノコンクール(名張文化協会、名張市社会教育振興会/電話0595・64・2132*シ張文化協会)二十九日午前九時四十五分\午後六時。無料。
▼サマーコンサート(筒井加奈子・筒井幹子・津内久美子・鈴木尚子・槙田充代さん/電話0595・64・5033%寤芍チ奈子さん)三十一日午後一時三十分\三時三十分。無料。


●上野市歴史民俗資料館講演会
 開催中の企画展「炎のデザイナー 日根野作三」にちなんで十一日午後一時半から。東京国立近代美術館主任研究官の唐澤昌宏さんが「陶磁器デザインの先駆者 日根野作三」と題して話す。入館料は一般二百円、高校・大学生百五十円、小・中学生百円。問い合わせは同館(電話0595・21・6666)へ。
 

 ■■ 7月6日(火) ■■

 
■フォトクラブ光影と和光が16日から第四回合同写真展
 フォトクラブ光影(中村満クラブ長、二十二人)とフォトクラブ和光(石尾定実クラブ長、二十二人)の第四回合同写真展は十六日から十九日までジャスコ新名張店三階リバーナホールで催される。午前十時から午後六時(最終日は五時)まで。
 光影は名張公民館、和光は比奈知公民館の写真教室として発足し、現在は自主サークル。どちらも名張写友クラブ会長の菊田実さんを講師に、年間五、六回の撮影会などの活動をつづけ、メンバーは各種コンテストでも活躍している。
 合同展にはメンバーと講師が一人一点ずつ、半切サイズの作品計四十五点を出展。鳥取砂丘や白川郷などで行った撮影会作品を中心に、風景、スナップ、花など多彩なテーマが披露される。
 出品者は次のみなさん。
 ▼光影♂恂喜一郎、辻野徳雄、今矢志げ子、中森千栄、中村マスミ、郷ひとみ、中村満、中森公久、吉田悦二、田伏恭子、三村宏、今矢勇、杉野昭正、毛利公、杉村浩、竹本健、中森和子、松田賢治、寺田清郎、村橋加太、寺川昌太郎、南義雄
 ▼和光&ト野巳代、米野ぎん、松崎宗代、梅本すみ子、山本奎一、竹森二三子、橋本良民、福田和生、田中賢次、石尾定美、森川敬二、高塚剛氏、白木ミツ子、藤原弘丈、竹中功、堂道吉郎、工藤翼、奥西勲、杼村維久子、松崎勉、吉田以彦、高崎順

■辺境の大自然と人々の記録ぎゃらりー伊勢丈で写真展
 名張市松崎町、ぎゃらりー伊勢丈で十日から二十五日まで、西尾謙市郎さん(大阪府富田林市)の写真展「辺境ひとり旅・大自然と人々の記録」が催される。
 西尾さんがこれまでに旅したチベット、ヒマラヤ、モンゴル、タクラマカン砂漠、ゴビ砂漠、ロッキー山脈、アマゾンなどで撮影した写真を展示。雄大な自然とそこに暮らす人々の姿を紹介する。
 松崎町の秋葉愛宕神社夏祭りが営まれる十一日には午後七時から歌の集いを催し、西尾さんが旅先で作った曲が披露される。
 午前十時から午後六時まで。水曜定休。入場無料。
 問い合わせは同ぎゃらりー(電話0595・63・0220)へ。


名張・蔵持公民館水彩画教室合同展
 名張・蔵持両公民館の水彩画教室による第八回合同作品展は六月二十五日から二十七日までジャスコ名張店のリバーナホールで催され、入場者でにぎわった℃ハ真。
 どちらの教室も東町の画家・小林芳郎さんの指導を受け、名張教室は二十三人、蔵持教室は十人が出展。風景や静物、人物など思い思いの題材を描いた力作が並び、上達ぶりを示していた。

●上野森林公園行事「葉っぱのうちわ」
 県上野森林公園は二十五日に催す「夏休みに作ろう(一)葉っぱのうちわ」の参加者を募っている。身近にある葉や草を材料に紙を作り、その紙をうちわに利用する。
 持参品は、飲み物、弁当と、貼ってある紙をはがしたうちわ。午前十時から午後三時まで。定員三十人。
 申し込みは、往復はがき、ファクス、電子メールで同公園(〒518]0817、上野市下友生字松ケ谷一、電話0595・22・2150、ファクス0595・22・2151、電子メールmuenofp@e-net.or.jp)へ。
 締切は十九日必着。応募多数の場合は抽選で決定。
 

 ■■ 7月8日(木) ■■

 
陶芸やパンづくり楽しむ市中央公民館が親子教室
 名張市中央公民館は「夏休み親子教室」の参加者を募っている。保護者やそれに代わる大人でも参加できる。
 ▼Aコース・陶芸教室%十六日午前九時半から正午まで桔梗が丘公民館で。桔梗が丘陶香クラブメンバーを講師に自由作陶を楽しむ。対象は小学一年生から六年生の親子。ふきん二枚と古タオル一枚を用意する。どんな作品をつくるのか事前に考えておくことが必要。定員は二十組四十人。参加費は一人五百円。
 ▼Bコース・パン教室%十九日午前九時から正午まで名張公民館で。家戸恵美さんからパンとお菓子づくりを学ぶ。対象は小学四年生から六年生の親子。エプロン、ふきん、筆記用具と、ある人は麺棒を持参する。定員は十八組三十六人。参加費は一人五百円。
 ▼Cコース・夏休み星空教室%十九日午後七時から九時まで名張公民館と朝日町公園で。市内小学校の教職員を講師に名張の星空を眺める。対象は小学一年生から六年生の親子。ものさし(十五\三十センチ程度)、懐中電灯、虫除けを持参。定員は三十組六十人。参加費は一組五百円。
 募集はコースごとに行う。申し込みは、はがき、ファクス(0595・64・2751)、電子メール(cyuou-ko@emachi-nabari.jp)で名張市中央公民館(〒518]0710、名張市上八町一三二一]一、電話0595・64・2605)へ。締切は十五日必着。応募多数の場合は十六日に抽選で決定し、参加者に結果を通知する。

■世代間交流で流しそうめん
 名張市社会福祉協議会は「ふれあいのまちづくり」を進めるための今年度第一回世代間交流事業として八月二十二日、朝日町の朝日公園で流しそうめんを行う。
 午前九時半から午後一時までで、余った竹による竹細工も楽しむ。雨天決行。
 対象は市内在住の人。小学四年生以下には保護者の同伴が必要。定員は先着六十人。参加費百円(小学生未満は無料)。
 申し込みは三十一日までに直接、市社会福祉協議会または老人福祉センターふれあい事務局へ。電話でも受け付けるが、当日は整理券が必要。
 問い合わせは同協議会(電話0595・63・1111)へ。

■幼児から小学生にサッカー教室開講

 名張市のさわやかサッカー教室は二十七日、八月三・五・十・十七・十九・二十四・二十六日(予備日は八月三十一日)、名張市民野球場で開かれる。時間は午前九時半から十一時半まで。
 対象は▽幼児五、六歳(親子でも参加できる)▽小学一年生から三年生の男子▽小学一年生から六年生の女子。定員はそれぞれ五十人(受付は先着順)。講師は日本サッカー協会公認指導員。参加費三千円(障害保険料を含む)。
 申し込みは市総合体育館備え付けの用紙でスポーツ振興室(総合体育館内、電話0595・63・5339)へ。ファクス(0595・63・5449)でも受け付ける。締切は十七日。

■テニス協会がジュニア教室
 名張市テニス協会はジュニア・テニス教室(市教育委員会後援)の参加者を募っている。
▼実施場所♂ト見テニスコート(Iコート)
▼対象者¥ャ学一年生から三年生まで二十人
▼期間#ェ月四日から八日まで毎日(五回を予定しているが、天候などの理由で実施できなかった場合、その回は中止となる)
▼時間≠`コースは午前九時から十時まで(十人)、Bコースは同十時から十一時まで(十人)
▼申し込み先*シ張市緑が丘中二九四、高橋孝子さん(電話・ファクス0595・64・2168)
▼締切℃オ月二十四日
▼受講料′ワ回で二千円(初日に徴収。天候などで中止の場合も返却されない)
▼注意事項′Cはテニスシューズまたは底のしっかりした運動靴を用意する。運動のできる服装で参加する(学校の体操着でもよい)。子供用テニスラケットは主催者が準備する。申し込みが多い場合は名張市在住者を優先して申し込み順とする。


●滝谷花しょうぶ園
 十一日は来園感謝デーで、花しょうぶ苗の半額セール(品種限定)を実施。十二日にはブルーベリー摘みが開園(九月五日まで)。問い合わせは同園(奈良県宇陀郡室生村滝谷、電話0745・92・3187)へ。

●こけ玉づくり
 十八日午前十時から十一時半まで名張市神屋、国津の杜・はぐくみ工房あららぎで。指導は地元園芸福祉指導員。参加費は材料代三百円。定員十五人。申し込みは、はがきに住所、氏名、電話番号を書いて同工房(〒518]0504、神屋八一四]四)へ。申し込み多数の場合は抽選で決定する。問い合わせは市農林振興室(電話0595・63・7625)へ。
 

 ■■ 7月9日(金) ■■

 
新人演奏会出身者が顔合わせ8月に「伊賀びとコンサート」
芭蕉生誕360年伊賀の蔵びらき
テノール歌手の波多野均さんも
 毎年春に開かれている「新人演奏会inいが」から巣立った演奏家による「伊賀びとコンサート」が八月八日と二十九日、上野市文化会館さまざまホールで催される。
 同演奏会は一九八〇年に始まり、過去二十四回の開催で出演者は二百人を数える。コンサートは「生誕三六〇年芭蕉さんがゆく秘蔵のくに伊賀の蔵びらき」事業のひとつとして催され、国内外で活躍する音楽家にふるさとで演奏する場を提供する。
 上野市文化都市協会が主催し、主管は同コンサート実行委員会(前川圓委員長)。後援は県教育委員会、上野市、伊賀七市町村教育委員会、同事業推進委員会、二〇〇四伊賀びと委員会、上野芸術文化協会。
 日程は、八日が「PART1・器楽」、二十九日が「PART2・声楽」。演奏時間は器楽二十分、声楽十五分程度。
 二十九日のステージには、上野市出身で国内やヨーロッパで活躍するテノール歌手の波多野均さんが友情出演。ヨーロッパ各地で伴奏者として活動をつづける名張市出身の山田佐和子さんのピアノで、シューベルト作品などを披露する。
 両日とも午後一時半開場、二時開演。入場料二千円、二日セット券三千円。高校生以下は、受付で学生証を提示すれば半額が払い戻される。未就学児は入場できない。
 チケット取扱所は、上野市文化会館、サワノ楽器店、井筒屋書店あかもん店、ジャスコ伊賀上野店、さるびの温泉、伊賀上野ケーブルテレビ、JAいがほくぶ旅行センター、ブックスアルデ名張本店、同リバーナ店、同近鉄店、岡森書店白鳳店、上野芸術文化協会、ふるさと会館いが、青山ホール、チケットぴあ。
 問い合わせは市文化都市協会(電話0595・22・0511)、市文化会館(電話0595・24・7015)へ。
 出演者と演奏曲は次のとおり(出演順、敬称略)。
▼PART1・器楽(八月八日)
▽宇城さや加(ピアノ)<Xクリャービン「幻想ソナタ」より他
▽大垣内英伸(マリンバ)<oッハ「ヴァイオリンソナタ第一番」
▽上野あゆみ(アンサンブルめのたあじゅ<sアノ五重奏、ピアノ)中岡信子(同、フルート)福岡順子(同、クラリネット)森岡恵(同、バスーン)山本孝司(同、ホルン)<Vュポア「ピアノ、フルート、クラリネット、バスーン、ホルンのための大五重奏曲」より
▽長谷敦子(ピアノデュオ)安久津素子(同)<宴tマニノフ「二台のピアノのための組曲第二番」より
▽桂富佐(ピアノ三重奏、ピアノ)木室裕子(同、ヴァイオリン)栗巣奉子(同、チェロ)<hヴォルザーク「ピアノ三重奏曲 ドゥムキー」
▼PART2・声楽(八月二十九日)
▽富澤真未子(ピアノ)<潟Xト「ヴェネツィアとナポリ」より「タランテラ」他
▽榎並久実子(ソプラノ、ピアノ£r田寿美子)<買Fルディ「椿姫」より「ああそはかの人か〜花から花へ」他
▽渡部理香(ソプラノ、ピアノ′j富佐)℃R田耕筰「この道」他
▽新谷祥代(ソプラノ、ピアノ″sc知子)<vッチーニ「ジャンニ・スキッキ」より「私のいとしいお父さん」他
▽奥みずほ(ソプラノ、ピアノ≒V村陽子)<買Fルディ「オテロ」より「柳の歌」他
▽安川真由美(ソプラノ、ピアノ℃R田佐和子)<vッチーニ「ラ・ボエーム」より「私の名はミミ」他
▽北永美弥(メゾソプラノ、ピアノ℃R田佐和子)信時潔「沙羅」全曲
▽波多野均(テノール)山田佐和子(ピアノ)<Vューベルト「白鳥の歌」より「セレナード」他、R・シュトラウス「チェチーリェ」他

 ■■ 7月10日(土) ■■

 
LNGサテライトプラントが完成
都市ガスから天然ガスへ名張近鉄ガスが転換作業
 名張近鉄ガス(内山富雄社長、名張市桔梗が丘一番町)は六日、同社八幡製造所(八幡)に建設していたLNG(液化天然ガス)サテライトプラントの稼働を開始した。天然ガスへの転換作業に先立ち、昨年五月から工事を進めていた。
 天然ガスは、メタンなどの不純物をほとんど含まないためクリーンで安全性が高く、他の化石燃料に比べて二酸化炭素の排出量も少ないことから、地球規模の環境問題に対応するエネルギーとして注目を集めている。
 石油より埋蔵量が豊富で世界各国に存在しているため、安定的な供給が見込めるうえ、これまでの都市ガスに比べて体積あたりの発熱量が高いことから、ガス需要の増加にも対応できる。
 国の長期エネルギー政策では基幹エネルギーとして天然ガスの導入が促進されており、全国の都市ガス事業者が従来の都市ガス6Aからの転換を進めている。ガス機器の開発や流通も天然ガスが中心という。
 完成したサテライトプラントは、容量千五百キロリットルのLNG貯槽四基と気化器六基など℃ハ真。原料のLNGを貯蔵し、ガス化させて各戸に供給する。
 天然ガスへの転換作業は、八幡工業団地内は七月中旬から八月中旬、それ以外の地域では来年一月から六月までの期間で進められ、対象戸数は約一万六千四百戸。同社が一軒ずつ訪問し、都市ガス機器を天然ガスに対応するよう調整する。

■東山墓園使用者募集
 名張市は東山墓園の墓所使用者を募集する。十四日に説明会を行い、受付は二十日から二十六日まで。
 区画は計三十五区画。内訳は、▽三平方メートル(間口一・五×奥行二・〇メートル)が二十六区画(角地四区画)で使用料・管理料三十七万五千円▽四平方メートル(間口二・〇×奥行二・〇メートル)が七区画(角地二区画)で使用料・管理料五十万円▽六平方メートル(間口三・〇×奥行二・〇メートル)が二区画(角地一区画)で、使用料・管理料七十五万円。いずれも角地は一割増しとなる。
 申し込み資格は、▽平成十六年四月一日以前から継続して名張市に住民登録もしくは外国人登録をしている人▽現在遺骨を所持しているか、他の墓所からの改葬が必要な人▽来年九月三十日までに貸し付けた墓所を使用することが明らかな人。
 申し込みは、市役所四階管理室で配付している申し込み用紙に必要書類を添えて、二十日から二十六日のあいだに提出。土・日曜は除く。
 説明会は十四日午後七時から市役所一階大会議室で。申し込み書の配付も行う。
 問い合わせは管理室(電話0595・63・7681)へ。

■さわやかなマナーが行きかうみえの道
7月12日〜21日 夏の交通安全県民運動

 十二日から二十一日まで夏の交通安全県民運動が実施される。三重県、県警察、県交通対策協議会、県交通安全協会など関係機関が協力し、「さわやかなマナーが行きかう みえの道」を合言葉に運動をくりひろげる。
 運動の重点は▽高齢者・子どもの交通事故防止▽自転車の安全利用▽飲酒運転の追放。
 高齢者の交通事故では、歩行中には横断歩道外での横断、車両の直前・直後の横断、信号無視による事故が多く、自転車乗車中は安全不確認、一時不停止、信号無視が事故原因となることが多いため、注意を呼びかけている。
 自転車の安全利用では、夕方や夜間には必ずライトを点灯し、反射材も活用して自動車に自分の存在を知らせることが大切。傘をさしながらの運転や二人乗りはハンドル操作が不安定になり、事故につながりやすい。並んで走行する迷惑運転や、携帯電話を使用しながらの運転もしないよう呼びかけている。

■名張市水泳協会今年度会員募集
 名張市水泳協会は今年度会員を募集している。年齢や性別に関係なく誰でも入会でき、泳げない人も歓迎。夏見の市民プールで午後五時十五分から六時四十五分まで自由水泳を行う。
 申し込みは十八日午後三時半から五時まで市勤労者福祉会館で受け付ける。年会費二千円(保険料を含む)。問い合わせはスポーツ振興室(電話0595・63・5339)か同協会事務局の津崎さん(電話0595・63・0712)へ。

■京都ゆかりの実力派を集め木津川やまなみ国際音楽祭24・25日に三公演
京都・南山城村やまなみホール

 京都府最南端に位置する相楽郡南山城村のやまなみホールで二十四、二十五両日、第十二回「木津川やまなみ国際音楽祭」が催される。海外の演奏家もまじえてステージをくりひろげる。
 同ホールは「村からの文化発信」を目的に一九九一年、世界的な建築家・黒川紀章氏の設計で開館。同村文化財団が運営し、小規模でも質の高いホールとして同音楽祭などの催しを主催してきた。
 財団は村から運営の委託管理費と事業費の補助を受けていたが、村財政の切迫から運営が見直され、同音楽祭も今回から村と村教委の主催になった。
 出演は、京都生まれでプラハの春国際コンクールなど多くのコンクールで優勝した実績をもつ玉井菜採さん(ヴァイオリン)、京都市交響楽団のセルバドーレ・レーニさん(クラリネット)と東口康之さん(ファゴット)、京都市立芸術大学講師の村上哲さん(ホルン)、同大学出身で京都府文化賞受賞者の河野文昭さん(チェロ)ら京都にゆかりのある実力派演奏家と、ジュネーブ国際音楽コンクールで優勝したシルヴィア・カレッドウさん(フルート)ら。
 二十二日午後五時半からは、初の試みとして音楽祭出演者による体験講習会が催され、希望者にフルート、オーボエ、クラリネット、ホルン、トランペット、トロンボーンの指導が行われる。受講料二千円。受講には申し込みが必要。
 日程は、二十四日が「オープニングコンサート」(午後六時半開演)、二十五日が「名曲の嵐」(午後一時半開演)と「オーケストラコンサート」(同六時半開演)。
 入場料は一公演が大人二千五百円、高校生以下千五百円。三公演通し券は大人六千五百円、高校生以下四千円。チケット取扱いは同ホールと同村教育委員会。郵便振込でも申し込める。
 申し込み、問い合わせは同教委(電話07439・3・0580)へ。


●ぎゃらりー伊勢丈
 十日から二十五日まで西尾謙市郎さん(大阪府富田林市)の写真展「辺境ひとり旅・大自然と人々の記録」を開催。世界各地で撮影した雄大な自然とそこに暮らす人々の写真を展示。十一日午後七時から歌の集いも。午前十時から午後六時まで。水曜定休。入場無料。問い合わせは同ぎゃらりー(電話0595・63・0220)へ。

●愛農自給村一日体験ツアー
 青山町別府の愛農学園キャンパスで二十四日に開催。野菜や卵、牛乳、肉、手打ちうどんなど、同学園の生産品の収穫や食事を楽しむ。午前十時から午後三時まで。参加費三千円(小学生以下は別途)。申し込み、問い合わせは全国愛農会(電話0595・52・0108)へ。