■現代ヨーロッパ油彩画展
株式会社神山で22日E〜24日@
最前線の美の世界を紹介
伊賀市阿保、株式会社神山(神山紀生社長)で二十二日から二十四日まで「現代ヨーロッパ油彩画展」が開かれる。ジュエリーや時計が並ぶ店内に特設コーナーを設け、ヨーロッパ美術の最前線を紹介。「宝石にも共通する最高の美の世界をお届けします」という。後援はスペイン大使館、トルコ共和国大使館。大阪美術株式会社と株式会社スカラベ・ジャパンが協力。
出展作家は、スペインの王室コレクションにも作品が収蔵されているユアン・ガルセス、マリー・ローランサンの再来といわれ、日本でも個展を開いて多くのファンをもつフランスの女流画家エレーヌ・ピシュー、EUへの仲間入りを目指すトルコからはセナン・エフェドールら、いずれも国を代表する画家ばかり。
神山が店内で美術展を開催するのは五年ぶりとなるが、人物、風景、静物、抽象と多彩なモチーフが並び、今回も見応えたっぷり。今春ヨーロッパで買い付けされた最新作も多く、合計四、五十点が披露される。
会期中、大阪美術の甲斐史琅社長が展示作品やヨーロッパ現代美術などについてわかりやすく説明。作品の販売も行う。
午前十時から午後八時(最終日は七時)まで。問い合わせは神山(電話0595・52・0029)へ。入場無料
●上野高等学校第九回定期演奏会
二十四日午後一時から伊賀市文化会館で。同校の吹奏楽部とギター・マンドリン部が出演。前売り入場料は一般七百円、高校生以下五百円。
●ミニバザー
二十九日午前十時から正午まで伊賀市丸之内、日本キリスト教団上野教会駐車場で。日用雑貨、リサイクル品、手づくり品などを販売し、喫茶コーナーも。雨天決行。問い合わせは同協会(電話0595・21・3792)へ。
|
ガルセス「月を見上げる少女」
ピショー「青い花瓶」
エフェドール「パリ・コレクション」
|