■お年寄りに歌と踊り 青空会がゆりの里へ
名張市のボランティアグループ「青空会」(代表=野坂進一郎さん)はこのほど、百合が丘の老人保健施設「ゆりの里」を訪れ、自慢の歌と踊りで楽しいひとときをプレゼントした。
この時期の恒例で、今年で八年目。ホールにはこの日を心待ちにしていた約四十人のお年寄りが集合。「花笠音頭」「港町十三番地」などおなじみの歌や、踊り「箱根八里の半次郎」などが披露され、最後は全員で「青い山脈」を合唱した=写真。
出演者は次のみなさん。
原田久美子、長迫重子、阪口まさみ、坂口美佐子、塚口陽子、卯月さなえ、原田久美子、野坂進一郎
■北村酒造に「酒蔵空間」誕生
10月には二回のコンサート
名張市新町の北村酒造が「酒蔵空間」を開設し、「不易流行」を合言葉にアート、音楽、演劇、朗読、料理などのイベントを催してゆくことになった。
十月には、「静謐(せいひつ)」をテーマにしたコンサートを二回にわたって開催。一日午後七時半から九時十五分までは「ほろ宵こんさーと││お酒と音楽と」。ゲストは内科医の釜本善之さん、出演はピアノの松田典子さんとフルートの日向恵子さん。二千五百円。
十六日午後二時から三時四十五分までは「ひとときコンサート││音楽とお菓子と」。ゲストは写真家の川地清広さん、出演はギターの松本吉夫、ヴィオラの角田知子、フルートの日向恵子のみなさん。千五百円。両日とも定員は先着五十人。電話・ファクスで受け付けている。
酒蔵空間の使用料は、午前(九時〜十二時)が平日二千円、土・日・祝日三千五百円、午後(一時〜五時)がそれぞれ三千円、四千五百円、夜間(六時〜十時)が四千円、五千五百円。
問い合わせは北村酒造(新町一五六、電話0595・63・0010、ファクス0595・63・3228)へ。
■26日まで動物愛護週間
正しい飼い方を身につけ 人と動物の豊かな環境を
犬や猫など、ペットにかかわる苦情やトラブルが増えている。とくに市街地や集合住宅などで、飼育に関するマナーが守られないために問題が起きるケースが多いという。
食事の世話や健康管理はもちろん、犬の係留、むだぼえに対するしつけ、放し飼いをしている猫のトイレのしつけや、繁殖を希望しない場合はそのための処置なども、すべて飼い主の務めだ。
家族と同様の愛情をもってペットに接することが大切な一方、動物としての本能や習性にも配慮する必要がある。たとえば、極端に甘やかされた犬は人間を自分より「格下」と
認識し、飼い主の命令を聞かなくなる。大事にされすぎて、自分が群れ(家族)のリーダーと錯覚するためだ。
犬にはきちんとしたしつけが必要。しつけや訓練ができないまま成長し、手におえなくなって手放すのは、人にとっても犬にとっても不幸なことだといえる。
二十日から二十六日までは動物愛護週間。一九二七年、日本人道会の提唱で始まり、七三年制定の「動物の保護および管理に関する法律」(九九年、現在の動物愛護管理法に改正)で法的にも位置づけられた。各種週間は数多くあるが、法律で定められているのはこの週間だけ。
動物に対する愛情とペットの正しい飼い方への理解と関心を深め、人と動物の豊かな環境をつくりあげるのが週間の目的。ペットを飼っている人もそうでない人も、身近な動物について考えてみる機会にしたい。
■「笑顔でありがとう」 10月に教育セミナー モラロジー研究所
モラロジー研究所の「モラロジー生涯教育セミナー」は十月七日から九日までの三日間、名張産業振興センター・アスピア一階で催される。共催は名張市、後援は文部科学省、県教育委員会、市教育委員会、市PTA連合会。
テーマは「笑顔でありがとう」。感謝や思いやりの大切さを学び、心の通い合う社会づくりを地域住民もまじえて考える。講師は同研究所社会教育講師の玉井哲さんと橋本修二さん。三日とも午後七時二十分から九時三十分まで。
参加費は二千円。テキスト「心がつくる人生」は三百円(税込)。託児を受け付ける。
申し込みは名張モラロジー事務所(松崎町一三三三、電話0595・64・2085)へ。問い合わせ先は久保光範さん(電話0595・64・4056′゚後六時以降)。
■名張産業振興センター本日の催し物
▽東洋ワーク(株)▽水と健康のセミナー▽問い合わせ先=管理課(電話0595・64・5353)
【名張商工会議所/電話0595・63・0080】
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