■「まちなか昭和村」も登場 からくりのまちの秋事業
名張市旧町地区の古い町並みを舞台にした「からくりのまち名張」の秋事業は十五、十六両日、新町、本町、鍛冶町、中町の旧初瀬街道沿いで催される。からくりのまち名張実行委員会が主催し、「あんどん迷路」「まちなか昭和村」などの催しをくりひろげる。
▼あんどん街道をゆく=十五、十六両日、四町の旧街道沿い約六百メートルに二百五十基のあんどんを設置し、午後五時から九時半まで点灯する。
▼あんどん迷路inからくりのまち名張=両日とも受付は午前十時から午後三時まで、本町の旧中村家具店で。十五基のあんどんに書かれた文字を探してクイズに答える。ゴールは新町の細川邸。
▼まちなか昭和村=十五、十六両日、新町から中町で。「食」「遊」「売」のテーマで「昭和」を再現する。
▼ほろよい屋台村=十五日午後五時から九時半まで。
▼十三夜の演奏会=十五日午後七時から栄林寺で。
▼怪人二十面相現れる=十五、十六両日。
▼まちなか移動販売店=十五、十六両日。
▼昭和の名張映像展=十五日午後一時から九時半、十六日午前十時から午後五時、旧中村家具店と細川邸で。
▼本町あいのり祭=十五日午後六時から九時半まで。
■北見礼子・京子さん姉妹が1位獲得
北九州&アジア全国洋舞コンクール
福岡県北九州市の九州厚生年金会館でこのほど開かれた第八回北九州&アジア全国洋舞コンクール(同コンクール実行委員会主催、福岡県、県教育委員会など共催)で名張市つつじが丘南八番町、北見典子バレエスクールの北見礼子・京子さん姉妹がヴァリアスシニアの部で第一位に入賞、福岡県知事賞を受賞した。
二人はスクールを主宰する北見典子さんの長女と次女。同コンクールにペアで出場するのは初めてだったが、バレエやモダンダンスではなく、踊りの多様性を重視するヴァリアス部門に参加。映画やミュージカルでおなじみの「ライオン・キング」のナンバーから「I
just can't wait to be king」を選び、タップダンスやジャズダンスの要素を加えて、独特のコミカルなアレンジに仕上げた。
海外組も含め異色の出場者揃いだったが、ピエロの衣装で登場した二人は、姉妹とあって呼吸もピッタリ。約三分のダンスに客席からは笑いも飛び出し、審査員からは「あたたかさを感じさせるダンスだった」との講評を得た。
二人とも五歳でクラシックバレエを始め、関東や関西などで活躍。スクールでは講師も務めているが、今後はペアのダンサーとしても活動したいといい、名前は双子を意味する「ツインズ」に決めているという。
■名張高生が出演 影絵「乱歩誕生」
名張市中町の伊賀まちかど博物館・はなびし庵(すみた酒店内、電話・ファクス0595・63・0032)で十五、十六両日、オリジナル影絵「乱歩誕生」が初演される。
歴史影絵の第四作。声の出演は県立名張高校の生徒四人。江戸川乱歩の誕生を中心にストーリーが展開する。
両日とも午後三時から。予約が必要で、一人三百円(茶菓代)。
■第九を歌う会が合唱経験者募集
名張第九を歌う会(松岡寿夫代表)は十二月十八日、名張市青少年センターで催す演奏会へ向けて「第九」合唱経験者を対象にメンバーを募っている。十一、十二月の練習に参加することが条件。
練習日程は▽十一月五日、名張公民館▽十二日、美旗市民センター▽十九日、名張公民館▽二十六日、同▽十二月十日、同▽十七日、やまなみホール(いずれも午後七時半から九時半。十二月十日のみ午後七時から九時)。会費は月二千五百円。
申し込みは松岡代表(電話・ファクス0595・68・1777、携帯電話090・1623・2941)へ。
■上田保隆さん銀座で個展
伊賀市霧生の洋画家、上田保隆さんは十七日から二十二日まで東京・銀座七丁目の光画廊(電話03・3572・1855)で個展「おもひの梟(ふくろう)たち」を開く。午前十一時から午後七時(最終日五時)まで。
上田さんは一九三七年生まれ、関西学院大学美学科卒業。司馬遼太郎の小説「梟の城」に感銘を受け、伊賀を象徴するモチーフとしてフクロウを描きつづけている。二紀展会員賞など多数受賞。個展、グループ展も多く手がけている。二紀会会員、日本美術家連盟会員。
■陶芸と水彩画G30二人展
伊賀市槇山の伊賀まちかど博物館・ギャラリー30(電話0595・42・1260)で六日から三十日まで、木村華陀さんと井手孝さんの「二人展〜伊賀から・NYから」が開かれている。
木村さんは一九五一年、千葉県生まれ。八〇年、旧阿山町の玉滝に工房を開設し、陶芸に取り組んできた。井手さんは四七年、長崎県生まれ。八七年からニューヨークに住み、世界をスケッチ旅行しながら水彩画家として活動している。
午前十時から午後六時(最終日四時)まで。土・日曜は井手さんが在廊(二十三日を除く)。月・火曜休廊。
■座☆名張少女「天守物語」
劇団「座☆名張少女」の二〇〇五年度公演「天守物語」(作・泉鏡花)は十六日、伊賀市阿保の青山ホールで催される。午後二時、六時半の二回公演。前売りは一般千円、高校生以下八百円(当日はいずれも三百円増し)。問い合わせは森田さん(電話・ファクス0595・62・1373、携帯電話080・5166・8612)へ。
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「からくりのまち名張」には足湯=写真上=や、かまども登場する
ピエロの衣装でダンスを披露する北見京子さん=左=と礼子さん(九州厚生年金会館で)
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