■■ 10月21日(金) ■■

 

■新春に華麗に舞い踊る
名張文化協会舞踊関係者 「花舞台」出演者を募集
 名張文化協会舞踊関係者は来年一月十四日、名張市青少年センターで催す「舞踊花舞台││新春に華々しく舞い踊りましょう」の出演者を募集している。日ごろ舞踊に親しんでいる市民の参加を呼びかけている。
 参加対象は団体、個人、児童。ジャンルは古典、新舞踊、民踊。参加費は三万五千円。
 申し込みは、はがきまたはファクスで、名張文化協会舞踊部(〒518‐0712、名張市桜ヶ丘三〇八八‐九一、電話・ファクス0595・64・2132)へ。締切は十一月十日(必着)。
 問い合わせは次のみなさんへ。カッコ内は電話番号。
 藤間緋桜(63・5035)石橋扇美櫻(63・5799)中島富子(65・9865)若柳華陽(68・5053)花柳栄美女(47・0937)中津寿永(65・4430)藤間龍羽路(66・3364)山岸若子(64・0317)花柳幾情(21・1960)

■中野ニットスクールが30周年展
 名張市美旗中村の中野ニットスクール(中野孝子さん主宰)は十一月五、六両日、ジャスコ名張店三階のリバーナホールで三十周年記念作品展を催す。
 中野さんは二十代で自宅に隣接してニット教室を開設。現在はスクールのほか、アスピア手編教室、美旗市民センター夢あみニット、長瀬公民館手編教室でも指導にあたっている。
 作品展には二十代から八十代までのメンバーが手編みと機械編みの作品を出展。ドレス、スーツ、セーターなど百五十点あまりが展示され、小物も紹介。
 出展者は過去最高の約五十人。作品の一部でチャリティバザーを行い、収益は社会福祉法人レモングラス(東田原)に寄付する。
 午前十時から午後六時(二日目は五時)まで。問い合わせは同スクール(電話0595・65・3024)へ。

■日舞と新舞踊で30日に「夢空間」
 華麗な舞踊の世界をくりひろげる第四回「夢空間」は三十日正午から名張市の美旗市民センターで催される。名張文化協会が後援する。入場無料。
 若柳華陽さん主宰の華陽の会(若柳流)と藤間龍羽路さん主宰の龍冠の会(藤間流)が年一回開いている勉強会。藤間さんの「宝扇」で開幕し、日本舞踊と新舞踊を披露。若柳さんの「老松シンフォニー」で幕を閉じる。
 踊りを習いたい人を募っており、問い合わせは若柳さん(電話0595・68・5053)、藤間さん(66・3364)へ。

■dokidokiコンサート
今月28日まで出演者を募集中

 あなたもステージで「ドキドキ」体験を。名張市青少年センターの第五回「大人たちのdokidokiコンサート」は来年二月に開催される。主催は市社会教育振興会と市教育委員会、同コンサート実行委員会。


●上野歴史民俗資料館
 十一月三、四両日、伊賀市中友生、見徳寺の薬師如来坐像(県指定有形文化財)を特別展示。大人二百円、高校・大学生百五十円、小・中学生百円。問い合わせは市教委文化財室(電話0595・22・9681)へ。


■開催は二月二十六日午後一時半から。対象は二十歳以上で、趣味で音楽を楽しんでいる人。大学で音楽を専門に学んでいる人は応募できない。募集ジャンルは、▽ピアノ▽声楽▽管楽器▽弦楽器▽打楽器の五部門。ソロまたはアンサンブル(十人編成以内)での出場となる。
 演奏曲目は自由。演奏時間は十分以内。伴奏者が必要な場合は参加者が用意する。録音テープによる伴奏はできない。マイク、アンプなどの使用はできない。
 参加費は一人六千円、二人一万円。三人以上の場合は、一万円と二人を超えた人数分(一人二千円)の割り増しとなる。伴奏者は不要。
 参加希望者は、所定の申し込み書に必要事項を記入し、写真(サイズ自由)を添えて、封書で名張市青少年センター事務局「大人たちのdokidokiコンサート」係(〒518‐0722、名張市松崎町一三二五‐一)へ。アンサンブルの場合は代表者が申請する。申し込み書は同センター、各地区公民館・市民センターで配布しているほか、同センターのホームページ(http://www.nava21.ne.jp/~s.center/)からダウンロードすることも可能。締切は十月二十八日必着。
 参加費は口座振込で納入する。振込先は「百五銀行 名張支店 普通 561321 
名張市青少年センターdokidokiコンサート」。事務局では受け付けない。
 問い合わせは同センター(電話0595・64・3478)へ。

 


 ■■ 10月21日(金) ■■

 

■北見礼子・京子さん姉妹が1位獲得
北九州&アジア全国洋舞コンクール
 福岡県北九州市の九州厚生年金会館でこのほど開かれた第八回北九州&アジア全国洋舞コンクール(同コンクール実行委員会主催、福岡県、県教育委員会など共催)で名張市つつじが丘南八番町、北見典子バレエスクールの北見礼子・京子さん姉妹がヴァリアスシニアの部で第一位に入賞、福岡県知事賞を受賞した。
 二人はスクールを主宰する北見典子さんの長女と次女。同コンクールにペアで出場するのは初めてだったが、バレエやモダンダンスではなく、踊りの多様性を重視するヴァリアス部門に参加。映画やミュージカルでおなじみの「ライオン・キング」のナンバーから「I just can't wait to be king」を選び、タップダンスやジャズダンスの要素を加えて、独特のコミカルなアレンジに仕上げた。
 海外組も含め異色の出場者揃いだったが、ピエロの衣装で登場した二人は、姉妹とあって呼吸もピッタリ。約三分のダンスに客席からは笑いも飛び出し、審査員からは「あたたかさを感じさせるダンスだった」との講評を得た。
 二人とも五歳でクラシックバレエを始め、関東や関西などで活躍。スクールでは講師も務めているが、今後はペアのダンサーとしても活動したいといい、名前は双子を意味する「ツインズ」に決めているという。

■ヤンキー先生の義家さんが講演
 名張少年サポートふれあい隊と名張市青少年育成市民会議、市教育委員会は十一月二十六日午後一時半から名張市青少年センターで「ヤンキー先生」として知られる義家弘介さんの青少年健全育成講演会を催す。
 テーマは「ヤンキー新たなる挑戦!」。入場無料。手話通訳がある。入場整理券は二十日から市役所三階の市教委生涯学習・青少年室と各地区公民館で配付している。問い合わせは同室(電話0595・63・7892)へ。


●上野歴史民俗資料館
 十一月三、四両日、伊賀市中友生、見徳寺の薬師如来坐像(県指定有形文化財)を特別展示。大人二百円、高校・大学生百五十円、小・中学生百円。問い合わせは市教委文化財室(電話0595・22・9681)へ。

●知事と語ろう本音でトーク
 十一月三日午後六時から大山田農村環境改善センター、二十三日午後一時から島ヶ原会館、同六時からふるさと会館いがで開催。問い合わせは県総合企画局広聴広報室(電話059・224・2788)へ。


 ■■ 10月22日(土) ■■

 

■名張山草愛好会が山野草・小品盆栽展
 名張山草愛好会(安垣嘉人会長)は二十二、二十三両日、名張産業振興センター・アスピアで「秋の山野草・小品盆栽展」を催す。名張文化協会が後援。
 会場には、会員二十七人が丹精こめて育てた秋の山野草と小品盆栽を展示。席飾り二十五席、百二十鉢が入場者を楽しませる。
 会場入り口には山草や小品盆栽の即売コーナーを開設。来場者の質問にも気軽に答えることにしており、市民の来場を呼びかけている。
 二十二日は午前十時から午後五時まで、二十三日は午前九時から午後四時まで。

あす県民文化祭の洋舞フェス 名張市からバレエ2団体出演
 三重県内でバレエに取り組む団体が一堂に集まる第十一回みえ県民文化祭「洋舞フェスティバル」は二十三日、津市の県総合文化センター大ホールで開かれる。
 一九九四年に三重県で開かれた国民文化祭を契機に結成された県バレエ協議会が県、県教育委員会などと主催。クラシックとモダンの両部門が隔年に出演しており、今年はクラシックバレエのステージ。参加は六団体で、名張市からは小野バレエスタジオ(桔梗が丘一番町)、ミヤケバレエ・アカデミー(赤目町一ノ井)が出場する。
 今回は、国民文化祭以来の定番となった「夢をひろげて」がオープニングで、出演団体のジュニア(小学三年〜中学一年)から選抜された四十八人が出演。第一部は団体ごとに練習の成果を披露し、第二部は法村友井バレエ団の法村牧緒代表による演出・再振付でロシアバレエの名作「レ・シルフィード」を上演する。出演は、各団体からオーディションで選ばれた二十七人。津市内の会場で十回以上、練習を重ねてきた=写真。
 開演は午後一時。入場料は前売り二千五百円、当日三千円。チケット申し込み、問い合わせは小野バレエスタジオ(電話0595・65・0504)、ミヤケバレエ・アカデミー(電話0595・63・9108)へ。
 名張市からの出演は次のみなさん。
 ▼小野バレエスタジオ=高谷彩音、須藤あかね、服部夏美、今西恵、相原杏里、中林莉彩、廣島愛花、服部優海、石黒希実、中出ゆき乃、高谷萌夏、蓮田愛実、渡辺瑶、白坂咲来、南菜真、勝本英里香、中林奈々、石黒沙弥、福山裕衣、坂友生乃、中村美栄、佐田遥、藤澤まり奈、岩森満里奈、村田幸代、福山真生、川竹瑠奈、九鬼円香、秋本絵梨香、豊生朝香、小林杏香、川島摩依
 ▼ミヤケバレエ・アカデミー=野口真美子、福田満弓、長山優希、竹島愛織、後藤友香里、加藤優実、藤本淳、小鴨幹、服部英里、稲森奈緒子

■ひまわり作業所バザー用品募る
 上野ひまわり作業所のチャリティーバザーは十一月二十日午前十時から午後三時まで上野東小学校体育館で催される。
 主催の同作業所保護者会と社会福祉法人維雅幸育会は、家庭に眠っている贈答品、日用品、食品など販売可能な不要品の提供を呼びかけている。生花、野菜の寄付も受け付ける。
 同作業所(電話0595・39・1133)に連絡すれば、家庭まで提供品を受け取りに行く。受付は平日の午前九時から午後五時まで。締切は十一月十一日。


●青空作家展・秋編二〇〇五
 二十九、三十日、名張市赤目町長坂、古民家ルネサンス「結」で。土、布、紙、木、鉄などを素材にした手づくり作品を展示即売し、体験コーナーでは自然素材の筆づくり、障子を利用したアートづくり。農作物の販売、軽食も。午前十時から午後五時まで。雨天決行。問い合わせは結(電話0595・63・3790)へ。

●秋のマザーズメイド展
 十一月二日から四日までジャスコ名張店三階のリバーナホールで。主婦による手づくり作品を販売し、チャリティバザーも行う。午前十時から午後六時(最終日は一時)まで。連絡は太田有圭子さん(美旗町池の台東、電話0595・65・7698)へ。




 ■■ 10月22日(土) 伊賀版 ■■

 

■名張写友クラブの写真展にぎわう
 名張写友クラブ(福井信也会長)の第二十九回写真展はこのほど名張市元町、リバーナホールで開かれ、入場者でにぎわった=写真。
 会員二十四人は五十代から九十歳まで、写真歴十年以上のベテラン揃いで、半切サイズ二点ずつを出品。クラブの撮影旅行などで足を運んだ鳥取砂丘、余部鉄橋、熊野古道、富士見高原などの風景を独自のカメラアイでとらえた力作が展示された。
 四回目を迎えた作品のチャリティ販売も好評。協賛出品の嵯峨御流藤の会の生け花が会場に彩りを添えていた。
 出店者は次のみなさん。
 浅田猛、池田桂三、石田英二、小川和郎、川口圭一、國見弥太郎、三分一勉、清水春美、城本好正、瀬森義和、瀬森房子、竹中功、谷戸允子、遠山英男、堂道吉郎、西山和佑、東出昭子、平沢義昭、福井信也、福田和生、符阪晃、山本浩、吉田以彦、和田悟

■伊賀の「旬」味わえる店のキャンペーン
 味覚の秋を迎え、伊賀のほんまもん協議会(事務局=県伊賀県民局農政商工部)は気軽に「伊賀の旬」が味わえる「みえ地物一番『伊賀の旬召し上がれ』の店」キャンペーンを展開している。
 参加店では、伊賀米と伊賀の地物の食材をつかったメニューを提供し、それをメニューなどでわかりやすく表示。店舗のイラストマップと立て看板も用意して、参加店をわかりやすく紹介している。
 イラストマップは伊賀上野観光協会、名張市観光協会、伊賀県民局農政商工部で配付している。
 問い合わせは同協議会事務局(県伊賀庁舎五階、電話0595・24・8180)へ。

■近代化遺産の探訪ウォーク
 伊賀市は十一月十三日、上野市街地で「近代化遺産探訪ウォーク」を催す。明治から昭和初期にかけての建造物を見学し、郷土の歴史や文化を再発見する。
 午前九時半、近鉄上野市駅に集合。約四キロを歩き、上野文化センター、寺村家住宅、旧小田小学校本館、近鉄伊賀線小田カルバートを回る。講師は伊賀市文化財保護審議会委員の滝井利彰さん。正午まで。
 参加費は旧小田小学校本館参観料(大人百円、学生五十円、児童生徒三十円)。定員は先着三十人。申し込みは三十一日までに生涯学習課文化財室(電話0595・22・9681)へ。


●中野ニットスクール三十周年展
 十一月五、六両日、ジャスコ名張店三階のリバーナホールで。スクールを主宰する中野孝子さん(名張市美旗中村)は二十代で自宅に隣接してニット教室を開設。作品展には二十代から八十代までのメンバーが手編みと機械編みの作品を出展する。ドレス、スーツ、セーターなど百五十点あまりが展示され、小物も紹介。出展者は過去最高の約五十人。午前十時から午後六時(二日目は五時)まで。問い合わせは同スクール(電話0595・65・3024)へ。

●野村生涯教育講座

 二十三日午前十時から午後三時まで名張市勤労者福祉会館中会議室で。午前は講義、午後は全体討議。講師は野村生涯教育センター講師。参加費は年間八千円(後期四千円)。問い合わせは同センター本部(電話03・3320・1861)、三重連絡所(貞包紀子さん、電話・ファクス0595・68・1493)へ。


 ■■ 10月27日(木) ■■

 

■江戸川乱歩生誕地碑建立50周年記念
辻真先さんの書き下ろし戯曲「真理試験」
劇団フーダニットが11月5・6日に上演
 江戸川乱歩生誕地碑の建立五十周年を記念して十一月五、六両日、名張市総合福祉センターふれあいで推理劇「真理試験││江戸川乱歩に捧げる」が上演される。今年五月に発足した乱歩蔵びらきの会(的場敏訓代表)が主催し、東京都江戸川区を拠点としてミステリー劇専門に活動する劇団フーダニット(松坂晴恵代表)が出演。推理作家・辻真先(まさき)さんの書き下ろし作品が初演される。
 劇団フーダニットは平成十一年、日本で唯一のミステリー専門劇団として誕生。アガサ・クリスティ作品などを手がけるほか、辻さんや若竹七海さんら現役作家の書き下ろし作品にも挑戦。東京以外での公演はこれが初めて。
 日本のミステリーの開拓者だった乱歩が生まれた名張市で公演することを決め、日本推理作家協会五十周年記念の文士劇「ぼくらの愛した二十面相」の脚本も手がけた辻さんに戯曲の執筆を依頼した。
 辻さんは昭和七年、名古屋市生まれ。「アリスの国の殺人」で日本推理作家協会賞を受賞。「迷犬ルパン」シリーズをはじめとしたユーモアミステリーで人気が高く、「サザエさん」などテレビアニメの脚本家としても知られている。名張市にも足を運んで構想をまとめた辻さんは、乱歩ファンのための趣向をこらし、どんでん返したっぷりの戯曲を完成。乱歩作品に親しんでいない人でも楽しめる内容という。
 公演では、地元の市民劇団おきつも名張劇場(中子統雄代表)も共演。会場では展示会「乱歩ギャラリー」が同時開催される。作品は来年一月に東京で再演され、戯曲はミステリー専門誌「ミステリマガジン」に掲載される予定。
 公演は、五日午後四時、七時、六日午後一時半の三回。開演はそれぞれ三十分前。前売り券は大人千五百円(当日二千円)、小・中・高生千円(同千五百円)。ブックスアルデ名張本店・近鉄店、ネクスト・ワン名張本店、前田文具夏見店、テクノ鴻之台店で販売している。
 問い合わせは的場さん(電話0595・62・5111)へ。

■きらめきの会講演とトーク
 名張きらめきの会の「講演とトーク&トーク」は二十九日午後一時半から名張市勤労者福祉会館二階大会議室で催される。市民公益活動実践事業。
 名張商工会議所女性会会長の野崎浩子さんが「あなたとパートナーの働き方、考えてみませんか?」と題して話し、参加者が主体になったトークも行う。
 入場無料。問い合わせは岩田登志子さん(電話0595・64・0071)、内橋晃子さん(64・5306)、坪田公児さん(68・5606)へ。

■太鼓台やみこしなど伝統の出しものも
名張のまちで宇流冨志禰神社の秋祭り

 伊賀路の各地から秋祭りのたよりが届けられる。伊賀市の上野天神祭りが人出を集めたあと、名張市では二十七、二十八両日、名張祭りがにぎわいを見る。
 名張祭りは平尾、宇流冨志禰(うるふしね)神社の例祭。二十七日宵宮、二十八日本祭りの日程で営まれ、名張祭りの名で親しまれている、名張市内でもっとも盛大な秋祭りだ。町筋には二十七日から露店が並び、参詣客が行き交う。
 同神社は、名張の町(旧簗瀬村)と平尾(旧平尾村)、朝日町(旧北出村)、南町(旧南出村)の氏神。この四地域の氏子から一戸ずつ頭屋(とうや)が選ばれ、その年の祭りを主宰する。
 宵宮の日、四戸の頭屋は親戚や知人を招いて宴席を設け、夜は提灯行列。威勢のいい掛け声とともに、頭屋宅から新町の愛宕神社を経て宇流富志禰神社まで歩き、宵宮祭が営まれる。
 二十八日の本祭りには、二十二日に愛宕神社のお旅所に遷座していたみこしが、宇流富志禰神社に帰座。名張の各町からは、太鼓台やみこし、七福神踊りなど伝統の出しものが町にくりだし、名張の町は祭り一色に染めあげられる。

■桂三枝さん1月に独演会 きょうから前売り券発売
「三枝落語」が名張で聴ける││。上方落語界のリーダーとして活躍する桂三枝さんの独演会が来年一月十五日、名張市青少年センターで催される。名張市出身の弟子・三弥さんも出演し、キャリア十年の芸を披露する。市社会教育振興会と市教育委員会が主催する同センター自主事業。きょう二十七日に前売りを開始する。
 三枝さんは大阪府堺市出身。関西大学在学中、桂小文枝さん(現・五代目桂文枝)に入門。テレビ番組「ヤングOh!Oh!」などで人気を集め、「新婚さんいらっしゃい」は今年で三十五年目を迎える長寿番組に。上方お笑い大賞、花王名人大賞などを受賞し、創作落語「ゴルフ夜明け前」では文化庁芸術祭大賞を獲得した。独演会や講演会のほか俳優業もこなし、武庫川女子大や関西大学の客員教授も務めている。
 ほかの出演は、三枝さんの弟子の三歩、三若、三弥のみなさん。名張市出身の三弥さんは平成九年に入門し、三枝さんの独演会や各地での落語会、イベントなどで活躍している。
 午後一時半開場、二時開演。入場料三千円(全席指定席)。未就学児は入場できない。前売り券完売の場合、当日券は発売しない。
 プレイガイドは、ネクスト・ワン名張本店(電話0595・61・3501)、一二三書房(68・3366)、ブックスアルデ近鉄店(67・1800)、同名張本店(62・0666)、前田文具夏見店(63・0159)、リバーナ一階サービスカウンター(63・5241)、市教委文化振興室(63・7897)、市青少年センター(64・3478)、FUKUZAWAラジオ店(52・0073)、井筒屋書店あかもん店(23・8777)、サワノ楽器店(21・0013)。
 問い合わせは同センター(電話0595・64・3478)へ。


 ■■ 10月29日(土) ■■

 

■名張教会バザー
 名張市夏見、日本キリスト教団名張教会で十一月三日、恒例のバザーが催される。午前十時半から午後一時半まで。
 リサイクル品や手芸品、花、有機肥料、有機農産物などを即売し、子供コーナーには綿菓子も。ケーキ、クッキー、コーヒー、紅茶、炊き込みご飯、おでん、うどん、焼きそばも販売する。収益の一部は日本ユニセフ協会を通じて難民の子供たちのために役立てる。
 問い合わせは同協会(電話0595・64・1982)へ。

■2日から菊花展
 名張菊友会(藤本栄作会長、会員二十六人)の第四十四回名張菊花展は二日から七日まで名張市役所正面玄関で催される。
 競技花、大菊花壇、だるま花壇、福助花壇、菊盆栽花壇、総合花壇の六部門で競技が行われ、二日午前九時から県菊花芸術協会の辻毅会長によって審査が行われる。表彰式は十二月上旬の予定。
 出展数は、競技花二十六鉢、花壇数五十花壇で三百五十二鉢、総合花壇七十鉢。鉢数の合計は四百二十二鉢の予定。


●ビーズ教室
 十一月十二日、名張公民館和室で。午前の部(十時〜正午)は指輪、午後の部(一時〜三時)はペンダントトップをつくる。定員は各部先着十人。参加費三百円。申し込みは同館(電話0595・64・2605)へ。

●桔梗が丘中学校ふれあいバザー
 十一月六日午後一時から武道場で。パン、菓子、コーヒー、ジュース、上野農業高校特産品、日用雑貨などを販売。問い合わせは電話0595・65・1726へ。

 


 ■■ 10月30日(日) ■■

 

■有栖川有栖さんが講演会
11月5日、なぞがたりなばり「ミステリーの迷宮をさまよう」
 名張市が日本推理作家協会の協賛で開いている「なぞがたりなばり」講演会は十一月五日、名張シティホテル三階白鳳・天平の間で「有栖川有栖(ありすがわありす)のミステリー散歩」と題して催される。
 講師の有栖川有栖さんは一九五九年、大阪市生まれ。八九年、「鮎川哲也と13の謎」シリーズの一冊『月光ゲーム Yの悲劇'88』でデビュー。「新本格の旗手」として活躍し、二〇〇三年には『マレー鉄道の謎』で日本推理作家協会賞を受賞。本格ミステリ作家クラブ会長。
 雑誌「ダ・ヴィンチ」に連載したエッセイ『作家の犯行現場』(新潮文庫)では、江戸川乱歩の生まれ故郷である名張市を訪れ、乱歩生誕地碑や市立図書館、料亭清風亭などを探訪している。
 講演のテーマは「本格ミステリーの迷宮をさまよう」。午後零時半に開場し、一時開演。講演と質疑応答のあと、サイン会も。三時四十五分終了の予定。
 定員二百人。参加料千円(十八歳以下五百円)。前売り入場券は市役所一階まちづくり支援室と市立図書館で販売している。メール、ファクス、郵送で申し込む場合は、住所、氏名、必要枚数、電話番号を明記して、名張市生活環境部まちづくり支援室(〒518‐0492、名張市鴻之台一番町一番地、ファクス0595・64・2560、電子メールmachi@city.nabari.mie.jp)へ。
 問い合わせはまちづくり支援室(電話0595・63・7484)へ。

■著書販売とサイン会も
 「なぞがたりなばり」会場では、県書店商業組合名張支部(川口力組合長)が有栖川有栖さんの著書を展示販売する。講演後には著書購入者を対象に有栖川さんのサイン会も開かれる。


■文化協会バスツアー文化財・歴史を探訪
 名張文化協会は十一月二十七日、バスツアー「名張の文化財・歴史探訪」を催す。第三十五回市民文化祭参加行事。
 集合は午前九時、市総合福祉会館前。コースは、男山排水池、展望台、あずまや散策、夏見廃寺、黒田無動寺、勝手神社、安部田鹿高神社、昼食、百地三太夫屋敷、上三谷秋葉神社、総合体育館駐車場。
 申し込みは一日から八日の午後二時から五時まで桜ヶ丘の同協会事務局(電話0595・64・2132)で受け付ける。参加料二千円(バス代、昼食、入場料、保険)は申し込み時に納入。
 ●…もうすぐ十一月。子供たちは七五三を楽しみにしています。十一月十五日の七五三は、三歳、五歳、七歳の子供たちが祝福される日。子供たちは美しい晴れ着に身を包み、すこやかな成長が祈願されます。
 ●…もとは一定の日が定められていなかったといい、とくに地方では七五三という名称もありませんでしたが、明治以後の東京で盛んになり、いまでは全国で見られます。名張地方では昭和四十年代から盛んになり、現在では十一月の日曜日、各地の神社がにぎわいます。
 ●…七五三は、子供には初の晴れの日。お宮参りのほかにも、美しい晴れ着での記念撮影など、心のこもった演出でこの日を迎えたいものです。

■2日から大村神社秋祭り宵宮に伝統の獅子舞奉納
 地震の守り神として知られる伊賀市阿保、大村神社(金山修宮司)の秋祭りは十一月二日宵宮、三日本祭りの日程で営まれる。
 同神社の秋祭りがもっともにぎわうのは、二日の宵宮祭。六時半から宵宮祭の祭典があり、七時から地元保存会が獅子舞を奉納。江戸時代からつづく伝統の行事で、西宮本、阿保東部区、別府区の三つの獅子舞保存会が参拝客の見守るなかで舞う。
 境内には午後五時ごろから露店が並び、家族連れなど多くの参詣客がつめかける。名張市の住宅団地など市外から訪れる人もある。
 三日は午前十一時から秋季例大祭の祭典。午後零時十五分からは、新たに祭事に加わることになった湯神楽が行われる。零時半から餅まきを行ったあと、みこしと大なまずの花車が同一時に出発。地域内を巡行し、祭り気分を盛り上げる。
 二日から二十三日まで、書道展示会と青山古川社中による生け花展も開かれる。
 同神社では四日から三十日まで七五三の祈とうを行い、お守り笹、千歳飴を授与する。
 問い合わせは同神社(電話0595・52・1050)へ。
【写真は秋祭りで奉納される獅子舞】


●陽だまりコンサート
 来年三月十二日午後一時半から名張市青少年センターで。障害者と健常者が音楽を通して交流を深めることを目的に開かれ、七回目を迎える。同コンサート実行委員会は、コンサートのスタッフと「陽だまりコーラス」のメンバーを募集している。コーラス曲は「世界がひとつになるまで」と「栄光の架橋」の二曲。問い合わせは実行委員長の東川さん(電話0595・65・3774=名張育成園・とも)へ。

●梅が丘幼稚園バザー

 十一月六日午前十時から正午まで。バザー、青空市、フリーマーケットなどを催す。雨天決行。問い合わせは久保さん(電話0595・61・0231)へ。