■フォトクラブ美光と写楽が合同展
名張市内で活動する「美光」と「写楽」のふたつのフォトクラブによる合同写真展が二十二日から二十五日までジャスコ新名張店三階リバーナホールで開かれ、写真ファンでにぎわった℃ハ真。
フォトクラブ美光は美旗市民センター、写楽は蔵持公民館の写真教室が母体となって発足し、自主サークルとして活動。メンバーの写真歴は一年から二十年以上まで幅広く、それぞれのカメラライフを楽しんでいる。
合同作品展は四回目。過去一年の作品のなかから一人一点ずつ出品。講師を務める菊田稔さんの特別出品一点とあわせ、半切サイズ四十九点が披露された。テーマは風景が主体で、クラブの撮影会で撮影した力作など、多彩な作品が並んだ。
菊田さんは「格段に表現力が備わってきました」と会員の上達ぶりを語っている。
出品者は次のみなさん。
▼フォトクラブ美光
家里昌輝、生田常、今中靖、佐藤寿晃、佐藤美子、下浦義史、園田義博、園田ヒロ子、種橋伯子、辻本義博、中島寿実子、中村満、中村マスミ、中森公久、中森千栄、西山孝義、秦正義、福田稔、福永きよえ、南義雄、小竹庄吾、柴田勝也、小松原弘子
▼フォトクラブ写楽
明永素子、安達信昭、荒木菊枝、井上啓蔵、大原貞文、奥田清一、奥村泰弘、川畑篤弘、喜多淳子、喜多民彦、久保田成一、神志那啓子、坂口秀生、須美忠雄、高松敏昭、田中康生、鳥居荘一郎、福永征子、福山秀子、宮下健、森智子、森下恭男、吉本康子、関根綾蔵、東尾貢
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■納刊のお知らせ
「伊和ジャーナル」は年内は本日で納刊となります。一年間のご愛顧、ご愛読、ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。
【伊和ジャーナル社】
■伊賀市の大村神社で総代ら迎春準備
今年もあとわずか。伊賀市阿保の大村神社(金山修宮司)ではこのほど、神社総代らが迎春準備の奉仕作業に汗を流した。
おおみそかにつく「虫食いの鐘」の掃除、境内四つの鳥居や社殿などのしめ縄の張り替え、三十一日夜から一月七日までたかれるかがり火の用意などが手際よく進められた。
同神社の初もうでは元日午前零時前後からにぎわい始め、阿保東部区の獅子神楽の奉納も。旧青山町や名張市をはじめ伊賀一円、遠いところでは和歌山、愛知からも参詣がある。参拝者には新酒、甘酒がふるまわれる。元旦祭は午前七時から。
虫食いの鐘はかつての別当寺から伝わるもので、これが除夜の鐘同様、三十一日夜から一日にかけて鳴らされる。
金山宮司は「お寺の鐘は煩悩除去が主眼。当神社の鐘には新年の諸願成就の願いがこめられます」。毎年、参拝者が行列をつくって順番に鐘をつき、一年の幸福を祈るのが習わしだ。
【写真は「虫食いの鐘」のすす払い作業】
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