■年賀はがきで大幅割引メガネ購入のチャンス
メガネのフジモリ
二〇〇六年の年賀状をチェックして、ビッグなプレゼントを│。名張市内と榛原町に四店舗を展開するメガネセンター「フジモリ」で、新年恒例の「新春幸運メガネセール」が始まった。
お年玉つき年賀はがきの抽選番号が四店の電話番号に合致していれば、そのケタ数に応じてレンズの価格が安くなるという企画。むろん四店舗のうちのどの店でも有効だ。
番号は各組共通で、下六ケタがすべて合っていれば希望のレンズを無料でプレゼント。下五ケタで七割、下四ケタで六割、下三ケタで五・五割、下二ケタで五割、当たりはがきのない場合でも四・五割が、レンズ価格から割り引きされる。
レンズの割引率は、年間の各種セールを通じて最大。六ケタすべてぴったりという人も毎年、何人か訪れており、「その方には値段も品質も最高のレンズをプレゼントしています」という。期間中、フレームはほとんど全品が半額。メガネの新調や買い換えはいまがチャンスだ。
はがきは今年の官製年賀はがきであれば、宛名や差出人は関係なく有効。家族、近所、知人、職場など、誰に来たはがきでもかまわない。書き損じのはがきでもOKだ。
セールは三十一日まで。電話番号は夏見橋店(夏見百五銀行隣)が64・3250、名張駅前店(駅前西信号角)が64・1970、桔梗が丘店(青山家具斜め前信号角)が65・8530、榛原サンクシティ店(榛原町下井足)が85・2110。
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■吹奏楽の演奏家つどい
1度だけのコンサート エクストラウィンドシンフォニー
既存の楽団の枠を離れ、演奏家が自由に一度だけ集まって吹奏楽を披露する「エクストラコンサート2006」が二十二日、名張市青少年センターで催される。名張市教育委員会、伊賀市同、伊賀吹奏楽連盟などが後援する。
一年ほど前、吹奏楽仲間が「地域や団体にとらわれず、プロとアマの垣根も越えたコンサートを」と話し合ったのがきっかけ。まずホールを予約し、メインの曲目を決めてから、身近な人に声をかけていった。
編成されたのは「エクストラウィンドシンフォニー」。伊賀市と名張市に住む演奏家を中心に、集まったメンバーは「一度だけだからこそ最高の演奏を」と練習を重ねている。
ステージでは、アルフレッド・リードの「アルメニアン・ダンス」全曲などに挑戦する。指揮は菅生和光さん。午後一時半開場、二時開演。前売り千円、当日千五百円。
チケットは名張市青少年センター、前田文具夏見店、ネクスト・ワン名張本店、ブックスアルデ近鉄店(以上名張市)、ネクスト・ワン上野あかもん店、サワノ楽器店、岡森書店白鳳店(以上伊賀市)で取り扱っている。
同コンサート実行委員会(久保田英典委員長)が企画と運営を担当し、事務局はミュージックガーデンアンサンブル内(桔梗が丘五番町、電話0595・66・1608、米田真理子さん)。
■上野森林公園で2月から写真展
三重県上野森林公園は写真展「緑が育む命との出会い」の作品を募集している。
風景、昆虫や動物、植物、子供たちの遊ぶ様子など、同公園で撮影した写真が対象。サイズはキャビネ判から四つ切りまで。デジタルカメラで撮影した作品でもかまわない。応募点数は一人二点まで。
作品にはタイトル、簡単な説明と撮影者の住所、氏名(ふりがな)、電話番号を記載した用紙を裏面に貼付し、郵送か持参で応募する。
締切は一月三十一日。展示は二月二十四日から三月十二日まで。
二月十一日には、こどもクラブの催しとして、公園にある木や枝、ツルなどを材料に「隠れ家作り」を開催する。定員二十人。午前十時から午後三時まで。定員二十人。募集期間は二十日から二月三日まで。
十九日は、クラフトを体験する「おひな様を作ろう」。短い枝を磨いて絵付けをする。対象は八歳以上。定員三十六人。午前十時から正午。募集は二十七日から二月十日まで。
申し込みは往復はがき、ファクス、電子メールで、住所、名前、年齢、電話番号を明記して同公園(〒518‐0817、伊賀市下友生字松ヶ谷一、電話0595・22・2150、ファクス0595・22・2151、電子メールmuenofp@e-net.or.jp)へ。
■昨年末の火災で焼失
5年目迎えた保存会 復活へ協力呼びかけ
7月の火祭りを盛りあげる愛宕樽太鼓
名張市新町の「愛宕の火祭り」で勇壮な音を響かせる「愛宕樽太鼓」が、年末に発生した愛宕神社の火災で失われた。愛宕太鼓保存会(田中孝義会長)は資金援助や練習場所の提供など、復活のための協力を呼びかけている。
火災は十二月三十日午前零時三十分ごろに発生。愛宕神社の社務所が全焼し、保管されていた太鼓も灰になった。社務所は新町区の集会所として利用されており、倉庫には宇流冨志禰(うるふしね)神社の秋祭りで巡行する同区の太鼓台もあった。
愛宕の火祭りでは昭和五十一年から、新町が所有する和太鼓一基に市から貸し出しを受けた太鼓も加えて、力強い太鼓の響きが祭り気分を盛りあげてきた。平成十三年十月、名張を代表する地場産業が酒づくりであることから、酒樽に見立てた太鼓を新調。地域独自の愛宕樽太鼓として創設し、活動を始め
た。
会員は高校生から五十代まで男女十八人。レパートリーは「愛宕の火祭り」など五曲。七月二十四日の火祭り本番で一時間あまりにわたって熱演を披露するほか、最近では保育所や幼稚園、老人ホームなどから招かれて演奏する機会も増えていた。
火災では、購入したばかりの樽太鼓十二基をはじめ、練習用の古い樽太鼓十四基、和太鼓一基、太鼓を据える台など手づくりの備品もすべて焼失。社務所では毎週日曜に太鼓の稽古を行っていたため、練習場所も失うことになった。
昨年十月に五年目を迎え、飛躍を誓い合った矢先のアクシデントだが、四月には平尾、宇流冨志禰神社の春祭りで太鼓を奉納することになっており、同保存会はそれまでには復活させたいとして市民の協力を呼びかけている。
連絡は田中会長(電話0595・63・0126)へ。
●皇學館大学月例文化講座
十四日午後二時から名張学舎一号館で。櫻井治男教授が「旅と心の風景づくり│日本と世界の聖地を巡る」と題して話す。聴講無料。申し込み不要。名張駅東口を午後一時半に発車するスクールバスが利用できる。問い合わせは管理課(電話0595・61・3351)へ。
●ほろ宵コンサート
二十一日午後七時から名張市新町の北村酒造内「酒蔵空間」で。ゲストは陶芸家の冨山善夫さん(伊賀市)。演奏は日向恵子(フルート、伊賀市)、松田典子(ピアノ、同)、浜田典子(エレクトーン、同)のみなさん。会費二千五百円(つまみ、ドリンク付き)。定員三十人。予約、問い合わせは同酒造(電話0595・63・0010)へ、平日の午前九時から午後五時までに。
●地震防災講演会
二十八日午後一時半から名張産業振興センターで。独立行政法人消防研究所理事長の室崎益輝さんが「迫りくる地震の危険に私たちはどう備えるか」、県県土整備部砂防室主幹の福田勝許さんが「これからの土砂災害対策│土砂災害から身を守るために」と題して話す。入場無料。パネルなどの展示も。問い合わせは伊賀県民局企画調整部(電話0595・24・8003)へ。
●食と農をめぐるフォーラム
二月十八日、名張市総合福祉センターふれあいで。農政ジャーナリストの榊田みどりさんが「農のあるまちづくり」、料理・食材研究家の吉原ひろこさんが「今後の食と農のネットワークづくり」と題して講演する。午後一時半から四時十五分まで。入場無料。定員二百五十人。整理券は農業支援センター(蔵持町芝出、電話0595・63・7129)、農林振興室、各地区公民館・市民センターなどで配付している。
●名張市青少年センター(松崎町、電話0595・64・3478)の一月の催し日程は次のとおり。主催者の都合で変更される場合がある。カッコ内は主催者、連絡先。料金は前売り入場料。
▼第二十回新春謡曲仕舞大会(名張市社会教育振興会、主管=名張能楽振興会/0595・64・3478=市青少年センター)八日正午〜午後五時。無料。
▼新春舞踊花舞台(新春舞踊花舞台/0595・63・5035=藤間緋桜さん)十四日午後零時三十分〜四時。無料。
▼桂三枝独演会(名張市社会教育振興会、市教育委員会/0595・64・3478=市青少年センター)十五日午後二時〜四時。上方落語界のリーダーとして活躍する桂三枝さんは関西大学在学中、桂小文枝さん(現・五代目桂文枝)に入門。テレビで人気を集め、「新婚さんいらっしゃい」は今年で三十五年目を迎える長寿番組に。上方お笑い大賞、花王名人大賞などを受賞し、創作落語「ゴルフ夜明け前」では文化庁芸術祭大賞を獲得した。独演会や講演会のほか俳優業もこなし、武庫川女子大や関西大学の客員教授も務めている。ほかの出演は弟子の三歩、三若、三弥のみなさん。三弥さんは名張市出身で、平成九年入門。落語会、イベントなどで活躍し、昨年には名張藤堂家邸跡で同家初代・高吉を題材にした創作落語「藤堂高吉ばなし」を公演した。三千円。
▼エクストラコンサート2006(エクストラコンサート実行委員会2006/電話0595・66・1608=米田真理子さん)二十二日午後二時〜四時。千円(当日千五百円)。
▼第十九回名賀名張教育文化講座(三重県教職員組合名賀支部/電話0595・68・8810)二十八日@午前十時三十分〜正午A午後一時三十分〜三時。入場整理券が必要。 |
昨年12月の「伊賀の手づくり作家展」で演奏を披露する愛宕樽太鼓メンバー
(名張産業振興センター・アスピアで)
全焼した愛宕神社の社務所
保管されていた新町区の太鼓台も灰になった |