■■ 2月4日(土)■■

 
■22人の新作で名張市美術作家協会新春展
 名張市美術作家協会(杉本禮子会長)の第十四回新春展は二十六日から二十九日までジャスコ新名張店三階リバーナホールで催され、来場者でにぎわった℃ハ真。
 同会は、市内の洋画家が「横一線」に並んでより高いレベルを目指そうと発足。チャリティを兼ねた新春展と秋季展の年間二回の展示会を柱に、デッサン会やスケッチ旅行などの活動を重ねている。
 会場には、新春展初出展となる会員も含め二十二人の会員が一人一点ずつ、二十号か三十号の新作を出品。それぞれに独自の世界を追求した力作ぞろいで、ゆっくり足をとめて鑑賞してゆく市民が多かった。
 チャリティ作品としてF四号の小品を二点ずつ出展し、収益は社会福祉に役立てることにしている。
 出展は次のみなさん。
 石川勉、石谷淑子、入江浩、大畠洋、喜多村明美、工藤俊治、久保昭年、久保照男、小林芳郎、佐藤好美、杉本禮子、高原光彦、竹内正明、玉置和雄、辻村弘行、平野奈美子、藤本晴一、房州則子、松本美恵子、森川祥夫、山口陽子、山田知治
 近鉄桔梗が丘では
 16日から三人展も
 名張市美術作家協会メンバーによる三人展「美を求めて」が十六日から二十二日まで近鉄百貨店桔梗が丘店A館三階催会場で開かれる。
 出展は、元会長の小林芳郎さん(水彩、日本水彩画会会員)、前会長の久保照男さん(油彩、二紀会所属)、現会長の杉本禮子さん(同)。この顔ぶれによる三人展は初めて。新作約八十点が披露される。
 午前十時から午後七時半(最終日は六時まで)。

■元暴走族の非行カウンセラー伊藤幸弘さんが名張で講演会
 名張ロータリークラブと名張市PTA連合会、伊賀地区県立高等学校PTA連絡協議会は五日、名張産業振興センター・アスピアで、非行カウンセラーで元暴走族「相州連合」総長の伊藤幸弘さんによる講演会「こんなオレでも生きててよかった」を開く。市教育委員会、県高等学校PTA連合会が後援。
 伊藤さんは一九五二年、神奈川県平塚市生まれ。高校中退後、構成員一万五千人の相州連合二代目総長を経て、自動車修理工場勤務のかたわら青少年育成カウンセラーを始める。マスコミで紹介され、全国から問い合わせが殺到。九九年、伊藤幸弘教育研究所を設立し、所長となる。
 かわいがってくれた母の死もあり、親、学校、社会に反抗。高校三年のときに大げんかをして退学。七四年、相州連合を結成し副総長、七五年には二代目総長となる。抗争をくりかえし、構成員一万五千人のトップになる。
 七六年、道交法違反、傷害罪容疑などで逮捕され、禁固一年の服役。出所時、逮捕前に働いていた自動車板金会社の社長に温かく迎えられたことから更正をめざす。
 七九年ごろ、校内暴力のリーダー格の親から相談を受け、一日で解決。以来、親たちから相談を受け、マスコミでも取りあげられて、大きな反響を呼ぶ。九九年、衆議院青少年問題特別委員会で意見陳述を行う。子育て協会静岡支部長、静岡県教育協同組合顧問などを兼務。
「私の体当たり子育て・子直し論」「親が変われば子供も変わる」などのテーマで、非行問題の本質ともいえる親子の関係性などを通し、問題解決のための実践的取り組みと対応のための活動をつづけている。
 午後一時半から三時まで。入場無料。問い合わせは名張市PTA連合会事務局(電話・ファクス0595・64・6318)へ。

■7日に細川邸の蔵びらき「なばりの原風景」紹介も
 名張地区既成市街地の町並みや路地を地域資源として活用することを目的に活動する「からくりのまち名張実行委員会」(北村嘉孝会長)は七日、新町の細川邸で蔵の開放などをメインにした「細川邸の蔵びらき」を行う。
 鍛冶町、蛭子神社の「八日えびす」が七日宵宮、八日本祭りという日程で催されるのにあわせ、「名張まちなか再生プラン」の目玉として整備が検討されている細川邸を会場に、市民交流の場を提供する。「からくりのまち名張」の冬事業。名張市が共催。
 細川邸に残る名張川側の蔵では、午後三時から八時まで昭和二、三十年代の「なばりの原風景(風俗)」を放映。東大寺二月堂への松明奉納行事の松明と資料も展示する。
 母屋側の蔵では、午後三時から手打ちそば(限定五十食、四百円)と竹燗酒(限定、百円)を販売、同五時から、なばりからくりしるこ(限定二百食)を無料でふるまう。
 同五時から蔵のライトアップも。
 このほか関連事業として、名張市観光協会は七日正午から鍛冶町の児童公園で、はまぐり入り粕汁の千人鍋をふるまい、名張商工会議所青年部は七日午後五時から九時までと八日午前十時から同町、岡崎醤油店倉庫に「ほろよい屋台」を開設。地元鍛冶町区は七、八両日の日没後、蛭子神社周辺で「七福神あんどん」を点灯する。


●名張市青少年センター(松崎町、電話0595・64・3478)の二月の催し日程は次のとおり。主催者の都合で変更される場合がある。カッコ内は主催者、連絡先。料金は前売り入場料。
 ▼ふれあい芸能フェスティバル(ふれあい芸能フェスティバル/電話0595・64・7784=野々口康男さん)五日午前十時〜午後五時。無料。
 ▼ワールドピース・ナウinなが(三重県教職員組合名賀支部/電話0595・68・8810)十一日午後一時三十分〜四時三十分。無料
 ▼第五回大人たちのdokidokiコンサート(名張市社会教育振興会、大人たちのdokidokiコンサート実行委員会/電話0595・64・3478=市青少年センター)二十六日午後一時三十分〜三時五十一分。無料。


●絵てがみ教室
 名張公民館と蔵持公民館で自主サークルとして活動する「絵てがみ教室」が四月に始まる新年度生を募集している。名張は第四水曜、蔵持は第四土曜に活動。いずれも午後一時半から約二時間。講師は水彩画家の小林芳郎さん。会費は両教室とも年間六千円。希望があれば見学を受け付ける。連絡は徳島さん(電話0595・65・1903)へ。

 ■■ 2月4日(土)伊賀版 ■■

 
■4月にNINJAフェスタ 子供と犬のモデルなど募集
 四月に開催される「伊賀上野NINJAフェスタ2006」の実行委員会はポスター用のモデル(子供、犬)と、忍者衣装着方モデルビデオの出演者を募集している。
 ▼ポスター用モデル
 イベントをPRするポスターやチラシに掲載する子供と犬(大型犬)のモデルを募集。撮影は二月二十五日午後の予定。場所は伊賀市内。子供用と犬用の忍者衣装を着用して撮影する。
 子供は一人。三歳から五歳の元気で明るく、とくに表情が豊かな子。犬といっしょに撮影するため、犬をこわがらないことが条件。性別は問わない。住所、氏名、年齢、保護者名、電話番号(携帯でも可)を明記して申し込む。十六日に一次審査(書類審査)、二十一日に二次審査(面接)を行う。
 犬は大型犬一匹。おとなしい犬で、犬用忍者衣装を着用し、子供といっしょに写真を撮るため、あばれないことが条件。耳は衣装でおおわれる。子供の二次審査(二十一日)に参加することが必要。住所、氏名、犬の名前、犬種、犬の胴回りサイズ、電話番号(携帯でも可)を明記して申し込む。写真審査を行い、当選者には十七日までに電話連絡。
 対象は市内在住者。モデル料や交通費などは支払われない。申し込みは写真(正面前身)を十五日必着で応募先へ(電子メールでも可)。
 応募先は、伊賀上野NINJAフェスタ実行委員会事務局(〒518‐8501、伊賀市上野丸之内一一六番地、伊賀市上野支所産業振興課内、電話0595・22・9670、電子メールushoukan@city.iga.lg.jp)。
 ▼ビデオ出演者
 忍者衣装の着方ビデオの出演者を募集。家庭用ビデオカメラで撮影する。
 募集人数は、二十代から三十代の女性一人、小学生一人(性別は問わない)。親子でも応募できる。撮影は二月中旬の平日午後五時以降、二時間程度。場所は市役所本庁舎または支所庁舎の会議室。ナレーションにあわせて衣装のパーツを身につけたり、ポーズをとったりする。交通費などは支払われない。
 申し込みは六日から十日までの午前八時半から午後五時十五分のあいだに、上野支所産業振興課商工観光係に備え付けの応募用紙に必要事項を記入。応募の際、数字を書いてあるクジを引き、最終的に一番小さい数字を引いた人に決定。決定者には十三日までに連絡する。

■伝統料理などでバーンズナイト
 スコットランドを代表する詩人ロバート・バーンズの生誕祭「バーンズナイト」が三月四日、伊賀市平野中川原、上野フレックスホテル二階桜の間で開かれる。
 伝統的なスコットランド料理のハギスを食べながら、バーンズの詩、ダンス、音楽などを楽しむ。
 フォーマルウェア(正装)で参加することが必要。男性はスコットランドの伝統衣装「キルト」で参加してもよい。キルト着用希望者には貸し出しも行う。
 定員八十人(二十歳以上)、申し込み多数の場合は抽選。参加費は三千円(キルト着用希望の場合は六千円)、当日受付で徴収。
 午後六時から九時まで。お酒が少し出るため、自動車での来場はできない。
 申し込み、問い合わせは電話で伊賀市本庁文化国際課(電話0595・22・9624)、上野国際交流協会(電話0595・22・9629)へ。締切は二十三日。

■島ヶ原をめぐる伊賀路ウォーク
 伊賀市は三月五日、島ヶ原地区で催す「伊賀路ウォーク」の参加者を募っている。歩くことで健康づくりを進め、歴史や自然に触れる。
 集合は午前十時、島ヶ原温泉やぶっちゃの湯まめの館前。午前九時半から受付を行う。自動車利用の場合は第三駐車場(グラウンドゴルフ場下)を利用。JR島ヶ原駅から路線バスが運行。
 コースは、島ヶ原温泉│長坂│三本松の池│与右衛門坂│島ヶ原大橋│JR島ヶ原駅│鵜宮神社│西念寺│正月堂│中矢地区│島ヶ原温泉。距離は約十・五キロ。午後三時ごろまで。
 参加無料。参加者は弁当、水筒、敷物、雨具を持参。完歩者は完歩賞を贈られ、抽選会に参加できる。
 申し込みは電話、ファクス、電子メールで伊賀市本庁健康保健政策課(電話0595・22・9652、ファクス26・0151、電子メールkenkou@city.iga.lg.jp)へ。

■スポーツ振興と駅前再開発で伊賀市が審議会委員など募集
 伊賀市は市スポーツ振興審議会委員と上野市駅前再開発ビル外観デザインワークショップ委員を募集している。
 ▼市スポーツ振興審議会委員
 生涯スポーツの振興やスポーツによる体力向上などを図るため、調査や審議を行う。募集人数は三人。
 応募資格は市内在住の満二十歳以上の人。市議会議員と市職員は除く。任期は二年。
 申し込みは、応募の動機(字数は任意)、住所、氏名、年齢、性別、電話番号を記入して、郵便、ファクス、電子メールで、伊賀市教育委員会生涯学習課スポーツ振興係(〒518‐8501、伊賀市上野丸之内一一六番地、電話0595・22・9682、ファクス22・9691、電子メールgakushuu@city.iga.lg.jp)へ。締切は二月二十八日必着。
 ▼上野市駅前再開発ビル外観デザインワークショップ委員
 昨年八月に都市計画決定を受けた上野市駅前地区市街地再開発事業について、事業計画決定へ向け、再開発ビルの外観デザインなどを検討する。募集人数は五人以内。
 応募資格は、市内在住、在勤、在学の満二十歳以上の人で、無償で参加できる人。市議会議員と市職員は除く。
 申し込みは、応募の動機(字数は任意)、住所、氏名、年齢、性別、電話番号を記入して、郵便、ファクス、電子メールで、伊賀市上野支所建設課都市計画係(〒518‐8501、伊賀市上野丸之内一一六番地、電話0595・22・9827、ファクス22・9836、電子メールutokei@city.iga.lg.jp)へ。締切は二月二十日必着。

元暴走族の非行カウンセラー
伊藤幸弘さんが名張で講演会

 名張ロータリークラブと名張市PTA連合会、伊賀地区県立高等学校PTA連絡協議会は五日、名張産業振興センター・アスピアで、非行カウンセラーで元暴走族「相州連合」総長の伊藤幸弘さんによる講演会「こんなオレでも生きててよかった」を開く。市教育委員会、県高等学校PTA連合会が後援。
 伊藤さんは一九五二年、神奈川県平塚市生まれ。高校中退後、構成員一万五千人の相州連合二代目総長を経て、自動車修理工場勤務のかたわら青少年育成カウンセラーを始める。マスコミで紹介され、全国から問い合わせが殺到。九九年、伊藤幸弘教育研究所を設立し、所長となる。
 かわいがってくれた母の死もあり、親、学校、社会に反抗。高校三年のときに大げんかをして退学。七四年、相州連合を結成し副総長、七五年には二代目総長となる。抗争をくりかえし、構成員一万五千人のトップになる。
 七六年、道交法違反、傷害罪容疑などで逮捕され、禁固一年の服役。出所時、逮捕前に働いていた自動車板金会社の社長に温かく迎えられたことから更正をめざす。
 七九年ごろ、校内暴力のリーダー格の親から相談を受け、一日で解決。以来、親たちから相談を受け、マスコミでも取りあげられて、大きな反響を呼ぶ。九九年、衆議院青少年問題特別委員会で意見陳述を行う。子育て協会静岡支部長、静岡県教育協同組合顧問などを兼務。
「私の体当たり子育て・子直し論」「親が変われば子供も変わる」などのテーマで、非行問題の本質ともいえる親子の関係性などを通し、問題解決のための実践的取り組みと対応のための活動をつづけている。
 午後一時半から三時まで。入場無料。問い合わせは名張市PTA連合会事務局(電話・ファクス0595・64・6318)へ。


●沢田敏男氏文化勲章受章記念講演会
 四日午後一時から青山ホールで。演題は「文化勲章を受章して〜育まれた郷土に感謝〜」。沢田さんは旧青山町出身、元京都大学総長、平成十七年度文化勲章受章者。

●第四回ふれあい芸能フェスティバル
 五日午前十時から名張市青少年センターで。同フェスティバル実行委員会主催。午前九時半開場。入場無料。

●チャリティバザー
 十二日午前九時半から上野ふれあいプラザ三階中会議室で。午後二時半まで(商品がなくなれば終了)。伊賀市更生保護女性の会上野支部が日用雑貨などを販売。問い合わせは同支部事務局(電話0595・37・0140)へ。
 

 ■■ 2月7日(火)■■

 
■放課後児童クラブ4月入会児を募集
 名張市は放課後児童クラブの四月入会児童を募集している。クラブは仕事などで昼間、保護者が自宅にいない小学生の健全育成を目的に小学校区単位で開設され、地域住民で組織された運営委員会が運営。自主的な遊びを中心に、児童が指導委員のもとで活動している。
 対象は、原則として開設しているクラブの小学校に在籍する一年生から三年生。活動時間は、学校のある日は下校時から午後六時まで、学校のない日は午前九時から午後六時まで。日曜、祝日、年末年始とお盆休みなどは活動しない。土曜日の活動がないクラブもある。
 申し込み、問い合わせは各クラブへ開設時間中に。
 ▼桔梗が丘小学校区=なかよしクラブ(桔梗が丘三‐二‐六七、電話0595・66・5455)
 ▼梅が丘小学校区=リトルクラブ(梅が丘北二‐二七二、61・0165)
 ▼赤目小学校区=わんぱくクラブ(赤目町丈六二三八‐一、63・0389)
 ▼桔梗が丘東小学校区=いろえんぴつ(桔梗が丘七‐一‐八六、66・4804)
 ▼箕曲小学校=みのわっこクラブ(夏見三五一、64・0594)
 ▼つつじが丘小学校区=クリスタルジュニア(つつじが丘北三‐五、68・4595)
 ▼百合が丘小学校区=あおぞら(百合が丘東九‐一、64・5114)
 ▼すずらん台小学校区=ぱれっと(すずらん台東三‐二一九、68・7030)
 ▼桔梗が丘南小学校区=ともだちクラブ(桔梗が丘五‐一二‐三八、65・0828)
 ▼名張小学校区=なばりっこ(丸之内五五、61・1883)
 ▼薦原小学校区=Komoキッズ(薦生一五九五、61・0877)
 ▼蔵持小学校区=すまいるキッズ(蔵持町原出三三八、64・7530)
 ▼美旗小学校区=フレンズ(新田一一七‐二、66・0838)
 ▼比奈知小学校区=ともがき(下比奈知一四二二、68・9981)


●市民活動支援センター
 十八日午後一時半から名張市夏見、市勤労者福祉会館で市民活動団体の法人化を考える市民交流会を開く。NPO法人を設立した団体や計画中の人、専門家から話を聞く。アドバイザーは県NPO室長の若林千枝子さん。申し込みは十五日までに同センターへ電話(0595・63・5325)、ファクス(63・5326)、電子メール(c-center@city.nabari.mie.jp)で。

●伊賀の農業さわやかセミナー2006 
 七日午後一時半から県伊賀庁舎七階大会議室で。中山間地域の知恵と個性を活かした農業経営を学ぶ。問い合わせは伊賀県民局農政商工部農政・普及室(電話0595・24・8115)へ。
 

 ■■ 2月10日(金)■■

 
■「蝶の妖精」を描き
童話の絵本を出版
名張市の抄美火子さん
 名張市上本町の画家、抄美火子(しょう・みかこ、本名=小野悦子)さんが蝶の妖精を主人公にした童話の絵本『蝶の妖精 アーマイ』=写真=を自費出版した。
 抄さんは昭和八年、大阪府高槻市生まれ。三十歳で童話、絵画、詩の創作を始め、これまでに童話『卯の花ものがたり』『みみずの長んたおじさん旅に出る』などを著した。高槻市の影絵劇団アクト座で十五年間、舞台美術にも携わった。平成五年、日本選抜美術展に入選。
 阪神・淡路大地震で被災したのを機に、十年前に名張市に転居。影絵劇の経験を生かし、中町の伊賀まちかど博物館・はなびし庵(角田勝館長)や青蓮寺の地蔵院(耕野一仁住職)によるオリジナル影絵の創作では制作指導も担当した。
『蝶の妖精 アーマイ』はA四判、二十九ページ。妖精のアーマイがさなぎから蝶に生まれ変わり、森のなかの木や鳥、虫などと暮らしながら、卵を産んで死んでしまうまでの一生を描いている。
 抄さんは「自然に恵まれた伊賀の国で生まれた童話です」と話している。
 問い合わせは抄さん(電話0595・63・0490)へ。

■男女共同参画推進審議会設置
市民委員と関係者委員を募集
 名張市は、男女共同参画社会の実現を目的に昨年九月に制定した名張市男女共同参画推進条例に基づき、市男女共同参画推進審議会を設置することになり、委員を募集している。
 募集は、市民委員が三人、市民活動団体等関係者委員が一人。どちらも男女不問。年四回程度の会議(平日または休日の昼間に約二時間)に出席し、調査や審議、意見提出などを行う。市の規定により報酬、旅費が支給される。会議時間中は託児サービスを行う。任期は委嘱の日から二年間。
 市民委員は、今年四月一日現在、満十八歳以上三十歳未満で、市内に在住・通勤または通学し、男女共同参画に関心のある人が一人。満三十歳以上で、市内に在住・通勤または通学し、男女共同参画に関心のある人が一人。満十八歳以上で就学前の子供を育児中の男女共同参画に関心のある人が一人。
 市民活動団体等関係者委員は、今年四月一日現在、満十八歳以上で、市内に在住・通勤または通学し、男女共同参画に関心があり、市内のボランティア団体や市民活動団体に所属して活動している人。
 応募方法は、「男女共同参画について思うこと」をテーマにした作文(用紙・様式は自由で八百字以内)に住所、氏名、電話番号、生年月日、性別を記載し(市民活動団体関係者委員応募者は、所属団体名も記載)、市生活環境部男女共同参画室(名張市役所一階、〒518‐0492、鴻之台一番町一番地、電子メールdanjyo@city.nabari.mie.jp)へ。
 締切は二月二十八日(当日消印有効)。提出作文を考慮して選考し、選考結果は応募者に文書で通知する。問い合わせは同室(電話0595・63・7559)へ。

■「大天災」テーマに歴史講演会
モラロジー事務所青年クラブ

 名張モラロジー事務所青年クラブは二十六日、名張市美旗市民センター多目的ホールで歴史講演会を催す。市教育委員会と市PTA連合会が後援。
 皇學館大学教授の深草正博さんが「史上最悪 十四世紀『大天災』とその帰結││ヨーロッパ・シルクロード・日本」と題して話す。十四世紀に世界を襲った気候上の「大天災」が人類にどんな影響を及ぼしたのか、日本とヨーロッパ、シルクロードの三つの地域から考察する。
 深草さんは一九五〇年、名古屋市生まれ。愛知教育大学卒業、東京教育大学大学院修了。八六年四月から皇學館大学で教え、現在文学部教授。『環境世界史学序説』などの著書がある。
 午後一時半から三時半まで。聴講無料。問い合わせは冨山さん(電話0595・63・0777)へ。

■3月に関西本線沿線探訪ツアー
 JR関西本線の沿線八市町村で構成する「関西本線奈良亀山間複線電化促進同盟会」は毎年、沿線地域の魅力をPRし、利用促進を図るための「関西本線沿線探訪ツアー」を実施しているが、今年度は三月十九日に伊賀市で催される。
 全行程約五キロのウォーキングコースを歩き、島ヶ原地内では薬師堂磨崖仏、観菩提寺の正月堂、伊賀まちかど博物館となっている醤油蔵、島ヶ原温泉やぶっちゃなどを語り部の案内でめぐる。雨天決行。
 集合は午前十時、JR島ヶ原駅前。弁当、水筒、敷物、雨具を持参する。参加無料(集合場所までの交通費は自己負担)。定員百人(応募者多数の場合は抽選)。
 申し込みは、往復はがきに参加希望者全員の住所、氏名、年齢、電話番号を明記し、伊賀市役所企画調整課内「関西本線沿線探訪ツアー」係(〒518‐8501、伊賀市上野丸之内一一六番地)へ。はがき一枚で五人まで。小学生以下は保護者の同伴が必要。締切は二月二十八日必着。
 問い合わせは同係(電話0595・22・9621)へ。


●森林散策・森林作業体験事業
 名張市林業経営研究会が十一日、東山ふれあいの森で催す。森林や木材の必要性を訴えるため、森に親しむ散策と枝打ちなどの見学・体験を行う。市民公益活動実践事業。対象は小・中学生の親子。午前九時から正午まで。申し込み不要。現地に直接集合する。作業できる服装が必要。雨天の場合は翌日に実施。問い合わせは同会(電話0595・63・0824、井上さん)へ。

●こうじ味噌づくり

 二十四、二十五両日、名張市のくにつふるさと館で。こうじ味噌五キロを手づくりする。午前九時から午後一時まで。対象は市内在住の人。定員は各日十六人。参加費は二千円程度。申し込みは、はがきに「みそづくり希望」と書き、住所、氏名、電話番号、希望日を明記して同館(〒518‐0504、神屋八一四‐四)へ。締切は十三日(消印有効)。申し込み多数の場合は抽選。問い合わせは同館(電話0595・69・1001)へ。

●上級救命講習会 

三月十八日午前九時から午後六時まで名張市勤労者福祉会館で。対象は市内在住で十五歳以上の人。AEDの使用法、人工呼吸、心臓マッサージ、止血法などを学ぶ。受講無料。定員は先着二十人。申し込みは、二十日から三月三日までに名張消防署、桔梗が丘分署、つつじが丘出張所に備え付けの用紙で。問い合わせは消防本部消防課(電話0595・63・5990)へ。