■■ 3月3日(金)■■

 
■吉住庵で押し絵展
 名張市下比奈知の伊賀まちかど博物館「吉住自在庵」は、地元でものづくりに携わる人の作品発表の場として展示会「自在庵来て見てだぁーこ」を催すことになり、第一回展として四、五両日、中嶋泰子さんの押し絵作品展を開く。
 中嶋さんは昭和六十二年から人形教室に通ったあと、押し絵の世界へ。平成二年からフランスを七回、イタリアを一回訪問し、「日本の伝承文化・ベルサイユ祭」などで押し絵の講習を行った。七十七歳。下比奈知在住。
 午前十一時から午後四時まで。一日十人まで無料でミニ作品を指導。下比奈知散策マップを配布。下比奈知土の会による豚汁(数量限定)、喫茶も。
 問い合わせは吉住さん(電話0595・68・1110)へ。

■油絵などで一歩展

 県立名張桔梗丘高校の卒業生二人による絵画展「一歩展」が三日から五日まで名張市元町、ジャスコ新名張店三階のリバーナホールで開かれる。
 出展は、龍谷大学に通う田口美由紀さん(西田原)と、高校を卒業したばかりの夏秋美希さん(上八町)。学年は違うが、ともに同校美術部に在籍。この「一歩展」で新たな美術活動のスタートを切る。油絵を中心に水彩画などもまじえて約三十点を出品。
 午前十時から午後六時(最終日は五時)まで。入場無料。問い合わせは田口さん(0595・65・3529)へ。


●食と健康を考える講演会
 五日午後一時から名張公民館で。社会福祉法人やまとの西山法生さんが「介護の現場から見た、食べることと健康」と題して話す。参加無料、申し込み不要。問い合わせは「クッキングファミリー絆」の秋山さん(電話090・8072・9010)へ。
 

 ■■ 3月4日(土)■■

 
■苗ものや鉢花、用土など特価で
フラワーランドがリニューアル

 春の園芸シーズンを間近に控え、名張市上小波田の花と緑の専門店「フラワーランド」が三日、リフレッシュオープンした。開店二十周年を機に店内をリニューアル、園芸福祉の拠点としての機能をもった園芸専門店に生まれ変わった。
 記念のセールを実施しており、苗もの、鉢花、園芸用土などを特価で販売。パンジーは一株五十三円が二十八円に、ノースポールは一株八十四円が四十二円になる。鉢花では、通常価格六百九円のサイネリア(五号)が二百九十四円、五百四円のポリアンサス(四号)が百八十九円という奉仕価格。
 特別会員とポイント会員の会員サービスもより充実。フラワーアレンジメントやガーデニングの教室も人気を集める。喫茶店すまいらっくすでは、モーニングセット(四百円)やコーヒー(二百五十円)のほか、NPO「結芽(ゆめ)の里」がバリアフリーで栽培しているイチゴをつかったメニューも。
 店内には園芸福祉を推進するためのフリースペース「交流広場」を新設。バリアフリーイチゴの販売や苗の予約受付を行っている。
 セールは七日まで。営業は午前九時から午後七時まで。電話0595・65・1666。【PR】

■11日に歌とピアノの音楽会
桔梗が丘の和食の店「せと」

 名張市桔梗が丘四番町にある和食の店「せと」=写真。鴻之台で四年間営業し、そのあと現在地で三年目を迎えた。オーナーの大瀬戸光子さんは「せとは健在です。お気軽にどうぞ」。
 料理以外の店の呼びものとして定着しているのが、月一回の音楽会。毎月下旬の開催だが、三月は十一日の土曜に開く。午後七時から地元音楽家によるピアノと歌の生演奏を楽しみ、そのあとコース料理を堪能。料金は飲みもの付きで五千円。定員二十五人で、予約が必要。
 営業時間は、昼の部が午前十一時半から午後二時まで。季節の素材をつかった懐石料理が二千円と三千円の二コース。夜の部は午後六時から十時までで、四千円、五千円、六千円の三コース。スッポン、フグなども味わえる。昼夜とも、予約すれば料理や料金などの相談に応じてくれる。
 日・月曜が定休だが、予約があれば営業。三月十六日から二十二日までは臨時休業となる。電話0595・67・0362、携帯090・7686・6544。【PR】
 ■あきの会絵画教室
作品展 三十一日まで百五銀行桔梗が丘支店ロビーで開催。出展者は、桔梗が丘で金曽明子さんから指導を受ける池口誠治、上村充、岡部やす、竹下由美、冨永陽子、平百代、松岡まゆみ、松本久美子、山本百合子のみなさん。

■デジタル0円キャンペーンアドバンスコープが実施中

 ケーブルテレビとインターネットのアドバンスコープ(名張市箕曲中村)は「決算期デジタル0円キャンペーン」を実施している。高音質・高画質の地上デジタル放送やBS・CS放送、もちろんアナログ放送も、最大百チャンネルが月額三千九百九十円で楽しめる。アナログテレビのままでデジタル放送を視聴することも可能だ。
 キャンペーンでは、フルデジタルサービスへ新規加入の場合、標準初期費用(最大四万九千三百五十円)が無料。インターネットと同時に加入する場合も、標準初期費用が無料となり、最大七万五千六百円がゼロ円に。すでにケーブルテレビかインターネットに加入している場合は、テレビ・ネット・IP電話への追加加入標準初期費用が無料になる。
 さらに、インターネット・ブロードバンド1Mたのしみプラン以上に新規加入の場合、利用料金が最大三か月間無料となり、30Mゆうゆうプランなら一万二千六百円の得。テレビがフルデジタルサービスでブロードバンド1Mたのしみプラン以上なら、テレビとネットの双方が利用料金が最大三か月間無料、30Mゆうゆうプランなら二万四千五百七十円が得になる。
 アナログのほうも、新しくケーブルテレビのアナログサービスに加入する場合、標準初期費用が半額。インターネットと同時加入の場合も標準初期費用が半額で、いまが加入のチャンスとなっている。
 キャンペーンは三月二十六日まで。問い合わせは同社(電話0595・64・7821)へ。

■名張ことば伝える方言かるた原画展
「名張ことばでかるたを作る会」は四、五両日、名張市総合福祉センターふれあい二階展示室で「方言かるた原画展」を催す。市民公益活動実践事業。
 同会は地域の文化である名張の方言を見直し、次世代に伝えることを目的に活動。昨年六月から方言の収集と整理、かるたの作成などを進め、三月中に印刷を終えてかるたを配布する。会場には絵札の原画と読み札を四十一枚ずつ展示する。
 四日は午前十時から午後四時半、五日は午前九時半から午後四時まで。

■「松明奉納」の影絵はなびし庵で再演
 名張市中町の伊賀まちかど博物館「はなびし庵」(角田勝館長)で十一、十二両日、「はなびし庵歴史影絵」シリーズの最新作「松明奉納」が再演される。二月の初演が好評だったため、奈良・東大寺二月堂のお水取り行事が終盤を迎える時期にあわせて再度公演することにした。
 松明奉納は、赤目町一ノ井の松明講による民俗行事。お水取り行事で使用される松明を毎年二月十一日、極楽寺境内でつくり、三月十二日に奉納する。七百五十年の歴史があると伝えられるが、影絵では松明奉納の背景、奈良と名張の関係などをわかりやすく紹介。東大寺の大仏造立や二月堂で大松明が振り回されるシーンなどを表現している。
 上演は両日とも午後二時から。席料四百円(茶菓つき)。時間は約二十分。予約が必要。
 八日午後四時五十分からCBCテレビで放送される「ユーガッタ!CBC」の「大石で行こう!」のコーナーで、はなびし庵の歴史影絵が紹介される。
 予約、問い合わせは、はなびし庵(すみた酒店内、電話0595・63・0032)へ。

リニューアルオープンしたフラワーランドの店内



 ■■ 3月7日(火)■■

 
■読売旅行大和八木営業所
「湖国の迎賓館」へバスツアー 桜見物や食べ歩きで春を満喫

「湖国の迎賓館」で春を満喫しませんか│。読売旅行大和八木営業所は、2月27日に奈良営業所が新事務所へ移転したのを記念した日帰りバスツアー「『ル・ジャルダン』フレンチランチタイムと桜めぐり・キャッスルロードてくてく食べ歩き」の参加者を募集している。
 湖国の迎賓館として知られた旧琵琶湖ホテルでフランス料理の昼食を優雅に味わい、本番を迎えた桜の名所三か所を訪問。さらに彦根の老舗や名店をゆっくり食べ歩く楽しみも。
 小川珈琲炭焼カフェオレとワッフルの朝食から、フランス料理の昼食、食べ歩きのおやつの代金まですべてまとめて、料金は「奈良移転」にちなんだ7110(ナライテン)円の謝恩価格(小人同額)。
 コースは、名張、桔梗が丘を経て上野ドライブインを午前9時50分に出発。信楽(深堂のしだれ桜見物)、三井寺(桜の見物)、大津「びわ湖大津館」(琵琶湖を眺めながら、優雅にフレンチのランチタイム)、彦根(彦根城を彩る桜見物と「夢京橋キャッスルロード」ぶら〜り食べ歩き。彦根城天守閣は別途有料500円)を訪ね、各地帰着は午後7時30分から8時ごろの予定。
 出発日は3月30、31日、4月2、3、5、7、9、10、13、15、16日(4月2、9、15、16日は1000円増し)。
 申し込み、問い合わせは同営業所(電話0744・29・8333)へ。


●名張市青少年センター
(松崎町、電話0595・64・3478)の三月の催し日程は次のとおり。主催者の都合で変更される場合がある。カッコ内は主催者、連絡先。料金は前売り入場料。
 ▼ひだまりコンサート(ひだまりコンサート実行委員会/電話0595・63・0720=乾さん)十二日午後一時三十分〜四時。無料。
 ▼からくりの街人コンサート(ステージコミニュケーショングループナバリ/電話0595・64・0737=増田成樹さん)十七日午後七時〜九時。無料。
 ▼第十八回管楽器個人・重奏コンテスト三重県大会(県吹奏楽連盟、県中学校同、県高等学校同、県高等学校文化連盟、中部日本吹奏楽連盟県支部/電話0595・65・1721=名張桔梗丘高校・田森さん)▽中学校重奏の部=十八日午前十時〜午後七時▽高等学校重奏の部、小学校・一般重奏の部=十九日午前十時〜午後七時。小学生三百円、その他五百円(当日のみ販売)。
 ▼映画鑑賞会「男たちの大和/YAMATO」(名張市社会教育振興会、市教育委員会/電話0595・64・3478=市青少年センター)二十一日@午前十時〜午後零時三十分A午後二時〜四時三十分B午後六時三十分〜九時。各回入替制。青少年センター自主事業。太平洋戦争開戦直後に完成した世界最大の戦艦「大和」は、敗色濃厚となった二十年四月、激戦地となった沖縄に出撃する。最初で最後の「水上特攻」に乗り込んだのは三千三百人あまり。その多くは、召集後まもない十代なかばから二十代の若者だった…。監督・脚本は佐藤純彌、原作は辺見じゅん、出演は反町隆史、中村獅童、仲代達矢、鈴木京香ほか。前売り千円、当日千二百円。高校生以下は当日、学生証を提示すれば半額払い戻し。
 ▼第十二回えんげきぶまつり(名張西高等学校演劇部/電話0595・64・1500=名張西高校・冨澤さん)二十六日午後三時〜六時。無料。