■■ 7月29日(土) ■■

 

■近作とエッセイなど収録−風人短歌会が年刊作品集
 伊賀地域などの短歌愛好者がつどう「風人(かざびと)短歌会」(鈴木幹子代表)はこのほど作品集「風人」第三号=写真=を刊行した。
  同会は二〇〇二年八月に発足。伊賀市の歌人・李正子(イ・チョンジャ)さんが開いていた短歌教室のメンバーが中心になり、新たな仲間もまじえた同好会として、月一回の例会などの活動をスタートさせた。
  作品集は年刊で発行し、第三号はA5判、八十ページ。会員二十五人が短歌の近作「私の十首」と鑑賞文「私の好きな歌」を寄せ、ほかに評論、歌紀行も収録している。本体五百円。
  問い合わせは事務局の仲川忠道さん(伊賀市西高倉、電話・ファクス0595・21・5508)へ。
  おもな収録作品は次のとおり(敬称略)。
【私の十首】
「過ぐる一夏を」河野洋子(特別寄稿)
「風の箒」赤木敏子
「一年生になる」東寿代
「ネールアート」生田幸子
「青潮さわぐ」石川勉
「原始の血」一条節子
「東」今西秀樹
「別れ」岡崎千賀子
「大楠」加村ひかり
「すぎゆくは」坂下晴彦
「梅の花」志野八重子
「那由他」鈴木幹子
「君ごころ」鈴木雄治
「落椿」高橋澄子
「野辺送り」仲川忠道
「風の民」七澤敏子
「樹々のさやぎ」服部愛子
「擬宝珠の葉」濱田能子
「二人」松村千代子
「この道」森静枝
「西域の土語」安本信子
「光る染糸」山本純子
「七色風船」吉田恵美子
「羽ぐくまず」吉輪康一
「明より暗へ」米田紀子
【評論・歌紀行】
「幻術師にあらず│前川佐美雄の世界│」坂下晴彦
「『実生』上梓を慶ぶ」河野洋子
「若葉の中を│岩倉峡からやぶっちゃの湯へ│」鈴木幹子

■5日に名張薪能 「自然居士」など
 名張市の第十六回名張薪能は八月五日、朝日公園特設舞台で催される。
  演目と出演は、舞囃子「自然居士」片山清司さん(観世流)、狂言「察化」茂山七五三さん(大蔵流)、能「船弁慶」分林道治さん(観世流)。
  午後六時開場、六時半開演。八時半まで。無料。雨天の場合は青少年センターで。
  問い合わせは市教育委員会文化振興室(電話0595・63・7897)へ。

■新設の武道交流館−見学会と公開練習
  名張市蔵持町里に完成した武道館と交流館(コミュニティセンター)を併設した複合型施設「市武道交流館いきいき」で八月五、六両日、市民見学会が催され、市体育協会加盟の武道団体による公開練習が実施される。
  市民見学会は五日午後一時から五時まで、六日午前九時から午後五時まで。
  公開練習は、五日午後一時から三時までなぎなた・柔道・弓道、同三時から五時まで空手道・日本拳法・弓道。六日午前十時から正午まで剣道・柔道・弓道、午後一時から三時まで少林寺拳法・弓道、同三時から五時まで剣道・弓道。
  一般の利用は七日に開始。
  問い合わせはスポーツ振興室(電話0595・63・5339)へ。


 

 ■■ 7月28日(金) ■■

 

■豊潤な香りと甘さで好評の美旗メロン−JA伊賀南部がきょう直売所オープン
今年も順調に育ちました│。名張市の新しい特産品となった「美旗メロン」が出荷の時期を迎え、JA伊賀南部は二十八日から上小波田のカントリーエレベーターに直売所をオープン。甘さたっぷりのメロンを販売する。
美旗地区のメロン栽培は、十一年前にスタートした美旗公民館主催のメロン教室がきっかけ。地域住民の交流と特産品づくりを目的に、未体験だったメロンづくりに取り組んだが、糖度が安定して商品として通用する品質になったため、昨年三月に同JAにメロン部会(若林良雄部会長)を結成。約二千玉を初めて市場に送り出した。
二年目の今年も部会に所属する農家十戸が栽培を手がけ、天候不順で昨年より一週間ほど開花時期が遅れたものの、順調な生育ぶりを見せている=写真。
盆地特有の気候と美旗地区の土壌がメロン栽培に適しているといい、昨年のメロンは豊潤な香りと味わいで消費者に好評。食べ頃がいつなのかわかりづらいなどの声に応えた改善も進め、今年は約三千玉を販売する。
若林部会長は「会員を増やして栽培規模を拡大し、美旗メロンをより大きなブランドとして育てたい」と話している。
直売所は二十八日から八月十日まで開設し、二玉箱入りセットを三千円(税込み)で販売。地方発送も受け付ける。午前九時から午後四時まで。
問い合わせは同JA指導販売課(電話0595・63・2253=土・日曜を除く)へ。

■北見バレエが亀山で発表会
 北見典子バレエスクール(本部=名張市春日丘一番町)亀山支部の発表会「2006年サマーバレエコンサート in Kameyama」が六日、亀山市文化会館で催される。タートルワークアウト、名張文化協会、廣瀬学園名張よさみ・青山よさみ幼稚園が後援。
バレエ「ドン・キホーテ」より「夢の場」のほか、プチバレエコンサート、ジャズダンスとタップダンスが披露され、名張市からもバレエ十人、ジャズ七人、タップ三人の生徒が応援に駆けつける。
構成・振付・指導は北見典子さん。振付・指導は北見礼子、北見京子、真鍋忍さん。午後五時半開演。無料。

■「板さん」しのび礼拝も−きょう和食の「せと」で
  名張市桔梗が丘四番町にある和食の店「せと」=写真=で二十八日、昨年亡くなった板前さんをしのぶ一周忌のつどいが催される。
同店は鴻之台で四年間営業し、現在地に移転して三年。板場を仕切っていた「板さん」の死去から一年。オーナーの大瀬戸光子さんがひとりで切り盛りしているが、「一周忌を機に常連さんに集まっていただき、これからもよろしくとご挨拶する機会を」とつどいを催すことにした。
午後七時に始まり、牧師による礼拝、賛美歌のあと、食事がふるまわれる。常連以外の参加も歓迎する。
営業時間は、昼の部が正午から午後二時まで。季節の素材をつかった二千円と三千円の二コース。夜の部は午後六時から十時まで、四千円、五千円、六千円の三コース。予約すれば料理や料金などの相談に応じてくれる。
日・月曜が定休だが、予約があれば営業する。八月十七日には熊野市で催される熊野大花火大会を鳥羽発の船から見物する企画もあり、参加者を募集している。電話0595・67・0362、携帯090・7686・6544。


●「清流を歩こう」−青山川で沢登り
「伊賀の森と水の恵みを子どもたちに」を合言葉に活動する自然学校はじっこクラブは八月五日、伊賀市の青山川で「清流を歩こう!」を催す。二時間かけて約二キロの沢登りに挑戦する。
集合は同市伊勢路の上津コミュニティセンター。沢登りのほか、川に生息する魚やトンボの観察も行う。対象は小学三年生から一般まで。小学生の参加にはおとなの同伴が必要。午前十時から午後二時まで。
濡れてもよい靴と服で参加する。サンダルは滑りやすいため危険。服は長そで、長ズボン。持参品は、着替え、弁当、水筒、タオル、軍手、帽子、ヘルメット(小学生のみ)、つえ。参加費百円は当日徴収。
申し込みは三日までに、電話かファクスで同クラブの林辰久さん(電話・ファクス0595・52・2570)へ。

●県上野森林公園でネイチャーゲーム
 県上野森林公園は八月十二日に催す「ネイチャーゲームvs昔遊び」の参加者を募っている。「こども森林クラブ」の催し。
五感と想像力を働かせて自然との一体感を感じるネイチャーゲームや、自然を生かした昔ながらの遊びを楽しむ。午前十時から正午まで。対象は子供(三歳以上)。定員二十人。
申し込みは四日までに、往復はがき、ファクス、電子メールで同公園(〒518‐0817、伊賀市下友生字松ケ谷一、電話0595・22・2150、ファクス0595・22・2151、電子メールmuenofp@e-net.or.jp)へ。
七月三十日には午前十時からモリメイト行事「カブトムシ祭」があり、申し込みは不要。午前九時から先着三十組に整理券を配付。

 

 ■■ 7月25日(火) ■■

 

■マイナスイオンも相乗効果−赤目滝で森林浴コンサート
 赤目観光協会は三十日、赤目四十八滝の霊蛇滝前広場で「森林浴コンサート」を催す。協賛は名張市観光協会、赤目四十八滝渓谷保勝会。
  滝の飛沫に多く発生するというマイナスイオンと森林浴との相乗効果に加え、音楽を楽しむことで心身ともにリラックスできる場を提供する。
  コンサートは午後六時半から七時四十分まで。インドネシアの竹楽器を演奏する「スラマッ・パギ」がメンバー十一人で「サブタンガン」「インドネシア・プサカ」「見上げてごらん夜の星を」、県内で活躍する男性一人、女性三人のサックス四重奏「アムールサクソフォンアンサンブル」が「浜辺の歌」「川の流れのように」「グレンミラーメドレー」を演奏する。小雨決行。
  午後六時から八時半まで屋台村が出店し、アユの塩焼き、山菜おこわ、おでん、そうめん、お茶、ジュース、地酒、ビールなどが並ぶ。
  十五日から八月二十七日まで滝のライトアップが行われており、時間は午後七時から九時まで。雨天の場合は中止。期間中、夜間(午後六時から)の駐車料金と入山料は無料になっている。
  問い合わせは赤目観光協会(電話0595・63・3004)へ。

■一日に青汁一杯の食生活−愛農会が森さんの講演会
 伊賀市別府の愛農学園同窓会館で二十九日、生菜食で難病を克服し、一日に青汁一杯という食生活で健康を維持している森美智代さん(鍼灸師)の講演会が行われる。
  森さんは二十歳のとき小脳脊髄変性症という難病にかかり、医師からは五年か十年の命と宣告された。肉体の機能が徐々に失われたが、生菜食に切り替えたところ機能が回復して吸収力が高まり、カロリー摂取量は一日千キロから十六年後に百キロになった。
  現在は朝食も昼食も摂らず、夕食は五種類以上の野菜をミキサーにかけた青汁一杯だけ。一日約四十キロカロリーの食事という。
  講演テーマは「いのちを養う野菜のちから」。午後一時から受付を行い、一時半開演。参加費五百円。
  問い合わせは全国愛農会(電話0595・52・0108)へ。


●やさしい自然教室・川のエコ作戦
 八月二日午前九時四十五分から午後二時まで。集合場所はつつじが丘公民館駐車場。汚水処理場(つつじが丘クリーンセンター)を見学し、アクリルたわしづくりも。雨天決行。参加費百円。申し込みは一日までに「しぜん・ふしぎ・ワンダーランド」の福田さん(電話0595・68・3642=夜間のみ)へ。

 

 ■■ 7月22日(土) ■■

 

■近作とエッセイなど収録−風人短歌会が年刊作品集
 伊賀地域などの短歌愛好者がつどう「風人(かざびと)短歌会」(鈴木幹子代表)はこのほど作品集「風人」第三号=写真=を刊行した。
  同会は二〇〇二年八月に発足。伊賀市の歌人・李正子(イ・チョンジャ)さんが開いていた短歌教室のメンバーが中心になり、新たな仲間もまじえた同好会として、月一回の例会などの活動をスタートさせた。
  作品集は年刊で発行し、第三号はA5判、八十ページ。会員二十五人が短歌の近作「私の十首」と鑑賞文「私の好きな歌」を寄せ、ほかに評論、歌紀行も収録している。本体五百円。
  問い合わせは事務局の仲川忠道さん(伊賀市西高倉、電話・ファクス0595・21・5508)へ。
  おもな収録作品は次のとおり(敬称略)。
【私の十首】
「過ぐる一夏を」河野洋子(特別寄稿)
「風の箒」赤木敏子
「一年生になる」東寿代
「ネールアート」生田幸子
「青潮さわぐ」石川勉
「原始の血」一条節子
「東」今西秀樹
「別れ」岡崎千賀子
「大楠」加村ひかり
「すぎゆくは」坂下晴彦
「梅の花」志野八重子
「那由他」鈴木幹子
「君ごころ」鈴木雄治
「落椿」高橋澄子
「野辺送り」仲川忠道
「風の民」七澤敏子
「樹々のさやぎ」服部愛子
「擬宝珠の葉」濱田能子
「二人」松村千代子
「この道」森静枝
「西域の土語」安本信子
「光る染糸」山本純子
「七色風船」吉田恵美子
「羽ぐくまず」吉輪康一
「明より暗へ」米田紀子
【評論・歌紀行】
「幻術師にあらず│前川佐美雄の世界│」坂下晴彦
「『実生』上梓を慶ぶ」河野洋子
「若葉の中を│岩倉峡からやぶっちゃの湯へ│」鈴木幹子

■地域とふれあう 一泊二日の研修
 名張地区まちづくり推進協議会は八月三、四両日に催す宿泊研修の参加者を募集している。
  三日午後一時、名張公民館に集合し、宿泊は東町集議所。竹ようかんやカレーをつくり、地域の人との交流を体験。夜は、おはなし会。四日午前十一時、同公民館で解散する。
  対象は小学四年生から六年生まで二十人。参加費は五百円。ほかに銭湯代百五十円が必要。持参品はタオルケット、着替え、バスタオル、洗面用具、軍手、エプロン、三角巾。
  申し込みは名張公民館(電話0595・64・2605)へ。先着順に受け付ける。

■県上野森林公園でネイチャーゲーム
 県上野森林公園は八月十二日に催す「ネイチャーゲームvs昔遊び」の参加者を募っている。「こども森林クラブ」の催し。
  五感と想像力を働かせて自然との一体感を感じるネイチャーゲームや、自然を生かした昔ながらの遊びを楽しむ。午前十時から正午まで。対象は子供(三歳以上)。定員二十人。
  申し込みは四日までに、往復はがき、ファクス、電子メールで同公園(〒518‐0817、伊賀市下友生字松ケ谷一、電話0595・22・2150、ファクス0595・22・2151、電子メールmuenofp@e-net.or.jp)へ。
  七月三十日には午前十時からモリメイト行事「カブトムシ祭」があり、カブトムシを観察する。対象は小学生以下(保護者の同伴が必要)。事前申し込みは不要で、当日午前九時から先着三十組に整理券を配付する。

やまなみ国際音楽祭きょう開幕
京都府相楽郡南山城村のやまなみホールで二十二、二十三両日、第十四回「木津川やまなみ国際音楽祭」が催される。
  昨年の神戸国際フルートコンクールで優勝したA・オリヴァさん(イタリア)ら海外の一流ソリストも含め、約四十人がソロ、室内楽、オーケストラと多彩なコンサートをくりひろげる。
  日程は二十二日午後二時から「青少年のための楽器物語と名曲コンサート」、七時から「オープニングコンサート」。二十三日午後二時から「ジョイントリサイタル名曲の嵐」、六時半から「オーケストラコンサート」。
  入場料は一般三千円、高校生以下二千円。三公演通し券は一般七千円、高校生以下五千円。「名曲コンサート」は小中学生無料、高校生以下五百円。
  問い合わせは同ホール(電話07439・3・0580)へ。



●センター臨時職員を募集します
名張市青少年センターの事業運営ならびに経営の充実を図るため事務等の補助員を募集します。
  ▽雇用人数=臨時職員(事務等補助)一名、六十歳未満で男女を問わない
  ▽雇用期間=平成十八年八月一日〜十九年三月三十一日
  ▽勤務場所=名張市青少年センター(松崎町一三二五番地の一)
  ▽勤務条件=午前八時三十分から午後五時十五分まで(ただし行事のある場合は最終午後十時まで)。時間給八百円。社会保険、労災・雇用保険あり。休暇は週二日
  ▽募集条件=文化活動に関心のある方、土曜日・日曜日に勤務が可能な方、普通自動車運転免許をお持ちの方、パソコン操作(ワード、エクセル)のできる方
  ▽応募受付期間=七月十九日〜七月二十六日まで。午前八時三十分から午後五時の間(七月二十四日は休館のため除く)
  ▽提出書類=履歴書(郵送不可。ご持参ください)
  ▽提出先=名張市青少年センター
  ▽面接日=七月二十九日(時間は二十七日に連絡いたします)
  詳細は青少年センター(電話0595・64・3478)へお問い合わせください。



●フリーマーケット
 二十四日午前十時から名張市西原町、きゅーと美容室(電話0595・67・0910)駐車場で。日用品、手づくり品、花苗、野菜などを販売する。昼ごろまで。雨天中止。