■■ 9月9日(土) ■■

 

■巨峰のシーズン到来−青蓮寺観光ブドウ園
 急に秋めいてきて、いよいよ本格的な行楽シーズンの開幕。名張市内の観光スポット、青蓮寺地区の観光ブドウ園が季節の味覚を求める入場者でにぎわっている。最高の人気品種、巨峰の時期を迎えたところだが、夏以降の好天のおかげで甘さたっぷりに育っているという。
  ブドウ園は約二十ヘクタール。七月のオープンから八月いっぱいはデラウェア、九月からは高級感ある甘さの巨峰、あっさりした味わいの紅富士、ハチミツに似た甘さのスチューベン、十月に入ると房が大きくて濃厚な味わいのマスカットベリーAが出番を迎える。市内の家族連れにも好評で、接待に利用されることも多いという。
  入園料は、巨峰・紅富士狩りが大人(中学生以上)千五百円、小人(小学生)千二百円、幼児(三歳以上)八百円。それ以外の普通ブドウ狩りは大人千円、小人八百円、幼児五百円。園内食べ放題、営業は午前九時から午後五時まで。無休。
  問い合わせは同組合(電話0595・63・7000、64・2500)へ。

■ギャラリー30でキリムの展示会

 名張きらめきの会は九日午後一時半から名張産業振興センターアスピア四階会議室で女性史の公開学習会を開く。名張市の市民公益活動実践事業。
  講師は県男女共同参画センター「フレンテみえ」所長の鈴山雅子さん。テーマは「女性史を学ぶということ」。午後四時まで。入場無料。男女を問わず誰でも入場できる。
  問い合わせは岩田登志子さん(電話0595・64・0071)へ。

■東出さん夫妻写真展
名張市松崎町、ギャラリー楽(電話・ファクス0595・63・2212)で十六日から十八日まで。富貴ヶ丘二番町の東出勲・昭子さん夫妻が、伊勢和紙にデジタル写真をプリントした作品を出展。「四季折々 思いのままに」と題して四季それぞれに四点ずつ、計十六点を展示する。午前十時から午後六時(最終日は五時)まで。


 ■■ 9月5日(火) ■■

 

■ギャラリー30でキリムの展示会
 伊賀市槇山のアート&クラフト「ギャラリー30」(上田郁子さん主宰)で十四日から二十四日まで「国境なき遊牧民の敷物・キリム展」が開かれる。
  トルコやイランなどで遊牧民によってつくられる平織りの敷物・キリム四百点が展示される。出展は静岡市の浦田浩之さん。素朴なデザインと染め色の美しさにひかれ、政治的混乱のつづく中央アジアを訪ね歩いて機械織りでない本物のキリムを探すいっぽう、現地の人たちの支援活動もつづけている。二十三日午後二時から三時までは浦田さんのトークタイム。
  同ギャラリーは一九九七年十一月、名張市つつじが丘から移転してオープン。郁子さんと夫の画家・誠克さんが二人三脚で運営していたが、誠克さんは今年四月に死去。今回のキリム展は郁子さんが初めてひとりで手がける展示会となる。
  午前十時から午後六時(最終日は四時)まで。入場無料。月・火曜定休。問い合わせは同ギャラリー(電話0595・42・1260)へ。


●11月にバニラムードライブ−NHK「お昼ですよ」で注目の女性4人組の人気ユニット
 クラシックを基本にさまざまなジャンルの音楽を演奏する女性四人組のユニット「バニラムード」=写真=の「バニラムードライブ2006│2007」が十一月二十六日、名張市青少年センターで催される。市社会教育振興会と市教育委員会が主催する同センター自主事業。十五日に前売りを開始する。
  バニラムードは弦楽器、管楽器、鍵盤楽器によるユニット。クラシック楽器をつかってジャンルにこだわらない音楽に取り組んでいる。メンバーは、Waka(フルート)、Yui(バイオリン)、Mariko(チェロ)、Keiko(ピアノ)。二〇〇四年四月から〇五年九月までNHK総合テレビ「お昼ですよ!ふれあいホール」で生演奏して注目を集めた。今年二月にはエイベックスからCDデビュー。
  午後一時半開場、二時開演。入場料三千円(高校生以下は当日学生証を提示すれば半額払い戻し)。全席指定。プレイガイドはネクスト・ワン名張本店、一二三書房、ブックスアルデ近鉄店・名張本店、前田文具夏見店、リバーナ一階サービスカウンター、市教育委員会文化振興室、市青少年センター(以上名張市)、井筒屋書店あかもん店、サワノ楽器店、FUKUZAWAラジオ店(以上伊賀市)。
  問い合わせは同センター(電話0595・64・3478)へ。














 ■■ 9月3日(日) ■■

 

■小野田さん講演と被弾ピアノの演奏
 伊賀ピクニックコンサート実行委員会は十六日、名張市武道交流館いきいき多目的ホールで「平和を紡ごう〜講演と被弾ピアノ演奏会〜」を催す。
  午後二時に始まり、第一部は元陸軍少尉・小野田寛郎さんの講演「人は一人では生きられない」。小野田さんは一九二二年。和歌山県生まれ。四四年、情報将校としてフィリピンのルバング島に着任。終戦後も任務解除の命令が届かなかったため密林にとどまって軍事活動をつづけ、七四年に帰国した。
  第二部は被弾ピアノ演奏会。ピアノは太平洋戦争末期、米軍機の機銃掃射で被弾した蔵持小学校のもの。昨年八月十五日、名張市役所で演奏会が開かれた。
  ピアノの演奏者を募集しており、問い合わせは伊賀県民センター内、同委員会事務局(電話0595・24・8137、ファクス0595・24・8010、電子メールgkenmin@pref.mie.jp)へ。



●名張中学校バザー
 十月七日午後一時から三時まで同校体育館二階アリーナで。

 

 ■■ 9月2日(土) ■■

 

■きょう、ワクワク健康づくり講演会
 なばり健康づくりをすすめる会の「ワクワク健康づくり講演会」は二日午後一時半から名張産業振興センター・アスピアで催される。
  テーマは「五十歳からの体力づくり」。講師はNPO・日本医師スポーツ協会公認講師でレクレーションインストラクターの池島栄治郎さん。参加者はタオルとお茶を持参、動きやすい服装で参加する。定員百人。
  参加無料。申し込み不要。問い合わせは永谷さん(電話0595・61・0560)、北川さん(電話0595・63・5513)へ。
  同会はひきつづき十月から連続九回の「ワクワク健康づくり指導者養成講座」を開く。
  会場は名張産業振興センター・アスピア、イトマンプール、赤目公民館。定員二十五人。参加費四千円(保険料、材料費、用具代などを含む)。
  申し込みは同会(電話0595・61・0560)へ。
  講座内容は次のとおり。時間は午後一時半から三時まで。
  ▽十月六日=元気に過ごすための食事と運動
  ▽十月十三日=ストレッチで心、体をリラックス
  ▽十月十六日=水中運動(この回のみ午前十時半から正午まで)
  ▽十月二十日=出前トーク「介護予防、名張市の現状」
  ▽十月二十七日=ストレスと上手くつきあう
  ▽十一月十日=食事会、ヘルシーバイキング
  ▽十一月十七日=簡単、気持ちいい健康マッサージ
  ▽十一月二十四日=楽しくチューブ運動、筋力アップ
  ▽十二月一日=楽しく有酸素運動、脂肪を燃やす

■しつけをテーマに子育て支援講演会
 子育て支援活動をつづけるNPO「ぽかぽかはうす」は十日、名張市武道交流館いきいきで子育て講演会「子育てが楽しくなる話
その二」を催す。
  保育ボランティアとして発足してから十周年を迎えるのを記念し、子育て講演会を今年度四回にわたって開催。七月につづく第二回目となる。
  講師は育児・保育コンサルタントの原坂一郎さん。テーマは「一歳からのしつけ〜子どももママも笑顔で子育て〜」。しつけに関して誰もが疑問に思うことをわかりやすく説明する。
  原坂さんは一九五六年、神戸に生まれ、関西大学社会学部卒業。独学で保育士資格を取得し、神戸市の男性保育士第一号となった。二十三年間六か所の保育所勤務を経て、二〇〇四年に退職。子どもや子育てに関する研究、執筆、講演を行いながら保育士としても活動。KANSAIこども研究所長。
  午前十時から正午まで。定員五十人。参加費は会員三百円、会員外五百円。申し込みは郵便、ファクス、電子メールで同NPO(〒518‐0433、名張市つつじが丘北三‐四‐四、ファクス0595・52・1391、電子メールhoiku-pokapoka@mail.goo.ne.jp)へ。締切は七日。
  問い合わせは同NPO(携帯電話090・3956・9465=平日の午前九時〜午後五時)、岩本さん(電話0595・64・6415)へ。

■伊賀越仇討ちで講談とウォーク
 伊賀・夢・街道づくり協議会(中川甫会長)と県は十月一日に催す「道中講談 鍵屋ノ辻」の参加者を募っている。地域の歴史や文化を再発見する街道ウォークの第六弾。
  江戸時代初期、渡辺数馬が荒木又右衛門の助けを得て父のかたきを討った伊賀越の仇討ちにゆかりの地を歩き、旭堂南青さんによる講談を聴く。午後一時、伊賀市寺町の萬福寺に集合し、旧崇廣堂、鍵屋辻などをめぐるウォークと講談を楽しむ。解散は四時ごろ。
  参加費千円。定員百人。申し込みは往復はがきで、代表者の住所、氏名、電話番号と参加者全員の氏名、年齢を明記して、同会事務局(〒518‐8533 伊賀市四十九町二八〇二 伊賀県民センター内、電話0595・24・8137)へ。一枚につき四人まで。締切は七日。申し込み多数の場合は抽選。

■山添村で10月1日フリーマーケット
 奈良県の山添村商工会青年部は十月一日、同村花香房駐車場で催すフリーマーケット「やまぞえ市場」の出店者を募集している。
  午前十時から午後二時まで。料金は一ブース(二×二・五メートル)千円。申し込みは二十二日までに同青年部(電話0743・85・0033、ファクス85・0035)へ。


●八月二十八日付「伊和新聞」のおもな内容は次のとおり
  ▼名張市議会選挙、新人躍進し現職四人が涙=任期満了(八月三十日)に伴う名張市議会議員選挙は二十七日午前七時から市内三十二か所で投票が行われ、午後九時二十分から夏見の体育館で即日開票。同日深夜に二十人の顔ぶれが決まった。当選者のうちわけは、現職十三人、新人五人、元職二人。今回の選挙は四月の市長選挙で亀井市長が再選され、亀井市政が継続することから、大きな政治テーマもなく、各候補者は「福祉」「安全安心」「教育問題」などを訴えて争った。
  現職は四人が落選、新人五人が当選、党派別では固い組織票に支えられた公明が一人増の四人が当選。共産は二人で一人減。一方、女性候補は五人が全員当選。投票率は六二・〇三%と前回を五・四九%下回った。
  二日に議員懇談会を開き、十日ごろ臨時議会を開いて正副議長などの役員選挙を行う。

  ■伊和新聞のご購読は、伊和新聞社(電話0595・63・2355)へお申し込みください。定期購読は一か月五百円。郵送の場合は、別途百六十円が必要です。

 

 ■■ 9月1日(金) ■■

 

■小津安二郎監督の4作品−3日に「まるまる映画館」
 東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵の名画を上映する「一日まるまる映画館」は三日、名張市青少年センターで催される。市社会教育振興会と市教育委員会が主催する今年度文化庁優秀映画鑑賞推進事業。
  独特のスタイルで日本の家庭生活を描きつづけた小津安二郎監督の作品四本をとりあげる。
  小津監督は明治三十六年、東京生まれ。十歳のときから三重県に住み、県立第四中学(現・宇治山田高校)卒業。大正十二年に松竹蒲田撮影所に入った。昭和三十八年没。
  入場料は一本だけでも四本でも五百円。プレイガイドはネクスト・ワン名張本店、一二三書房、ブックスアルデ近鉄店・名張本店、前田文具夏見店、リバーナ一階サービスカウンター、市教育委員会文化振興室、市青少年センター(以上名張市)、井筒屋書店あかもん店、サワノ楽器店、FUKUZAWAラジオ店(以上伊賀市)。
  問い合わせは同センター(電話0595・64・3478)へ。
  作品は次のとおり。
  ▼麦秋(午前十時三〇分〜午後〇時三五分)一九五一年、松竹(大船)。脚本は野田高梧と小津安二郎、出演は原節子、笠智衆、杉村春子ほか。娘の結婚と、父母との別れを独特の豊かなユーモアとスタイルで描く。
  ▼東京物語=写真=(午後一時〜三時一六分)一九五一年、松竹(大船)。脚本は野田高梧と小津安二郎、出演は笠智衆、東山千栄子、原節子ほか。尾道に住む老夫婦が、医者の長男や美容師の長女が住む東京に出かけるが、幸福そうな家庭も経済的には苦しそうだった。
  ▼彼岸花(午後三時三〇分〜五時二八分)一九五八年、松竹(大船)。脚本は野田高梧と小津安二郎、出演は佐分利信、田中絹代、山本富士子ほか。娘が勝手に決めてきた結婚相手に腹を立てる頑固な父親の姿をユーモラスに描く。小津安二郎監督初めてのカラー作品。
  ▼秋刀魚の味(午後六時〜七時五三分)松竹(大船)。脚本は小津安二郎、出演は岩下志麻、笠智衆、佐田啓二ほか。身の回りの世話を娘に頼り、娘の行く末を考えもせずにいた父が、旧制中学時代の恩師と中年の娘がしがないラーメン屋を営んでいる光景を目にし、人生の孤独を感じながら娘を嫁がせる。小津監督の遺作となった作品。

■「ロミオとジュリエット」−座☆名張少女が17日に公演
 劇団「座☆名張少女」の今年度公演「ロミオとジュリエット クリムゾンローゼス」が十七日、名張市青少年センターで催される。県文化振興基金活用事業。市教育委員会後援。
  シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」を中心に、「ハムレット」「マクベス」などの要素も盛りこんで新たに再構成したオリジナル劇。原作では敵対するふたつの名家の生まれだったロミオとジュリエットは、一国の王子と反乱軍の王女に設定され、ともに超人的な剣の達人として宿命にあやつられたドラマを織りなす。
  脚本は我羅無まさこさん、演出は森田晃次さん。出演は赤塚元、石上恵子、上田豊太、奥村和子、尾崎圭胡、神谷仁美、清田宏子、玄羽ヒロシ、佐野強、下雅意ミエ、管田久美、辻本秀一、中村恭子、中山祐未、浜地幸昌、松本美香、森田こうぢ、山口憲一、山口ひろみ、山下勝治、山下華子、山下要一、よよい、力丸てつやのみなさん。協力はSOUL FLOWER、ミュージカルランドじゃめ・びゅ、おきつも名張劇場、芝居屋ちょもらんま。
  午後二時開場、二時半開演。前売り券は一般千五百円、高校生以下千円、小学生以下無料。ペア券は一般二千五百円、高校生以下千五百円。当日券はいずれも三百円増し。会場で託児を受け付ける。
  チケットは同センター、ネクストワン名張本店、ブックスアルデ名張本店・近鉄店で取り扱っている。
  チケット予約、問い合わせは森田さん(電話・ファクス0595・62・1373、携帯電話080・5166・8612)へ。

★公演の無料招待券5人にプレゼント!
 「ロミオとジュリエット」公演の無料招待券を抽選で五人の方にプレゼントします。ご希望の方は、はがきに「無料招待券希望」と明記し、住所、氏名、電話番号を書いて伊和ジャーナル編集部(〒518‐0710、名張市上八町)へどうぞ。九日到着分まで有効。

■マナコフラワ−9月に新コース
 マナコフラワーアカデミー(斎藤ヤス子さん主宰)は九月にスタートする「フラワーアレンジメントサークル」の生徒を募集している。
  フラワーアレンジメントの基本を身につけたい人が対象。期間は一年。月一回ずつ十二回で終了し、会費は三千円(花・材料費を含む)。毎月第三金曜の午前十時から名張産業振興センター・アスピアで。
  通常レッスンの生徒も募集しており、アレンジメント、ブーケ、コサージを学ぶ。火・金・土曜、名張市赤目町新川の斎藤代表の自宅でレッスンし、月二回でも一回でもかまわない。
  生け花とフラワーアレンジメントをミックスした新コース「立華調フレッシュ」も、通常レッスンと同じ日程でスタートさせる。
  申し込み、問い合わせは斎藤代表(電話0595・64・2467)へ。

■光彩・なばりが−室生区で写真展
 名張市内の中判カメラ愛好家による「光彩・なばり」(吉田以彦代表、十人)の第四回写真展が一日から二十六日まで奈良県宇陀市室生区向淵、室生アートハウスで催される。
  出展は、四季おりおりの風景を中心にした自由作品。全紙サイズで一人三点ずつ、計三十点が披露される。午前九時から午後七時まで。
  出展者は次のみなさん。
  吉田以彦、福田和生、種橋伯子、竹中功、高崎順、清水春美、久保田成一、菊田実、梶原道明、石尾定美


●名張市青少年センター(松崎町、電話0595・64・3478)の九月の催し日程は次のとおり。
 主催者の都合で変更される場合がある。カッコ内は主催者、連絡先。料金は前売り入場料。
  ▼1日まるまる映画館(名張市社会教育振興会、市教育委員会/電話0595・64・3478=青少年センター)九月三日午前十時三〇分〜午後七時五三分。五百円。文化庁優秀映画鑑賞推進事業。
  ▼救急医療週間の講演会(名賀医師会/電話0595・64・2321)九月七日午後二時〜四時三〇分。無料。
  ▼第四十二回名張高校吹奏楽部定期演奏会(名張高等学校吹奏楽部/電話0595・63・2131=名張高校、堀さん)九月十日午後一時三〇分〜四時。五百円。
  ▼劇団座☆名張少女二〇〇六年度公演「ロミオとジュリエット〜クリムゾンローゼス〜」(劇団座☆名張少女/電話0595・62・1373=森田晃次さん)九月十七日午後二時三〇分〜五時四五分。一般千五百円、中・高校生千円。
  ▼第九回名張市中学校ジュニアコンサート(名張市社会教育振興会、名張市中学校ジュニアコンサート実行委員会/電話0595・64・3478=青少年センター)九月二十三日午後一時三〇分〜四時。無料。