■■ 9月18日(月) ■■

 

■20日から秋の彼岸
 九月もなかばを迎え、二十日は彼岸の入り。秋分の日の二十三日を中心に前後七日間が秋の彼岸となり、「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉どおり、一年で一番過ごしやすいといわれる時候が訪れる。
  彼岸には、寺院で彼岸会(ひがんえ)という法要が営まれ、信者は寺に参詣して説法を聴聞、墓参を行う。家庭では、仏前に彼岸団子やおはぎを供え、先祖をしのぶ。
  秋分の日は、もとは秋季皇霊祭。戦後、国民の祝日に関する法律で「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」日と定められた。
  あわただしい毎日、彼岸という日本独自の美しい風習を、大事に受け継いでゆきたいものだ。

■全国交通安全運動
 おじいちゃん、うしろの席でもシートベルトしようね│。秋の全国交通安全運動は二十一日から三十日までの期間で催される。
  重点目標は高齢者の交通事故防止。高齢者は、歩行中には横断歩道外や車両の直前直後の横断、信号無視によって交通事故に遭うことが多く、自転車や自動車の乗車中には前方不注意や安全不確認、一時不停止、信号無視が事故に結びやすいことから、とくに注意を呼びかけている。
  運動の重点は▽夕暮れ時と夜間の歩行中・自転車乗用中の交通事故防止(とくに子どもと高齢者を中心として)▽後部座席を含むシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底▽飲酒運転の追放│の三点。
  高齢者の交通事故は増加傾向にあり、運動では高齢者とドライバーの双方に注意を呼びかけるほか、毎月二十一日を「セーフティ・シルバー・デー」と決め、事故防止に取り組むことにしている。
  飲酒運転の追放は三重県の指定重点にもなっており、関係機関が協力して徹底的な追放に努める。

 

 ■■ 9月16日(土) ■■

 

■1周年迎えた酒蔵空間−秋のほろ宵コンサート
 名張市新町、北村酒造内の「酒蔵空間」がオープン一周年を迎え、十月一日に記念の「秋のほろ宵こんさーと」を開く。
  特別ゲストはタロットセラピストの霞仙女さん。演奏は、北山悠佑(チェロ)日向恵子(フルート)松田典子(ピアノ)のみなさん。曲目はエルガー「愛の挨拶」、マルティヌ「トリオより」、ピアソラ「ブエノスアイレスの秋」、日本民謡「黒田節」ほか。
  午後五時開演。会費二千五百円(コンサートのための秘蔵酒、軽食つき)。電話予約で先着四十人を受け付ける。
  問い合わせは北村酒造(新町一五六、電話0595・63・0010)へ。

■前田教育会が実用書道講座
 前田教育会は伊賀市大谷の前田教育会館で催す「蕉門大学」美術ゼミナール「実用書道講座〜小筆に親しむ〜」の受講生を募っている。
  開講は十月十日、十七日の二回。午後七時から九時まで講座室で。十日は慶弔時などの表書き、十七日は楷書、行書、草書の三体による名前書きを学ぶ。
  講師は吉永智美さん(岩倉)。一九九八年に奈良教育大教育学部特別教科(書道)教員養成課程を卒業し、今井凌雪さんに師事している。
  受講料二千五百円(テキストと小筆の料金を含む)。持参品は書道用具(墨、すずり、文鎮、下敷き、水差し、雑巾)。定員十人。
  申し込みは電話またはファクスで同教育会(電話0595・24・5511、ファクス0595・24・7878)へ。先着順に受け付ける。

■10月になばり母親大会
 第二十回なばり母親大会(同大会実行委員会主催)は十月一日午後一時半から名張市勤労者福祉会館で開かれる。テーマは「健やかな命を引きつぐために」。
  産婦人科医で「三重母乳の会」事務局長の井岡大義さんが「お産・ここから命がはじまる」、元小学校教師で三重原水協副理事の落合郁夫さんが「日本国憲法九条は世界の共通の宝」と題して話し、ひきつづきテーマに沿って分散会。参加費三百円。保育の用意がある(事前申し込みが必要)。
  問い合わせは橋本さん(電話0595・65・4188)、羽口さん(電話0595・64・0302)へ。


●フリーマーケット
 二十五日午前十時から名張市西原町、きゅーと美容室駐車場で。日用品、手づくり品、花苗、野菜などを販売。昼過ぎまで。雨天中止。問い合わせは同美容室(電話0595・67・0910)へ。

●名張地区レクリエーションスポーツ教室
 三十日午前十時から正午まで名張小学校体育館で。対象は市内在住の人。カローリング、ファミリーバドミントン、シャフルボード、ストラックアウト、輪投げなどを体験する。体育館シューズを持参。定員は先着五十人。申し込みは二十六日までに名張公民館(電話0595・64・2605)へ、同館備えつけの用紙で。

 

 ■■ 9月12日(火) ■■

 

■講演と被弾ピアノ演奏−ピクニックコンサート
 伊賀ピクニックコンサート実行委員会の「平和を紡ごう〜講演と被弾ピアノ演奏会」は十六日午後二時から名張市武道交流館いきいきで催される。
  第一部は元陸軍少尉の小野田寛郎さんによる講演「人は一人では生きられない」。第二部は被弾ピアノ演奏。
  演奏者は、戦後の中学生時代にこの被弾ピアノを演奏した経験をもつ岡田珠恵さん(名張市)、広島県出身で父親が被爆を体験した五島純子さん(同)、原爆記念式典の参加経験をもつ近藤茂行さん(愛知県日進市)、市立南中学三年生の福田汐里さん、箕曲地区のコーラスグループ「ラ・ペスカ」。終了は午後四時十五分。
  つづいて十七日には伊賀市霧生のメナード青山リゾートホテルでロビーコンサート「高原で出会うピアノ・フルート・コントラバス」を開催。
  出演は高田知子(ピアノ)、宮本裕紀子(フルート)、桑原愛(コントラバス)のみなさんによるミュージックアンサンブル・ピコット。午後一時から一時四十分まで。
  いずれも入場無料。申し込み不要。問い合わせは同委員会事務局(県伊賀県民センター内、電話0595・24・8137)へ。


●美旗陶芸クラブ展
 十五日まで近鉄名張駅地下道展示ブースで。美旗市民センターを会場に上嶋伊佐雄さん(大内窯)の指導を受ける栢本ツヤ子、竹森春美、間瀬美代子、福永きよゑのみなさんが出展。

●野村生涯教育講座
 十七日午前十時から午後三時まで名張産業振興センター会議室Aで。午前は講義、午後は全体討議。テーマは「野村佳子生涯教育論第四章│野村生涯教育の基礎原理│自然の秩序・法則から導き出された教育原理」。講師は野村生涯教育センター講師。参加費は年間八千円(後期四千円)。読書会は二十一日午前十時から午後三時まで名張市勤労者福祉会館小会議室で。参加費五百円。テキストは生涯教育国際フォーラム基調講演集「いのちの世紀を啓く」。問い合わせは同センター本部(電話03・3320・1861)、三重連絡所(貞包紀子さん、電話・ファクス0595・68・1493)へ。