■いじめ生まない
地域づくり講演
名張市と名張市教育委員会は十五日、市総合福祉センターふれあいホールで、いじめを生まない地域づくりのための講演会を催す。
家庭、学校、地域がひとつになり、子供たちが元気でいきいきと学び、遊び、育つことができる地域づくりを進めるため、いじめをはじめとした子供の悩みや現実などを学ぶ。
エンパワメントセンターの森田ゆりさんが「すべての子どもに安心と自信と自由を〜子どもをまもるために、今、私たちにできること」と題して話す。
午後一時に開場し、一時半から三時半まで。無料。定員は先着三百人。駐車場は名張小学校グラウンド。託児の申し込みは六日まで受け付けている。
申し込み・問い合わせは、市教育委員会学校教育室(電話0595・63・7882)へ。
■「なばり九条の会」1周年で
22日「講演とうたと三人展」
昨年四月に発足した「なばり九条の会」は二十二日、名張市総合福祉センターふれあいホールで一周年を記念した「講演とうたと三人展」を開く。
講演は雑誌「上方芸能」代表・木津川計さんの「優しさとしての文化と九条」。木津川さんは一九三五年生まれ。立命館大学産業社会学部教授、文化庁国際芸術交流支援事業審査委員会副主査、NHKラジオ「木津川計のラジオエッセイ」レギュラー。一九九八年、菊池寛賞を受賞。主著に「上方の笑い」「文化の街へ」などがある。
音楽「心に響く未来へ続くうた」は「音楽・夢企画」の鈴木みずえさんが出演。ピアノは松本真弓さん。
三人展は、名張市を拠点に活躍する陶芸の角谷英明さん、絵画の工藤俊治さん、書の藤田透石さんが出展。
午後二時開演。参加協力費五百円。三人展は二十一日から二十三日まで開催し、午前十時(二十一日は正午)から午後五時まで。
問い合わせは同会の藤繁曙さん(電話0595・61・2131)、辻二葉さん(電話0595・63・9599)へ。
■7日と8日だけ営業します
星安の新町「増岡邸」が人気
毎月七日と八日は増岡邸へどうぞ│。 和洋菓子製造販売の「星安」(本店=名張市平尾)が新町の空き家を利用して定期営業を始め、名張のまちなかにぴったりの雰囲気と話題を集めている。
二〇〇四年の松尾芭蕉生誕三百六十年記念事業のフィナーレイベントにあわせ、「灯りとお菓子のギャラリー」として開設。昔なつかしい和菓子などを展示即売し、古い民家のたたずまいを柔らかな照明で演出して人気を呼んだ。
昨年の二月七、八両日、八日えびす祭にあわせて開店したのを機に、「増岡邸」として毎月七日と八日は必ずオープンすることにした。営業日を待ちかねる人も増え、名張市内で栽培されたタンポポの根と黒糖を原料にした「たんぽぽコーヒーゼリー」などのオリジナル商品が人気を集めている。
両日とも、商品を購入した人にわらび餅まんじゅうをプレゼント。営業は午前九時半から午後六時まで。問い合わせは名張駅東口本店(電話0595・63・5050)へ。
■宇流冨志禰神社で春祭り
雅楽の奉奏やバザーなど
「お春日さん」の愛称で親しまれる名張市平尾、宇流冨志禰(うるふしね)神社で十五日、春の例大祭が営まれる。内容は次のとおり。
▽能面展示(伊賀まちかど博物館)午前十時から
▽きき酒コーナー(名張酒造組合協賛)午前十時から
▽お抹茶・ぜんざい(茶華道会、敬神婦人会)午前十時から
▽手作りパン(れもんぐらす)午前十時から
▽お子さまコーナー(紙芝居、輪投げ、ゲーム)午前十時から
▽雅楽奉奏(弥栄雅楽会)午前十一時と午後二時からの二回、平調「音取」「越殿楽」「陪臚」、舞楽「蘭陵 王」を。笙は赤木真知子、篳は山元徹、龍笛は竹若佳代子、舞人は岩野照代のみなさん。
▽謡奉納(名張金剛会)午前十一時半から
▽餅まき=午後二時四十分から
▽バザー=うどん、みたらしだんご、新茶、花、名張物産展など。
十日午後二時からは同神社境内の石 灯籠の竣工祭と献納祭が営まれる。石灯籠は約九十年前に奉献されたが、このほど氏子の協力で新しく 建立された。
問い合わせは同神社(電話0595・63・0486)へ。
●名張産業振興センター本日の催し物
[六日・金]フラワーサークルリン ▽NPO‐BGM参元 ▽鎌倉彫▽実用書道教室 ▽伊賀地区店長会
【名張商工会議所/電話0595・63・0080】
●三月三十一日付「伊和新聞」のおもな内容は次のとおり。
▼曽爾村長が「自然遺産」登録を提案=「私たちが住む自然豊かな、奈良県の東北端に位置する曽爾村と、三重県境に接する伊賀・名張市は、共に雄大な魅惑の大自然美に満ちている。私、宇山禎則は三期十二年、ベストを尽くした村長職を勇退する。私流の村づくりの仕上げ、おみやげとして、大いなる天恵の遺産である曽爾高原をはじめ室生寺、赤目滝、奥香落渓、青蓮寺湖などを『世界の自然遺産』に登録する運動の展開を提案したい」と、小柄な胸に秘めてきた曽爾村の宇山禎則村長のビッグなドリーム構想は、関係者らのあいだでさまざまな波紋を広げている。
▼伊賀市議会が定数削減=伊賀市議会は全国で初めての市議会基本条例を制定、それに基づき市議定数を三十四人から二十八人に削減した。自分で自分の「手術」をしたうえ、さらに定数削減という厳しい決断を実行したのだ。削減定数を一任された安本美栄子議長は、六人削減を決断。二十三日の本会議で可決された。同議会がいま話題になっている。
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