■名張に花火を残そう 22日「千の風になって」 チャリティー映画会
伝統の行事を支えてください│。名張の夏の風物詩として親しまれている名張川納涼花火大会を存続させるため、名張市や市観光協会、名張商工会議所などで組織する同大会実行委員会は二十二日、市青少年センターで「名張に花火を残そう! チャリティー映画会」を催す。
花火大会は昭和六年以来の歴史をもち、多くの見物客でにぎわう。費用は市内企業などからの協賛金と市の補助金でまかなわれているが、今年度は市の補助金が三割カット。六月初旬から呼びかけてきた協賛金も集まりが悪い。最近は花火だけでなく警備にも予算が必要となるため、費用不足はいよいよ深刻になっている。
そこで財源のひとつとして、初の映画会を開催することにした。入場料収入から映画のレンタル料などを差し引いた全額を、花火大会の費用にあてる。
上映作品は、テノール歌手・秋川雅史さんによるテーマ曲が大ヒットしている「千の風になって」。金秀吉さんが監督と脚本を手がけ、人間の死と残された家族の物語が情感豊かに描かれる。
上映は午前十時半、午後一時、三時半からの三回。チケットは九百円(大人・子供同額)。取り扱いは市観光協会、名張商工会議所、市青少年センター、ブックスアルデ本店・リバーナ店・近鉄店、別所書店、ネクスト・ワン名張本店。当日券も用意する。
問い合わせは市観光協会(電話0595・63・9148)、名張商工会議所(電話0595・63・0080)へ。
■納涼花火大会は28日
名張川納涼花火大会は毎年七月二十四日に行われていたが、今年は土曜日の二十八日に開催される。
地元新町、愛宕神社の「愛宕の火祭り」もこの日に変更され、午後七時半から火祭り、七時五十分から九時十五分までが新町河畔と黒田地区内で花火大会。約三千発の花火が夜空を焦がす。雨天順延。
●美旗メロン直売所
JA伊賀南部が二十日から八月十日まで名張市上小波田のカントリーエレベーターに開設。二玉箱入りセット三千円(税込み)。午前十時から午後三時まで。問い合わせは同JA指導販売課(電話0595・63・2253=土・日曜を除く)へ。
●夏のほろ宵コンサート
二十一日午後七時半から名張市新町、北村酒造の酒蔵空間で。会費二千五百円。問い合わせは同酒造(電話0595・63・0010)へ。
●名張産業振興センター本日の催し物
[二十日・金]名張青年会議所例会▽(株)サミットインターナショナル▽マナコフラワーアカデミー▽実用書道教室▽あまつちの教え▽NPO‐BGM参元▽鎌倉彫▽就職面接会大阪ビル管理上野事業所
【名張商工会議所/電話0595・63・0080】
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