■■ 8月3日(金) ■■

 

■青山ハーモニー15周年演奏会
 一九九一年に旧青山町で結成された青山ハーモニーの結成十五周年記念演奏会が二十六日、伊賀市の青山ホールで催される。同市、市教育委員会などが後援。  七年目、十年目、十三年目につづく四回目の単独コンサート。一部は唱歌メドレー「ふるさとの四季」、二部は女性作曲家・木下牧子さんの無伴奏作品に挑戦する。  三部は昭和二十年代を背景にした十曲のメドレー「TOKYO物語」を披露し、四部は生きることの意味を語りかける組曲「二度とない人生だから」。指揮は藤森唯史さん、ピアノは藤森真理さん。  午後二時開演。入場料は一般千円、高校生以下七百円。入場券発売所は青山ホール、秋永たばこ店、ダイヤモンド神山、ブックスアルデ近鉄店。

■伊賀地域などの短歌愛好者で組織する風人(かざびと)短歌会(鈴木幹子代表)の年刊作品集「風人」第四号=写真=が刊行された。
 吟行や例会での相互批評などを通じ、それぞれの主題を追求している会員たちが、短歌やエッセイなどを寄せている。  刊行は年一回。四号には会員二十五人が近作「私の十首」と鑑賞文「私の好きな歌」を寄せ、ほかにエッセイ、評論、歌紀行も収録している。  A5判、九十四ページ。本体五百円で、伊賀地域の主要書店で販売している。  会員を募集しており、例会は毎月第四日曜に伊賀上野交流研修センターで開催。  問い合わせは事務局の仲川忠道さん(電話・ファクス0595・21・5508)へ。  おもな収録作品は次のとおり(敬称略)。
【私の十首】
「燕よろこぶ」赤木敏子
「天寿だよ」東寿代
「ア・ラ・カルト」生田幸子
「水雲」石川勉
「生をたしかむ」一条節子
「うぬぼれの愛」岡崎千賀子
「苦きよもぎ」坂下晴彦
「親鳩」志野八重子
「火の鳥」鈴木幹子
「苔の褥」鈴木雄治
「鳩笛」高橋澄子
「池の平」堤順子
「葬の周辺」仲川忠道
「花うつぎ」永田照子
「水辺のさくら」七澤敏子
「フォークダンス」服部愛子
「黄金の粒」濱田能子
「暮らし」松村千代子
「取替工事」安本信子
「春潮」山本純子
「降る音」山本晴子
「キャッチボールを」吉田恵美子
「一九六九」吉増浩志
「煉獄に落つ」吉輪康一
「旅立ち」米田紀子
【エッセイ・評論・歌紀行】
「くちびるに歌を」吉増浩志
「『禁忌』の和歌の意味│私の実朝ノオト│」坂下晴彦v
「個性の三重奏│鈴木幹子著『つかのまの夕虹』│」山本晴子
「短歌を創る上で心がけていること│初心者 並びに燃え尽き症候群の方へ│」七澤敏子
「緑のシャワーを浴びつつ│ミホミュージアムそして石山寺へ│」鈴木幹子


●彩の会作品展  
 十一、十二両日、名張市つつじが丘公民館二階会議室で。絵画作品を出展。第九回。午前十時から午後五時まで。


●名張産業振興センター本日の催し物
[一日・水]高島易断三世霊宝閣出張鑑定▽ひばり歌謡教室▽三重労働局主催就職支援セミナー
[三日・金]実用書道教室▽ウェルネット会員様のつどい▽講談社作品講評会▽鎌倉彫▽高島易断三世霊宝閣出張鑑定▽(株)ユニクロ面接会場
【名張商工会議所/電話0595・63・0080】


●名張市青少年センター(松崎町、電話0595・64・3478)の八月の催し日程は次のとおり。主催者の都合で変更される場合がある。カッコ内は主催者、連絡先。
▼観阿弥創座の地「なばり夏能」(名張市、市教育委員会、市社会教育振興会/電話0595・63・7897=市教委文化振興室)四日午後三時〜五時。千円。中学生以下無料。
▼北見典子バレエスクール第十二回発表会(北見典子バレエスクール/電話0595・63・3680=北見典子さん)五日午後五時三十分〜八時三十分。無料。
▼石川華乃バレエスタジオ第六回発表会(石川華乃バレエスタジオ/電話080・1428・7174=石川華乃さん)十一日午後三時〜七時。無料。 東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵の名画を上映する「一日まるまる映画館」は九月二日、名張市青少年センターで催される。市社会教育振興会と市教育委員会が主催する今年度文化庁優秀映画鑑賞推進事業。  入場料は一本だけでも四本でも五百円。プレイガイドはネクスト・ワン名張本店、一二三書房、ブックスアルデ近鉄店・名張本店、前田文具夏見店、リバーナ一階サービスカウンター、市教育委員会文化振興室、市青少年センター(以上名張市)、井筒屋書店あかもん店、サワノ楽器店、FUKUZAWAラジオ店(以上伊賀市)。  問い合わせは同センター(電話0595・64・3478)へ。  作品は次のとおり。
▼また逢う日まで(午前十時三十分〜午後零時十九分)一九五〇年、東宝(大船)。脚本は水木洋子と八住利雄、監督は今井正、出演は岡田英次、久我美子、滝沢修、河野秋武、杉村春子ほか。ロマン・ロランの小説「ピエールとリュイス」を原作に、青春の悲劇を格調高く描く。
▼青い山脈(午後一時〜三時五十二分)一九四九年、藤本プロ=東宝。原作は石坂洋次郎、脚色は井手俊郎と今井正、監督は今井正、出演は原節子、杉葉子、木暮実千代、池部良、伊豆肇ほか。封建的な因習が残る地方の小都市を舞台に、戦後民主主義で脚光を浴びた自由恋愛や女性の自立を明朗に描く。
▼野火(午後四時十五分〜五時五十九分)一九五九年、大映(東京)。原作は大岡昇平、脚本は和田夏十、監督は市川崑、出演は船越英二、滝沢修、ミッキー・カーチス、石黒達也、浜村純ほか。戦争末期のレイテ島の戦場で、食糧難のため部隊からも病院からも見捨てられた主人公の運命を描く。
▼ぼんち(午後六時三十分〜八時十四分)一九六〇年、大映(京都)。原作は山崎豊子、脚本は和田夏十と市川崑、監督は市川崑、出演は市川雷蔵、京マチ子、若尾文子、草笛光子、中村玉緒ほか。大阪の船場で四代つづいた老舗の一人息子が、女系家族の中で甘やかされ、それゆえに悪戦苦闘する様子を描く。

 
 

  ■■ 8月4日(土) ■■

 

■来年1月に「千年前の恋物語」 おきつも劇場がメンバー募集
 名張市を拠点に活動する劇団「おきつも名張劇場」(中子統雄代表)は来年一月に予定している第十二回公演へ向け、キャストとスタッフの募集を開始した。  上演作品は、平安時代に書かれた「落窪物語」をもとに哀野夕さんが脚本を手がけたオリジナル作品「千年前の恋物語」。母を失い、継母にいじめられながら、ひとりの姫君がすばらしい貴公子に巡り会って幸せを手にする。  会場は名張市美旗市民センターの予定。入場料は前売り一般千五百円、小学生から高校生は五百円。  練習は毎週火曜の午後八時から十時まで蔵持公民館二階で。参加費は月千円。  問い合わせ、申し込みは事務局の三枝孝行さん(電話0595・63・2279)へ。

■名張ピアノコンクール
 名張文化協会と名張市社会教育振興会が主催する第三十二回名張ビアノコンクールは七月二十六日、市青少年センターで催された。  小学生から高校生までの出場者が日ごろの練習の成果を競い合い、部門ごとに金賞、銀賞、銅賞と奨励賞が決定した。  参加者のなかの最優秀者に贈られる特別賞は、名張文化協会賞に水谷映実里さん(百合が丘小学校四年生)、名張市社会教育振興会賞には曽我部明日香さん(青山小学校一年生)が選ばれた。  コンクール全入賞者の名簿は四日付「伊和新聞」に掲載。

■赤目ファイターズ 14日から全国大会
 全日本バレーボール小学生大会  全国から七千五百チームが参加して日本一を決める第二十七回全日本バレーボール小学生大会に、三重県代表として名張市の赤目ファイターズ(山口敦司監督)が出場することになった。  県予選は六月から七月にかけて津市内の会場で行われ、男女小学生チームが出場。男子の部で赤目ファイターズが優勝した。  全国大会は日本バレーボール協会などの主催で十四日から十七日まで、全国都道府県代表チームが参加して東京体育館など六会場で催される。  赤目ファイターズの選手は次のみなさん。  今井智貴、宮下竜樹、岡松孝、山口拓巳、井上大和慎、森翔吾、中島裕太、井上風輝、井上響羽、大森裕太、大森大輔、西山拓斗 【写真は赤目ファイターズのメンバー】

■北見バレエスクール 5日に第12回発表会
 北見典子バレエスクール(本部=名張市春日丘一番町)の第十二回発表会が五日午後五時半から名張市青少年センターで催される。入場無料。  小さな子どもたちは、ベートーベンの「田園」をモチーフにした創作バレエ「パスタロールオブファンタジー」で動物や花などを表現。中学生以上の生徒は、ジプシーの娘とフランス軍士官の恋を描く「パ・キータ」を熱演。バレエのほかにジャズダンスやタップダンスも登場する。  ゲストは石崎慎さん(地主薫バレエ団)と古川満さん(肥田貞子バレエ団)。構成・振付・指導は北見典子さん、振付・指導は北見礼子さん、真鍋忍さん、北見京子さん。


●アクティブシニアテニス教室  
 九月五日から十一月七日まで毎週水曜の午前九時から十一時、名張市夏見、市民テニスコートで。全十回。対象は男性六十歳以上、女性五十歳以上で、市内在住または在勤の人。参加費千円。申し込みは三十一日までに柴原さん(電話0595・65・5036、県シニアテニス連盟常任理事)へ。


●名張産業振興センター本日の催し物
[四日・土]高島易断三世霊宝閣出張鑑定▽講談社作品講評会▽(株)ユニクロ面接会場
[五日・日]骨格調整院施術会▽核酸勉強会▽コブラMC▽講談社作品講評会▽総合資格学院▽(株)ユニクロ面接会場
[七日・火](株)ユニクロ面接会場▽アスピア手編教室
[八日・水]女性会ミュージックベル▽名張地区金融機関防犯協会▽労務研究会▽ノエビア▽ベストグループ交流会
[九日・木]サルテハウス会員様の集い▽フラワーアレンジメントサークル▽名張郵便局資産運用セミナー▽サミットインターナショナル▽アロエベラ研修会▽藤久株式会社▽定例役員会▽JC理事会▽会館運営管理委員会
[十日・金]エホバの証人▽(株)ユニクロ面接会場▽ノエビアおしゃれ会▽NPO‐BGM参元▽調理家電研修会▽フラワーサークル▽エホバの証人つつじが丘会衆
【名張商工会議所/電話0595・63・0080】



 

  ■■ 8月7日(火) ■■

 

■こんナ話題<元イスラエル親善大使が講演 ドン小西氏やるねェ〜>
 久しぶり、といっても半年ぶりの再会。相変わらずふてぶてしい面構え。自慢のロングヘアを後にまとめ、特徴ある眼鏡。白いジャケットの下は黒の水玉シャツ、そして黄色いタイ。
 いまやマルチタレントとしてテレビやラジオ、雑誌で活躍しているデザイナーのドン小西さん。再会したのは8月2日、津市駅前のアスト津。イスラエル国の大使が野呂三重県知事を訪問後、自国の文化、経済、国土をより多くの人に知ってもらおうとイベントを開催。ドン小西さんは、その特別講師。
 「あの毒舌評論、どんな話をするのか、怖いもの見たさで来ました」という人も。 会場前列の予約席から、「津市出身のドン小西さん」と紹介されるや否や、さっそうと自慢の後髪をなびかせ壇上へ。
 数年前、宝石関係のデザインを考案中、興味を引いたのはイスラエルだった。そして、町には粋な色づかいのファッション、斬新な建物、飛躍する経済、独自の文化など、ますます関心が深まっていった。 そんな縁で昨年は、イスラエルの親善大使に任命、「講演も快く引き受けた」と。
 では、その話しぶり。長年の付き合いだが、テレビのコメンテーターとして、また週刊誌の辛口トークとは違った味わいがあった。聴衆の心を引きつけ、笑いも交えた話には、思わず「やるじゃん」―。
  旧友、ドン小西さんの講演は、浮き沈みの人生を経験しているだけに圧巻、小さな体が大きくみえた。「貫禄ついたやん」の問いには、笑みも。
 本来、食事を共にする予定だったが、急遽帰宅。「六本木でまた飲もう」を最後に、午後8時25分発の特急で名古屋に向かった。

■エコクッキングにも挑戦 ごみのゆくえ探検隊募集
 県伊賀農林商工環境事務所は二十三日、子どもたちが身近なごみを通じて環境問題を理解するための「ごみのゆくえ探検隊」を催す。生ゴミを出さずに調理するエコクッキングも体験する。 午前十時、県伊賀庁舎に集合し、十時十分から県環境学習情報センター職員を講師にエコクッキング。正午から昼食と片づけ。午後はバスで移動し、ごみ処理施設のさくらリサイクルセンター(治田)と産業廃棄物処分場の三重中央開発株式会社(予野鉢屋)を見学。伊賀庁舎帰着と解散は五時の予定。
 対象は小学四年生から六年生までと保護者。参加無料。エプロンと筆記用具を持参。
 申し込みは往復はがきで、申し込み責任者の住所、氏名、電話番号と参加希望者全員の氏名、年齢を書き、〒518‐8533、伊賀市四十九町二八〇二、県伊賀農林商工環境事務所環境室「ごみのゆくえ探検隊」係へ。一枚につき四人まで。締切は八日。
 問い合わせは同係(電話0595・24・8078)へ。

■スクールガード養成県内七会場で講習会
 三重県教育委員会は八月中、学校の内外で巡回や警備にあたる「スクールガード」の養成講習会を県内七会場で開く。名張市では二十一日。
  子どもたちが安心して教育を受けられるよう、家庭や地域と連携しながら、学校の安全管理をより充実させるのがねらい。
  対象は、保護者や地域の協力者など学校内外の巡回や安全確保の活動に協力するボランティア、学校関係者、スクールガード・リーダー、市町等教育委員会関係者など。
  内容は、県教育委員会の講義「子どもたちの安全を守るために」、県警察本部の講義「防犯パトロール活動のポイントとその実際」、実践発表、意見発表会「登下校時の子どもの安全を守るためにできることは何か」。
  名張市では夏見、市勤労者福祉会館大会議室で二十一日午後二時半から五時まで。定員百五十人。参加申し込み不要。
  問い合わせは県教育委員会事務局学校教育分野(電話059・224・2969)へ。


●名張産業振興センター本日の催し物
[七日・火](株)ユニクロ面接会場▽アスピア手編教室
【名張商工会議所/電話0595・63・0080】

■来春採用の名張市職員試験
 名張市は十九年度市職員採用候補者試験の申し込みを受け付けている。採用予定は来年四月。職種は、一般事務職、保育士・幼稚園職、消防職、保健師、歯科衛生士、看護師。
  採用職種、採用予定人数、受験資格は次のとおり。ただし、次のいずれかに該当する人は受験できない。 ▽一般事務職、保育士・幼稚園職、保健師、歯科衛生士、看護師=地方公務員法第十六条の欠格事項に該当する人、永住者または特別永住者の在留資格を有しない外国籍の人 ▽消防職=日本国籍を有しない人、地方公務員法第十六条の欠格事項に該当する人
【試験日と試験科目】 ▽一般事務職、保育士・幼稚園職、消防職、保健師、歯科衛生士
  ・第一次試験=九月十六日。午前九時試験開始(受付は午前八時三十分から)。教養試験(一般事務職・上級は専門試験、消防職は体力検査も実施)
  ・第二次試験(第一次試験合格者が対象)=十月二十一日。作文試験、集団討論および面接試験 ▽看護師 ・第一次試験=九月二日。開始時間は後日連絡。書類審査、作文試験および面接試験
【試験場所】名張市役所
【採用日】来年四月一日予定
【申込期間】 七月十七日〜八月十五日(消印有効)。午前八時三十分〜午後五時十五分(土・日曜日を除く)。郵送の場合は必ず配達記録郵便で。【申込書の請求】
  受験申込書は市役所二階人事研修室で配付。市のホームページ(http://www.city.nabari.mie.jp/)からも出力できる。郵送の場合は希望職種を明記し、返信用切手(百二十円分)を同封して請求。
【提出先】 職員試験委員会事務局(〒518‐0492、鴻之台一‐一、人事研修室内、電話0595・63・7315)