■■ 10月10日(水) ■■

 

■文協30周年フェスも 名張市民文化祭日程
 第三十七回名張市民文化祭(主催=名張文化協会、共催=名張市教育委員会)は次の日程で催される。
▼十月
  ▽第五十回名張市美術展覧会=三日〜七日、午前九時〜午後四時三十分、市総合福祉センターふれあい
  ▽名張市美術展覧会審査員特別展=十二日〜十四日、午前九時〜午後五時、市総合福祉センターふれあい
  ▽第三十九回観世流邦謡会大会=十三日午前九時〜正午、つつじが丘公民館
  ▽日本民謡渓城会第二十三回民謡をたずねて=十三日午前十時〜、市総合福祉センターふれあい
  ▽すずらん台市民センター祭=十三日午前十時〜午後三時、すずらん台市民センター
  ▽日本舞踊藤間緋桜の会=十四日午前十一時〜、市青少年センター
  ▽秋の山野草と小品盆栽展示会=二十日午前十時〜午後五時、二十一日午前九時〜午後四時、名張産業振興センターアスピア
  ▽桔梗が丘公民館展=二十日午前九時五十分〜午後四時、二十一日午前十時〜午後三時三十分、桔梗が丘公民館
  ▽つつじが丘公民館展=二十日午前九時〜午後五時、二十一日午前九時〜午後四時、つつじが丘公民館
  ▽梅が丘市民センター展=二十八日午前九時〜午後四時、梅が丘市民センター
  ▽国津公民館展=二十八日午前九時〜午後三時、国津公民館
▼十一月
  ▽第三十八回観阿弥祭=四日午前十時〜正午、観阿弥ふるさと公園
  ▽百合が丘市民センターフェスティバル=三日午前十時〜午後四時、四日午前十時〜午後零時三十分、百合が丘市民センター
  ▽名張公民館まつり=十日午前十時〜午後四時、十一日午前九時〜午後三時、名張公民館
  ▽コモコモふれあい祭り=十一日午前九時〜午後四時、薦原小学校
  ▽錦生公民館文化祭(展示)=十一日午前九時〜午後四時、錦生公民館
  ▽赤目公民館まつり=十七日午前十時〜午後四時、赤目公民館
  ▽名張文化協会設立三十周年記念フェスティバル「コーラス&アンサンブルと大合唱」=十七日午後一時三十分〜、市青少年センター
  ▽名張文化協会設立三十周年記念フェスティバル「陶芸展・花展・書道展・山草盆栽展・呈茶」=十七日午前九時〜午後五時、十八日午前九時〜午後四時、名張公民館
  ▽名張文化協会設立三十周年記念フェスティバル「邦楽・舞踊・民謡の祭典」=十八日午後一時〜、市青少年センター
  ▽錦生公民館文化祭(芸能発表)=十八日午前十時〜午後三時、錦生公民館
  ▽蔵持公民館展(地区文化祭)=十八日午前九時〜午後四時、蔵持公民館
  ▽美旗市民センター祭=二十三日午前九時〜午後四時、美旗市民センター
  ▽観世流名張松声会秋季謡曲仕舞大会=二十四日午前十時〜午後四時、青蓮寺レークホテル
  ▽観世流名張千鳥会謡曲仕舞大会=二十八日午後一時〜四時、名張公民館
  ▽名張市小中学校美術展覧会=三十日〜十二月三日、午前九時〜午後四時三十分(最終日は正午)、百合が丘小学校
▼十二月
  ▽箕曲文化祭=一日午前八時三十分〜午後四時、二日午前十時〜午後三時、箕曲小学校


●「舞台の上」のコンサート

 名張市社会教育振興会と市教育委員会は十九日、市青少年センターで「Stage Concert(ステージ・コンサート)」を催す。「〈舞台の上〉で楽しむ〜小さな音楽会〜」として、客席をステージに設けて演奏を楽しむ。
  出演は、チェロがレヘル・ドナートさん、ピアノが大喜多美帆さん。ドナートさんは、スイス出身。オーケストラマネージャーとしてチューリッヒ音楽院に勤務。チェロアンサンブルなどの編曲者としても活躍。大喜多さんは名張市出身。大阪音楽大学ピアノ専攻卒業。スイス・チューリッヒ音楽院卒業。多数のコンクールで受賞し、姉・里枝さんとのピアノデュオとしても活動している。
  演奏曲目は、フランクール「チェロとピアノのためのソナタ ホ長調」全五楽章、フォーレ「エレジー 作品二十四」など。
  午後七時開演、八時終演。入場料八百円。五十人限定。小学生以下は入場できない。
  問い合わせは同センター(電話0595・64・3478)へ。

■天神祭の囃子披露ロビーコンサート
 伊賀県民センターのロビーコンサートは十八日、伊賀市四十九町の県伊賀庁舎一階ロビーで催され、「ひと足お先に。お囃子と秘蔵八ミリで綴る上野天神祭」と題して、上野天神祭で披露される囃子の演奏と、昭和初期に撮影された伊賀の映像を披露する。
 上野天神祭は国の重要無形民俗文化財に指定され、十月二十三、二十四、二十五日の三日間にわたり、鬼やだんじりの行列が城下町に時代絵巻をくりひろげる。
  コンサートでは、上野小玉町の小簑山(こみのやま)囃子が囃子を演奏。そのほか、昭和九年、当時三重県に二台しかなかった八ミリ映写機で撮影された養肝漬宮崎屋所蔵の映像も上映される。
 午後零時十五分から五十分まで。入場無料。申し込み不要。
 問い合わせは同センター生活課(電話595・24・8137)へ。

■桐ヶ丘のNPOがまちづくりフェス
 伊賀市桐ヶ丘のNPO法人「まちづくり桐ヶ丘」は十一月三日、桐ヶ丘三丁目駐車場を主会場に「まちづくりフェスタ二〇〇七」を催す。テーマは「みんなで輪になって」。
  午前十時から朝市を催し、野菜、くだもの、花の苗などを販売。十時十分から青山太鼓、四十五分からよさこいソーラン、十一時十分からヒップホップダンスが披露される。
  午前十一時三十分から、味ごはん、うどんをいずれも百五十円で販売。綿菓子、ポップコーン、たこ焼きなどは、いずれも五十円。
  午前十一時四十分から午後零時三十分までは、岩上喜代子さんによる太極拳の指導。つづいて一時十五分まで、伊賀市消防本部南消防署による消火器を使った消火訓練。
  午後一時十五分から二時十五分までは「HAMAGUCHI BAND」の演奏、つづいて二時四十五分まで、萩原善洋さんによる大道芸。
  前日と当日のボランティアスタッフ、フリーマーケット出店者を募集している。フリーマーケットは、売りあげの十%を同NPOに寄付。受付は二十日まで。
  申し込み、問い合わせは同NPO(電話0595・52・4500)へ。


 ■■ 10月6日(土) ■■

 

■伊賀市で県立博物館の移動展示「となりにある自然をさがそう」
 三重県立博物館は三日から二十八日まで、伊賀市上野丸之内の上野歴史民俗資料館二階展示室で移動展示「となりにある自然をさがそう〜伊賀の先人がみた自然のすがた〜」を行っている。同市教育委員会、同市文化都市協会が共催。
  四方を山々に囲まれ、豊かな自然環境に恵まれた伊賀地域に残された多様な資料を通して、伊賀の自然の姿を再発見する。午前九時から午後四時三十分まで。会期中は無休。入場無料。
  問い合わせは同館(電話059・228・2283)へ。
  展示内容は次のとおり。
  ▽「太古の伊賀のすがた」=太古の伊賀地域に生息していた生きものの化石を紹介。ミエゾウ足跡化石レプリカ、イガタニシ化石、コイ科咽頭歯化石などを展示。
  ▽「伊賀の大切な生きものたち〜先人がのこした自然〜」=県立博物館に寄贈された地元研究者の標本コレクションなどから、伊賀地域でみられる希少な生きものと自然のすがたを紹介。オオタカ、ギフチョウ、ズナガニゴイ、百永章・服部哲太郎・筒井養之助・砂子剛さん寄贈の植物標本コレクションなどを展示。
  ▽「三重の特別天然記念物」=国の特別天然記念物に指定されている三重の「県民鳥獣」カモシカや、伊賀地域に多くみられるオオサンショウウオを紹介。オオサンショウウオ(はく製・骨格)、カモシカ(はく製・頭骨)、ファウナヤポニカ(日本動物誌)などを展示。
  ▽「見つけた! 三重の生きものたち」=三重県内に生息する希少な生きものを生息環境別(海辺・里山・山地等)に紹介。ヤマネ、シロチドリ、ネコギギ、ハクセンシオマネキ、オニバスなどを展示。

■あす講演会など体・健フェスタ

 名張市の「体育・健康フェスタ二〇〇七」は七日、夏見の中央公園内総合体育館を主会場に催される。参加無料。申し込み不要。午前九時から午後三時まで。
  日程は、式典と体育優良団体・いい歯の八〇二〇表彰(午前九時〜九時四十分)、湯浅景元さんの講演会「健康づくり できることからはじめよう」(九時四十五分〜十一時十五分)、名張バリバリ体操の実演(十一時二十分〜十一時三十分)、体育・健康の各体験コーナー(十一時三十分〜午後三時)。
  問い合わせはスポーツ振興室(電話0595・63・5339)、保健センター(電話63・6970)へ。


■あすまで市美術展

 五十回目を迎えた名張市美術展覧会(主催=市、市教育委員会、協賛=岡田文化財団)は三日から七日まで、丸之内の市総合福祉センターふれあいで開かれ、訪れた市民でにぎわっている=写真。
  絵画、書道、写真、彫塑・工芸の四部門に百八十二点の応募があり、七十二点が入賞した。入賞・入選作品と招待作品など合計二百十五点が展示されている。午前九時から午後四時半まで。
  六日には書道と写真、七日には絵画と彫塑・工芸の講評会があり、十二日から十四日までは、五十回を記念した「審査員特別展」も同センターで開かれる。

■名張市民文化祭も開幕

 第三十七回名張市民文化祭(主催=名張文化協会、共催=名張市教育委員会)は三日から十二月二日までの日程で催される。
  十一月には「名張文化協会設立三十周年記念フェスティバル」を二日にわたって開催。十七日午後一時半から市青少年センターで洋楽部門「コーラス&アンサンブルと大合唱」、十八日午後一時から同センターで邦楽部門「邦楽・舞踊・民謡の祭典」、両日とも名張公民館で展示部門「陶芸展・花展・書道展・山草盆栽展・呈茶」が催される。
  十四日までの日程は次のとおり。
  ▽第五十回名張市美術展覧会=三日〜七日、午前九時〜午後四時三十分、総合福祉センターふれあい
  ▽名張市美術展覧会審査員特別展=十二日〜十四日、午前九時〜午後五時、総合福祉センターふれあい
  ▽第三十九回観世流邦謡会大会=十三日午前九時〜正午、つつじが丘公民館
  ▽日本民謡渓城会第二十三回民謡をたずねて=十三日午前十時〜、総合福祉センターふれあい
  ▽すずらん台市民センター祭=十三日午前十時〜午後三時、すずらん台市民センター
  ▽日本舞踊藤間緋桜の会=十四日午前十一時〜青少年センター

 ■■ 10月6日(土)伊賀版 ■■

 

■菅生三千代さん箏曲リサイタル
伊賀市山出、菅生三千代さんの第二回箏曲リサイタル「絃(いと)によせて〜宮城道雄の世界〜」が二十一日午後二時から津市の津リージョンプラザお城ホールで催される。
曲目は「都踊」「今日のよろこび」「泉」「尾上の松」「瀬音」「遠砧」。特別出演は永田憲山さん(尺八)、賛助出演は津奈乃会、竹鳴会。
入場料は一般二千円(前売り千七百円)、高校生以下千円(同八百円)。チケットは木村和楽器(伊賀市)、大久保レコード店(名張市)で取り扱っている。
問い合わせは菅生さん(電話090・1569・0284)へ。

■フラワーアレンジメント斎藤さんが10月生を募集

名張市赤目町新川、マナコフラワーアカデミー(斎藤ヤス子さん主宰)が「フラワーア
レンジメントを楽しむ会」の十月からの生徒を募集している。
世代に関係なく、楽しみながら稽古を進める。会費は三千円(花材なども含む)。入会金なし。
月一回、次のどの教室で受講してもいい。
▽名張市=武道交流館いきいき(第二日曜午前十時〜)
▽名張市=アスピア(第三金曜午前十時〜)
▽伊賀市=ゆめが丘(第二土曜午前十時〜)
▽伊賀市=商工会議所(第二金曜午後二時〜)
通常のレッスン生も募集しており、アレンジメント、ブーケ、コサージを指導。資格コースとホビーコースがある。火・金・土曜は斎藤さん宅で(月二回でも一回でもよい)、水・金曜は上野商工会議所で。
問い合わせは斎藤さん(電話0595・64・2467)へ。


■城下町お菓子街道スタート

伊賀はお菓子もこんなに多彩-。伊賀市内の銘菓を食べ歩きする「城下町お菓子街道」が一日、スタートした。三重県菓子工業組合上野支部が企画し、十九の和菓子店で利用できるクーポンを発行した。
クーポンは五枚つづりで六百円。クーポン一枚で、参加各店おすすめの和菓子一点と引き換えることができる。クーポンは、参加十九店のほか、伊賀上野観光協会事務所、上野市駅前観光案内所、上野公園レストハウス売店で販売している。
参加店舗は次のとおり。
▽欣栄堂駅前支店(上野丸之内)▽鎌田製菓(同)▽桔梗屋織居(上野東町)▽御菓子司おおにし(上野中町)▽伊賀の和菓子処湖月堂(同)
▽伊賀菓庵山本(上野魚町)▽かぎや餅店(上野小玉町)▽森内栄甘堂(上野愛宕町)▽上野製菓(才良)▽辻製菓舗(緑ヶ丘本町)
▽菓心栄源堂(緑ヶ丘中町)▽朝日餅(上野桑町)▽桃青庵ふじさき(上野車坂町)▽お菓子司くらさか風月堂(上野車坂町)▽田山屋亀栄(上野農人町)
▽いせや(上野新町)▽紅梅屋本店(上野東町)▽森本芭蕉堂かたやき店(三田)▽小澤製菓(平野東町)

■ギャラリー30でキリムの展示会

伊賀市槇山のアート&クラフト「ギャラリー30」(上田郁子さん主宰)で三日から八日まで「キリム展〜消えゆくオールドキリムを追って〜」が開かれている。
キリムは、トルコやイランなどで遊牧民によってつくられる平織りの敷物。約三百点を展示。出展は静岡市の浦田浩之さん。素朴なデザインと染めの美しさにひかれ、「キリムハンター」として活動。現地の人たちの支援活動もつづけている。
七日午後二時から三時までは浦田さんのトークタイム。文明の交差路とされるトルコやイランの現在、ドバイの魅力などを語る。
午前十時から午後六時(最終日は四時)まで。入場無料。問い合わせは同ギャラリー(電話0595・42・1260)へ。

■フクロウの画家上田さんが個展

フクロウの画家として知られる上田保隆さんの個展「梟(ふくろう)は忍者の化身である 上田保隆展」が二十日から二十八日まで伊賀市上野丸之内、上野城ギャラリー(小天守閣)で催される。
上田保隆さんは一九三七年、伊賀市生まれ。五八年から大阪府池田市に住み、六八年、伊賀忍者を描いた司馬遼太郎の小説「梟の城」に共感。伊賀の歴史や風土を象徴するモチーフとして、梟を描き始めた。七九年、二十年ぶりで帰郷し、伊賀市霧生の生家をアトリエに活動している。二紀会会員(三重支部長)、三重洋画協会副理事長、伊賀美術作家展代表。
午前十時から午後五時まで。入場無料。

■廃線の大仏鉄道遺構をウォーク

関西本線沿線のよさを広く知ってもらうため、関西本線奈良亀山間複線電化促進同盟会(事務局=伊賀市)と「けいはんなフィールドミュージアム運営委員会」は二十七日、現在の関西本線に沿って約百年前に開通し、九年ほどで廃線になった「大仏鉄道」の遺構をたどるウォーキングを行う。
JR木津駅東口ロータリー集合。午前九時半から受付を行い、十時にイベント開始。行程は約十キロ(木津駅〜加茂駅間)。ゴールは午後一時ごろの予定。加茂駅東口ロータリーで解散。雨天決行。定員百五十人(抽選)。費用百円(イベント保険料を含む)。
申し込みは、往復はがきまたはファクスで、〒619・0237、京都府相楽郡精華町光台一‐七、関西文化学術研究都市推進機構「けいはんなフィールドミュージアム2007」係(電話0774・95・5105、ファクス0774・95・5104)へ。締切は十五日必着。

 ■■ 10月5日(金) ■■

 

■芥川賞作家の伊藤たかみさん
27日に「ふるさと記念講演会」

 第百三十五回芥川賞を受賞した伊藤たかみさんの「ふるさと記念講演会」が二十七日、名張市青少年センターで催される。
  主催は、名張市、市教育委員会、市社会教育振興会。市青少年センター自主事業、市立図書館新館オープン二十周年記念事業として催される。
  伊藤さんは一九七一年生まれ。小学校六年から高校卒業まで名張市で過ごした。
  九五年、早稲田大学政経学部在学中に「助手席にて、グルグル・ダンスを踊って」で第三十二回文藝賞を受賞してデビュー。二〇〇〇年「ミカ!」で第四十九回小学館児童出版文化賞、〇六年、「ぎぶそん」で第二十一回坪田譲治文学賞、同じ年に「八月の路上に捨てる」で芥川賞を受賞した。
  著書に『17歳のヒット・パレード(B面)』『卒業式はマリファナの花束を抱いて』(河出文庫)、『ロスト・ストーリー』『盗作』『ドライブイン蒲生』(河出書房新社)、『アンダー・マイ・サム』(講談社文庫)、『リセット・ボタン』(幻冬舎文庫)、『指輪をはめたい』(文春文庫)、『雪の華』(ハルキ文庫)などがある。
  講演のテーマは「青春というやっかいなもの」。午後一時半開場、二時開演、三時半まで。入場無料だが、入場整理券が必要。市教育委員会文化振興室、市立図書館、市青少年センター、各公民館・市民センター、市内の各書店で配付している。
  問い合わせは、市教育委員会文化振興室(電話0595・63・7897)、市青少年センター(電話0595・64・3478)へ。


●切り絵でたどる名張町並み散策
十四日午前十時から正午まで、名張旧町地区で。市民団体「みてみて名張」の川瀬洋二さんが切り絵の題材にした場所を、川瀬さんの案内でめぐり、話を聞く。集合は丸之内、名張藤堂家邸跡。午前九時半から受付。定員三十人。参加無料。申し込みは、はがきかファクスで、「みてみて名張」の前川尚三さん(〒518‐0756、名張市緑が丘東六六、電話・ファクス0595・64・0131)へ。締切は十一日。
菅生三千代さん箏曲リサイタル
  伊賀市山出、菅生三千代さんの第二回箏曲リサイタル「絃(いと)によせて〜宮城道雄の世界〜」が二十一日午後二時から津市の津リージョンプラザお城ホールで催される。
  曲目は「都踊」「今日のよろこび」「泉」「尾上の松」「瀬音」「遠砧」。特別出演は永田憲山さん(尺八)、賛助出演は津奈乃会、竹鳴会。
  入場料は一般二千円(前売り千七百円)、高校生以下千円(同八百円)。チケットは木村和楽器(伊賀市)、大久保レコード店(名張市)で取り扱っている。
  問い合わせは菅生さん(電話090・1569・0284)へ。
フクロウの画家 上田さんが個展
「フクロウの画家」として知られる上田保隆さんの個展「梟(ふくろう)は忍者の化身である 上田保隆展」が二十日から二十八日まで伊賀市上野丸之内、上野城ギャラリー(小天守閣)で催される。
  上田保隆さんは一九三七年、伊賀市生まれ。五八年から大阪府池田市に住み、六八年、伊賀忍者を描いた司馬遼太郎の小説「梟の城」に共感。伊賀の歴史や風土を象徴するモチーフとして、梟を描き始めた。七九年、二十年ぶりで帰郷し、伊賀市霧生の生家をアトリエに活動している。二紀会会員(三重支部長)、三重洋画協会副理事長、伊賀美術作家展代表。
  午前十時から午後五時まで。入場無料。


 ■■ 10月1日(月) ■■

 

■フラワーアレンジメント 斎藤さんが10月生を募集
名張市赤目町新川、マナコフラワーアカデミー(斎藤ヤス子さん主宰)が「フラワーアレンジメントを楽しむ会」の十月生を募集している。 世代に関係なく、楽しみながら稽古を進める。会費は三千円(花材なども含む)。入会金なし。 月一回、次のどの教室で受講してもいい。 ▽名張市=武道交流館いきいき(第二日曜午前十時〜) ▽名張市=アスピア(第三金曜午前十時〜) ▽伊賀市=ゆめが丘(第二土曜午前十時〜) ▽伊賀市=商工会議所(第二金曜午後二時〜) 通常のレッスン生も募集しており、アレンジメント、ブーケ、コサージを指導。資格コースとホビーコースがある。火・金・土曜は斎藤さん宅で(月二回でも一回でもよい)、水・金曜は上野商工会議所で。 問い合わせは斎藤さん(電話0595・64・2467)へ。

■あなたも「ドキドキ」体験を 第7回コンサート出演者募集
あなたもステージで「ドキドキ」体験を││。名張市青少年センターの第七回「大人たちのdokidokiコンサート」が来年二月に開催される。主催の市社会教育振興会と市教育委員会、同コンサート実行委員会は出場者を募集している。 開催は二月二十四日午後一時半から。対象は二十歳以上で、趣味で音楽を楽しんでいる人。大学で音楽を専門に学んでいる人は応募できない。募集ジャンルは▽ピアノ▽声楽▽管楽器▽弦楽器▽打楽器の五部門。ソロまたはアンサンブル(十人編成以内)での出場となる。 演奏曲目は自由。演奏時間は十分以内。伴奏者が必要な場合は参加者が用意する。録音テープによる伴奏はできない。マイク、アンプなどの使用はできない。 参加費は一人八千円、二人一万二千円。三人以上の場合は、一万二千円と二人を超えた人数分(一人二千円)の割り増しとなる。伴奏者は不要。 参加希望者は、所定の申し込み書に必要事項を記入し、写真(サイズ自由)を添えて、封書で名張市青少年センター事務局「大人たちのdokidokiコンサート」係(〒518‐0722、名張市松崎町一三二五‐一)へ。アンサンブルの場合は代表者が申請する。 申し込み書は同センター、市教育委員会にある。同センターのホームページ(http://www.nabari-s-center.or.jp/)からダウンロードすることも可能。締切は十月二十五日必着。 参加費は口座振込で納入する。振込先は「百五銀行 名張支店 普通 561321 名張市青少年センターdokidokiコンサート」。事務局では受け付けない。 問い合わせは同センター(電話0595・64・3478)へ。

■ギャラリー30で キリムの展示会
伊賀市槇山のアート&クラフト「ギャラリー30」(上田郁子さん主宰)で三日から八日まで「キリム展〜消えゆくオールドキリムを追って〜」が開かれる。 キリムは、トルコやイランなどで遊牧民によってつくられる平織りの敷物。約三百点を展示。キリムは軽くて湿気を逃がすため、日本の環境にも合うといい、日本の生活に最適なキリムを集めて紹介する。 出展は静岡市の浦田浩之さん。素朴なデザインと染め色の美しさにひかれ、「キリムハンター」として活動。現地の人たちの支援活動もつづけている。 七日午後二時から三時までは浦田さんのトークタイム。文明の交差路とされるトルコやイランの現在、ドバイの魅力などを語る。 午前十時から午後六時(最終日は四時)まで。入場無料。問い合わせは同ギャラリー(電話0595・42・1260)へ。

■14日にチャリティ ひばり歌謡まつり
ひばり歌謡教室とひばり歌謡会は十四日、名張市総合福祉センターふれあいホールで第十九回「チャリティひばり歌謡まつり」を催す。 ゲストは、真田あきら(テイチクレコード)、山城けんいち(徳間ジャパン)、野麻みえ子(同)のみなさん。司会は真田あきら、野坂進一郎、アシスタントは西川満子、大空舞のみなさん。 午前九時四十分開場、十時開演。問い合わせは、井上さん(電話0595・63・6464)、新さん(電話0595・63・2097)、石井さん(電話0595・63・5024)へ。




●名張中学校PTAバザー
十三日午後一時三十分から同校体育館二階アリーナで。三時までの予定だが、なくなり次第終了。
●北中学校PTAバザー
十四日午前十時から同校体育館で。


●名張市青少年センター(松崎町、電話0595・64・3478)の十月の催し日程は次のとおり。 
主催者の都合で変更される場合がある。カッコ内は主催者、連絡先。  ▼第十五回名張市老人クラブ連合会芸能大会(名張市老人クラブ連合会/電話0595・63・1111=市社会福祉協議会)五日午後一時〜四時三十分。無料。  ▼藤間緋桜の会(藤間緋桜さん/電話0595・63・5035)十四日午前十一時〜午後四時。二千五百円。  ▼Stage Concert(ステージコンサート)〈舞台の上〉で楽しむ〜小さな音楽会〜(名張市社会教育振興会・市教育委員会/電話0595・64・3478=市青少年センター)十九日午後七時〜八時。八百円。五十人限定。全席自由席。小学生以下は入場できない。  ▼芥川賞作家・伊藤たかみ氏『ふるさと記念講演会』(名張市・市教育委員会・市社会教育振興会/電話0595・63・7897=市教育委員会文化振興室)二十七日午後一時三十分開場、二時〜三時三十分。無料だが、入場整理券が必要。


■九月二十二日付「伊和新聞」のおもな内容は次のとおり。 
▼迷走する会頭後任人事=十月三十一日の任期満了に伴う名張商工会議所(辰巳雄哉会頭)の役員人事が、暗礁に乗り上げている。とくに辰巳会頭の後任会頭職には、今のところ「後継者」不在で頭を痛めている状況だ。同会議所は三年ぶりに正副会頭をはじめ、一号、二号、三号議員の議員改選を進めているが、会頭人事の遅れから、十三日開かれた九月定例役員会では、「会頭が決まらなければ、後の人事が決まらない。副会頭や三号議員にも影響する」と関係者は、困惑の色を隠せない。すでに一号議員四十人、二号議員二十五人の人選はほぼ固まり、会頭指名の三号議員十人と副会頭を残すだけになっている。
▼予算執行に疑義=《記者ノート》名張市は八月三十日から実施している容器包装プラスチックごみ分別の説明会で使用したA4判資料を新聞折り込みとして、全市民に配布した。同資料やビデオ製作費を含めて正規の予算編成をせず、これは、ごみアクションプログラムの予算流用や予備費の支出であるとして、十三日の補正予算審議で指摘があった。
▼百条委設置で調査=地方自治法に基づく百条委員会設置を伊賀市議会は十四日、賛成多数で可決した。伊賀市内で養豚場建設を事業者が市に計画を申し出たところ、市は正当な理由がなく許可を延ばし、議会に提出した議事録にも隠蔽(いんぺい)した部分があるとして調査することになった。
■伊和新聞のご購読は、伊和新聞社(電話0595・63・2355)へお申し込みください。定期購読は一か月五百円。郵送の場合は、別途百六十円が必要です。
▼伊賀市議会が報告会=全国で初めての伊賀市議会基本条例に基づき、伊賀市議会は十二日から市内十四地区を六班に分け、説明会を開いている。伊賀市川東地区(旧伊賀町)公民館で二十六日、開催された説明会では、旧郡部住民のさまざまな本音が聞かれた。市議会に対する物足りなさや、合併による住民の不満などが率直に話され、選挙管理事務の実態なども披露された。