■■ 12月15日(土) ■■

 


●茂山一門が1月に名張狂言会

 名張市社会教育振興会と市教育委員会が主催する「茂山一門 名張狂言会」は来年一月二十七日、市青少年センターで催される。
 演目は、「蝸牛(かぎゅう)」「魚説教(うおぜっきょう)」「太刀奪(たちうばい)」。上演に先がけ、市民参加のワークショップ「舞台で狂言師」も催される。
?「蝸牛」は、主から蝸牛をとってこいと命じられた太郎冠者が、教えられたとおり竹藪に行き、そこで寝ていた山伏を蝸牛だと勘違いする。出演は、山伏が茂山千五郎、主が茂山逸平、太郎冠者が茂山茂、後見が茂山七五三のみなさん。
?「魚説経」は、殺生がいやになって出家した漁師、経も読めず説教もできないので、都へのぼろうとする。道連れになった男から説教を頼まれ、魚の名前を並べて説教のようにとりつくろう。出演は、僧が茂山七五三、檀家が網谷正美、後見が井口竜也のみなさん。
?「太刀奪」は、参詣に出かけた主と太郎冠者が、見かけた男の太刀を奪おうとするが、逆に主の刀を奪われてしまう。刀をとり戻すため、男を待ち伏せして捕えるが…。出演は、太郎冠者が茂山宗彦、主が茂山茂、道通りの者が茂山逸平、後見が鈴木実のみなさん。
 開演は午後二時三十分。四時三十分終演の予定。入場料は一般二千円(当日二千二百円)、高校生以下八百円(当日千円)。全席自由席。未就学児入場不可。県文化振興事業団の助成により、入場料は通常の約半額。
 プレイガイドは、ネクスト・ワン名張本店、一二三書房、ブックスアルデ近鉄店・名張本店、前田文具夏見店、リバーナ一階サービスカウンター、市教育委員会文化振興室、市青少年センター(以上名張市)、井筒屋書店あかもん店、サワノ楽器店、FUKUZAWAラジオ店(以上伊賀市)。
問い合わせは市青少年センター(電話0595・64・3478)へ。
 

●年末の交通安全県民運動
 十一日から二十日まで県交通対策協議会が実施している。運動の重点は▽飲酒運転の根絶▽高齢者の交通事故防止▽後部座席を含むシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底。

●名張バトン&ダンススポーツ少年団
 二十二日、名張市青少年センターで創立三十周年を記念したクリスマスリサイタルを開催する。「今年四月から練習に励んできました」と団代表の梶田淑子さん。午後二時から三時半まで。入場無料。

■市民コンサート あす第九の響き
  名張第九を歌う会(松岡寿夫代表)の第十七回市民コンサート「第九」は十六日、名張市青少年センターで催される。
 第一部ではプロコフィエフの「ピーターと狼」をとりあげ、第二部がベートーヴェンの「交響曲第九番二短調」。指揮は大阪芸大大学院教授の河野正孝さん、管弦楽はやまなみグリーネ管弦楽団。独唱は木下和美(ソプラノ)、藤原靖子(アルト)、山口静生(テナー)、上ノ坊正明(バス)のみなさん。合唱は名張第九を歌う会と、市外から参加する「第九を歌う仲間たち」。午後一時半開場、二時開演。前売り入場料は千円(当日千二百円)、高校生以下は無料。問い合わせは松岡代表(電話0595・68・1777)へ。


■県内最大級の美のサロン「最高の美容室」オープン〜鴻之台 bise〜
 女性の美をトータルに追求する場が誕生しました│。名張市鴻之台一番町、新しいまちづくりが進む市道名張駅桔梗が丘線沿いに、「bise(ビズ)」がオープンした。
 広い店内には、美容室「bise」をはじめ、エステティックサロン「cher(シェール)」、ネイルサロン「Bise nail(ビズ・ネイル)」、メイクアップ「ATELIER BISE(アトリエ・ビズ)」と美しさをプロデュースするスペースが完備。県内最大級の「美のサロン」が登場した。
 経営者の桜本博之さんは名張市出身で、一九九八年まで東京や大阪で美容師として活躍。名張市に帰り、つつじが丘、ついで蔵持町原出で美容室を経営し、十一月七日にこの新しい店舗を開店した。「高台からながめる感じのロケーションを求めました」といい、大きな窓から街を見晴らす眺望は開放感いっぱい。
 総勢二十人のスタッフは、それぞれの分野のプロ。最高の技術と最新の情報を身につけ、連携して総合的な美を追求する。器具やインテリアも最高級志向で、五基のシャンプー台は首が疲れず、からだのどこにも負担がかからない最高級品。家具はすべてイタリア製、音響製品はイギリスのLINN(リン)で統一した贅沢さだ。
?「夢に描いていた最高の美容室を、この店で実現しました。このまま東京や大阪にもっていっても、最先端の美容スペースとして通用します」と胸を張る桜本さん。近く在阪テレビ局のヘアメイクにも進出するという。プロの保育士が常駐する託児室「bise kids(ビズ・キッズ)」も併設。「bise」は電話0595・61・2655。【PR】