■名張市街地を散策 3月に探訪ツアー
伊賀市・名張市広域行政事務組合は来年三月二十二日、名張市街地を散策する「伊賀の国探訪ツアー」の参加者を募っている。
名張産業振興センターアスピアから、語り部の案内で散策。名張藤堂家邸跡、江戸川乱歩生誕地碑、宇流冨志祢神社などをめぐり、酒蔵見学、影絵鑑賞、和菓子の食べ歩きも。午前九時半から午後三時半まで。全行程約五キロ。小雨決行。
対象は伊賀市か名張市に在住の人。小学生以下には保護者の同伴が必要。定員九十人。参加無料。
申し込みは往復はがきで。宛先は〒518‐0825、伊賀市小田町一三八〇番地一、伊賀市・名張市広域行政事務組合企画総務課。締切は一月三十一日。
問い合わせは同組合企画総務課(電話0595・22・9690)へ。
■伊賀市の大村神社で迎春準備
今年もあとわずか。伊賀市阿保の大村神社(金山修宮司)ではこのほど、神社総代ら地域の有志三十一人が迎春準備の奉仕作業に汗を流した。
おおみそかにつく「虫食いの鐘」の掃除、境内四つの鳥居や社殿などのしめ縄の張り替え、正月にたかれるかがり火の用意などが手際よく進められた。
同神社の初もうでは元日午前零時前後からにぎわい始め、阿保東部区の獅子神楽の奉納も。旧青山町や名張市をはじめ伊賀一円、遠いところでは静岡、愛知からも参詣がある。参拝者には新酒、甘酒がふるまわれる。元旦祭は午前七時から。
虫食いの鐘はかつての別当寺から伝わるもので、これが除夜の鐘同様、三十一日夜から一日にかけて鳴らされる。金山宮司は「当神社の鐘には新年の諸願成就の願いがこめられます」。毎年、参拝者が行列をつくって順番に鐘をつき、一年の幸福を祈るのが習わし。【写真は「虫食いの鐘」のすす払い作業】。
■納刊のお知らせ
「伊和ジャーナル」は年内は本日で納刊となります。来年もよろしくお願いいたします。 【伊和ジャーナル社】
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