●広島の悲劇を新しい視点で。「夕凪の街 桜の国」鑑賞会
広島の原爆投下による悲劇を新しい視点から描いた映画「夕凪の街 桜の国」が二月二十三日、名張市青少年センターで催される。市社会教育振興会と市教育委員会が主催する同センター映画鑑賞会。十日に前売りを開始した。
原作は、こうの史代さんの同題コミック。広島で被爆した女性の十年後を描く「夕凪の街」と、現代に生きる女性が自分のルーツを見つめなおす「桜の国」で構成される。
監督は佐々部清。出演は田中麗奈、麻生久美子、吉沢悠、中越典子、藤村志保、堺正章ら。
上映は午前十時三十分からと午後二時からの二回。開場はそれぞれ三十分前。上映時間二時間。前売り入場料は一般八百円(当日千円)、高校生以下五百円(同六百円)。全席自由席。
プレイガイドは、ネクスト・ワン名張本店、一二三書房、ブックスアルデ近鉄店・名張本店、前田文具夏見店、リバーナ一階サービスカウンター、市教育委員会文化振興室、市青少年センター(以上名張市)、井筒屋書店あかもん店、サワノ楽器店、FUKUZAWAラジオ店(以上伊賀市)。
問い合わせは同センター(電話0595・64・3478)へ。
●園芸福祉のある健康なまちづくり講演会
二月十日午後一時から名張市武道交流館いきいきで。家老洋さん(園芸福祉にいがた代表)の講演「長岡市の取り組み」と、近藤龍良さん(NPO法人日本園芸福祉普及協会専務理事)の活動事例発表「活動拠点ネットワークの広がり 園芸福祉の里」を通じ、園芸福祉による地域づくりを考える。定員は先着百人。申し込み不要。問い合わせは文部科学省委託事業「学びあい・支えあい」地域活性化推進事業実行委員会事務局の前川さん(電話090・7856・5210)へ。
■1月19日付「伊和新聞」のおもな内容は次のとおり。
▼地元経済には無効果、中央西土地区画整理事業=名張市は鴻之台と平尾の中間に中央西土地区画整理事業(希央台)を完成させた。未開発だった名張市の中心部に、東町中川原線(四車線)、名張桔梗が丘線など五本の都計道路が網羅され、公共用地も確保された。伊賀市の住民がうらやむ素晴らしい都市開発事業となった。
しかし、計画着手から二十年、事業実施から十五年の歳月と百八億円の巨費をかけた事業だったが、道路以外、名張市の経済活性化に役立っておらず、市民生活も潤っていないという声が出始めている。そして、ここにきて、公共施設以外は構想どおりの利用がなされていない現状が表面化してきた。
特に増え続ける賃貸住宅の建設は、県外の業者が施工、下請けも地元業者が使われていないという不満が、商工会議所からも出始めている。しかも、賃貸住宅の乱立は将来、深刻な社会問題になりかねないことがわかった。
■伊和新聞のご購読は、伊和新聞社(電話0595・63・2355)へお申し込みください。定期購読は一か月六百円。郵送の場合は、別途百六十円が必要です。
●子ども育成者研修会
二十七日午前十時から正午まで名張市武道交流館いきいきで。インターネットにひそむ危険と地域の実態について学ぶ。木部匡之さん(NTT西日本三重)が「インターネットおよび携帯電話の安全安心な利用について」と題して講演し、青少年健全育成ボランティア(名張少年サポートふれあい隊)の活動紹介も行われる。参加無料。申し込みは不要。問い合わせは市子ども会連合会事務局(市教育委員会生涯学習・青少年室内、電話0595・63・7892)へ。
●名張歴史読書会講演会
二月一日午前十時から正午まで名張市立図書館で。三重県文化財保護室長の山田猛さんが「夏見廃寺の研究」と題して話す。当日会員は会費四百円。定員は先着二十人。申し込みは同会の富田さん(電話090・3383・0966)へ。
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