■■ 2月7日(木) ■■ |
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■ハマグリと吉兆が春を呼ぶ鍜冶町の蛭子神社で八日戎
「名張のえべっさん」の名で親しまれる名張市鍛冶町、蛭子(えびす)神社の「八日戎(えびす)」が七日宵宮、八日本祭の日程で営まれる。
名張の町に春を呼ぶ祭りといわれ、伊賀一円や奈良県の一部などから善男善女が参拝。神社周辺には露店が並び、名物のハマグリが飛ぶような売れ行きを見せる。
もうひとつの名物は、区民総出で準備する縁起物。商売繁昌や家内安全の福を求める人たちに、吉兆(けっきょ)と福箕(ふくみ)が授けられる。
祭りが近づくと神社には町内から区民が集まり、縁起物づくりに精を出すのが毎年の恒例。吉兆は、ネコヤナギの枝に大判小判や福俵などをとりつけて仕上げる。
七日午後三時から祭典を営み、つづいて町内の保存会が七福神の舞を奉納。夕方から夜にかけて神社周辺は参拝者でにぎわう。
八日は朝から夕方まで多くの人出でごった返す。正午から直径一・五メートルの大鍋でハマグリ入りのかす汁「千人鍋」が先着千人にふるまわれる。
問い合わせは同神社(電話0595・64・1000)へ。
■大村神社でボーイスカウト体験
ボーイスカウト伊賀第一団は二十四日、伊賀市阿保の大村神社で「ボーイスカウト大村の森体験」を催す。
ボーイスカウトは百年前、イギリスのロバート・ベーデン・パウエル卿が創始したとされ、現在、二百十六の国で二千八百万人がスカウト活動に携わっている。
同団はボーイスカウト百周年記念活動として、創設者ベーデン・パウエルを祝う「B・P祭」を催し、同時にボーイスカウト体験を行うことにした。参加者を募っている。
当日は午前九時に集合。同神社の森を探検し、千本ぎねによるもちつきも体験。神社に隣接するさくら山公園でミニ運動会やゲームを楽しむ。午後三時解散の予定。
参加対象は小学生。定員は先着十五人。保護者の同伴が必要。運動のできる服装で参加し、防寒着、軍手、タオルを持参。無料。
申し込みは十七日までに同団本部(電話0595・52・1050)へ。
■盛大に芸能フェスティバル
歌謡愛好家が一堂につどう第六回「ふれあい芸能フェスティバル」が三日、名張市青少年センターで催された=写真。
同フェスティバル実行委員会が主催し、約百二十人が参加。桔梗が丘ダンスクラブによるオープニング「砂に消えた涙」のあと、参加者が自慢のレパートリーを披露した。
大空舞(Active Records)、石川正昭(ジャパックレコード)、春川うらら(キングレコード)、YUMIKO(楽音)のみなさんのステージも盛り込まれ、人気を集めた。
※一日付記事で同フェスティバルに整理券が必要とあったのは誤りでした。お詫びします。
■不登校を考える保護者のつどい
名張市適応指導教室(さくら教室)は十六日、すずらん台東三番町の名張教育会館で「不登校を考える保護者のつどい」を催す。
講師は「登校拒否を克服した母の会」の林礼子さん。林さんは一九八六年に娘の登校拒否を克服し、同じ悩みをもつ母親の相談や子供の指導にあたっている。
対象は、子供の不登校で悩みを抱えている保護者。定員百人。参加無料。
午後一時から受付を行い、一時半から三時まで。三時十五分から教育相談会を開催。
申し込みは学校を通じて、または直接同教室(電話0595・63・7830)へ。
●アートハウスクラブ自撰作品展
一日から二十六日まで奈良県宇陀市室生区向渕、室生アートハウス(電話0745・92・2777)で写真作品を展示。特別ゲスト出品は井上博道さん(日本写真家協会会員)。午前九時から午後六時(最終日は五時)まで。入場無料。駐車場あり。水・木曜は休館。
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■■ 2月3日(日)伊賀版 ■■ |
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■オンリーワンの力作で「凝の会」が油絵作品展
伊賀市霧生の画家、上田保隆さんが主宰する油絵教室「凝の会」の作品展が二十六日から三十日まで名張市元町、ジャスコ新名張店三階リバーナホールで催された=写真。
名張市に住んでいた高校時代、美術部で油絵を始めたのが出発点だったという上田さん。以来五十年、油絵一筋に生き、後進の指導にもあたってきた。
凝の会の作品展は十一回目だが、名張市内では初めての開催。伊賀・名張両市や関西地区の生徒と上田さん、あわせて二十二人が出品し、三号から百号までの力作が並んだ。
「人の真似をするのではなく、オンリーワンの個性的な絵を」と指導しているという上田さんは、伊賀を象徴するモチーフとして描いているフクロウの絵を出展し、生徒たちは風景、静物など自由なテーマに取り組んだ多彩な作品を披露。訪れた市民はゆっくり足をとめて鑑賞していた。
× ×
リバーナホールでは二月中、次の展示会が催される。
▽三重県小中学校書初め展=二日から三日の午前十時から午後五時(三日は四時)まで。県教育文化会館主催。
▽書・絵・写真・工芸の作品展=十五日から十七日の午前十時から午後六時(最終日は四時)まで。蔦の会主催。
▽第一回全日本写真連盟名張支部写真展=二十九日から三月二日の午前十時から午後五時まで。全日本写真連盟名張支部主催。
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■■ 2月2日(土) ■■ |
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■退職教職員15人。14日から作品展
名張市と旧青山町の退職教職員で結成された「蔦の会」が絵画、書、写真などを出展する第二回作品展が十四日から十七日まで名張市元町、ジャスコ新名張店三階リバーナホールで催される。
出展者は次の十五人みなさん。
浅名正昌、上出芳照、川合恵美子、篠木義範、曽和道子、高北民子、高田菊子、辻亨、中英夫、中島寿実子、福井信也、福山康子、藤永幹夫、森川文彦、箕浦京
■東大寺への松明奉納・3月12日に徒歩とバスで一般参加者を募集中
名張市赤目町一ノ井の松明講による奈良・東大寺への松明奉納をサポートしている「春を呼ぶ会」は、三月十二日に行われる松明寄進行事の一般参加者を募集している。
当日は午前五時二十分、市役所正面バス停車場に集合し、バスで赤目町一ノ井の極楽寺へ。同六時、同寺を徒歩で出発し、坂ノ下交差点を経て旧笠間小学校で朝食。バスに乗車し、針テラスでの休憩をはさんで、奈良市内まで移動。そのあと徒歩で東大寺へ向かう。東大寺到着は同十一時の予定。帰りは午後二時、東大寺をバスが出発する。
定員は先着八十人。参加資格は問わないが、健康で山道(獣道)を含め十キロ程度歩ける人。運動のできる簡単な服装で参加し、雨や寒さの対策として雨具、手袋などを準備。朝食は「笠間の郷を思う会」が提供。荒天でも決行するが、天候によってはバスのみの寄進となる。
参加費三千円(バス・保険代を含む)。申し込みは三月三日まで、はがき、ファクス、電子メールで受け付けている。電話申し込みは受け付けない。
申し込み先は〒518・0729、名張市南町八二二‐二、名張産業振興センターアスピア四階、名張青年会議所事務局内、春を呼ぶ会(ファクス0595・63・1539、電子メールnabarijc@nava21.ne.jp)。住所、氏名、年齢、電話番号を明記。
問い合わせは同事務局(電話0595・63・1616)へ、月・火・金曜の午前十時から午後四時までに。 |
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■■ 2月1日(金) ■■ |
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■冬物一掃バーゲン ヲワリヤで開幕
名張市内に三店舗を展開する「ヲワリヤ」で「冬物一掃ラストバーゲン」が始まった。
三店とも、この冬のニューファッションを全品半額で販売。最新のデザインや掘り出しものなど、現品かぎりでサービスしている。「八日えびす」が営まれる二月八日まで。
店舗は、中町商店街のヲワリヤ(電話0595・63・0327)、近鉄桔梗が丘店A館のふくよかサイズヲワリヤ(65・8240)、パークシティなばり一階のメンズ&レディースヲワリヤ(62・0127)。
●創作ファンタジー「ひめみこ物語」と万葉賛歌のつどい
二日午後二時から名張市総合福祉センターふれあいで。入場無料。資料代百円。問い合わせは大来皇女をしのぶ会(電話0595・63・7472)へ。
●パパ・ママ教室
十六日午前九時半から正午まで名張市保健センターで。対象は初めて出産を迎える夫婦。内容は保健師の話、沐浴実習、妊婦疑似体験、ビデオ上映。母子健康手帳を持参。申し込みは市健康支援室(電話0595・63・6970)へ。
●若者の就労を考える親向けセミナー
十六日午後一時半から名張市役所三階三〇三会議室で。問い合わせは県若者自立支援センター(電話059・246・1212)へ。
●名張市青少年センター(松崎町、電話0595・64・3478)の二月の催し日程は次のとおり。主催者の都合で変更される場合がある。カッコ内は主催者、連絡先。
▼第六回ふれあい芸能フェスティバル(ふれあい芸能フェスティバル/電話0595・64・7784=野々口康男さん)三日午前九時四十分〜午後五時。無料。入場整理券が必要。
▼ワールドピースナウinなばり(三重県教職員組合名張支部/電話0595・68・8810)九日午後一時〜三時。無料。
▼波多野均&山田佐和子デュオ・リサイタル(名張文化協会、市社会教育振興会、市教育委員会/電話0595・64・3478=市青少年センター、電話0595・64・2132=名張文化協会)十一日午後二時〜四時三十分。開場は午後一時三十分。一般千五百円(当日千八百円)、高校生以下千円(同千二百円)。市青少年センター委託事業、名張文化協会設立三十周年企画事業。
▼陽だまりコンサート(陽だまりコンサート実行委員会/電話0595・65・3774=名張育成園)十七日午後一時三十分〜四時。無料。
▼名張市青少年センター映画鑑賞会「夕凪の街 桜の国」(市社会教育振興会、市教育委員会/電話0595・64・3478=市青少年センター)二十三日@午前十時三十分〜午後零時三十分A二時〜四時。開場はそれぞれ三十分前。一般八百円(当日千円)、高校生以下五百円(同六百円)。
▼第七回大人たちのdokidokiコンサート(市社会教育振興会、市教育委員会、同コンサート実行委員会/電話0595・64・3478=市青少年センター)二十四日午後一時三十分〜四時三十分。入場無料。
■住民一体のバケツリレーも・伊賀の大村神社で防火訓練
地震の守り神として知られる伊賀市阿保、大村神社(金山修宮司)で文化財防火デーの二十六日、消防署や消防団、地域住民が一体となった防火訓練が行われた。
訓練には、同市南消防署十三人、同市消防団青山方面隊三十人のほか、同神社の総代会と敬神婦人会から四十人、ボーイスカウト伊賀一団から四十人、地域の自主防災会から四十人、日赤県支部青山地区奉仕団から十五人などが参加した。
午前九時半、神社本殿から出火したとの想定で訓練がスタート。出火通報のあと、地域住民によるバケツリレー、国の重要文化財に指定されている宝殿からの重要品持ち出し、負傷者の応急手当などが本番さながらに行われた。消防署と消防団からはポンプ車やタンク車が駆けつけ、二本のホースで勢いよく放水した。
服部和樹消防署長は講評で、「訓練はたいへんよくできた。これからも地域の人たちが一丸となり、防火や防災に努めてほしい」と呼びかけた。
つづいて、消火器の訓練、百四十人分を用意したご飯と豚汁の炊き出しも行われた。
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