■技術と医科学 ミニバス教室
「まずはボールを回すことが基本、水泳のクロールのように」│。
ミニバスケットボールの技術向上を目指し、三重県ミニバス連盟(山田満理事長)は九、十日、名張市勤労者福祉会館と名張小学校で技術指導とスポーツ医科学の教室を開いた。対象は県下代表の指導者と児童、保護者。
講演では中野丈将さんが、運動前のウォーミングアップやクールダウンの大切さを述べ、子供の立場からみて、「身体を動かし、楽しむこと、これがスポーツだ。その原点は遊び」と話した。
開講に当たり山田理事長は「一生懸命先生のいうことを聞けば、一日で上手になる。頑張って下さい」とあいさつ=写真右。
技術指導はミュンヘンオリンピックでヘッドコーチを務めた笠原成元さん(筑波大学名誉教授)が二日間にわたって担当。「子供たちへの愛情は大切です。メンタル、フィジカル、スキルの三つが上達の早道」と指導者や保護者に話した。子供たちにはボールハンドリングやパスなど「いまから難しい技術も覚えてください。練習すればできます」と独自のカリキュラムを教えた=写真左。
参加者した指導者は「いままでの教え方とは違ったものがあり、勉強になった」と話していた。
●桔梗が丘三番町同好会
十七日午前十一時から名張産業振興センターアスピアで設立三十周年記念祝賀パーティを催す。同会は一九七七年に誕生、ソフトボールのわくわくリーグに加盟し、九七年には山岳部を発足させた。パーティでは井上宏さんが「笑いのことば」と題して講演。民謡やソシアルダンスなどアトラクションも。
●陽だまりコンサート
十七日午後一時半から名張市青少年センターで。「障がいのあるなしを越えた人と人との共感」をテーマに、音楽を通じた交流を進める。入場無料。問い合わせは実行委員会の東川さん(電話0595・65・3774=名張育成園・とも)へ。
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