■■ 3月8日(土) ■■

 

工芸や陶芸、書道など千点・名張育成園が恒例の作品展
 名張市中村の知的障害者福祉施設「名張育成園」(上村友則理事長)は一日から五日まで、近鉄百貨店桔梗が丘店で作品展を催した=写真。施設に入所・通所している障害者への理解を深め、地域住民との交流を深める目的で、一九九八年から毎年開いている。
 施設内のワークセンターでは月曜から金曜まで、およそ八十人が作業しており、作品展にはそのうち二十人が出品。日ごろ手がけている和紙工芸、陶芸、草木染めなど、約千点が展示即売された。手すきの和紙に自由な筆致で描いた書道、ドライフラワーをすき込んで表装した工芸など、多彩な作品が入場者の人気を集め、恒例の催しとあって出展者の名前も定着、初日に買い手がつく「人気作家」もあった。 ワークセンター副所長の水野千津さんは「一年間の集大成の催し。多くの人に作品を見てもらい、知的障害のことをよく知ってもらえれば」と話していた。

春の手作り展
  伊賀市阿保の青山公民館で十四日から十六日まで「春の手作り作品展?パッチワーク・革遊び・和布細工の三重奏」が催される。
 出展グループは、ぶきっちょさん手作りの会、革遊びグループ、上野和布細工。額、いす、バッグ、人形打掛、和布小物、タペストリー、クッション、テーブルセンターなどが展示される。午前十時(初日は午後一時)から午後六時(最終日は三時半)まで。

百円で詰め放題 なばな摘み取り
 JA伊賀南部なばな部会は十六日午後一時半から名張市井手地内で「なばな摘み取り体験」を催す。JA伊賀南部、JA全農みえが後援。
 なばなを摘みとる体験で農業への理解を深めてもらうとともに、「三重なばな」のPRを進めるのがねらい。
 先着百人は百円で「三重なばな」を袋に詰め放題。食と農のネットワークづくりをめざし、農産物青空市も同時開催。午後三時ごろまで。小雨決行。問い合わせはJA伊賀南部指導販売課(電話0595・63・2253)へ。

 

 ■■ 3月7日(金) ■■

 

「マイトレー・マイバッグ」伊賀牛のオクダが呼びかけ
 商店の立場で地球温暖化対策を進めます│。名張市鴻之台二番町で伊賀牛の生産直売を手がける「精肉のオクダ」=写真=が、過剰な包装を減らす「マイトレー・マイバッグ運動」で話題を集めている。顧客に容器や買い物袋の持参を呼びかけ、一か月あまりで運動の趣旨が浸透してきたという。
 きっかけは、政府主導の国民的運動として三年前にスタートした「チーム・マイナス6%」。二〇〇五年の京都議定書で、日本が〇八年から一二年までに温室効果ガスの排出量を一九九〇年より六%削減することが義務づけられたことを受けたプロジェクトで、CO2削減のために冷暖房、水道水、自動車、電気などの身近な節約を習慣づけるよう訴えている。
 同店はこのチームに参加、過剰包装をやめることで温暖化防止に取り組むことを決め、昨年十一月から店頭の掲示などで趣旨を説明、二月一日に運動を開始した。買い物にはマイバッグを用意してレジ袋は使用せず、プラスチックのトレーを減らすため皿や密封容器を持参して、と呼びかけている。
 奥田哲也店長は「お客さんのあいだで環境問題への関心が高く、予想していた以上に趣旨をよく理解していただけました」と話している。
 持参した密閉容器が小さくて購入した肉が入りきらないなどの試行錯誤もあったというが、いまでは半数以上の顧客に「マイトレー・マイバッグ」が定着。二月二十一日からはレジ袋を一枚五円に有料化し、代金を環境保護団体に寄付するなど、商業を通じて温室効果ガスの削減に協力している。
営業は午前九時から午後七時半まで。火曜定休。二階は焼肉レストラン奥田。電話0595・64・1780。

広報づくりの特派員を募集
 名張市は市の広報づくりに協力する市民広報特派員を募集している。
 対象は、市内在住の二十歳以上の人で、広報・広聴業務に理解と関心を持ち、広報紙づくりに熱意のある人。任期は委嘱の日(五月)から来年三月三十一日まで。五人を募集する。応募多数の場合は、地区などを考慮して選考する。
 特派員の任務は、毎月一回程度開催される市民広報特派員会議への出席、「広報なばり」の掲載内容やレイアウトに対する評価、取材協力など。
 申し込みは、任意の用紙に「市民広報特派員希望」と書き、住所、氏名、年齢、性別、職業、電話番号、応募理由、「広報なばり」の掲載内容やレイアウトなどについての問題点と改善点を書いて、広報対話室(〒518‐0492、鴻之台一‐1)へ。電子メール(pr@city.nabari.mie.jp)、ファクス(0595・61・0815)でも受け付ける。締切は四月十一日。
問い合わせは同室(電話0595・63・7402)へ。

みんなで歩こう。美旗史跡めぐり
 「みんなで歩こうおきつも名張遊歩10選ウォーキング」が二十三日、名張市美旗地区で行われる。
 集合場所は美旗小学校(新田)。午前八時四十五分から受付を行い、九時から正午まで、「美旗史跡めぐりコース」を歩く。コースにある名所の案内や見学なども行われる。参加無料。
 対象は、市内在住・在勤・在学で、コースを完歩できる人。小学生以下は保護者の同伴が必要。定員は先着百人。
 申し込みは十四日までに、名張市スポーツ振興室に備え付けの用紙に住所、氏名、性別、電話番号を書いて直接、または郵便(〒518‐0441、夏見二八一二番地、市総合体育館内)、ファクス(0595・63・5449)のいずれかで同室へ。
問い合わせも同室(電話0595・63・5339)へ。

桔梗高美術部が卒業制作展 多彩な表現で三年の集大成
県立名張桔梗丘高校の美術部員三年生による卒業制作展「さかな展」が六日まで八日間、名張市桔梗が丘三番町のギャラリー閑で催された=写真。
 三年生部員は八人で、うち七人が女子。伊賀地区高校美術展「KNIT展」などで市民に作品を披露する機会はあったが、三年間いっしょだった仲間だけで作品展を開くのは初めて。梅田純子顧問の旧姓・坂根をもじり、「さかな展」とネーミングした。
 出展は約三十点。油絵、水彩画、イラストから、周囲の空間ごと美術作品として展示するインスタレーションまで、表現は多彩。大半が昨年十一月以降、この作品展のために制作された力作という。
 部長の福井葵さんは「部員それぞれに個性はちがっても、志はひとつ。三年間、切磋琢磨してきた集大成を見てもらえるのがうれしい」という。
 会期中の一日に卒業式を迎え、半数は美術系の大学や専門学校に進学するが、部員たちはまたいつか、このメンバーで作品展を開きたいと話している。
 梅田顧問と福井部長のほか、出展は次のみなさん。 百上奈歩、永富涼子、鈴木旭美、小林光来、平田真之、鈴木詩織、寺地知美

ダンスやバンドで15日「ストリートフェスタ」
 名張市の若者がつどい、ダンス、バンド、BMK、スケートボードなどストリート系カルチャーを楽しむ「ストリートフェスタ2008」が十五日、名張市役所市民広場で催される。
 主催はホットポイズン。四回目の今年は「FUN」がテーマ。ダンスでは、昨年の紅白歌合戦に出場したダンサーをゲストに迎え、バンドでは、CD化で話題になったローカルヒーロー「伊賀牛集団部位3」のテーマを作曲した1869(イワロック)さんも駆けつける予定。
 ほかにもフリーマーケット、露店、市民参加型の体験コーナー、市長との公開座談会などが企画されている。午前十時から午後四時ごろまで。雨天の場合は十六日に延期。問い合わせは長岡さん(電話090・4857・1971)へ。  

 














































 ■■ 3月4日(土) ■■

 

短冊にメッセージをどうぞ・名張桜まつりに向け募集中〜コンテストやナンバーズも
 名張市夏見の名張中央公園で三月二十四日に開幕する「名張桜まつり」に向けて、実行協議会は提灯につるす短冊を募集している。
 同まつりは十三回目を迎え、昨年は期間中、約三万人の来場者を迎えた。今年は四月十三日までの期間で、公園内の桜並木に提灯を飾り、願いごとなどを記した短冊をつるす。
 短冊は二二五×六〇ミリで、一枚千円。先着四百枚を募集している。募集期間は四月二日まで。
 短冊のコンテストも行われ、短冊のメッセージやイラストを実行協議会が審査。四月五日のイベントで表彰式が行われる。賞品は▽対泉閣提供温泉入浴付お食事ペア券=一人▽田畑米穀店提供伊賀米コシヒカリ=一人▽北村酒造提供伊賀流桜ビール六本入り=三人▽丸福精肉店・精肉のオクダ・森脇商店提供伊賀肉=三人。
 イベントでは、本部テントに設置した抽選箱に券を入れてエントリーするナンバーズの抽選もあり、賞品は▽名張観光ツーリスト・名張桜まつり実行協議会提供沖縄旅行ペア招待券=一人(大阪=沖縄往復航空券・ホテル二泊基本パッケージ)▽名張桜まつり実行協議会提供東京ディズニーリゾート招待券=一人(ワンデーパスポート・ホテル一泊)。
申し込み先は▽名張桜まつり実行協議会(名張商工会議所内、電話0595・63・0080、午前九時?午後五時)▽名張市商工観光室、電話0595・63・7648、午前九時?午後五時=平日のみ)▽名張市観光協会駅前案内所(電話0595・63・9087、午前九時?午後四時=水曜定休)。

中判の魅力紹介 光彩・なばり展
  名張市内の中判カメラ愛好家による「光彩・なばり」(吉田以彦代表)の第七回写真展が二十一日から二十三日まで名張市元町、ジャスコ新名張店三階のリバーナホールで催される。
 ネガサイズが六×四・五センチで高画質な中判カメラならではの風景写真に挑戦するメンバー十二人が、第一部の課題作品「水辺の詩」と第二部の自由課題作品との二部構成で、一人四点、計四十八点を出展する。いずれも全紙サイズ。
 課題作品では赤目渓谷、美杉村、裏磐梯、奈良、安曇野、志賀高原、琵琶湖、白川郷など、自由課題では青蓮寺、伊賀、宇陀、京都、伊豆、串本など、市内や市の周辺から遠方まで各地に足を運んで撮影した力作を展示。メンバーがそれぞれの個性で風景写真を追求し、中判カメラ独特の魅力を紹介する。
 午前十時から午後六時(最終日は五時)まで。
 出展者は次のみなさん。
 吉田以彦、長谷川清、松田賢治、寺田清郎、種橋伯子、竹中功、高崎順、清水春美、久保田成一、菊田実、梶原道明、石尾定美
           ×         ×
 リバーナホールでは三月中、次の展示会が催される。
 ▽静物・風景等の絵画展=五日から九日の午前十時(五日は正午)から午後五時まで。YMクラブ主催。
 ▽絵画・立体・イラスト・アニメーション等の展覧会=十一日から十六日の午前十時から午後六時(十一日は八時)まで。kyo展主催。
 ▽自然風景の写真展=二十一日から二十三日の午前十時から午後六時(最終日は五時)まで。光彩なばり主催。
絵てがみ作品展=二十八日から三十日の午前十時(二十八日は午後一時)から午後六時(三十日は五時)まで。名張・蔵持両公民館絵てがみ教室主催。

 

 ■■ 3月1日(土) ■■

 


●名張市青少年センター(松崎町、電話0595・64・3478)の三月の催し日程は次のとおり。主催者の都合で変更される場合がある。カッコ内は主催者、連絡先。
▼第二十回大正琴のつどい
  (大正琴琴悠会/電話0595・65・0559=樋口和雄さん)
  二日午後零時三十分?午後四時。無料。
▼第五十二回新入学を祝うよい子のつどい
  (中日新聞社、中日こども会/電話052・221・0671=中日新聞社中日こども会事務局)五日午前十時?十一時四十分。無料。
▼大川栄策・永井裕子公演
  (音芸社/電話03・3378・4451)十一日午後六時十五分?八時四十五分。四千五百円(当日四千九百円)。
▼十五周年記念大正琴フェスティバル
  (名張文化協会大正琴部/電話0595・63・5714=寺嶋由光さん)十五日午後一時?四時。無料。
▼「筆子・その愛│天使のピアノ」上映会
  (NPO法人名張市手をつなぐ育成会、市精神障害者家族会なばるの会、市身体障害者互助会、市社会福祉協議会/電話0595・63・1111=市社会福祉協議会)二十日午後二時?四時十分。千円。
▼第二十回管楽器個人・重奏コンテスト三重県大会
 〈高校重奏の部〉(県吹奏楽連盟、県中学校吹奏楽連盟、県高等学校吹奏楽連盟、県高等学校文化連盟、中部日本吹奏楽連盟三重県支部、中日新聞社/電話0595・65・1721=名張桔梗丘高校・田森さん)二十二日午前十時?午後六時。小学生三百円、中学生以上五百円(当日のみ販売)。
▼第二十回管楽器個人・重奏コンテスト三重県大会
  〈中学重奏の部〉(主催者、連絡先は高校重奏の部と同じ)二十三日午前十時?午後六時。小学生三百円、中学生以上五百円(当日のみ販売)。
▼リトルコンサート
  (濱村真理子・萩原康子さん/電話0595・65・0452=濱村真理子さん)二十九日午後一時十五分?午後三時四十五分。無料。