■■ 5月10日(土) ■■

 

「マリと子犬の物語」きょう上映会
 名張商工会議所女性会は十日、名張市青少年センターで新潟県中越地震の実話をもとにした映画「マリと子犬の物語」の上映会を催す。「大切なものを守る強さと家族のきずなを描いた感動作。多くの人に見てもらいたい」としている。
 映画は、二〇〇四年十月の中越地震当日、三匹の子犬を出産したマリという犬が、人間がすべて避難したあとたった一匹でわが子を守り、十六日後に子犬とともに無事に戻ってきた実話にもとづく。出演は船越英一郎、松本明子、高嶋政伸、宇津井健ら。監督は猪股隆一。 上映は、昼の部が午後二時、夜の部が七時から。開場はそれぞれ一時間前。料金は一般千二百円、学生(高・中・小)七百円。残席あり。  

市民農園入園者15日まで募集中
名張市は市民農園入園者を募集している。
 対象は農業体験を希望する市内在住の人。定員に達しなかった場合は、市民農園利用者の二区画目の申し込みも可能。
 場所は南古山の「そよかぜの丘」。入園期間は六月一日から来年三月三十一日まで。継続利用も可能だが、二区画目の利用は不可。
 申し込みは、はがきに「南古山市民農園○号農園希望」と書き、住所、氏名、電話番号と、二区画目の希望があればその旨を記入して、市農林振興室(〒518‐0492、鴻之台一‐一)へ。
 締切は十五日。申し込み多数の場合、二十三日午前九時半から農業研修センターで抽選会を開く。問い合わせは農林振興室(電話0595・63・7625)へ。

 
 

 ■■ 5月9日(金) ■■

 

おかあさんありがとう。11日は母の日です
素直な心で
 十一日は母の日。母の苦労をいたわり、母に感謝する日とされる。日本やアメリカでは五月の第二日曜だが、起源は世界中でさまざまに伝えられ、日付も異なっている。
 ある説によれば、基盤になったのは、四旬節の四度目の日曜日に教会を訪れて両親の霊に感謝を捧げたイギリスやギリシアの風習と、一九一〇年ごろアメリカの女性が母の追憶のため教会で白いカーネーションを配った故事で、一九一四年、ウィルソン米大統領によって制定された。
 日本には第二次世界大戦後、この風習が伝わり、赤いカーネーションを母に贈る風習も定着。母を失った者は白いカーネーションを霊前などに供えるようになったとされる。
  母親への感謝は、日ごろはなかなか口にできないもの。母の日にこそ、素直な心で「お母さんありがとう」の言葉を伝えたい。

1億円をかけて完成。10・11日に内覧会 まちなか再生の拠点 やなせ宿
 名張市新町に残る古い民家、旧細川邸が、観光交流施設「やなせ宿」=写真=として生まれ変わった。本格的なオープンは六月だが、十、十一両日に内覧会を催し、施設の使い勝手や町屋の空間を市民に体感してもらうという。
 旧細川邸は旧初瀬街道沿いに位置し、背後を名張川が流れる。細川家の子孫から建物を寄贈された名張市が約一億円をかけ、観光と交流をテーマにしたまちなか再生の拠点として整備した。
 やなせ宿という名称は、名張川にアユを捕るための「やな」という仕掛けが多く設けられ、一帯が古くからから「簗瀬(やなせ)」と呼ばれていたことにちなんでいる。
 内覧会は、両日とも午前十時から午後四時まで。駐車場には五台分のスペースしかないため、公共交通機関の利用を呼びかけている。
「ワンデイシェフ」の登録も受付
 会場では、「ワンデイシェフ」の登録説明会も同時開催。随時、個別に受け付ける。ワンデイシェフは、料理好きな人たちが日替わりで、一食あたり七百円のランチを一日に二十食つくり、客に提供するシステム。やなせ宿では、施設内の物産棟を活用しながら、「食」を通じてさまざまな人が集える場所として運営が進められるという。
 当日はほかに、そばとコーヒーの販売を行い、庭木の水やりや草抜きなどのボランティアスタッフの登録も受け付ける。
 問い合わせは市都市環境部市街地整備室(電話0595・63・7746)へ。
ロゴマークを募集
 名張市は「やなせ宿」のロゴマークを募集している。基本コンセプトは「名張の原風景と人情が息づく魅力あるまち」。やなせ宿のホームページやポスター、チラシなどに使用するという。
  対象は、名張市内に通勤・通学・在住の人。応募用紙に作品と必要事項を記入し、市都市環境部市街地整備室内「やなせ宿ロゴマーク募集」係へ。締切は十五日。名張まちなか再生委員会(まちなか運営協議会)が選考する。

15日にスタート・パスタ料理教室
 名張公民館の今年度主催講座「パスタ料理教室」が十五日にスタートする。
 全五回のシリーズで、ロング(スパゲティ)とショート(マカロニ、ペンネ、ファルファッレなど)のパスタ素材をつかって、手づくりパスタをマスターする。
 開講は、十五日、六月十九日、七月十七日、九月十八日、十月十六日。いずれも午前九時半から午後一時まで、同館料理教室で。定員三十人。費用(材料費)は五千円(五回分)。申し込みは同館(電話0595・64・2605)へ。

酒蔵空間で17日トークと演奏会
 名張市新町、北村酒造の「酒蔵空間」で十七日、「初夏のほろ宵こんさーと」が催される。
 テーマは「モーツァルトと映画音楽への誘い」。トークゲストに関西芸術座の女優・演出家・脚本家として活躍する藤田千代美さんを迎え、音楽と映像をまじえながら「表現の魅力」について聞く。
 演奏は、日向恵子(フルート)、池上尚里(ヴァイオリン)、角田知子(ヴィオラ)、成川昭代(チェロ)のみなさん。モーツァルトのフルート四重奏と映画音楽を披露する。
 午後七時から。会費二千五百円(ワンドリンク・おつまみ付き)。定員は先着百人。予約、問い合わせは北村酒造(電話0595・63・0010)へ。  

染め替えや丸洗い・きものクリニック

 たんすのなかで着物が泣いていませんか│。中尾呉服店パークシティ店で二十四、二十五両日、「きものクリニック」が催される。
 染め替え、ガード加工、丸洗い、洗い張り、染み抜きといった技術で、着物をよみがえらせるクリニック。京都から職人が来場し、無料で見積もりを受け付ける。午前十時から午後八時まで。問い合わせは同店(電話0595・63・0614)へ。

 












 ■■ 5月3日(土) ■■

 

小・中・高の参加者を募集中 今年も名張ピアノコンクール
 名張文化協会と名張市社会教育振興会は第三十三回名張ピアノコンクール(後援=三重県教育委員会、名張市同、伊賀市同)の出場者を募集している。
 要項は次のとおり。
 ▼日時=七月二十三日。申し込み締切後、六月下旬ごろに出演予定時刻を連絡する。
 ▼会場=名張市青少年センター
 ▼審査員=高瀬瑛子(三重大学)土居知子(京都女子大学)平山善恵(相愛大学)山下勝(名古屋芸術大学)
 ▼部門=A小学一・二年生の部B同三・四年生の部C同五・六年生の部D中学生の部E高校生の部
 ▼出演順序=部門ごとの申し込み受け付け順とする。
 ▼参加資格=小学校一年から高校三年までの児童、生徒。昨年までにこのコンクールで金賞を受賞した人は同じ部門では参加できない。国籍、地域などや資格は問わない。
 ▼参加料=七千円。五月二十三日までに振り込む。参加料はどんな理由があっても返却されない。
 ▼振り込み先=百五銀行 名張支店 普通預金 店番403 口座番号410802 口座名=ナバリブンカキョウカイピアノコンクール
 ▼表彰=全員に参加賞、部門ごとに金賞、銀賞、銅賞、奨励賞を贈り、全体の最優秀者に名張文化協会賞、名張市社会教育振興会賞を授与する。
 ▼申し込み方法=五月二十三日必着。所定の申し込み書と、演奏する自由曲のコピー譜、出演者の住所、氏名を記入して八十円切手を貼った封筒(返信用)を同封し、〒518‐ 0712、名張市桜ケ丘三〇八八‐九一、名張文化協会事務局へ郵送する。参加料未納の場合は受け付けない。参加料は事務局では受け付けない。
 ▼演奏曲目=課題曲から一曲と自由曲を演奏。自由曲は一曲とするが、同一作曲者による組曲、小品集での組み合わせは可能。曲目変更はできない。自由曲は途中で打ち切る場合がある。
 ▼課題曲=▽小学一・二年生=プレインベンションより…A・No.4小フーガ(ローリー作曲)、B・No.36アリエッタ(テュルク作曲)▽同三・四年生=プレインベンションより…C・No.20メヌエット(バッハ作曲)、D・No.40メヌエット(ラモ作曲)▽同五・六年生=バッハ作曲 二声インベンションより…E・No.4、F・No.8▽中学生=バッハ作曲 三声シンフォニアより…G・No.1、H・No.8▽高校生=バッハ作曲 平均率より…I・任意のフーガ問い合わせ先=名張文化協会事務局(電話0595・64・2132)

パスタ料理教室(名張公民館主催講座)
全5回のシリーズで、スパゲッティやマカロニなどのパスタ素材を使って手づくりパスタに挑戦、ゆでかたのコツやパスタ料理をマスターします。(1回目は5月15日)午前9時30分?午後1時・名張公民館料理教室・募集人数30名・費用5,000円(5回分)

リバーナホール
 名張市元町、リバーナホール(ジャスコ新名張店三階)の五月の催しは次のとおり。問い合わせは市商工観光室(電話0595・63・7648)へ。
 ▽第一回名張スケッチクラブ「四季彩」展=八日から十一日まで。午前十時(初日は正午)?午後六時(最終日は五時)。名張スケッチクラブ主催。
 ▽油絵・水彩・デッサン・立体作品などの作品発表=十五日から十八日まで。午前十時(初日は正午)?午後六時(最終日は五時)。あすなろ展主催。
 ▽教室生のステンドグラス作品展示=二十二日から二十五日まで。午前十時?午後八時(最終日は五時)。ステンドグラス・サーナ主催。
書道作品の展示=三十一日から六月一日まで。午前十時?午後五時。桜墨会主催。

 

 ■■ 5月1日(木) ■■

 

12団体で「そよ風コンサート」
 第二十三回「そよ風コンサート」(同コンサート実行委員会主催)は十一日午後一時半から名張市美旗市民センターで開かれる。入場無料。
 コーラスと器楽アンサンブル合計十二団体がステージを披露する。出演団体と演奏曲目は次のとおり。
 ▼名張マンドリンクラブ=「山嶽詩」
 ▼コーラスつぼみ=「あの鐘を鳴らすのはあなた」
 ▼アレグリアス=「コーヒールンバ」
 ▼福寿会シルバーコーラス=「鐘の鳴る丘」
 ▼コーラス百合=「Jupiter}
 ▼名張リコーダーアンサンブル=「涙のパバーヌ」
 ▼コーラス・カトレア=「歌の翼に」
 ▼La・マンドリーナ=「ビヤ樽ポルカ」
 ▼おきつも女声合唱団=「かんぴょう」
 ▼コーラスグループ「サラダ」=「この星にうまれて」
 ▼マンドリンアンサンブル・セシリア=「ブルー・シャトウ」
混声合唱団コーロ・Gui=「庭の千草」他

市民公益活動実践事業を募集
 名張市は今年度の市民公益活動実践事業を募集している。
 事業の基本テーマは市総合計画(理想郷プラン)の推進。課題テーマ部門は十五のテーマで一事業ずつ、自由テーマは十事業を募集。一事業の経費(委託料)は二十万円(税込み)以内。
 事業実施団体は、市民が主体となった公益活動を行う団体、NPO法人、または、これらが主体になって構成した組織で、活動拠点が市内にあり、五人以上で組織されていることなどが必要。
 受付は十六日まで。所定の応募書に団体の定款、規約、役員名簿を添えて申し込む。選考委員会は二十五日。
 問い合わせは市生活環境部まちづくり推進室(電話0595・63・7484)へ。
 課題テーマの分野と事業テーマは次のとおり。
 ▼健康長寿のまちづくり=(1)互いに支え合い、安心できる暮らし
 ▼男女共同参画社会の創造=(2)男女共同参画を進めるリーダーの育成(3)ワークライフバランスの推進と性的マイノリティやDV、性教育への理解
 ▼名張の特性を活かした新しい農業の振興と観光=(4)地産地消の推進(5)食「農」から地域の農業を考える(6)名張市の自然を活かした観光活動
 ▼名張の特性を活かした「農」の展開=(7)園芸福祉活動の推進(8)なばり農業の情報提供と消費者のネットワークづくり(9)市民への農業体験の機会づくり
 ▼豊かな心をはぐくむ生涯学習の推進=(10)子供の体験活動(11)家庭・地域の教育力の向上を目指す事業(12)スポーツ活動を通した仲間づくり
 ▼人を大切にする社会の創造=(13)地域密着人権啓発推進新事業
地域づくりと市民活動の推進=(14)コミュニティビジネスの創出推進事業(15)公益社団法人とNPO法人について


●名張市青少年センター(松崎町、電話0595・64・3478)の五月の催し日程は次のとおり。主催者の都合で変更される場合がある。カッコ内は主催者、連絡先。
 ▼名張商工会議所女性会創立四十周年記念事業・映画会「マリと子犬の物語」(名張商工会議所女性会/電話0595・63・0080)十日(1)午後二時?四時五分(2)午後七時?九時五分。一般千円(当日千二百円)、高校生以下七百円(当日も)。
日本民謡和泉会第二十二回発表会(日本民謡和泉会/電話0595・67・2168=谷本善聖さん)二十五日午前十時?午後五時四十分。無料。