■「思いがけない幸せ」ニューモラル講演会
名張モラロジー事務所・女性クラブは二十九日、名張産業振興センター・アスピアで「ニューモラル講演会」を催す。名張市と市教育委員会、市PTA連合会が後援。
モラロジー研究所の社会教育講師・三品きぬ江さんが「あなたのそばにある……思いがけない幸せ」と題して話す。午後二時から三時三十五分まで。参加無料。託児を受け付ける。
申し込み、問い合わせは、同事務所(松崎町、電話0595・64・2085)、または担当の杉本さん(電話0595・63・0553)へ。
■県民センターロビーでみずみずしい演奏披露
地域で活躍する音楽家による伊賀県民センターロビーコンサートは二十四日、県伊賀庁舎一階ロビーでフルートとピアノによる「名曲をあなたと」が催された。
毎月一回催し、これが四十三回目。昼休みのひとときを利用した気軽なコンサートとして、地域に定着している。この日も六十人を超える市民が訪れた。
出演は、フルートが池澤由賀子さん(伊賀市出身)、ピアノが狩野幸子さん(名張市出身)と佐山舞香さん(伊賀市出身)の新進演奏家三人。
懐かしい唱歌をアレンジした林光「『七つの子』変奏曲」のフルート演奏に始まり、ショパン「子犬のワルツ」とドビュッシー「亜麻色の髪の乙女」のピアノ演奏など、初夏にふさわしいみずみずしい演奏が入場者を楽しませた=写真。
■室生山上公園芸術の森定期コンサートを開始
奈良県宇陀市室生区の室生山上公園芸術の森で七月五日、定期コンサートをめざした試みがスタートする。
春夏秋冬それぞれの自然を楽しみながら定期的なコンサートを、と発足した芸術の森定期コンサート実行委員会(竹本寿史代表)が主催する。「めぐりくる季節にふさわしく、この会場でしか味わえないコンサートを提供していきたい」と竹本代表。
出演は、世界の笛を演奏し、テレビ番組のテーマ曲やCM曲なども多く手がけている野田晴彦さんと、ピアノの赤星ゆりさん。会場は公園内の施設棟。午後一時開場、一時半開演。入場料は前売り千三百円、当日千五百円(いずれも観覧料込み)。問い合わせは竹本代表(電話・ファクス0745・93・2693)、芸術の森(電話0745・93・4730、ファクス0745・93・4731、松岡さん)へ。
■家康を語る会が7月に歴史講演
「家康と高虎」をテーマにした歴史講演会が七月六日、上野フレックスホテルで催される。家康を語る会が主催し、伊賀市教育委員会が後援。
講師は、同会を主宰する川崎記孝さん。戦国末期の天正年間、豊臣秀吉の弟・秀長につかえながら、豊臣家と敵対していた徳川家康に将来の確実さを発見した藤堂高虎の非凡さや、家康と高虎の連帯によって揺るぎのないものとなった近世の幕藩体制などについて語る。副題は「近世幕藩体制に賭ける特異な主従」。午後一時半から。入場無料。問い合わせは市教委学校教育課(電話0595・22・9676)へ。
■冷泉家当主夫人を迎え町家ぶんか塾の第二講
伊賀市農人町の「まちやガーデン伊賀・色々」で七月十三日、「町家ぶんか塾」の第二講「冷泉家 八百年?守り伝えた雅の心?」が催される。伊賀のたたずまいの会が主催し、協賛は上野ガス、協力はレストラン・チッタ。
藤原俊成・定家父子の流れをくみ、和歌の家として伝統を守る冷泉家の二十五代当主夫人・貴実子さんの講演と、雅楽の保存と伝承に携わる「南都楽所(なんとがくそ)」の演奏がある。冷泉さんは一九四七年生まれ、冷泉家時雨亭文庫常務理事・事務局長。『冷泉家の年中行事』などの著書がある。
日程は、花組が午後一時半から三時十五分まで、月組が午後三時半から五時十五分まで。定員はいずれも二十五組。受講料千円(飲みもの、スイーツつき)。
必ず往復はがきで、申し込み責任者の郵便番号、住所、氏名、電話番号と希望者全員の氏名(一枚で二人まで)、花組と月組のどちらを希望するかを記し、返信面に申し込み責任者の住所、氏名を記入して申し込む。あて先は〒518‐0873、日本郵便伊賀上野支店、私書箱十号、伊賀のたたずまいの会。締切は七月三日(必着)。
問い合わせは同会の中山さん(電話090・1754・2060=午前九時?午後五時)へ。
●つばさ手作り市
七月二日、名張市美旗町南西原の県立特別支援学校・伊賀つばさ学園で。高等部生徒の作品を展示し、作業学習で製作した商品を販売する。第十回。午前十時十分から十一時四十分まで。問い合わせは同学園(電話0595・67・1050)へ。
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