■■ 7月26日(土) ■■

 

北村酒造が地酒「伊賀の国」
  深く濃い味わいで登場。日本酒本来の味を追求

名張市新町、北村酒造が日本酒本来の味にこだわった「伊賀の国」を発売した。天保八年(一八三七)創業の老舗が、酒どころとして知られる伊賀の代名詞にふさわしい地酒として送り出した新商品。軽い飲み口ながら、深くて濃い味わいが楽しめ、しっかりした米のうまみが感じられる仕上がりになっている。
?「伊賀の国」は、純米吟醸酒が大瓶(五百ミリリットル)千四百七十円、中瓶(三百ミリリットル)八百九十三円、小瓶(二百ミリリットル)五百七十八円。吟醸酒が大瓶千六百八十円、中瓶九百九十八円、小瓶六百八十三円、吟醸酒と純米吟醸酒の大瓶二本セットのギフトが三千五百円(値段はいずれも税込み)。
中元シーズンを迎え、同酒造の「夏の特選ギフト」も好評。「伊賀深山生貯蔵酒セット」が三千百五十円、「夏のほろ宵セット」が三千六百七十五円、「夏限定地ビールギフト」が三千七百八十円。ほかにも、大吟醸、純米吟醸、地ビールなど多彩なセットが選べる(値段はいずれも税込み)。
問い合わせは同酒造(電話0595・63・0010)へ。  

8月2日になばり夏能
能楽の大成者として知られる観阿弥にちなんだ「観阿弥創座の地 なばり夏能」が八月二日、名張市青少年センターで催される。事前学習会もある。
午後三時に開演し、金剛流の廣田泰三さんが仕舞「夕顔」、廣田幸稔さんが同「葵上」、廣田泰能さんらが能「小鍛冶」、大蔵流の茂山七五三さんらが狂言「石神」を演じる。
入場料千円(自由席)、中学生以下は無料。市役所三階生涯学習室、同センターなどで前売券を販売。事前学習会は午後一時から。対象は小中学生と「なばり夏能」チケット購入者。定員は先着百人。申し込みは生涯学習室(電話0595・63・7892)、同センター(電話0595・64・3478)へ。     

小野バレエが8月3日に発表会
名張市桔梗が丘一番町に本部教室を置く小野バレエスタジオ(代表=小野晴子さん)の発表会が八月三日、名張市青少年センターで催される。
名張市と伊賀市の教室で学ぶ幼児から一般までの生徒が、レッスンの成果を披露する。
プログラムのメインとなる「ドン・キホーテ」は、初めての試みとして、幼児科から本科までの生徒が世代を超えて出演する。「大きい子も小さい子も、全員がひとつになって作品に取り組んでいます」と小野さん。「夢の場」と「貴族の館」が上演される。
ほかに、「エチュード」「プチコンサート」「バレエコンサート」など。構成・振付・指導は小野晴子・亜子さん。
ゲストダンサーは、山本成伸(牧阿佐美バレエ団)、野村光春(フリー)、張縁睿(田中バレエ団)のみなさん。発表会では、坂友生乃さんが十五年表彰、九鬼円香さんと須藤あかねさんが十年表彰、石黒沙弥さんが五年表彰を受ける。
午後三時半開場、四時開演。入場無料。問い合わせは同スタジオ(電話0595・65・0504)へ。

9月から10回連続で「なばり学講座」
名張市は地域の歴史や文化などを学ぶ「ふるさとづくりゼミナール なばり学講座」の受講者を募集している。
対象は市内在住か在学・在勤で、十八歳以上の人。定員三十人。講座は十回、連続で受講する。受講料は千円。ほかに実習費などは実費負担。
申し込みは、往復はがきに住所、氏名(ふりがな)、年齢、性別、電話番号と簡単な応募の動機、市内在学・在勤の人は学校名または勤務先も書いて、名張市教育委員会生涯学習室「ふるさとゼミナール係」(〒518‐0492 名張市鴻之台一‐一、電話0595・63・7892)へ。電子メールでも申し込める(syougaigaku@city.nabari.mie.jp)。締切は二十日(消印有効)。申し込み多数の場合は抽選。
 講座内容は次のとおり(ジャンル、講座内容、開催日時、会場、講師)。
 ▼第一回=歴史・文化「黒田の悪党と松明調進」九月十八日午後七時?九時、名張市役所三階会議室。名張市教育委員会・松鹿昭二委員長。
 ▼第二回=自然・植物「赤目七草」(野外研修)十月四日正午?午後五時、赤目滝(雨天時は市役所で講義)。三重県自然観察指導員・中晧さん。
 ▼第三回=歴史・文化「なばりの秋祭り?地車(だんじり)を中心として?」十月二十三日午後七時?九時、名張市役所三階会議室。薦原小学校教頭・谷戸実さん。
 ▼第四回=自然・生物「なばりの川のこと?生き物たちの感動ステージ?」十一月六日午後七時?九時、名張市役所三階会議室。特定非営利活動法人「地域と自然」理事長・中西崇雄さん。
 ▼第五回=野外研修「まちなみ探検」十一月十五日午前十時?午後三時、名張地区旧市街地。未定。
 ▼第六回=人権「男女共同参画講演会」十一月二十九日、市武道交流館いきいき。未定。人権・男女共同参画推進室との合同講座。
 ▼第七回=伝統産業「伊賀焼・組紐実習」十二月十三日午後一時?四時、市武道交流館いきいき、堤側庵。陶芸家・橋本美穂さん、工芸家・中内中さん。
 ▼第八回=歴史・文化「古里のことば(方言)」一月十六日午後七時?九時、名張市役所三階会議室。松崎一三さん。
 ▼第九回=歴史・文化「名張と壬申の乱」二月三日午後七時?九時、名張市役所三階会議室。名張市教育委員会生涯学習室・門田了三さん。
 ▼第十回=まちづくり「なばりのまちづくり」二月十七日午後七時?九時。


●ふるさと名張の風景百景を訪ねて 八月三日午前九時三十分、名張藤堂家邸跡に集合し、正午まで名張市街地を散策。対象は中学生以上。定員は先着三十人。参加費五百円(資料代)。申し込み、問い合わせは「みてみて名張」(川瀬さん、電話0595・68・8507)へ。
●伊賀焼陶器まつり 二十五日から二十七日まで伊賀市川合、あやまふれあい公園内の「すぱーく阿山」で。伊賀焼の窯元が約三万点を展示即売する。午前九時から午後五時(最終日は四時)まで。問い合わせは実行委員会(電話0595・44・1701)へ。
●メタボリックシンドロームと心疾患の予防講演会 八月五日午後二時から名張産業振興センター・アスピアで。講師は名古屋共立病院循環器内科部長の青山徹さん。無料。申し込み不要。問い合わせは市健康支援室(電話0595・63・6970)へ。