■■ 8月30日(土) ■■

 

絵画や書道など五部門で10月に名張市美術展覧会
第五十一回名張市美術展覧会は十月一日から五日まで、丸之内の市総合福祉センターふれあいで催される。
 要項は次のとおり。
?【応募資格】市内に在住または在勤、在学する十五歳以上の人(中学生は除く)
?【出品規定】自己の制作した未発表のもの。各部門とも一人一点とする。所定の出品申込書(三枚複写。各地区公民館、名張連絡所、市役所案内窓口、生涯学習室にある)に必要事項を記入し、作品搬入日に作品とともに持参する。施設・備品などを傷つけたり汚染するおそれのある作品や、他人に不快感を与えたり危害を及ぼすおそれのある作品、展示不可能な作品は受け付けない。額・軸は、ひも付きとする。
?【作品規定】
 ▼絵画=日本画(水墨画を含む)、油絵、水彩画、パステル画、アクリル画、版画などで、額装する。二十号以上百号以下。
 ▼書道=漢字、仮名、漢字仮名交じり文、篆刻、少字数、墨象で、条幅表装、枠張、額装とする。屏風も可。軸作品は縦二〇〇センチ以内。作品には必ず釈文を添える。
 ▼写真=モノクローム・カラーとも四つ切り以上半切以下、額装またはパネル張り。組写真も可(一枚張りで半紙以下)。デジタルプリントも可(大きさは四ツ切以上A3ノビまで)。額サイズは五一×五九センチ以内。
 ▼彫塑工芸=とくに制限はない。
 ▼出品手数料=一作品千円(会場準備と運営費用の一部にあてる)
?【作品の搬入】九月二十七日、二十八日の午前十時から午後四時まで、市総合福祉センターふれあいで受付。
?【審査】九月二十九日午前十時から。
?【審査結果】入選者、入賞者には会期中に本人に通知するとともに、報道機関に発表。
?【賞】市長賞、議長賞、教育委員会賞、おきつも文化賞、選考委員会奨励賞、岡田文化財団賞(新人奨励賞)、努力賞
?【表彰式】十月五日午後四時から、ふれあいで。
?【その他】出展作品の不慮の災害、事故などによる汚損・亡失については、主催者は責任をもたない。出品者は、審査および作品の陳列配置などについて異議を申し立てることはできない。審査の結果、選外の連絡があった場合は、すみやかに作品を引き取る。選外の場合でも、出品手数料は返却しない。作品の搬入出の費用は、出品者の負担とする。
【問い合わせ先】市教育委員会生涯学習室(電話0595・63・7892)

交通安全を訴え俳句と川柳募集
三重県交通安全協会は第五回交通安全「俳句」「川柳」作品コンクールの作品を募集している。俳句と川柳を通じ、交通安全意識を高めるのが目的。
俳句は小・中学生の部、一般の部、高齢者の部(七十歳以上)の三部門。川柳には部門はない。
作品は交通安全に関するもので、協会員でなくても応募できる。応募の形式は、はがきなど自由。優秀作品には、協会長賞などを贈り、展示と表彰を行う。応募は氏名、住所、年齢、電話番号を明記し、郵便、ファクス、電子メールで、〒514‐8518、津市垂水二五六六、免許センター内、県交通安全協会総合対策推進室(電話059・223・4520、ファクス059・223・4590、メールmieankyo@topaz.ocn.ne.jp)へ。締切は九月十日。

音楽愛好家の参加募集を開始dokidokiコンサート
あなたもステージで「ドキドキ」体験を││。名張市青少年センターの第八回「大人たちのdokidokiコンサート」が来年二月に開催される。主催の市社会教育振興会と市教育委員会、同コンサート実行委員会は出場者の募集を開始した。
開催は二月二十二日午後一時半からの予定。対象は二十歳以上の人で、大学で音楽を専門に学んでいる人は応募できない。
募集ジャンルは、▽ピアノ▽声楽▽管楽器▽弦楽器▽打楽器の五部門。ソロまたはアンサンブル(十人編成以内)での出演となる。
演奏曲目は自由。演奏時間は十分以内。伴奏者が必要な場合は参加者が用意する。録音テープによる伴奏はできない。マイク、アンプなどの使用はできない。
参加費は一人八千円、二人一万二千円。三人以上の場合は、一万二千円と二人を超えた人数分(一人二千円)の割り増しとなる。伴奏者は不要。
参加希望者は、所定の参加申込書に必要事項を記入し、写真(サイズ自由)を添えて、封書で名張市青少年センター事務局「大人たちのdokidokiコンサート」係(〒518‐0722、名張市松崎町一三二五‐一)へ。
アンサンブルの場合は代表者が申請する。申込書は同センター、市教育委員会で配付しているほか、同センターのホームページからダウンロードできる。締切は十月二十三日必着。
参加費は口座振込で納入する。振込先は「百五銀行 名張支店 普通 561321 名張市青少年センターdokidokiコンサート」。事務局では受け付けない。
問い合わせは同センター(電話0595・64・3478)へ。

上野城広場で薪能1日に前売り開始
上野城薪能(上野城薪能実施委員会主催)は九月十三日午後六時から伊賀市丸之内、上野城本丸広場で催される。雨天時は同市立上野西小学校体育館。
金春流能「融」、大蔵流狂言「伯母ヶ酒」、観世流能「安達原 白頭急進之出」を上演。出演は金春欣三、茂山千三郎、井戸和男らのみなさん。
当日券・前売券とも大人五百円、十八歳以下無料。前売券は九月一日販売開始。取り扱いは同市本庁商工観光課、各支所産業建設課、上野城、伊賀上野観光協会、上野観光案内所、名張市観光協会、名張駅前観光案内所。
問い合わせは同商工観光課(0595・22・9672)へ。

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 ■■ 8月26日(火) ■■

 


31日に「1日まるまる映画館」「怪談」など邦画の秀作四本で
東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵の名画四本を上映する「一日まるまる映画館」は三十一日、名張市青少年センターで催される。
開場は午前十時。入場料は一本だけでも四本でも五百円。問い合わせは同センター(電話0595・64・3478)へ。
作品は次のとおり。
▼あすなろ物語(午前十時三十分?午後零時十八分)一九五五年、東宝。
原作は井上靖、脚本は黒澤明、監督は堀川弘道。出演は久保賢、鹿島信哉、久保明、岡田茉莉子、根岸明美、久我美子、木村功、浦辺粂子、三好栄子、金子信雄ほか。
ひとりの少年が複雑な人間関係のなかで次第に成長してゆく姿を、ヒノキではないけれどヒノキに似ていて、あすはヒノキになろうと一生懸命になっているとされるアスナロという木に託して描く。
▼にごりえ(午後一時?三時十分)一九五三年、新世紀映画社=文学座。
原作は樋口一葉、脚色は水木洋子、井手俊郎、脚本監修は久保田万太郎、監督は今井正。出演は、第一話「十三夜」が田村秋子、丹阿弥谷津子、三津田健、芥川比呂志ほか、第二話「大つごもり」が久我美子、中村伸郎、長岡輝子、荒木道子、仲谷昇ほか、第三話「にごりえ」が淡島千景、杉村春子、山村聡、宮口精二ほか。
一九三七年創設の文学座が戦後の全盛期に企画製作された作品。夭折した明治の女流作家、樋口一葉の三作品を原作にしたオムニバス形式で、明治の光と闇のなかに、過酷な状況を生きざるをえない女たちの一瞬をとらえている。
▼怪談(午後三時三十分?六時十一分)一九六四年、にんじんくらぶ。
原作は小泉八雲、脚本は水木洋子、監督は小林正樹。出演は、第一話「黒髪」が新珠三千代、渡辺美佐子、三国連太郎ほか、第二話「雪女」が仲代達矢、岸恵子、望月優子ほか、第三話「耳なし芳一の話」が中村賀津雄、丹波哲郎、志村喬ほか、第四話「茶碗の中」が中村翫右衛門、滝沢修、杉村春子、中村鴈治郎ほか。
日本に帰化し、日本文化を世界に伝えたラフカディオ・ハーンこと小泉八雲の四つの短篇をもとにしたオムニバス映画。初のカラー映画として、この世のものとは思えない幻想的な世界がつくりあげられた。
▼雁の寺(午後六時三十分?八時八分)一九六二年、大映(京都)。
原作は水上勉、脚本は舟橋和郎、川島雄三、監督は川島雄三。出演は若尾文子、高見国一、三島雅夫、中村鴈治郎、木村功、山茶花究、小沢昭一ほか。
水上勉が直木賞を受賞した同名小説を映画化。原作の推理小説風な味わいを残しながらも、厳しい戒律で守られている禅寺の住職とその愛人、若き修行僧を中心に、世俗の人間関係の浅ましさを川島雄三監督特有の屈折した視点から描く。



 ■■ 8月23日(土)伊賀市 ■■

 

常盤好さんがピアノの名曲
伊賀県民センターのロビーコンサートは二十五日、伊賀市四十九町の県伊賀庁舎一階ロビーで第四十六回が催され、夏休み企画として子どもたちも楽しめる「夏休み・名曲コンサート」が披露される。
出演は、昨年の第十三回みえ音楽コンクールのピアノ部門大学生以上・一般の部で第一位を獲得したピアニストの常盤好さん(名張市)=写真。大阪音楽大学音楽学部器楽学科を卒業し、パーカッションとピアノのグループ「アンサンブル宙(そら)」、フルート、オーボエ、ファゴット、ピアノの「よつば」のメンバーとして活動しているほか、ソロ、伴奏、アンサンブル依頼演奏などでも活躍。
曲目は、湯山昭「お菓子の世界」より数曲、サン・サーンス「動物の謝肉祭」より数曲、ほか。
午後零時十五分から五十分まで。入場無料。申し込み不要。
問い合わせは同センター生活課(電話0595・24・8137)へ。

年刊歌文集「風人」5号発行
伊賀地域などの短歌愛好者で組織する風人(かざびと)短歌会(鈴木幹子代表)の年刊作品集「風人」第五号=写真=が発行された。
吟行や例会での相互批評などを通じ、それぞれの主題を追求している会員たちが、短歌やエッセイなどを寄せている。
刊行は年一回。五号には会員二十一人が近作「私の十首」と鑑賞文「私の好きな歌」を寄せ、ほかにエッセイ、評論、紀行文も収録されている。
A5判、八十六ページ。本体五百円で、伊賀地域の主要書店で販売している。
会員を募集しており、例会は毎月第四日曜に伊賀上野交流研修センターで開催。
問い合わせは事務局の仲川忠道さん(電話・ファクス0595・21・5508、電子メールtyuudou@ict.ne.jp)へ。
 おもな収録作品は次のとおり(敬称略)。
?【私の十首】「薄闇のヴェール」赤木敏子▽「広島忌の日」生田幸子▽「ブルーグラデーション」石川勉▽「地層より」一条節子▽「鯛の目玉」岡崎千賀子▽「寿詞は述べず」坂下晴彦▽「白木蓮」志野八重子▽「杜に住む隠」鈴木幹子▽「トベラの種」鈴木雄治▽「春が好き」高橋澄▽ 「時かけて散る」仲川忠道▽「日記果つ」永田照子▽「春の薬師寺」七澤敏子▽「むかし語りの」濱田能子▽「藁塚」松村千代子▽「練炭ふたつ」安本信子▽「ワイン・レッドの水着」山本純子▽「翁の面」山本晴子▽「記憶なき海」吉増浩志▽「一目の居」吉輪康一▽「春色きざす」米田紀子
【評論・ほか】「『愛國百人一首』は愛せなかった」華房良輔▽「若き友はよし│『前川佐美雄の世界』つづき」坂下晴彦▽「第十九回上田三四二記念 小野市短歌フォーラムに参加して」七澤敏子▽「浄土寺紀行」仲川忠道▽「伊賀に吹く風に身を置いて│七澤敏子第一歌集『風の民』」生田幸子▽「自分をリセットする旅│仲川忠道著『退職したらお遍路に行こう』」鈴木幹子

?2月に「演劇のつどいin伊賀」
名張市で来年二月、「みえ県民文化祭演劇のつどいin伊賀」が催され、地域をテーマにした創作劇が上演される。
一九九四年の「国民文化祭・みえ」をきっかけに始まり、県内各地域で毎年一回、催されている。伊賀地域では来年二月一日、名張市青少年センターで開催される。
上演作品は、名張市に残る古代寺院跡、夏見廃寺にゆかりの深い大来皇女と大津皇子を描いた哀野夕さんのオリジナル「古の夏見│遥か遠きに君を想い│」。千三百年前、父親の天武天皇の命を受け、十三歳で伊勢神宮に仕えることになった大来と、ひとり残された大津の姉弟のドラマがくりひろげられる。
スタッフとキャストは、それぞれ二十人程度を募集し、練習は九月から毎週火曜と木曜の午後八時から十時まで、名張市蔵持公民館で。参加者の顔合わせは八月二十六日。
問い合わせは事務局のおきつも名張劇場・三枝孝行さん(電話・ファクス0595・63・2279)へ。 ?

? 交通安全を訴え俳句と川柳募集
三重県交通安全協会は第五回交通安全「俳句」「川柳」作品コンクールの作品を募集している。交通安全意識を高めるのが目的。
俳句は小・中学生の部、一般の部、高齢者の部(七十歳以上)の三部門。川柳には部門はない。
作品は交通安全に関するもので、協会員でなくても応募できる。応募の形式は、はがきなど自由。優秀作品には、協会長賞などを贈り、展示と表彰を行う。
応募は氏名、住所、年齢、電話番号を明記し、郵便、ファクス、電子メールで、〒514‐8518、津市垂水二五六六、免許センター内、県交通安全協会総合対策推進室(電話059・223・4520、ファクス059・223・4590、電子メールmieankyo@topaz.ocn.ne.jp)へ。締切は九月十日。

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