■■ 9月9日(火) ■■

 

11月に桂三枝さんの名張公演
 友の会の優先予約は10日から
 名張市青少年センターで十一月十五日、桂三枝さん=写真=の名張公演第三弾が催される。前売りは十八日から。同センター友の会の会員からは十、十一日、優先的に電話予約を受け付ける。
 当日は午後一時開場、二時開演。名張市出身の弟子、三弥さんも出演する。入場料三千円(全席指定席)。
友の会の優先予約は十、十一日の午前八時三十分から午後五時十五分まで受付。会員ひとりにつき二枚まで予約できる。会員の入場料は一枚二千七百円。
プレイガイドは、ネクスト・ワン名張本店、ブックスアルデ近鉄店・名張本店、前田文具夏見店、リバーナ一階サービスカウンター、市教育委員会生涯学習室、市青少年センター(以上名張市)、井筒屋書店あかもん店、サワノ楽器店、FUKUZAWAラジオ店(以上伊賀市)。
友の会の会員も募集しており、年会費は千円。市社会教育振興会主催事業チケットが一割引きになるなどの特典がある。
問い合わせは同センター(電話0595・64・3478)へ。

ギャラリー30で絞りの点描画展
伊賀市槇山のアート&クラフト「ギャラリー30」で十七日から二十一日まで「京の絞り職人展」が開かれる。
出展は、京の絞り職人衆による京都絞栄会(京都市中京区)。職人四十人で昭和十四年に発足し、分業制で伝統的工芸品を制作、問屋を通じて専門店に流通させているが、多くの人に絞りの魅力を知ってもらいたいと、展示会を開いている。
作品は、絞りによる点描画。絞り染めで五百色以上に染めあげた布を二?三ミリ四方の大きさに切り、ピンセットで貼りあわせた「絞画(こうが)」と呼ばれるオリジナル作品で、春の「高瀬川」、夏の「京の夜景」=写真、秋の「平安神宮の神苑」、冬の「雪の金閣寺」と京の四季を表現した四点が披露される。ほかに、絞りスカーフ、はぎれ、着物の展示即売もある。
午前十時(初日は午後一時)から午後五時(最終日は三時)まで。入場無料。問い合わせは同ギャラリー(電話0595・42・1260)へ。

青山リゾートで14日コンサート
伊賀市霧生、メナード青山リゾートを会場にした伊賀ピクニックコンサート「秋の風と音楽と」は十四日午後一時から一時四十分まで、同リゾート内ホテルシャンベールロビーで催される。
出演は、ヴァイオリンの木室裕子さんとピアノの松田典子さん。木室さんは相愛大学音楽学部器楽学科ヴァイオリン専攻卒業、同大学研究科修了。演奏活動のかたわら、相愛音楽教室講師として後進を指導。松田さんは大阪芸術大学演奏学科ピアノ専攻卒業、同芸術専攻修了。奈良女子高等学校勤務。
曲目は、ヴィヴァルディ「四季」より「秋」第三楽章、マンシーニ「ムーン・リバー」、イギリス民謡「アメージング・グレース」、「赤とんぼ」「ふるさと」ほか。
入場無料。申し込み不要。入場者だけの特典として、同リゾート内の霧生温泉「香楽の湯」入浴料千二百円が八百円になる。
問い合わせは同コンサート実行委員会事務局(県伊賀県民センター内、電話0595・24・8137)へ。

   



 ■■ 9月6日(土) ■■

 

とれたてフェス出展者を募集中
名張市は十一月八、九両日に市役所市民広場で催される「とれたて!なばりあんど消防フェスタ2008」出展者を募集している。
同フェスタは、「地産地消とスローライフ」「都市住民と農村住民の交流」「食の安全・安心」を合言葉に、参加団体による事業活動のPRなどを通じ、農林業の振興を図る。
募集しているのは、九日午前九時三十分から午後三時三十分まで、市民広場で、展示、即売、模擬店、青空市などをくりひろげる市内の事業者と団体。
 テントのレンタル費用は五千円(二分の一の使用は三千円)、机は一脚七百円、椅子は一脚三百円。持ち込みもできる。
申し込みは三十日までに市農林振興室(電話0595・63・7625)へ。

片山さんが陶展12日から堤側庵
名張市新田の堤側庵ギャラリーで十二日から十七日まで「片山雅美陶展」が催される。
片山さんは一九五〇年、京都生まれ。京都市工業試験場を修了し、西川實さんに師事したあと、七七年に独立。日展会友、日本新工芸家連盟評議員、京都府工芸美術協会理事、大阪成蹊大学芸術学部講師。
漆のような独特の赤色を陶器で表現し、斬新な造形の作風で知られる。同ギャラリーでは四回目の個展となり、花器、茶器、陶額、食器など新作約六十点を展示する。
午前十一時から午後六時まで。問い合わせは同ギャラリー(電話0595・65・2081)へ。  


家庭の教育力向上・子どもの生活リズム向上講演会
七日午後一時から名張市武道交流館いきいきで。千葉大学教授の明石要一さんが「生活リズムが学力を生む?体験をふやそう」と題して話す。問い合わせは県健康福祉部こども局こども未来室(電話059・224・2269)へ。
水彩画・写真合同作品展
七日までジャスコ新名張店三階リバーナホールで。「描いた撮った伊賀の郷」と題し、同じ場所を題材にした水彩画と写真を展示している。出展は名張スケッチクラブと光彩なばり。午前十時から午後六時(最終日は五時)まで。

  
 

 ■■ 9月1日(月) ■■

 


●名張市青少年センター(松崎町、電話0595・64・3478)の九月の催し日程は次のとおり。主催者の都合で変更される場合がある。カッコ内は主催者、連絡先。
 ▼名張高等学校吹奏楽部第四十四回定期演奏会(三重県立名張高等学校吹奏楽部/電話0595・63・2131=名張高校・堀さん)七日午後一時三十分〜四時。五百円。
 ▼救急医療週間の講演会(社団法人名賀医師会/電話0595・64・2321)十一日午後二時〜四時三十分。無料。
 ▼上野高等学校新学科(理数科)説明会(三重県立上野高等学校/電話0595・21・2550)十三日午後六時三十分〜八時四十五分。無料。
 ▼第十一回名張市中学校ジュニアコンサート(名張市社会教育振興会、市中学校ジュニアコンサート実行委員会/電話0595・64・3478=市青少年センター)二十一日午後一時三十分〜四時。無料。
芸能大会2008あなたがスター(カラオケスタジオききょう/電話0595・64・8778=相馬金哉さん)二十八日午前九時三十分〜午後五時。無料。

10月に「母べえ」鑑賞会〜激動の昭和に生きた家族を描く
青少年センター25周年で
名張市青少年センターで十月四日、山田洋次監督が吉永小百合主演で激動の昭和を描いた「母べえ」の映画鑑賞会が催される。同センター開館二十五周年記念事業。前売りを行っている。
作品は、昭和十五年の東京を舞台に、戦争反対をとなえる父がとらわれの身となり、残された母と幼い二人の娘が、周囲の人々に支えられて、さまざま困難にあいながらも明るく懸命に生きる姿を描く。
父と母、娘の初子と照美の野上家は、お互いを「父べえ」「母べえ」「初べえ」「照べえ」と愛称で呼びあう仲のいい家族。そのおだやかな日常は、文学者である父・滋が治安維持法で検挙された朝から一変する。戦争に反対することが、国を批判するとして罪になる時代だった。
不安を募らせる母と娘たちのもとに、温かい思いやりをもった人々が次々に訪れる。父の教え子で出版社に勤める山崎は、父との面会申請のために奔走し、やがて一家から「山ちゃん」と呼ばれる大切な存在になる。
父の妹で美しく快活な久子は、思春期を迎えた初子とおてんばな照美の良きお姉さん役で、いつしか山ちゃんにほのかな想いを寄せるようになる。そして、変わり者の仙吉叔父さんは、あけっぴろげで遠慮のない性格のため、いくつもの騒動をまきおこすのだった。
離ればなれになった家族をつなぐのは手紙だった。まるで日記を書くかのように毎日の出来事を父に綴る初子と照美。そんな娘たちの成長を見守ることが母べえの心の支えだった。
そんなある日、野上家に思いがけない便りが届く。
原作は野上照代。吉永小百合のほか、浅野忠信、檀れい、志田未来、笑福亭鶴瓶、坂東三津五郎らが出演。
上映は午前十時三十分と午後二時の二回。開場は三十分前。入場料は一般千円、高校生以下八百円。
プレイガイドは、ネクスト・ワン名張本店、ブックスアルデ近鉄店・名張本店、前田文具夏見店、リバーナ一階サービスカウンター、名張市教育委員会生涯学習室、市青少年センター(以上名張市)、井筒屋書店あかもん店、サワノ楽器店、FUKUZAWAラジオ店(以上伊賀市)。
問い合わせは同センター(電話0595・64・3478)へ。

上野城広場で薪能1日に前売り開始
名張市の「土曜遠足の会」(田郷誠之助会長)は年内、「源氏物語千年紀を歩く」と題して活動する。
参加者は近鉄桔梗が丘駅午前九時四分発の急行に乗車、乗り換えの八木駅で確認。事前申し込み不要。問い合わせは電話0595・65・2235、090・5622・3082へ。
予定は次のとおり。
▼九月十三日「別業の道 宇治十帖」夢の浮橋、平等院、宇治上神社、源氏物語ミュージアム、三室戸寺など▼十月十一日「冷泉帝の大原野行幸をしのぶ」大原野神社、勝持寺、順徳寺、正法寺、十輪寺など▼十一月八日「面影に立つ恋の通い路」三千院、来迎院、音無滝、寂光院など▼十二月十三日「うたかたの人生終焉の舞台」仁和寺、広沢池、大覚寺、清涼寺、野宮神社、亀山公園など。


救急の日・救急医療週間講演会
十一日午後二時から名張市青少年センターで。浜口眼科の濱口博史さんと久保耳鼻咽喉科クリニックの久保将彦さんが「高齢者の眼と耳のお話」、国立病院機構三重病院臨床研究部国際保健医療研究室の中野貴司さんが「インフルエンザを迎え撃つ?ワクチン、薬、そして新型ウイルス対策」と題して話す。無料。問い合わせは名賀医師会(電話0595・64・2321)へ。
県立博物館移動展示「ようこそ!トバリュウの時代へ」
二日まで名張市総合福祉センターふれあいで。鳥羽市で足跡化石が見つかったトバリュウなど恐竜や首長竜、翼竜などを紹介。午前九時から午後六時まで。無料。