■21日から秋の全国交通安全運動
秋の全国交通安全運動は二十一日から三十日までの期間で催され、三重県では県交通対策協議会をはじめとした関係機関・団体が協力、県民に交通安全を呼びかける。
運動の基本は、高齢者の交通事故防止。重点は▽すべての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底▽夕暮れ時と夜間の歩行中・自転車乗用中の交通事故防止▽飲酒運転の根絶││の三点。
高齢者の事故防止では、高齢者の行動特性や運動能力を理解し、保護意識をもって運転することをドライバーに呼びかけ。高齢ドライバーには、高齢者運転標識の表示と、運動・運転能力など身体機能の低下を自覚し、ゆとりをもって安全運転を、と訴える。
二十一日午前十時からは鈴鹿市稲生町、鈴鹿サーキットで「交通安全県民フェア」が催され、県警音楽隊の演奏、交通安全クイズやゲームなどがくりひろげられる。
■清水春美さんが風景写真で初個展
風景写真に取り組んでいる名張市緑が丘中、清水春美さんの初めての個展「魅せられて?四季燦々?」が二十六日から十月二日まで近鉄百貨店桔梗が丘店B館一階の桔梗ホールで催される。
清水さんは、市美術展の写真部門無鑑査出品者で、県美術展や富士フォトコンテストで入選。名張市で活動する「写団なばり」「光彩なばり」のほか、伊賀市の「若葉」、奈良県御所市の「一会」というフォトクラブにも所属している。
四季の自然に感動や安らぎを感じ、十年にわたって中判カメラで撮りためてきた作品から、春は花、夏は水、秋は紅、冬は氷雪と四季それぞれのモチーフにまとめた三十二点を展示。独自の感性で表現した自然美の世界を披露する。
午前十時から午後六時(最終日は五時)まで。
【写真は出展作の「春のシンフォニー(静岡・海津)」】
?■あすから動物愛護週間
犬や猫など、ペットにかかわる苦情やトラブルが増えている。とくに市街地や集合住宅などで、飼育に関するマナーが守られないために問題が起きるケースが多いという。
食事の世話や健康管理はもちろん、犬の係留、むだぼえに対するしつけ、放し飼いをしている猫のトイレのしつけや、繁殖を希望しない場合はそのための処置なども、すべて飼い主の務めだ。
家族と同様の愛情をもってペットに接することが大切な一方、動物としての本能や習性にも配慮する必要がある。たとえば、極端に甘やかされた犬は人間を自分より「格下」と 認識し、飼い主の命令を聞かなくなる。
二十日から二十六日までは動物愛護週間。一九二七年に始まり、七三年制定の「動物の愛護および管理に関する法律」で法的にも位置づけられた。各種週間は数多くあるが、法律で定められているのはこの週間だけ。
動物への愛情と正しい飼い方に基づき、人と動物の豊かな環境を作るのが週間の目的。ペットを飼っている人もそうでない人も、身近な動物について考えてみる機会にしたい。
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