■トラベル日本「西国三十三所結縁御開帳」特別企画
西国三十三ヵ所観音霊場めぐり
第1回 217年ぶり粉河寺・施福寺の御開帳の旅
日帰りバスツアー6,980円
秘仏に出会う巡礼の旅へ│。この秋、近畿一円にある三十三か所の観音霊場で「西国三十三所結縁御開帳」が始まる。再興の祖とされる花山法王の千年忌にあわせ、来年五月末までの期間、それぞれの寺院が秘仏とされる本尊を公開。過去千年の歴史でも例のないことという。
番外三か所も加え、全三十六寺院をバスでめぐるのが、トラベル日本の「西国三十三ヵ所観音霊場めぐり」。公認先達とともにすべて日帰り、十二回で満願となる「心の安らぎと癒しの旅」だ。
第一回は「二百十七年ぶりの粉河寺・施福寺の御開帳」。粉河寺は和歌山県紀の川市にある三番札所で、国宝の「粉河寺縁起」など寺宝が多いことで知られる。本尊の御開帳は二百十七年ぶりのことという。施福寺は大阪府和泉市にある四番札所。空海が得度した寺と伝えられる。
出発日は、10月26日(日)・29日(水)※両日とも出発確定。出発地・時間は、名張駅(7時20分)、桔梗が丘駅(7時25分)、上野市駅(8時00分)、上野ドライブイン(8時10分)。旅行代金(一人)は6980円。
コースは、まず和歌浦の眺めがすばらしい二番・紀三井寺を訪ね、「はやし」で紀州の活鯛をぜいたくにつかった名物「鯛しぶき膳」の昼食。そのあと三番・粉河寺(御開帳)=写真=と四番・施福寺(同)をめぐり、帰着は午後六時から七時ごろの予定。
添乗員が同行し、納経取りを代行。二回目以降も毎回、御開帳の寺院を訪ねる。第一回参加者にはガイドブック「西国巡礼」と納め札五十枚がプレゼントされる。
申し込みは、トラベル日本大阪支店(電話0120・301・304=午前9時半?午後5時半、土曜は午後0時半まで、日曜・祝日は休み)へ。【PR】
■興福寺貫主の多川さんが講演会
仏教文化研究所カオスは十一日、伊賀市平野中川原の上野フレックスホテルで第二十二回仏教文化講演会を催す。仏壇・仏具(株)まえざわと上野仏教会が後援。
興福寺貫主の多川俊映さんが「物と心 自然と人間」と題して話す。興福寺は平成二十二年が創建千三百年。藤原氏の氏寺で、西国三十三番札所の第九番南円堂として知られている。
多川貫主は昭和二十二年、奈良市生まれ。立命館大学文学部卒。平成元年に貫主に就任した。『はじめての唯識』『いのちと仏教』など多くの著書がある。奈良県風致審議会委員、帝塚山短期大学人文科学部講師。
午後一時半開演。入場無料。講演前に「コーラス海」による仏教賛歌の合唱がある。
会場までのバスが運行され、コースは、まえざわ店前(午後零時四十五分)│中央駐車場(零時五十分)│上野市駅前(零時五十五分)│上野フレックスホテル(一時)。
問い合わせは、まえざわ(電話0595・23・2298)へ。
●知事と語ろう本音でトーク
二十六日午後一時から三時半まで伊賀市ゆめぽりすセンターで。野呂昭彦知事が地域の課題などについて住民と話し合う。テーマは「食の安全・安心について」。申し込み不要だが、一週間前までに意見を提出すれば、優先的に発言できる。意見の提出、問い合わせは県広聴広報室(〒514・8570 津市広明町一三、電話059・224・2140、ファクス059・224・2032、電子メールkoho@pref.mie.jp)へ。
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