■■ 10月31日(金) ■■

 

子供たちのすこやかな成長を・・七五三の準備はおすみですか
あすから十一月。子供たちは七五三を楽しみにしています。十一月十五日の七五三は、三歳、五歳、七歳の子供たちが祝福される日。子供たちは美しい晴れ着に身を包み、すこやかな成長が祈願されます。
もとは一定の日が定められていなかったといい、とくに地方では七五三という名称もありませんでしたが、明治以後の東京で盛んになり、いまでは全国で見られます。名張地方では昭和四十年代から盛んになり、現在では十一月の日曜日、各地の神社がにぎわいます。
七五三は、子供には初の晴れの日。お宮参りのほかにも、美しい晴れ着での記念撮影など、心のこもった演出でこの日を迎えたいものです。

菊田実さんが「風景讃歌」展
名張市朝日町、菊田実さんの写真展「風景讃歌」が十一月一日から三日まで、松崎町のギャラリー楽で催される。二、三両日の「隠街道市」協賛イベント。
ライフワークにしている風景写真から、秋と冬にしぼって作品を展示。滋賀・余呉湖の「そばの花咲く頃」=写真=をはじめ秋八点、香落渓谷の「渓谷雪化粧」など冬八点の計十六点が全紙サイズで展示される。
小原流師範の深田豊歳さんが「秋を活ける」と題して生け花を協賛出展。午前十時から午後四時まで。


名張産業振興センター本日の催し物
▼十一月一日(土)▽ガス展
▼二日(日)▽ガス展▽ベストグループ
【名張商工会議所/電話0595・63・0080】










 ■■ 10月25日(土) ■■

 

町を練る太鼓台やみこし27・28日に名張の秋祭り
「名張祭り」の名で親しまれる名張市平尾、宇流冨志祢(うるふしね)神社の秋祭りは二十七日宵宮、二十八日本祭りという日程で営まれる。
同神社は、名張の町(旧簗瀬村)と平尾(旧平尾村)、朝日町(旧北出村)、南町(旧南出村)の氏神。この四地域の氏子から一戸ずつ頭屋(とうや)が選ばれ、その年の祭りを主宰する。
二十七日の宵宮では、四戸の頭屋が親戚や知人を招いて宴席を設け、夜は提灯行列。頭屋宅からいったん新町、愛宕神社横のお旅所に集合し、午後八時半、お旅所を出発。提灯を手に宇流冨志祢神社まで歩き、同神社で宵宮祭が営まれる。
二十八日には、新町のお旅所に遷座していたみこしが、宇流冨志祢神社に帰座する。
名張の各町からは、太鼓台やみこし、七福神踊りなど伝統の出しものがくりだし、名張の町は祭り一色に染められる。
町筋には二十七日から露店が並び、参詣客でにぎわう。
【写真は昨年の秋祭りで巡行するみこし】

そろそろ新酒の季節です。北村酒造で仕込み始まる
創業天保八年(一八三七)の北村酒造合名会社(名張市新町一五六)で、九月に収穫された新米による新酒の仕込みの一号目が始まった。
米の質も良く、仕込みも順調に進んで、十月下旬に新酒にごりざけを発売。その後、澄んだ新酒しぼりたてが発売される。
酒蔵は新酒の馥郁とした香りに包まれ、仕込みの最盛期に向けて目覚めているかのよう。
三周年の酒蔵空間・作品展示とライブ
同酒造内のイベントスペース「酒蔵空間」では、十一月一日まで、伊賀市在住の造形作家、大平和正さんの作品展を開催している=写真。入場無料。二十五日と十一月一日は作家在館。二十六日は休館日。午前十一時から午後四時三十分(一日は三時)まで。
一日にはエンディングとして、「創造に向かって」と題した酒蔵空間三周年記念イベント「秋のひとときライヴ」が、展示品のなかで催される。トークゲストは大平和正さん、フルート演奏は日向恵子さん、リュート演奏は高本一郎さん。午後三時三十分?午後五時まで。会費二千円(ワンドリンク付き)。限定六十人。予約が必要。
予約、問い合わせは北村酒造(電話0595・63・0010)へ。
【写真は新酒の香り漂う酒蔵空間二階展示会場】

山草愛好会が山野草・小品盆栽展
名張山草愛好会(小谷勉会長)は二十五、二十六両日、名張産業振興センターアスピアで「秋の山野草・小品盆栽展」を催す。
会場には、会員二十四人が丹精こめて栽培した秋の山野草と小品盆栽を展示。二十四席、百三十鉢が入場者を楽しませる。
即売コーナーを開設し、会員が株分け、挿し木、実生などでふやした余剰苗を販売。栽培に関するものなど、来場者の質問に気軽に答える。入会希望も受け付ける。
初日は午前十時から午後五時まで、二日目は午前九時から午後四時まで。

ギャラリー30でキリムの展示会
伊賀市槇山のアート&クラフト「ギャラリー30」(上田郁子さん主宰)で二十五日から三十日まで「遊牧民の敷物・キリム展」が開かれる。
トルコやイランなどで遊牧民によってつくられる平織りの敷物・キリム三百点が展示される。出展は静岡市の浦田浩之さん。製作年代の古いオールドキリムを中心に、バッグや小物なども並ぶ。
オールドキリムは、三大産地と呼ばれるトルコ、イラン、アフガニスタンを回って手に入れたものだが、市場に出まわらなくなっており、あと五年から七年で入手困難になる見込みという。
午前十時から午後五時(最終日は四時)まで。入場無料。問い合わせは同ギャラリー(電話0595・42・1260)へ。


●北中学校PTAバザー 二十六日午前十時から名張市立北中学校体育館で。
●梅が丘幼稚園友愛セール 十一月一日午前十時から正午まで梅が丘幼稚園で。バザー、ヨーヨーつりなど、小さな子供でも楽しめる。雨天決行。
●出逢いの古布展  十一月一日から三日まで、名張市中町の伊賀まちかど博物館「はなびし庵」で。古い布を利用した創作洋装を展示する。影絵「なばりの昔話」「赤とんぼ」を随時上演。午前十時から午後六時まで。問い合わせは、電話0595・63・0032へ。
●桐ヶ丘フェスタ2008 十一月一日午前十時から午後四時まで伊賀市桐ヶ丘三丁目駐車場付近で。「輪・和・環」をテーマに、演奏、ショー、出店などをくりひろげる。


名張産業振興センター本日の催し物
 ▼二十五日(土)▽名張山草愛好会展示会▽核酸勉強会▽岡森新体操クラブ二十周年記念パーティ▽トステムビバ(株)名張店リフォーム&デザインセンター業者会▽夢の会
 ▼二十六日(日)▽名張山草愛好会展示会▽マイカー点検教室▽ひばり歌謡教室▽シンシアルハート(株)▽ECCジュニア桔梗が丘六番町教室ハロウィンパーティ
【名張商工会議所/電話0595・63・0080】










 ■■ 10月25日(土)伊賀版 ■■

 

馬場登代光さん作詞の「紅葉川」井上由美子さん(キングレコード)カップリング曲としてリリース
伊賀市治田、馬場登代光さんが作詞した「紅葉川」が、井上由美子さんのマキシシングルCD「海峡桟橋」のカップリング曲として、キングレコードから二十二日にリリースされた。
馬場さんは、今年五月に発売された谷本知美さん(EMIミュージック)の「約束の駅」でも、カップリング曲「五十鈴川」の作詞を担当している。
井上さんは、大阪府藤井寺市出身。文化放送「走れ!歌謡曲」の三十五周年記念オーディションでグランプリを獲得し、二〇〇四年一月、「恋の糸ぐるま」でデビューした。「赤い波止場」「片瀬波」「潮騒」「夾竹桃の咲く岬」などの曲がある。
「紅葉川」は、作曲が桧原さとしさん。「海峡桟橋」は切なく悲しい女ごころをテーマにした、ドラマチックで聴き応え、歌い応えのある内容で、楽譜付き。収録曲は「海峡桟橋」「紅葉川」「海峡桟橋(オリジナルカラオケ)」「海峡桟橋(一般用カラオケ・半音下げ)」「紅葉川(オリジナルカラオケ」。CDのほかカセットもあり、どちらも千二百円(税込み)。

ギャラリー30でキリムの展示会
伊賀市槇山のアート&クラフト「ギャラリー30」(上田郁子さん主宰)で二十五日から三十日まで「遊牧民の敷物・キリム展」が開かれる。
トルコやイランなどで遊牧民によってつくられる平織りの敷物・キリム三百点が展示される。出展は静岡市の浦田浩之さん。製作年代の古いオールドキリムを中心に、バッグや小物なども並ぶ。
オールドキリムは、三大産地と呼ばれるトルコ、イラン、アフガニスタンを回って手に入れたものだが、市場に出まわらなくなっており、あと五年から七年で入手困難になる見込みという。
午前十時から午後五時(最終日は四時)まで。入場無料。問い合わせは同ギャラリー(電話0595・42・1260)へ。

秋の名曲でコンサート

地域で活躍する音楽家による伊賀県民センターロビーコンサートは二十八日、県伊賀庁舎一階ロビーで「秋・珠玉の名曲集」が催される。
 出演は、バイオリンが濱屋克衣さん(名張市)=写真左、ピアノが城奈央子さん(伊賀市)=写真右。ともに大阪教育大学卒業、同大学院修了。
 曲目は、エルガー「愛の挨拶」、鳥山雄司「ソング・オブ・ライフ」、葉加瀬太郎「情熱大陸」、パッヘルベル「カノン」、モンティ「チャールダーシュ」ほか。
 午後零時十五分から五十分まで。申し込み不要。入場無料。
 問い合わせは同センター(電話0595・24・8137、中山さん)へ。
○伊賀農林商工環境事務所がロビーコンサートと同時開催する「伊賀のいろいろご紹介」は、名張市の青蓮寺湖ぶどう組合の活動を紹介し、マスカットベリーAを販売する。

 

 ■■ 10月23日(木)伊賀版 ■■

 

上野天神祭がきょう開幕 城下町に豪華な時代絵巻
伊賀地域でもっともにぎわう秋祭りとして知られる上野天神祭が、二十三日から二十五日までの日程で催される。伊賀市上野東町の菅原神社を中心に、城下町一帯が祭り一色に染めあげられ、多くの観光客でにぎわう。
四百年の伝統をもつ祭りで、国の重要無形民俗文化財。豪華な九基のだんじりが巡行し、時代絵巻をくりひろげる。人気者の鬼行列も練り歩く。
二十三日は、東の御旅所で午後七時から宵宮祭。本町通りと二之町通りでは、午後七時から九時まで、だんじりに提灯などを飾り、ロウソクで点灯して展示する。雨天中止。
二十四日の宵山では、本町通りと二之町通りで午後六時三十分から九時ごろまで、提灯に点灯してだんじりの曳行がある。鬼行列の練行は、三之町通りで午後二時から四時まで。本町通りと二之町通りでは、午後一時から四時までだんじり曳行。いずれも雨天中止。
二十五日の本祭で、にぎわいは最高潮を迎える。
だんじり巡行は
小玉町を先頭に 二十五日に行われるだんじり巡行の順番は次のとおり(カッコ内はだんじりの名称)。
(1)小玉町(小蓑山)(2)中町(其神山葵鉾)(3)新町(薙刀鉾)(4)福居町(三明)?東町(桐本)(5)向島町(鉄英剣鉾)(6)鍛冶町(二東)(7)西町(花冠)(8)魚町(紫鱗)