■■ 6月20日(■■

 

■山草愛好会が山野草・盆栽展
名張山草愛好会の「初夏の山野草・小品盆栽展」は20、21両日、名張産業振興センター・アスピアで催される。
会場には会員24人が丹精こめて栽培した山野草と小品盆栽、百二十鉢を展示。即売コーナーでは会員が株分け、挿し木、実生などでふやした余剰苗を市価より安く販売。栽培などの相談や入会申し込みも受け付ける。
20日は午前十時から午後五時、21日は午前九時から午後四時。問い合わせは小谷さん(電話0595・68・1173)へ。

■生きがいクラブが介護サポーター養成講座
全国ネットNPO法人ナルク伊賀名張拠点・生きがいクラブは名張市公募型事業「介護サポーター養成講座」の参加者を募集している。
対象は、デイケア利用や在宅でケアしている家族、または、介護の知識や技能を学習したい人。受講無料で、楽しく体験でき、同NPOから終了証が授与される。終了後、同NPOに所属し、有償ボランティアとして活動することもできる。
日程は、A八月二日(日)B八月二十二日(土)C九月五日(土)D九月十九日(土)の午前十時から午後三時まで。四日間で終了。会場は名張市総合福祉センターふれあい。
おもな授業内容は、▽在宅サービスの心得▽認知症の知識と対応▽車いすの扱い方▽寝たきりにならないための実技など。おもに実習を行う。楽しく元気が出る「軽スポーツ・ペタンク競技と的当てゲーム」も体験する。
申し込みは七月二十日までに、同クラブ事務局(電話・ファクス0595・64・2977、岡田さん)へ。会場設営とテキストなどの準備のため、必ず連絡が必要。

■花みどり会が初夏の山野草展
「家庭や町に花と緑を」を合言葉に活動する名張花みどり会は二十、二十一両日、名張公民館で「初夏の山野草・ウチョウラン展」を催す。
会員が丹精こめて育てた作品を展示し、季節の山野草が会場に涼を呼ぶ。各種相談のコーナーを開設し、即売も行う。会員が持ち寄った山野草をプレゼントする抽選コーナーも設ける。
初日は午前十時から午後五時、二日目は午前九時から午後四時。
問い合わせは中川さん(電話0595・64・2444)へ。


エアロビクスのご案内
▽日時=六月二十日(土)午後七時三十分〜八時三十分▽場所=名張産業振興センターアスピア▽講師=松山比香里先生▽参加費=五百円(一人一回)▽参加資格=どなたでもご参加いただけます▽服装=自由(動きやすい服装、靴でお越し下さい)▽持ち物=タオル、飲み物等
本日の行事
▼二十三日(火)▽女性会ミュージックベル=午後七時三十分〜九時三十分▽社会保険相談会=相談時間:午前十時〜、受付時間:午前八時〜午後二時四十五分▼二十四日(水)▽通常議員総会=午後三時〜▽優良従業員表彰式=受付:午後四時〜、開式:午後四時三十分▼二十八日(日)▽第百八十六回珠算検定=午前九時〜▽2009全国あんざんコンクール名張大会=午後一時〜
【名張商工会議所/電話0595・63・0080】










 ■■ 6月20日()伊賀版 ■■

 

■11月に2009伊賀市民文化祭
舞台と展示などの参加者を公募
「2009伊賀市民文化祭」の実行委員会は公募事業(舞台部門、展示部門)と協賛事業の参加者(団体)を募集している。
【公募事業】
▼舞台部門
▽参加資格=構成メンバーの主体が市内にある団体(洋楽のみ個人でも参加できる)。文化の振興以外の主目的を持って活動する団体(政治・宗教・営利などを目的とする団体)は除く。
▽参加費=一舞台につき一万円(洋楽部門の個人参加は半額)。申し込み時に納入。出演にかかる経費や舞台運営経費は当事者負担となる。
▽日程=十一月七日(オープニング、新舞踊、マジック)、十四日(大正琴)、十五日(吟剣詩舞、相撲甚句)、二十一日(音楽祭=洋楽)、二十二日(洋舞、バレエ、太鼓)、二十二日(カラオケ=あやま文化センター、ライトミュージック=上野西小学校多目的ホール)、二十三日(日本のうたとおどり=邦楽、日舞、民謡、民踊)
▽会場=二十二日以外は伊賀市文化会館。
▼展示部門
▽参加資格=構成メンバーの主体が市内にある団体・個人。文化の振興以外の主目的を持って活動する団体・個人(政治・宗教・営利などを目的とする団体・個人)は除く。
▽参加費=一作品につき五百円(作品の大きさなどにより別途参加費が必要になることがある)。申し込み時に納入。出品にかかる経費は当事者負担。個人で出品する場合は一人二作品以内。
【協賛事業】
▽募集事業=市民文化祭の目的に沿った事業で、広く一般の人に公開されるもの。主催者は、文化団体、企業、学校、公益法人(宗教法人を除く)など。
▽対象期間=十一月一日から三十日までに開催されるもの。
▽協賛事業としての承認は実行委員会で決定後、申し込み団体へ通知。事業経費は全額主催者の負担となる。
申し込みは七月一日から三十一日までに、伊賀市本庁文化国際課(電話0595・22・9624)へ。参加申込書は本庁文化国際課、市役所玄関受付、各支所総務振興課、伊賀市中央公民館、いがまち公民館、島ヶ原公民館、阿山公民館、大山田公民館、青山公民館にある。

■地産地消交流会 旬の野菜で弁当
伊賀地域の農産物直売所グループでつくるネットワーク「青空ネット伊賀」は七月十一日、伊賀市馬場の阿山保健福祉センターで第四回「地産地消ミニ交流会」として「子どもが作る!旬菜弁当」を催す。
消費者の親子と生産者が、農産物の生産現場で食の大切さについて語り合い、簡単につくれる旬の弁当づくりを楽しむ。小学生以上の親子を対象に参加者を募集している。
午前九時三十分から受付を行い、畑に移動。畑の野菜を観察し、弁当の材料を収穫。十時三十分にセンターへ戻り、弁当をつくったあと、試食と交流会。午後二時まで。
定員は、親子十五組(先着順)。対象は、伊賀市と名張市に住む小学生以上の親子。エプロン、三角巾、参加人数分の弁当箱を持参する。参加費は一組五百円。
申し込みは、氏名、住んでいる市、連絡先電話番号を明記して、ファクスまたは郵送で、伊賀農林商工環境事務所農政・普及室(〒518-8533、伊賀市四十九町2802、ファクス0595・24・8146)へ。

 

 ■■ 6月14日(■■

 

■ペルー女性を講師に初のサロン
国際交流団体のワールドカフェ
身近な国際交流をテーマに活動する市民グループ「ワールドカフェ」は二十一日、名張市桔梗が丘五番町の名張イエスハート教会で第一回「ワールドサロン」を開催する。
同グループは、市内在住の女性五人が今年三月に結成。一般参加も呼びかけて、初めてのサロンを開くことになった。ペルー出身の村井アデラさんを講師に迎え、トウモロコシをつかったペルーの夏のデザートを味わいながら、母国の話題を披露してもらう。
午後二時三十分から四時まで。定員二十人。参加費千円。事前予約が必要。問い合わせ、予約は稲田さん(電話0595・66・5812)へ。

■桔梗グリークラブがピアノ伴奏者を募集
名張市の桔梗が丘公民館を拠点に活動する男声合唱団「桔梗グリークラブ」(奥田宏会長)がピアノ伴奏者を募集している。
同合唱団は平成十八年六月、同館の主催サークルとして発足。メンバーは三十二人。ほとんどが桔梗が丘地区在住だが、名張地区や伊賀市、津市から加わった人もある。年齢層は六十代から八十代まで。現役をリタイアしたあと、「第二の人生」の喜びや生きがいを歌に求めた団員が高度な合唱に取り組み、交流も深めているが、「別に年齢制限はありません。若い人たちも大歓迎です」と奥田会長。
結成から半年後には、クリスマスにちなんだ第一回定期演奏会の舞台に立つという長足の進歩を見せ、今年の十二月には四回目の演奏会を迎える。県内で男声合唱団は三、四団を数えるのみで、団員も十人前後。指導にあたる藤原保信さんは「三十人という大所帯の男声合唱団は、かなり珍しい」という。
毎週土曜の午後七時から九時まで、同館で熱心な練習が進められ=写真、レパートリーは童謡からクラシックまで、すでに百曲を超える。招待演奏の機会も多く、今年八月には「おきつも女声合唱団」の定期演奏会に客演、磨きをかけたハーモニーを響かせる。
ピアノ伴奏者は、性別や年齢を問わない。通常の練習のほか、定期演奏会や招待演奏などでも伴奏する。選考は実技と面接による。申し込み、問い合わせは同館(電話0595・65・1209)の広岡さんへ。


二〇〇九名張川納涼花火大会 七月二十五日(土)に開催決定
いまだ景気低迷がつづくなか、がんばっている方々へのご褒美として花火を贈りたいと思っております。苦しいときだからこそ、夢や希望をもっていただけるような内容をお届けし、花火により名張を元気にしていきたいと思います。
▽日時=七月二十五日(土)午後七時五十分から九時まで(予定)雨天時は翌日に順延
▽会場=名張川新町河畔および黒田地区内
なお、花火大会は多くの事業所様の協賛金で開催されております。昨今の厳しい経済情勢のときではございますが、昭和六年から始まり伊賀随一のイベントとして知られるようになったこの歴史ある納涼花火大会が盛大に開催できますよう事業所様には格別のご理解をいただきご協賛くださいますようよろしくお願いいたします。【名張商工会議所/電話63・0080】













 ■■ 6月13日(■■

 

■ロビーコンサートで江州音頭 伊賀青山会が自慢の歌声披露
伊賀県民センターのロビーコンサートは二十二日、伊賀市四十九町の県伊賀庁舎一階ロビーで第五十六回が催され、「伊賀の庁舎でドッコイサーノセー」と題して、夏祭りにかかせない江州音頭が披露される。
出演は「江州音頭・伊賀青山会」。昭和五十四年設立の青山江州音頭愛好会が、伊賀市合併に伴って改称。音頭取りの竹岡虎通さんは昭和三十年ごろ、青山町の盆踊りで江州音頭を知り、熱狂。地元に音頭取りが一人もいなくなったため、難しい節を聞き分け、歌い方を身につけて音頭取りになった。シーズンが来ると、伊賀市や名張市の盆踊り会場で歌声を披露。地域住民との交流も深めている。
平成十四年、地元で誕生した芸能「伊賀祭文」「伊賀祭文音頭」の存在をラジオ番組で知り、研究に没頭。翌年、「江州音頭の源を探る」と題したイベントを開催し、十九年には「江州音頭七夕フェスタin伊賀」をスタートさせて、今年で三回目を迎える。今年のテーマは「創会三十周年&伊賀祭文元祖没後百年」。現在、会員は十人で、入会希望も受け付けている。
午後零時十五分から五十分まで。申し込み不要、入場無料。問い合わせは同センター(電話0595・24・8137、中山さん)へ。

■はきもの店紹介 足もと変身術も
ロビーコンサートと同時開催で伊賀の物産などを紹介する「伊賀のとっておき」は、大正元年創業の西田はきもの店(伊賀市上野新町)をとりあげる。
若いころの草履や下駄を、鼻緒を替えるだけでグレードアップさせる「足もと変身術」を紹介し、夏祭りや夕涼みに活躍する夏用の下駄や草履などを販売。正午から午後零時十四分まで。展示・販売は午前十一時半から一時間。
問い合わせは同店(電話0595・21・2212)へ。【写真は鼻緒をすげる西田洋子さん=西田はきもの店で】

■今年も「出前トーク」100のテーマで受け付け
名張市は、職員が暮らしに身近な問題や関心の高い事業などについて説明する「出前トーク」の申し込みを受け付けている。
対象は、市内在住か在勤、在学の十人以上の団体。実施日時は原則として各団体の要望に従い、土・日曜日、祝日、夜間でもよい。質疑応答、意見交換の時間も含め六十分程度。会場は各団体で準備。希望日の二週間前までに申し込む。
 申し込みは、希望のテーマを選び、電子メール、はがき、ファクス、電話で、日時(第三希望まで)、団体名、代表者住所、氏名、電話番号、参加予定人数、会場名を広報対話室(〒518-0492、鴻之台1-1、電話0595・63・7402、ファクス64・2560、電子メールinfo@city.nabari.mie.jp)へ。
今年度のテーマはつぎのとおり。
▼まちづくり ▽名張市総合計画 理想郷プラン▽自治基本条例▽新しいゆめづくり地域予算制度について▽区や自治会を法人化できます▽市民公益活動に取り組もう▽市民活動保険制度について▽名張市が進める「新しい公」=新テーマ▽コミュニティビジネスってなに?=同▽防災対策▽自主防災隊の防災活動=新テーマ▽市未利用地の貸付 まちづくりに利用しませんか=同▽郷土の防人 消防団活動▽土地利用マスタープラン▽なばりの都市計画▽名張まちなか再生について▽道路のはなし▽公園のはなし▽バスを中心とした公共交通の現状と今後
▼暮らし ▽未然に防ごう消費者トラブル▽ごみの分け方・出し方▽住まい安全安心「木造住宅耐震診断と補強事業」▽市民のみんなが救急救命士▽住宅防火対策のキーワード▽わたしたちの暮らしと人権▽実感しよう、「人権」▽インターネットと人権▽そこが知りたい、「人権」▽「男女共同参画」ってなに?▽統計調査について=新テーマ▽家庭の水道▽暮らしの中の税1(住民税など)▽暮らしの中の税2(固定資産税Q&A)
▼環境 ▽家庭でできる地球温暖化対策について▽第二次なばり快適環境プランについて▽名張の水質環境について▽ごみゼロ・リサイクル社会を目指すアクションプログラム=新テーマ▽下水道の計画と建設=同▽下水道とくらし▽浄化槽と上手につきあう方法▽浄水場と水質
▼健康と福祉 ▽ともに創る心ふれあう幸せのまち〜地域福祉の推進〜▽はじめませんか?身近な地域での地域福祉活動▽「名張市地域包括支援センター」です▽みんなで介護予防を考えませんか?▽まちの保健室ってどんなところ?▽みなさんの権利を守るために 権利擁護▽認知症について=新テーマ▽介護保険制度と高齢者の保健福祉▽障害者自立支援法について▽あなたの職場で障害者は働いていますか?▽子育ての楽しさ、悩みを語りましょう▽「かがやき」ってどんなところ?▽名張市子ども条例▽健康なばり21計画▽一緒にやりませんか?「名張バリバリ体操」▽かかりつけ医を持ちましょう▽家族の健康と安心のための国民健康保険▽国民年金Q&A▽ご存知ですか?後期高齢者医療制度・医療費助成制度▽生活保護はいったいどんな制度?
▼産業 ▽市民をゆたかにする都市農業について▽青空市グループの充実・拡大▽園芸福祉のすすめ▽鳥獣害対策について▽森林の持つ機能について▽美しいむらづくり〜うるおいのある地域づくり〜▽地籍調査について▽観光地づくりへの関心の喚起
▼教育・文化・スポーツ ▽読書に親しむ子どもたちを育てるための学校図書館の役割▽新しい学習指導要領について=新テーマ▽学校生活支援ボランティアについて▽学校給食について▽学校施設耐震化計画について▽あなたの「学びたい」をサポートする公民館▽あなたの図書館です▽子どもの居場所づくり!放課後子ども教室▽生涯学習ってな・あ・に▽最近の少年非行の現状と対策▽名張の文化財▽美旗古墳群のはなし▽名張藤堂家邸のはなし▽夏見廃寺のはなし▽琴平山古墳のはなし▽昔の人たちから「市史の編さんでわかったこと」▽未来の人たちへ「歴史の本を作っています」▽いきいき・スポーツ生活▽気軽にスポーツを楽しもう!総合型地域スポーツクラブ
▼行政のしくみ ▽行政の何をかえるの?▽指定管理者制度について▽考査制度について▽名張市の家計簿〜財政のあらまし〜▽電子市役所の推進▽住民基本台帳カード(住基カード)が便利になりました▽市民にわかる「情報公開制度」▽教育委員会って、どんなことをしているの▽ご存知ですか?消防のしくみ▽議会の役割と仕事▽監査のしくみ▽農業委員会のしごと▽広報づくりワンポイントアドバイス


二〇〇九名張川納涼花火大会 七月二十五日に開催決定
 いまだ景気低迷がつづくなか、がんばっている方々へのご褒美として花火を贈りたいと思っております。苦しいときだからこそ、夢や希望をもっていただけるような内容をお届けし、花火により名張を元気にしていきたいと思います。
▽日時=七月二十五日(土)午後七時五十分から九時まで(予定)雨天時は翌日に順延
▽会場=名張川新町河畔および黒田地区内
▽内容=静寂のなかで「音」を楽しむ花火と、音楽とのコラボレーションを含んだ迫力のある花火の打ちあげの二部構成を予定しています。仕掛け花火、スターマインなど、総発数、約三千発。
花火大会は多くの事業所様の協賛金で開催されております。昨今の厳しい経済情勢のときではございますが、昭和六年から始まり伊賀随一のイベントとして知られるようになったこの歴史ある納涼花火大会が盛大に開催できますよう事業所様には格別のご理解をいただきご協賛くださいますようよろしくお願いいたします。
事務局……名張産業振興センター一階、名張市観光協会内(電話63・9148)
 協賛についてのお申し込み・お問い合わせ先……同三階、名張商工会議所内(電話63・0080)
 エアロビクスのご案内
 ▽日時=六月十三日(土)午後七時三十分〜八時三十分
 ▽場所=名張産業振興センターアスピア
 ▽講師=松山比香里先生
 ▽参加費=五百円(一人一回)
 ▽参加資格=どなたでもご参加いただけます。ご家族おそろいでのご参加も歓迎いたします。
 ▽服装=自由(動きやすい服装、靴でお越し下さい)
 ▽持ち物=タオル、飲み物等
 本日の行事
 ▼十三日(土)女性会エアロビクス=午後七時三十分〜八時三十分
【名張商工会議所/電話0595・63・0080】

















 ■■ 6月13日()伊賀版 ■■

 

■ロビーコンサートで江州音頭
伊賀県民センターのロビーコンサートは二十二日、伊賀市四十九町の県伊賀庁舎一階ロビーで第五十六回が催され、「伊賀の庁舎でドッコイサーノセー」と題して、夏祭りにかかせない江州音頭が披露される。
出演は「江州音頭・伊賀青山会」。昭和五十四年設立の青山江州音頭愛好会が、伊賀市合併に伴って改称。音頭取りの竹岡虎通さんは昭和三十年ごろ、青山町の盆踊りで江州音頭を知り、熱狂。地元に音頭取りが一人もいなくなったため、難しい節を聞き分け、歌い方を身につけて音頭取りになった。シーズンが来ると、伊賀市や名張市の盆踊り会場で歌声を披露。地域住民との交流も深めている。
平成十四年、地元で誕生した芸能「伊賀祭文」「伊賀祭文音頭」の存在をラジオ番組で知り、研究に没頭。翌年、「江州音頭の源を探る」と題したイベントを開催し、十九年には「江州音頭七夕フェスタin伊賀」をスタートさせて、今年で三回目を迎える。今年のテーマは「創会三十周年&伊賀祭文元祖没後百年」。現在、会員は十人で、入会希望も受け付けている。
午後零時十五分から五十分まで。申し込み不要、入場無料。問い合わせは同センター(電話0595・24・8137、中山さん)へ。

■はきもの店紹介 足もと変身術も
ロビーコンサートと同時開催で伊賀の物産などを紹介する「伊賀のとっておき」は、大正元年創業の西田はきもの店(伊賀市上野新町)をとりあげる。
若いころの草履や下駄を、鼻緒を替えるだけでグレードアップさせる「足もと変身術」を紹介し、夏祭りや夕涼みに活躍する夏用の下駄や草履などを販売。正午から午後零時十四分まで。展示・販売は午前十一時半から一時間。問い合わせは同店(電話0595・21・2212)へ。【写真は鼻緒をすげる西田洋子さん=西田はきもの店で】

■芭蕉祭献詠俳句を募集
伊賀市と芭蕉翁顕彰会は今年の芭蕉祭献詠俳句を募集している。披講と表彰は十月十二日、上野公園内の俳聖殿前広場で開かれる第六十三回芭蕉祭の式典で行う。
▼一般の部・テーマの部=一般の部は季節は問わず、テーマの部は「旅」にまつわる俳句。選者は、一般の部が有馬朗人、稲畑汀子、茨木和生、宇多喜代子、岡崎光魚、鍵和田由子、金子兜太、倉田紘文、塩田薮柑子、西村和子、長谷川櫂、星野椿、皆川盤水、宮田正和、森澄雄のみなさん、テーマの部は片山由美子さん。投句は、はがき、またははがきと同型で同じ厚みの用紙を使用し、一枚に作品二句と希望選者名を記入。各部門五枚(十句)まで応募できる。表面に住所(都道府県名から番地まで)、名前(ふりがな)、俳号(もっている人)、電話番号を明記。投句先は〒518-8770、伊賀市上野丸之内一一七の一三、芭蕉翁記念館内「芭蕉翁献詠俳句」係。七月三十一日必着。
▼英語俳句の部=季節は問わない。はがきまたはEメールで応募する。十句まで投句できる。はがきの場合、表面に住所、名前、俳号、電話番号を、裏面に作品二句を記入。電子メールの場合、名前、俳号、電話番号と作品二句を記入する。選者は加藤耕子さん。七月三十一日必着。投句先は「芭蕉翁献詠俳句英語俳句」係(basho-bp@ict.ne.jp)。
▼児童生徒の部=季節は問わず、題は自由。はがき一枚に自作で未発表の作品二句を記入。一人二枚(四句)まで応募できる。表面に、学校名、学校の住所と電話番号、学年、クラス名、名前を記入。九月五日必着。投句先は「芭蕉翁献詠俳句児童生徒」係。
▼芭蕉翁献詠連句=作品形式は「半歌仙」芭蕉翁発句脇起。一連衆三巻以内。応募は所定の用紙で、必要事項を記入。選者は臼杵游児、品川鈴子、西田青沙、宮下太郎のみなさん。七月三十一日必着。投句先は「芭蕉翁献詠連句」係。


結節点09 十三日から二十一日まで名張市新田の堤側庵ギャラリーで。三重県在住・在勤の美術家八人で組織する「結節点」の第四回作品展。五十点あまりを出品。午前十一時から午後六時まで。問い合わせは堤側庵(電話0595・65・2081)へ。