■名張高校卒業生が古希の記念植樹
2016年に開校百周年を迎える県立名張高校(東町)でこのほど、卒業生が梅と桜の記念植樹を行った。
昭和30年に同校を卒業した人たちでつくる「名高三十年会」(代表幹事=竹之矢宏さん)が、七十歳の古希を迎えたのを記念して企画した。
校庭に集まった会員有志がスコップをふるい、白梅とソメイヨシノを一本ずつ植樹、大きく育てと願いをこめた=写真。
■遺作上映や菊水丸さんのトークも 12月13日に田中徳三さんの映画祭
大映の人気シリーズを手がけた映画監督で、2007年12月に亡くなった田中徳三さんをしのぶ「田中徳三映画祭2009」が12月13日、名張市青少年センターで催される。遺作となった「田中徳三監督 少年河内音頭取り物語」を上映し、同作品を企画した新聞詠み河内音頭家元の河内家菊水丸さんも駆けつける。
田中さんは大阪出身で、晩年の約17年間を名張市で過ごした。市民との交流も生まれ、06年には有志が実行委員会を組織して初の「田中徳三映画祭」を開催。勝新太郎と田宮二郎の名コンビによる「悪名」など、田中監督の作品に親しむ場を市民に提供した。
二回目となる映画祭では、田中監督の「田中徳三監督 少年河内音頭取り物語」が市内で初めて公開される。吉本興業の所属芸人百人が短編映画を監督するという企画の一作で、監督を手がけることになった菊水丸さんが、大ファンだった田中さんの監督で自身の少年時代を映画化したいと発案、田中さんから快諾を得た。
映画は一昨年秋に完成し、大阪で公開されたが、田中さんはそれからまもなく死去。市内での上映を待ち望む市民もあった。
映画祭では、「悪名」の世界を歌うアコースティックデュオ「夜な夜な」のライブ、第一作につづいて田中さんがメガホンを取った「続・悪名」の上映もある。菊水丸さんはトークで「少年河内音頭取り物語」の撮影秘話を披露。同作品のメイキングも上映される。
正午に開場し、午後一時から六時まで。入場料は前売り二千円、当日二千五百円。チケットはブックスアルデ名張本店・近鉄店、ネクストワン名張本店、前田文具夏見店、テクノ鴻之台店、市青少年センターで扱っている。
問い合わせは市青少年センター(電話0595・64・3478)へ。
■アートとクラフトが大集合 12月5・6日にイガデハク
アートとクラフトなどのクリエーターが展示販売や実演、仲間づくりを進める「イガデハク=伊賀でデザイン博」が十二月五、六両日、伊賀市ゆめが丘一丁目の県立ゆめドームうえので催される。主催はイガデハク実行委員会。後援は県、伊賀市、名張市教育委員会、伊賀まちかど博物館推進委員会。
今年で七回目を迎え、県内外から百十人が参加。陶器、布、木工、紙、ガラス、絵画、園芸など、五千三百点の多彩な作品が集合する。
作品も楽しめるクラフトカフェ、100%伊賀産小麦のたこ焼き、保存料や添加物を使用していない手づくりケーキなど、食関連の出展も充実。さまざまな体験を楽しめる作品ブースも多いという。
初日は午前十一時から午後五時まで、二日目は午前十時から午後四時まで。
問い合わせはイガデハク実行委員会・えこころ倶楽部(電話080・6919・8863、ファクス0595・52・3845、電子メールinfo@de-haku.net、ホームページhttp://www.de-haku.net/)へ。
■佐山絵美・舞香さん姉妹でピアノデュオ 29日、青山ホールで
佐山絵美さん・舞香さんの姉妹によるピアノデュオリサイタル「新世紀コンサート2009」が二十九日、伊賀市阿保の青山ホールで催される。国内外で活躍する伊賀地域出身の若手演奏家がステージに立つ市文化都市協会の主催事業。
絵美さんは、武蔵野音大・大学院からドイツ国立ブレーメン芸大へ進み、最優秀で卒業。ポーランド国立クラクフ室内管弦楽団と共演するなど、日本、ドイツ、オーストリアで演奏。舞香さんは、同志社女子大を経て滋賀大学大学院を修了。各地でソロと室内楽の演奏活動をつづけるかたわら、定期的に渡欧して数多くの演奏会に出演している。
絵美さんは留学先で打楽器の音色に魅了され、打楽器奏者の学友との共演を果たしたというが、リサイタルにはドイツで共演したヨハネス・フォン・ビュトラーさん(ドイツ)とソンヒョ・イムさん(韓国)も駆けつけ、ピアノと打楽器のステージを披露する。
演奏曲目はシャブリエ「狂詩曲『スペイン』」、ラヴェル「マ・メール・ロワ」、バルトーク「二台のピアノと打楽器のためのソナタ」など。
午後一時三十分開場、二時開演。一般千円。問い合わせは同協会(電話協会0595・22・0511)へ。
■ライブもまじえてふれ愛コンサート
名張市の第61回人権週間記念行事「ふれ愛コンサート」は12月6日、市青少年センターで催される。
第一部は午後1時30分から、人権作品入選者の表彰式と人権作文の朗読発表。第二部は2時30分に始まり、「寿(kotobuki)」のライブコンサート「うたえ!おどれ!命(ぬち)どぅ宝!」と「がじまるの会」によるエイサーの紹介がある。
定員六百人。参加無料。申し込み不要。開場は午後1時。終了は4時20分。
託児の希望は11月30日までに市役所人権・男女共同参画推進室人権啓発担当(電話0595・63・7909)へ問い合わせを。
■レインボークラブ音楽などで交流会
名張市美旗中村の名張育成園内、ひびき・レインボークラブで12月12日、地域交流会「あったか冬の贈り物」が催される。
地域住民やボランティア、施設利用者、家族などが参加して交流を深め、地域の人たちに施設を知ってもらう機会とする。
ティーコーナーでは、ケーキを200円、クッキーを100円で販売し、ドリンクは無料。音楽グループ「ピュアソウル」、影絵組「たこの足」、ひびき「オレンジヴォイス」の出演もある。
体験コーナーでは、リースづくり、こけ玉づくりが楽しめ、ともに三百円。クッキーを買うと子供向けのクッキーデコレーションに自由に参加できる。シクラメンなどの花苗や手づくり品を販売し、ビンゴゲームなども。
午後1時30分から4時まで。問い合わせは、ひびき(電話0595・67・4177)へ。
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▽日時=12月4日(金)午後1時30分〜3時30分
▽会場=名張商工会議所四階会議室D
▽共催=名張商工会議所中小企業相談所、三重県社会保険労務士会
名張商工会議所/電話63・0080
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