■住民ら百人がバケツリレーなど・大村神社で文化財守る防火訓練
地震の守り神として知られる伊賀市阿保、大村神社(金山修宮司)で23日、消防署や地域住民が一体となった防火訓練が行われた。26日の文化財防火デーにちなんだ催しで、以前にも行っていたが、毎年の恒例行事となって三年目。
訓練には、同市南消防署や地元の消防団、同神社総代会(森正敏会長)、敬神婦人会、桐ヶ丘奉賛会、さらに地域の自主防災会、日本赤十字社三重県伊賀市青山地域奉仕団、ボーイスカウト伊賀第一団から、あわせて百人が参加した。
午前9時20分、国の重要文化財に指定されている宝殿の西にある林から出火し、西風にあおられて延焼中との想定で訓練がスタート。出火通報のあと、地域住民によるバケツリレー=写真、境内に設置された放水銃による放水、宝殿を火から守る水幕四基の噴出など、本番さながらの真剣さで訓練が進められた。
つづいて、AEDや消火器を使用した訓練などもあり、訓練のあとは百人分のご飯と豚汁を用意した炊き出しも行われた。
・リバーナホール
名張市元町、リバーナホール(ジャスコ新名張店三階)の2月の催し日程は次のとおり。問い合わせは市商工観光室(電話0595・63・7648)へ。
▽日頃の活動で仕上げた油絵作品展示=五日から七日まで。午前10時〜午後5時(最終日は4時)。油絵を親しむ仲間主催。
▽名張市美術作家協会新春チャリティー展=11日から14日まで。午前10時(初日は正午)〜午後六時(最終日は五時)。名張市美術作家協会主催。
▽名張高校「美術部」作品展=18日から21日まで。午前10時〜午後6時(最終日は四時)。県立名張高校主催。
▽つつじが丘公民館サークル油彩画展=26日から28日まで。午前10時(初日は正午)〜午後五時(最終日は4時)。パレットの会主催。
本日の行事
▼三重大学発産学官連携セミナーin伊賀=本日午後1時30分開会(受付午後1時)、場所:ヒルホテルサンピア伊賀四階白鳳の間
名張商工会議所/電話0595・63・0080
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