■■ 12月29日(木) ■■

 

■教え子らが祝福のコンサート・吹奏楽の菅生和光さんが古稀
伊賀地域などの高校で教壇に立つかたわら三重県の吹奏楽界をリードしてきた菅生和光さんの古稀を祝福するコンサート「花アルトキハ花ニ酔ヒ」が来年1月29日、津市の県総合文化センター大ホールで催される。
菅生さんは三重大学学芸学部音楽科を卒業後、大正大学に編入、大学院修了後は教員となった。名張、名張桔梗丘、上野などの高校で教壇に立ち、各校の吹奏楽部をトップバンドに育てあげた。
伊賀シンフォニックアカデミー吹奏楽団の創立に携わり、この12月、名張市と伊賀市で催された45周年記念の定期演奏会でも正指揮者としてタクトを振った。ほかにも多彩に活動している。
70歳の古稀を記念するコンサートは教え子ら関係者が実行委員会を組織して主催。高校吹奏楽部OBや県内合唱団のメンバーがこの日のために結成したオーケストラと合唱団が菅生さんの指揮で演奏を披露。菅生さんと親交のある指揮者や演奏家の客演がステージを盛りあげる。
曲目はM・ファリャ作曲のバレエ音楽「三角帽子」より、栗田三郎作曲「奥の細道」、矢代秋雄作曲「みえ国体式典組曲」、N・ロータ作曲「愛は誰の手に」など。
午後1時開場、1時30分開演。前売り入場料は一般1,500円、高校生以下500円(当日はそれぞれ500円増)。実行委員会公式サイトは「花アルトキハ花ニ酔ヒ」(http://site.waf.jp/wako70/)。

■虫食いの鐘の掃除などに汗・大村神社で総代ら迎春準備
今年もあとわずか。伊賀市阿保の大村神社(金山修宮司)ではこのほど、神社総代を中心に地域の有志31人が迎春準備の奉仕作業に汗を流し、新年を待つばかりとなった。
おおみそかにつく「虫食いの鐘」の掃除=写真、境内四つの鳥居や社殿などのしめ縄の張り替え、正月にたかれるかがり火の用意などが手際よく進められた。
同神社の初もうでは元日午前零時前後からにぎわい始め、阿保東部区の獅子神楽の奉納も。旧青山町、名張市をはじめ伊賀一円や県外からも参詣がある。参拝者には新酒、甘酒がふるまわれる。元旦祭は午前七時から。
虫食いの鐘はかつての別当寺から伝わるもので、除夜の鐘と同じように31日夜から1日にかけて鳴らされる。毎年、参拝者が行列をつくって順番に鐘をつき、1年の幸福を祈るのが習わしとなっている。


名張桜まつり参加団体募集について
名張商工会議所青年部が中心となりまして、平成八年度に始まり、春の恒例イベントとなってまいりました中央公園での桜まつり事業も、年々来場者の増加を見ながら17度目の春を迎える諸準備にとりかかっているところでございます。
順調な事業運営が続く中、さらなる飛躍をめざし、桜まつりに賛同していただく団体が名張市の地域振興に寄与できることを目標に、諸団体の垣根を越えて集まっていただき運営組織の体制強化をはかってまいりたいと考えるに至り、今年度におきましても桜まつりへの参加ならびに運営協力いただける団体を募集いたします。
なお、警備費・管理費等イベントにかかる経費の増加に伴い、参加協力金といたしまして、出展団体につき5,000円頂戴させていただくことをご了承くださいますようよろしくお願いいたします。
つきましては、「桜まつり参加団体届」として@企業・団体名A住所B電話番号Cファクス番号D担当者指名E担当者連絡先(携帯電話等)をご記入のうえ、1月21日までに名張商工会議所までファクスでお送りくださいますようお願いいたします(ファクス番号64・3211)。
▽イベント日=平成24年4月14日(土)※雨天の場合翌日16日(日)
▽イベント会場=名張市総合体育館周辺
▽参加協力金=5,000円
※テントをレンタルされる場合は別途費用がかかります。
※名張桜まつりイベント企画へのご賛同とご協力をお願いいたします。
「三重の文化と社会」現地報告会の開催
今年、三重大学大学院人文社会科学研究科は、大学院生がみずからの専門性を生かして名張市をフィールドにして地域研究を行っています。
名張市の農産物の地産地消、観光振興、林業振興、広報施策、水にまつわる信仰、製塩土器などをテーマにした研究成果を報告する場として、成果発表会を行います。
外からの視点で、新鮮な発見があるかも知れませんし、地域の問題解決への新たな提案がなされるかも知れません。
参加無料です。予約の必要はありません。皆様お誘い合わせのうえ、お越しください。
後援は名張市、名張市教育委員会、名張商工会議所。
▽日時=平成24年1月28日(土)午後1時〜5時
▽場所=名張市役所一階大会議室
▽プログラム=午後1時〜開会あいさつ、1時15分〜第1部「名張市の経済と社会」基調講演、農産物の地産地消、大学院生(観光振興、林業振興、広報施策の3件)の報告、ディスカッション、3時15分〜第2部「名張市の歴史と文化」基調講演と大学院生(水にまつわる信仰、製塩土器の2件)の報告、ディスカッション、午後45分〜閉会あいさつ
第130回簿記検定試験
▽主催=名張商工会議所、日本商工会議所
▽試験日=平成24年2月26日(日)
▽試験会場=名張産業振興センターアスピア一階アスピアI(都合により、変更する場合がありますので、ご了承ください)
▽試験開始時刻=3級…午前9時〜、2級・4級=…午後1時30分〜
▽受験資格=学歴、年齢、性別、国籍に制限はありません
▽申込受付期間=平成24年1月10日(火)〜1月27日(金)
▽申込場所=名張商工会議所管理課(名張市南町822─2、電話0595・64・5353)
▽申込要領=《申込書類》@申込書A受験料(申込後の受験料は試験施行中止などのほかは返還しません)《申込方法》@直接申込の場合…申込期間中に上記のものを添えてお申し込みくださいA郵送による場合(申込期間中に必着のこと)…現金書留に申込書、受験料を同封してください。一人で二つの級を受験される場合は、それぞれ別個に申込書を提出してください。申込受付後の変更、取り消しはお断りします。
▽受験料=二級…4,500円、三級…2,500円、四級…1,600円(上記受験料には消費税も含みます)
年末年始休業日と新年祝賀会のお知らせ
年末業務は28日(水)で終了させていただきました。年始は1月4日(水)より平常どおり業務を行わせていただきます。新年祝賀会は1月5日(木)、名張産業振興センター一階で開催いたします。受付は正午から、開会は午後零時30分です。来年もよろしくお願いします。
【名張商工会議所/電話0595・63・0080】

■納刊のおしらせ
伊和ジャーナルは本日で納刊となります。一年のご愛読、ありがとうございました。新年は1月1日と3日に大判の新年号を発行します。来年もよろしくお願いいたします。【伊和ジャーナル社】



 ■■ 12月24日(土) ■■

 

■名張市仏教会が歳末助け合い・社会福祉と災害に133万円
名張市仏教会(井村道弘会長)は14日、恒例の歳末たすけあい募金で檀信徒から寄せられた浄財を名張市に寄付した。
同会に加盟する市内43の寺院がそれぞれに寄付を呼びかけ、1,332,408円が寄せられた。この日は、同会の住職と同会評議会(沖中義孝会長)の檀徒あわせて五人が市役所を訪れ、亀井利克市長に寄付金を手渡した=写真。
寄付の内訳は、市社会福祉協議会に1,032,408円、市危機管理室に30万円。同管理室への寄付は7年目となり、市内で大きな自然災害が発生した場合、被災者救援などに役立てられる。
同会の歳末たすけあい募金は一九七五年に始まり、一時中断ののち、90年から毎年つづけられている。

■赤目四十八滝をライトアップ・恋人たちのクリスマスナイト
名張市の観光名所、赤目四十八滝の一年を締めくくる「恋人たちのクリスマスキャンドルナイト」が24日に催される。
千数百のキャンドルのあかりと赤、緑、白のクリスマスカラーに変化するライト、水面に浮かぶLEDの照明がクリスマスの雰囲気を演出する。
ライトアップは午後5時から8時まで。この時間帯は日本サンショウウオセンターが開館される。キャンドルの点灯開始は午後4時30分。
入山料は大人300円、小人150円。昼間の入山券で再入場できる。ライトアップの時間帯は駐車場が無料。雨天中止だが、ライトアップは行う。
問い合わせは赤目四十八滝渓谷保勝会(電話0595・63・3004)へ。

■講演と報告など産学官セミナー
三重大学伊賀研究拠点の第10回「三重大学発産学官連携セミナーin伊賀」は来年2月9日、伊賀市西明寺のヒルホテルサンピア伊賀4階白鳳の間で催される。医療・福祉産業の振興を図るための「メディカルフォーラムin伊賀」を共催。
内容は三重大学医学部付属病院救命・救急センター准教授・武田多一さんの講演「災害時の医療と今後の対応〜災害時の高齢者医療〜」と報告など。誰でも参加できる。午後1時から受付を行い、1時30分から。同5時15分から交流会。
セミナーは参加無料、交流会は参加費3,000円。申し込みは1月31日まで受け付ける。
問い合わせは同研究拠点(電話0595・41・1071)、伊賀市商工労働観光課(電話0595・43・2306)へ。