■■ 1月28日(土) ■■

 

■バレンタインデーにちなみ手づくり講座とコンサート
2月14日のバレンタインデーにちなみ、伊賀県民センターで8日、フェイクスイーツの手づくり講座と女声コーラスのロビーコンサートが開催される。
▼手づくり講座
手づくり講座は午前10時から11時30分まで県伊賀庁舎3階中会議室で。伊賀まちかど博物館「お針子・燦・エンジェルスイーツ」館長の辻田香代さんを講師に、チョコレートのフェイクスイーツづくりに挑戦する。
フェイクスイーツは樹脂粘土やシリコンなどを素材にした本物そっくりのケーキやクッキー。講座ではストラップとネックレスのうち好きなほうをつくる。チョコレートも用意された2種類から好みのものを選ぶ。
参加者はエプロンを持参。参加費500円。定員は先着30人。未就学児には保護者の付き添いが必要。
申し込みは、参加者の住所、名前、電話番号を明記し、電話、ファクス、メールで伊賀県民センター生活課(電話0595・24・8137、ファクス0595・24・8010、メールgkenmin@pref.mie.jp =件名「フェイクスイーツ参加希望」)へ。
▼ロビーコンサート
第88回伊賀県民センターロビーコンサート「今日だけ、甘い日〜伊賀庁舎のバレンタイン〜」は午後零時15分から50分まで県伊賀庁舎1階ロビーで催される。
出演はヴォーカル・アンサンブル・スイート。2007年に伊賀市で結成された女声コーラスで、アカペラを中心に演奏活動。名張市の赤目四十八滝森林浴コンサートや伊賀市内の商業施設などのほか、県外や福祉施設でも歌声を披露している。7月には伊賀市の青山ホールで第3回演奏会を開催する。
曲目は「恋のバカンス」「赤いスイートピー」「卒業写真」ほか。
入場無料。申し込み不要。問い合わせは同センター県民防災室生活課へ。
伊賀の特産などを紹介する「伊賀のとっておき」では伊賀まちかど博物館推進委員会が博物館について説明。正午から15分間。
【写真上はヴォーカル・アンサンブル・スイート、下はフェイクスイーツ】

■本番さながらバケツリレーも・大村神社で文化財の防火訓練
地震の守り神として知られる伊賀市阿保、大村神社(金山修宮司)で21日、氏子総代(森正敏会長)を中心にした神社関係者や地域住民が消防署などと一体になった防火訓練が行われた。26日の文化財防火デーにあわせた恒例の行事で、今年で5年目を迎えた。
訓練には、伊賀市南消防署のほか日赤奉仕団、地域自主防災会、敬神婦人会、桐ヶ丘奉賛会、ボーイスカウトなど130人あまりが参加。午前9時、神社本殿から出火したとの想定で訓練がスタートし、出火通報、バケツリレー=写真上、境内防火設備の放水訓練=同下、文化財搬出などが本番さながらの真剣さで進められた。

■投稿 止揚学園が原点だったホームレス支援
伊賀市上野玄蕃町 南出寛三
もう40年もまえ、今では東近江市に名を変えている滋賀県能登川に止揚(しよう)学園という重度の知恵おくれの施設を訪ねた。
オシッコもウンコも言えない、たれ流しの子は隣近所から臭い、汚いと言われ、親は泣き泣き我が子をこの施設に預けに来た。定員をオーバーして、保母さんを採用して精一杯の教育で、どうしても会計は赤字。
園長の福井達雨先生は全国各地へ講演旅行にかけ回り、韓国など諸外国でも講演して、その謝金が園の財源をカバーしていた。保母さんたちも神社仏閣の大きな祭礼に募金箱をさげてその入口に立って活動し、私も一度、京都の冬の風物詩になっている東寺の終(しま)い弘法といわれるすごい人出にプラカードを立てて募金に加わった。
寺の広い境内には鶏も衣類も骨董品も何でも売買されていた。その後、大阪のナンバの地下街で段ボール箱の中で夜を過ごす浮浪者に同情して、豚まんを十個買って来て配ったとき、神は私の背中を押しておられた。やがて私はホームレスに関わって、18年ほど過ぎた。
私の奉仕の原点は止揚学園の保母さんたちの募金活動のあの笑顔だった。やがて上野や名張で街頭に立って、市民に毛布や衣服を求め、またバナナの加工所の善意で撰果もれの大量のバナナをもらって車に積み、毎週のように大阪へ運ぶことになった。
四日市市で講演に招かれて下手な話をさせてもらったら、何と私のサポーターが生まれ、カンパして毎月のようにお米が三袋ずつ、宅配便で届けられて、もう三年に及んでいる。
年末、年始、恒例となったような上野、名張での毛布や衣類を募ることも、市民の理解が深まって、ボロ服が新品のジャンパーになり、古毛布も新品が増えてきて、一円玉、五円玉が五百円玉や千円札に変わってきた。
中には新しい毛布を持ち去ろうとする人もいたが、この12月には1万円札を募金してくださる人が2、3人あって、私は思わずその人の手を握った。
もう寒いから、足がしもやけになってきて、1月は募金活動をやめようと決めていたら、ある日、スーパーの玄関で見知らぬ婦人が「おじさん、今年はいつ毛布など集めるのですか」と質問され、私はドキッとした。「なまけてはいかん」と神に叱られたのだ。そうだ。2月の寒いどん底こそ、支援物資を届ける意義がある。
どうぞ、さらに温かい心でご支援ください。名阪国道が凍結しても大阪へ行きます。
▼2月18日(土)午前8時〜午後3時=伊賀市上野茅町、北伊勢上野信用金庫みなみ支店前
▼2月19日(日)午前8時〜午後3時=名張市木屋町、イオン駐車場外側・出光石油の向かい、木屋町公園
男物のシャツ、服、セーターなど、それに温かいカンパをお願いします。


●彩々クラブ水彩画展=2月3日から5日まで名張市元町、イオン名張店3階リバーナホールで。会員14人が約40点を出展。午前10時から午後6時(最終日は5時)まで。
●名張子ども伝統芸能祭り=2月5日午後1時30分から名張市松崎町、アドバンスコープADSホールで。出演は名張音頭保存会こどもの部、名張子ども狂言の会、名張雅楽の会名張こども雅楽教室、名張こども能楽囃子教室。入場無料。
●新春名張市美術作家協会7人展=2月9日から15日まで名張市瀬古口、ハートアイランドのフリースペース空で。協会は3月に創立20周年記念の大作展を催すが、それに先がけて7人展を開く。出展は小林芳郎、工藤俊治、大畠洋、石谷淑子、石井節子、松本美恵子、信岡和恵のみなさん。午前10時から午後5時(最終日は4時)まで。
●歴史講演会=2月12日午後1時30分から名張市武道交流館いきいきで。「家康を語る会」を主宰する川崎記孝さんが「桶狭間の戦いと家康の自立」と題して語る。入場無料。主催は同会(電話0595・45・3232)。
●「三重の文化と社会」現地報告会=28日午後1時から名張市役所1階大会議室で。三重大学大学院人文科学研究科が「名張市の経済と社会」「名張市の歴史と文化」をテーマに報告。無料。


名張商工会議所青年部2月オープン例会開催のご案内
名張商工会議所青年部では「勝つためのチームづくり」ということをテーマにした講演会を開催いたします。企業というチームのまとめ方や、チームビルディングで仕事の効率・能率アップなどなど、経営者必聴の講演会です。伊賀FCくノ一選手との交流もありますので、ぜひご参加ください。
▽講師=伊賀フットボールクラブくノ一監督・大嶽直人氏(静岡県出身。東海大学第一高校、順天堂大学を経て全日空クラブ入団。その後、横浜フリューゲルス、京都パープルサンガFCでプレー。元日本代表)
▽テーマ=勝つためのチームづくり〜企業に活かせるチームビルディング〜
▽日時=2月25日(土)午後6時〜8時(午後5時30分から受付)
▽場所=名張商工会議所1階アスピアI
▽内容=大嶽直人監督講演会ならびにFCくノ一交流会
▽参加費=無料
▽締切=2月14日(満員になり次第締め切らせていただきます)
*一般の方もご参加いただけます。詳細は名張商工会議所内青年部事務局(電話63・0080)へお問い合わせください。
名張商工会議所女性会エアロビクスのご案内
▽日時=毎週土曜日(第五土曜除く)午後7時30分〜8時30分
▽場所=名張産業振興センターアスピア(1月28日は都合により名張市総合福祉センターふれあいホールで開催します)
▽講師=松山比香里先生、芝田記代先生
▽参加費=500円/1回・1人
▽服装=自由(動きやすい服装、靴でお越しください)
▽持ち物=タオル、飲み物等
※どなたでもご参加できます。お子様とご一緒のご参加も歓迎いたします。一日だけのご参加もOKですよ。
【名張商工会議所/電話0595・63・0080】