■■ 3月31日(土) ■■

 

■伊賀焼の伝統を若い世代へ
陶芸家の山崎龍芳さん 中央展への挑戦を呼びかけ
「これからは伝統の継承に力を入れたい」と、4日間にわたる個展を開いた名張市箕曲中村の陶芸家、山崎龍芳さん=写真。会場の瀬古口、ハートアイランドのギャラリー空には130点あまりの作品が並んだ。
陶歴は30年。近所の陶芸家に師事したあと、龍芳窯を開設して独立。各種美術展で入賞を重ね、全国組織の創造美術会では本部役員と陶芸部の審査員を務めている。
個展には花入れ、つぼ、茶器、食器など、伊賀焼の技法を追求した重厚な作品が展示されたが、「自分で作陶するだけでなく、若い世代に伊賀焼を伝えるのも自分の役目だと思って活動しています」
昨年、伊賀まちかど博物館に認定された龍芳窯で陶芸教室を開いて指導にあたり、「田舎に住んでいても中央展にどんどん挑戦しつづけることが必要」と創造美術会の第六十五回記念創造展への出展を呼びかけている。
同展は6月11日から19日まで東京都美術館2階で開かれ、部門には洋画(水彩・版画を含む)、日本画、染色画、彫刻、陶芸、小品がある。
搬入は6月1日。出品料は7,000円(学生5,000円)で、最優秀新人賞(賞金30万円)、新人優秀賞(同5万円)などが選ばれ、会員、準会員、会友への推挙が行われる。
詳細は同会ホームページ(http://www.souzouten.org/)で告知されており、問い合わせは山崎さん(電話0595・64・1488、090・3458・6258)へ。

■NINJAフェスタあす開幕 5月6日まで
城下町に多彩なイベント
城下町の春を彩る恒例のイベント「伊賀上野NINJAフェスタ2012」はあす4月1日に開幕し、5月6日までの期間でさまざまな催しがくりひろげられる。
期間中の土・日曜と祝日には「忍者体験道場」が市街地内の六か所に開設され、手裏剣打ちや吹き矢などが楽しめるほか、「忍者変身処」「まちなか忍びの者を捜せ」などの通しイベントもくりひろげられる。
日替わりイベントも多彩で、▽忍者供養回向(4月1日)▽第4回伊賀流手裏剣打選手権大会特別予選伊賀大会(1日、8日、22日)▽伊賀市くノ一議会(5日)▽ちびっこ忍者ダンスダンス(7日)▽伊賀白鳳高校による展示と販売(15日、22日)などをはじめ盛りだくさんな内容。
問い合わせは同フェスタ実行委員会事務局(電話0595・43・2306、電話090・6805・1074=土・日曜と祝日の午前9時から午後六時まで)へ。
通しイベント
「伊賀上野NINJAフェスタ2012」のおもな通しイベントは次のとおり。
▽忍者変身処で忍者に変身=ふれあいプラザ2階で忍者衣装を着用。大人・子供とも700円。土・日曜と祝日のみ。平日は市街地内数か所の「プチ変身処」で着替えられる。
▽まちかど忍者道場で修業=吹き矢道場(西大手駅前)、町家de忍者パズル道場(町家みらいセンター)、天井すいすい道場(農人町集議所)、行灯火消し道場(西町集議所)、手裏剣打ち+足湯道場(伊賀傘蔵)、弓矢道場(銀座の館和ホール)の六か所を開設。土・日曜と祝日のみ。700円(500円としてつかえる土符を進呈)。平日は「ぷち忍者道場」で手裏剣体験ができる。
▽かわいいワンちゃんも忍者に変身=憩いのやかたに「忍者犬変身処」開設。土・日・祝日のみ。700円。
▽まちなか忍びの者を捜せ〜其の拾〜=隠れている忍者を捜索。
▽伊賀流忍者文字を活用したイベント開催
▽伊賀鉄道との協賛イベント開催

■投稿 名張商工会議所女性会エアロビクス
女性会会長 寺田智子 
「何か身体動かしたいよね」の言葉から、「名張にいいエアロビクスの先生がいるよ」「やってみよう」と平成21年6月から名張商工会議所女性会エアロビクスはスタートしました。
日頃、商売人のおかみさんたちの元気・やる気を発信してきた私たちは、会員だけではもったいないと思い、一般の人たちにも開放して多くの方に参加していただこうと、即、行動に移しました。
私たちには幸い名張商工会議所という立派な施設があり、行き届いたホールがあります。ここを利用してある程度の事業費も予算に入れて、一般の方にはワンコイン500円というお値打ちな会費を設定し、見切り発車しました。
当初月二回だったのが、皆さんの要望もあり、また事業費を投入しなくても採算が取れる見込みが出てきたので、月四回のレッスンとし、多くの方に参加していただけるようになりました。
「毎週が楽しみです」とか「いい汗をかいて身体が軽くなった」とか、健康な笑顔いっぱいの会場となっています。仕事を終えて家事も終えて、夜七時三十分から一時間、思いっきり汗をかいてヘトヘトになる姿を見て、女性のたくましさを感じます。
女性が元気であれば家庭も明るく、そして社会も明るくなると信じて、地域に根ざしたコミュニケーションの場として、今後も女性会の力を発揮したいと思います。
また、平成23年6月に「からだが変われば心も変わる」と題して、指導いただいている松山比香里先生の体感型講演会を開催し、男女問わず150名ほどの来場者がありました。いきいきと輝きつづける第一歩は運動の重要性を知ることからだと多くの方に周知していただきました。
微力ながら市民の健康に寄与できていると自負しています。そして私たち会員も、筋肉をつけて免疫力をアップして、体力に自信を持っておのおのの分野で事業に取り組めればと思っています。
【写真はエアロビクスに取り組む女性たち=女性会提供】

■名張まちなかで文化財など見学
名張市は市のマイクロバスで公共施設などを巡る「わたしたちの施設見学会」の参加者を募集している。
対象は市内在住の小学生以上の人で、小学生には保護者の同伴が必要。募集人数は各見学日につき先着20人で、最小催行人数は10人。
一日がかりの「名張まちなか文化財散策コース」として、午前中に名張藤堂家邸(県指定文化財)、乱歩生誕地碑広場、岡村邸(国登録文化財)、大和屋(同)、川地写真館(同)、やなせ宿(同)を見学し、午後は市庁舎、消防庁舎・防災センターを回る。午前9時から午後3時30分ごろまで。
午前8時50分に市役所1階ロビー集合。会議室に参加者の昼食場所を用意する。まちなかを徒歩で見学するため、歩きやすい服装と靴で参加する。
実施日は4月25日(満員)、5月9日、22日、6月6日、19日(満員)、7月11日。
問い合わせ、申し込みは広報対話室(電話0595・63・7402)へ。

■詩書画の世界を榊さんの遺作展
一昨年10月、84歳で死去した伊賀市の書家、榊莫山さんの遺作展が4月7日、津市大谷町の三重県立美術館で開幕する。
同館は榊さんの遺志で昨年、作品108点の寄贈を受けており、榊さんの逝去を追悼しながらその芸術を回顧する「受贈記念 榊莫山展 詩書画が紡ぐ風雅の世界」を開くことになった。
榊さんは一九二六(大正十五)年生まれ。少年時代から書や絵画に関心を抱き、第二次大戦後、辻本史邑に師事して書家としての歩みを始めた。
日本書芸院展、関西綜合美術展、奎星会展などに出品したが、五八(昭和三十三)年に所属していた団体を脱退、以後は個展を作品発表の場とし、詩・書・画一体の作品で広く知られた。
5月20日まで。開館は午前9時30分から5時まで(入館は閉館30分前まで)。月曜休館(4月30日は開館)。入場料は一般900円、高校・大学生700円、小・中学生400円。
問い合わせは同館(電話059・227・2100)へ。


●読書会 4月2日と16日、名張市夏見、市勤労者福祉会館一階和室で。テーマは「食事と発達障害」。テキストは小若順一さんと国光美佳さんの『食べなきゃ、危険!』(三五館)。両日とも午後一時三十分から四時まで。参加無料。テキストの予備品がある。問い合わせは清野さん(電話0595・64・0619)へ。


名張商工会議所女性会エアロビクスのご案内
▽日時=毎週土曜日(第五土曜除く)午後7時30分〜8時30分
▽場所=名張産業振興センターアスピア
▽講師=松山比香里先生、芝田記代先生
▽参加費=500円/一回・一人
※3月31日は第5土曜日にあたりますので、女性会エアロビクスはお休みとなります。
【名張商工会議所/電話0595・63・0080】



















 ■■ 3月31日(土)伊賀版 ■■

 

■NINJAフェスタあす開幕 5月6日まで
城下町に多彩なイベント
城下町の春を彩る恒例のイベント「伊賀上野NINJAフェスタ2012」はあす4月1日に開幕し、5月6日までの期間でさまざまな催しがくりひろげられる。
期間中の土・日曜と祝日には「忍者体験道場」が市街地内の六か所に開設され、手裏剣打ちや吹き矢などが楽しめるほか、「忍者変身処」「まちなか忍びの者を捜せ」などの通しイベントもくりひろげられる。
日替わりイベントも多彩で、▽忍者供養回向(4月1日)▽第4回伊賀流手裏剣打選手権大会特別予選伊賀大会(1日、8日、22日)▽伊賀市くノ一議会(5日)▽ちびっこ忍者ダンスダンス(7日)▽伊賀白鳳高校による展示と販売(15日、22日)などをはじめ盛りだくさんな内容。
問い合わせは同フェスタ実行委員会事務局(電話0595・43・2306、電話090・6805・1074=土・日曜と祝日の午前9時から午後六時まで)へ。
通しイベント
「伊賀上野NINJAフェスタ2012」のおもな通しイベントは次のとおり。
▽忍者変身処で忍者に変身=ふれあいプラザ2階で忍者衣装を着用。大人・子供とも700円。土・日曜と祝日のみ。平日は市街地内数か所の「プチ変身処」で着替えられる。
▽まちかど忍者道場で修業=吹き矢道場(西大手駅前)、町家de忍者パズル道場(町家みらいセンター)、天井すいすい道場(農人町集議所)、行灯火消し道場(西町集議所)、手裏剣打ち+足湯道場(伊賀傘蔵)、弓矢道場(銀座の館和ホール)の六か所を開設。土・日曜と祝日のみ。700円(500円としてつかえる土符を進呈)。平日は「ぷち忍者道場」で手裏剣体験ができる。
▽かわいいワンちゃんも忍者に変身=憩いのやかたに「忍者犬変身処」開設。土・日・祝日のみ。700円。
▽まちなか忍びの者を捜せ〜其の拾〜=隠れている忍者を捜索。
▽伊賀流忍者文字を活用したイベント開催
▽伊賀鉄道との協賛イベント開催

 ■■ 3月24日(土) ■■

 

■新入社員ビジネスマナー研修を開催します
名張商工会議所では来る4月18日(水)、新入社員ビジネスマナー研修を企画しております。この研修は新たな戦力を一人前の社会人にするための育成講座です。専門の講師を招き、基本となる心構えから接客・応対・マナーまで幅広く、分かりやすく研修いたします。ただいま参加者募集中ですので当会議所にぜひお申し込みください。問い合わせ先:電話63・0080。【名張商工会議所/電話63・0080】

 

 ■■ 3月23日(金) ■■

 

■梅原猛さんが「名張と観阿弥」〜24日に伝統芸能シンポジウム
名張で初めて一座を設立したとされる観阿弥と能楽をテーマにした「地域伝統芸能シンポジウム」が24日、名張市松崎町のアドバンスコーブADSホールで催され、哲学者で国際日本文化研究センター顧問の梅原猛さんによる記念講演などが行われる。市伝統文化活性化実行委員会が主催し、市と市教育委員会が後援。文化庁文化遺産を活かした観光振興・地域活性化事業。
観阿弥が創座した土地については、観阿弥の子・世阿弥の芸談を筆録した「申楽談儀」にある記述から、現在の名張市小波田地区だったとするのが定説になっていた。1962年には旧上野市の旧家から「上嶋家文書」が発見され、観阿弥が楠木正成の甥であったことなどそれまで知られていなかった事実も判明した。
しかし、上嶋家文書を偽書と見る意見は根強く、観阿弥の伊賀創座説も表章や香西精といった研究者によって否定され、現在では大和の結崎で創座したという説が一般的になっている。
それに一石を投じたのが梅原さんで、2009年、名張市在住の能楽研究者・尾本頼彦さんから詳細な資料提供を受け、観阿弥伊賀創座説や上嶋家文書の内容を全面的に肯定する『うつぼ船U 観阿弥と正成』(角川学芸出版)を発表し、大きな反響を呼んだ。
シンポジウムでは、尾本さんが「上嶋家文書」について解説し、梅原さんが「名張と観阿弥」と題して講演。ほかに、名張こども能楽囃子教室による演奏、観世流シテ方の藤井完治さんと大倉流小鼓方の大倉源次郎さんによる舞台「能の魅力」もある。
午後2時開演。入場無料。問い合わせは赤目の里山を育てる会(電話0595・64・0051)へ。

■大井教室が「きもの着付」生徒募集
名張市桔梗が丘五番町、大井着付教室(日本和装総合協会認定京都きもの学院)は「きもの着付」の生徒を募集している。
時間は▽午前10時〜正午=月・金曜▽午後1時〜3時=水・金曜▽午後5時30分〜7時30分=月曜▽午後7時40分〜9時40分=金曜。
曜日、時間の変更も可能。週1回12回、3か月で本科を修了する。入会金無料。月謝3,000円。
授業内容は▽下着・小物の選び方▽きものの着付と名古屋帯太鼓結び、半巾帯(蝶々結び、貝の口ほか)▽振袖に似合う帯の結び方(ふくら雀、お文庫)▽留袖の着方、二重太鼓の結び方▽時・場所・目的に合ったきものの装い方▽きものの着せ方。
練習用の着物(小紋〜留袖、振袖)、帯(半巾帯、名古屋帯、袋帯)は無料で貸与される。きもの講師受験資格を付与。専門科コースもある。
問い合わせ、申し込みは同教室(電話0595・65・4390)へ