■■ 4月14日(土) ■■

 

■名張青年会議所が50周年式典
名張青年会議所(高北和司理事長) は8日、名張市のADSホールで創立50周年記念式典を開催。OBや県内会議所会員などもまじえ、約170人が節目の年を祝福した。
同会議所は1962年、全国で234番目の青年会議所として発足し、市の発展とともに歩んできた。今年度は「新時代への挑戦! 〜凛とした姿勢こそが明日の未来を切り拓く〜」をテーマに活動している。
式典では高北理事長が「こんな時代だからこそ青年として大きな気概をもって前へ進まなければならない」と決意を述べ、鈴鹿青年会議所の会員でもある鈴木英敬知事らがエールを送った。創立十周年記念で創設された天正みだれ太鼓=写真=も披露され、設立以来の歴史を振り返った。

■宇流冨志禰神社 あす春の例大祭
「お春日さん」の愛称で親しまれる名張市平尾、宇流冨志禰(うるふしね)神社で15日、春の例大祭が営まれ、多くの参詣者が訪れる。
午前10時から拝殿で祭典を営み、終了後、子供コーナー(飴のすくい取り、輪投げ、クイズなど)、きき酒コーナー(名張酒造組合協賛)、お抹茶・ぜんざい・うどん(茶華道会、敬神婦人会)、手づくりパン(れもんぐらす、ラムズベーカリー)がある。
午前10時30分からと午後1時30分から獅子神楽奉納(一ノ井春日神社獅子神楽保存会)、午前11時30分から謡奉納(名張金剛会)があり、午後2時40分から境内でもちまきが行われる。
同神社は名張のまちの鎮守で、江戸時代に名張藤堂家から寄贈された能面(県有形文化財)を所蔵していることから「伊賀まちかど博物館」に登録しており、この日は午前10時から能面の展示も行われる。
午前10時から午後3時まで。


●桜まつり 14、15両日、名張市赤目町長坂の「古民家ルネサンス 結(ゆい)」で。古道具の展示即売とフリーマーケットを開催し、結のランチ、手づくりパン、朝採り農産物などの販売も。午前10時から、14日は午後8時まで(日没からライトアップと二胡の演奏=雨天中止)、15日は午後5時まで。問い合わせは結(電話0595・63・3790)へ。


本日の行事
▼14日(土)=▽第17回名張桜まつり「桜の下で逢いましょう」=午前10時〜午後4時、名張中央公園※イベント当日の問い合わせ先:電話0180・99・3939
記帳継続相談相談会開催のお知らせ
名張商工会議所では、個人事業所の方を対象に、5月から来年2月まで毎月一回、日々の記帳のつけ方から決算申告まで、記帳に関する相談会をさせていただいております。詳しくは、当所(電話63・0080)までお問い合わせください。
名張商工会議所女性会エアロビクスのご案内
▽日時=毎週土曜日(第5土曜除く)午後7時30分〜8時30分
▽場所=名張産業振興センターアスピア
▽講師=松山比香里先生、芝田記代先生
▽参加費=500円/1回・1人
▽服装=自由(動きやすい服装、靴でお越しください)
▽持ち物=タオル、飲み物等
※どなたでもご参加できます。お子様とご一緒のご参加も歓迎いたします。
【名張商工会議所/電話0595・63・0080】




昨年の春の例大祭で奉納された名居神社獅子神楽=宇流冨志禰神社で

 ■■ 4月14日(土)伊賀版 ■■

 

■県立美術館で榊莫山展が開幕
一昨年10月、84歳で死去した伊賀市の書家、榊莫山さんの遺作展が7日、津市大谷町の三重県立美術館で開幕した。
同館は榊さんの遺志で昨年、作品108点の寄贈を受けており、榊さんの逝去を追悼しながらその芸術を回顧する「受贈記念 榊莫山展 詩書画が紡ぐ風雅の世界」を開くことになった。
榊さんは1926(大正15)年生まれ。少年時代から書や絵画に関心を抱き、第二次大戦後、辻本史邑に師事して書家としての歩みを始めた。
日本書芸院展、関西綜合美術展、奎星会展などに出品したが、58(昭和33)年に所属していた団体を脱退、以後は個展を作品発表の場とし、詩・書・画一体の作品で広く知られた。
21日と5月12日には午後2時からギャラリートークがあり、学芸員が展示室で解説。参加無料だが、観覧券が必要。
28日午後2時からは講堂で特別対談。東大寺別当で華厳宗管長の北河原公敬さんと莫山さんの長女、榊せい子さんが語り合う。参加無料だが、事前申し込みが必要で、往復はがきに名前、住所、電話番号と返信面に返信先を記入し、県立美術館「榊莫山展対談」係(〒514─0007 津市大谷町11)へ。締切は17日必着。はがき一枚で一人のみ有効。定員150人。応募多数の場合は抽選。
会期は5月20日まで。開館は午前9時30分から5時まで(入館は閉館30分前まで)。月曜休館(4月30日は開館)。入場料は一般900円、高校・大学生700円、小・中学生400円。
問い合わせは同館(電話059・227・2100)へ。

■投稿 伊賀盆地から大阪へ 愛の虹の橋を!
伊賀市上野玄蕃町 南出寛三 
桜が咲いたと浮かれていると、心ない春の嵐で濡れた道に花びらがへばりついて寂しくなります。
西成区でホームレスに炊き出し奉仕をしておられる大阪市議会議員の稲垣浩さんから、ときどき会報をいただきます。それによると、浮浪者の中には病弱で収入もなく、人知れず亡くなっている人がいて、その死骸は犬か猫のようにそっと片付けられ、葬られるといいます。人生の終わりがそれではとても寂しく、ああ無情、と思わざるをえません。
伊賀市の田中青果さんのご好意でバナナをいつも無償で大量にいただいて、車で西成区へ運んでいます。ホームレスにとってバナナは最高のデザートで、彼らは集まってきて車から荷を降ろすのを手伝ってくれます。伊賀市と名張市で寄付された毛布や衣類も大きなビニールシートに広げられて、彼らは喜んで分配を受けるのです。
かなり暖かくなってきましたから、これからは夏用の肌着や、軽い作業着が必要になってきます。そして、中元や歳暮でもらったタオル、毛布、石鹸、素麺などもぜひお願いいたします。
五十歳を過ぎると体力も衰え、仕事にあぶれ、大阪の府や市の政治は厳しくなり、保護よりも切り捨ての傾向にあって、いくつかのボランティア団体の活動が一番の頼りです。
雨の日の炊き出しは傘をさしながらの立ち食いとなるため、傘の寄付もお願いしています。病院や市役所など大きな施設の忘れ物の傘を放出してくだされば、喜んで運んでいってホームレスに配ることができるのですが。
お米(玄米でも古米でも)、そして心からの温かいカンパを求めています。
どうぞより一層のご支援のほど、よろしくお願いいたします。
【今後の予定】
四月二十八日(土)伊賀市上野茅町、北伊勢上野信用金庫みなみ支店前=午前八時〜午後三時
四月二十九日(日)名張市木屋町、木屋町公園(イオン駐車場北側、出光石油向かい)=午前八時〜午後三時
(七十七歳、電話0595・23・1754)