■■ 6月9日(土) ■■

 

■オープン4周年で「やなせ祭り」
名張市新町、旧細川邸やなせ宿で9、10両日、オープン4周年を記念した「やなせ祭り」が催される。
両日にわたって午前9時30分から、やなせ新鮮市、フリーマーケット、古本市場、模擬店、手づくり作家市があり、同10時からスーパーボールすくい、11時30分から郷土食「ふき俵」ふるまい(先着百人)などがくりひろげられる。
9日には午前9時30分から名張川ウォッチング、河川レンジャー啓発コーナー、正午から懐かしの映画音楽とフォークソングのライブコンサート、10日には午前9時からバードウォッチング、同11時から愛宕樽太鼓演奏、正午から室生音楽の森によるライブコンサートも。
問い合わせは、まちなか運営協議会(電話0595・62・7760)へ。

■北見バレエ亀山がサマーコンサート
北見典子バレエスクール(本部=名張市春日丘一番町)亀山支部の発表会「2012年サマーバレエコンサート in Kameyama」が10日、亀山市文化会館で催される。タートルワークアウト、名張文化協会、廣瀬学園名張よさみ・青山よさみ幼稚園が後援。
バレエ「シンデレラ」全三幕を上演するほか、バレエコンサート、ジャズダンスとタップダンスが披露される。振付・構成・指導は北見礼子・京子さん、指導は真鍋忍さん。午後1時30分開演。入場無料。


●京の絞り職人展 13日から17日まで名張市新町、旧細川邸やなせ宿で。京の絞り職人衆による京都絞栄会が絞りの着物、帯、帯揚げ、長襦袢、スカーフ、ストール、バッグ、和小物、はぎれなど約200点を製造元直販する。イタリアの画家、ボッティチェリの「春」とフィレンツェのサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂をモチーフにした絞り染めタペストリーを特別展示。午前10時(初日は午後1時)から午後5時(最終日は3時)まで。入場無料。
●壁で楽しむデモの旅程 8月26日まで伊賀市槙山、上田誠克記念館ギャラリー30で。1978、79年の「上田誠克&郁子のUSAデモの旅」、83、84年の「上田誠克日本デモ1人旅(北海道、山陰、四国)」を展示。豊中市の書家、秀島踏波さんが上田さんをしのんで制作した大作(3.7×2.8メートル)も披露されている。午前10時から午後6時まで。月・火曜は休館。問い合わせは同ギャラリー(電話0595・42・1260)へ。


「とれたて名張交流館」出荷者募集について
今年8月に希央台の温浴施設に併設してオープン予定の「とれたて名張交流館」では、ただいま生鮮野菜や加工品等の出荷者を募集中です。
出荷を希望される方や出荷方法の詳しい内容を確認されたい方は、下記のお問い合わせ先までご連絡をお願いいたします。
【とれたて名張交流館出荷申込要件】
▽申込可能者=とれたて名張交流館運営協議会の構成団体(名張商工会議所、JA伊賀南部、名張市社会福祉協議会、名張市観光協会、名張市物産振興会)に加入している個人や法人等。※上記構成団体に現在未加入で申込を希望される方も、下記問い合わせ先にご連絡ください。
▽申込方法=7月17日(火)までに下記へお問い合わせのうえご来所ください。申込書等必要書類をお渡しさせていただきます。
▽問い合わせ先=名張商工会議所 電話0595・63・0080
名張商工会議所ホームページ
名張商工会議所の講演会・セミナー・イベント情報や、経営支援に関する各種制度・検定案内。トピックスなどビジネスに役立つ情報をお届けします。
http://www.nabari.or.jp/
「名張ばりばりタウン」
名張商工会議所では、インターネット上に仮想シティー「名張ばりばりタウン」を開設し、名張市内のさまざまなお店や会社のホームページをご紹介しております。
食べる・暮らし・製造・建設・宿泊・サービス等に分類されており、検索も簡単! ぜひ「名張ばりぱタウン」を御覧ください!
http://www.nabari.or.jp/town/index.html
名張商工会議所女性会エアロビクスのご案内
▽日時=毎週土曜日(第五土曜除く)午後7時30分〜8時30分
▽場所=名張産業振興センターアスピア
▽講師=松山比香里先生、芝田記代先生
▽参加費=500円/1回・1人
▽服装=自由(動きやすい服装、靴でお越しください)
▽持ち物=タオル、飲み物等
※どなたでもご参加できます。お子様とご一緒のご参加も歓迎いたします。一日だけのご参加もOKですよ。
【名張商工会議所/電話63・0080】

 

 ■■ 6月2日(土) ■■

 

■伊賀の手づくり作家展
第14回「伊賀の手づくり作家展」が2、3両日、名張産業振興センター・アスピアを主会場に催される。
伊賀地域で活動する約60人が多彩な手づくり作品を出展するほか、即売や実演、体験など盛りだくさんな内容。郷土食試食、B級グルメテント村、名張の古代を表現したジオラマも登場する。
午前9時から初日は午後5時、2日目は同4時まで。入場無料。主催は名張シンクス。
問い合わせは山下さん(電話090・3389・4353)へ。

■16日にニューモラル講演会
名張モラロジー事務所女性クラブは16日、名張市総合福祉センターふれあいで「ニューモラル講演会」を催す。名張市と市教委、市PTA連合会が後援。
モラロジー研究所の社会教育講師・中谷格さんが「感謝の心が人生を変える」と題して話す。午後1時30分から3時30分まで。問い合わせは同事務所(松崎町、電話0595・64・2085)へ。


●小牧源太郎展 10日まで名張市瀬古口、ハートアイランド二階のカフェ&アートギャラリー・ミロ(電話080・2616・9965)で。桔梗が丘五番町の陶芸家、小牧昭夫さんの父親でシュルレアリスム(超現実主義)を追求した洋画家、源太郎さんの作品を展示。ミロは昭夫さんの次男、洋介さんが経営。月曜定休。
●読書会 4日と18日、名張市夏見、市勤労者福祉会館で。テーマは「食事と発達障害」。テキストは小若順一・国光美佳さんの『食べなきゃ危険!』。午後1時30分から3時30分まで。参加無料。問い合わせは清野さん(電話0595・64・0619)へ。


名張商工会議所女性会エアロビクスのご案内 ▽日時=毎週土曜日(第五土曜除く)午後7時30分〜8時30分▽場所=名張産業振興センターアスピア(6月2日は都合によりスポーツマツヤマ2階で開催します)▽講師=松山比香里先生、芝田記代先生▽参加費=500円/1回・1人▽服装=自由(動きやすい服装、靴でお越しください)▽持ち物=タオル、飲み物等【名張商工会議所/電話63・0080】

 

 ■■ 6月2日(土)伊賀版 ■■

 

■5回にわたり「伊賀再発見!」
「伊賀再発見!」をテーマにした「伊賀市生涯学習セミナー2012」が6月から9月まで5回にわたって上野丸之内、ハイトピア伊賀5階生涯学習センター多目的大研修室で催される。
問い合わせは市教委生涯学習課(電話0595・22・9679)へ。
日程、テーマ、講師は次のとおり。時間はいずれも午後2時から3時30分まで。
▽第1回=6月10日「近代の観光における伊賀」三重大学人文学部准教授・森正人さん
▽第2回=7月14日「古代から見た伊賀〜東大寺を造った木々〜」三重大学人文学部名誉教授・山中章さん
▽第3回=7月28日「地図で読み解く城下町」三重大学人文学部教授・安食和宏さん
▽第4回=8月4日「自治基本条例から見た伊賀」三重大学人文学部准教授・岩崎恭彦さん
▽第5回=9月15日「企業経営から見た町づくり」三重大学人文学部准教授・青木雅生さん

■12月にコンサート・きょう第九体験会
名張第九を歌う会(松岡寿夫代表)は12月16日、アドバンスコープADSホールで催す市民コンサート「第九」へ向け、2日午後7時30分から9時30分まで名張公民館2階集会室で「第九体験会」を開催し、参加を呼びかける。
指導は一海靖晃さん(合唱)、桂冨佐さん(ピアノ)。参加無料。合唱経験の有無を問わず、誰でも参加できる。
現団員は20代から80代まで68人。名張市のほか伊賀市、亀山市から加わっている人もある
問い合わせは事務局の中野一宏さん(電話0595・63・4783、090・5612・4989)へ。

■投稿 豊かさの裏にあるホームレスの現実
伊賀市上野玄蕃町 南出寛三
5月26日伊賀市で、27日名張市で、大阪のホームレス支援を呼びかけて、午前8時から午後3時まで街頭に立った。
タオルやカミソリ、石鹸、それに男物の肌着など、心のこもった支援物資を持ち寄っていただき、暑さも忘れて応対につとめた。皮ふが弱い私は、強い日差しにさらされて、大江山の鬼のような形相になってしまった。
人の途絶えたときには、組み立て式のいすに座り、一冊の本を読んだ。もう五十年あまり以前、全国紙に連載された「戦争の回想」をまとめた本で、沖縄戦や特攻兵、中国大陸の悲惨な記録が生々しく語られていた。
とくに特攻の話には心を動かされた。17、8歳の少年が「お国のために命を捧げる」といって、小さな飛行機もろともアメリカの軍艦に体当りしていったのだ。戦争は人間を狂気に追いつめ、人々はそれに突進していったのであろう。
私は震えながら、その本のとりこになっていた。現代の青少年がこの話を聞いたら、どういうだろうか。飛行機でアメリカの大きな軍艦にぶつかって行くなんて、とても想像がつかないだろう。そうした犠牲の上に戦後の繁栄があった。
今、日本人の生活は豊かになり、欲しいものはいくらでも買えるようになった。ものはあり余っている。しかし、その裏にある、大阪の西成に暮らすホームレスたちの貧しい毎日、生きる希望も目的もない無気力な姿も、またたしかに現実のものである。
28日の月曜日の朝、私は車の屋根の上にも荷物を積み、大阪へ向かった。大阪には支援物資を待っている多くの人がいる。そして伊賀市にも名張市にも、ホームレスを支援してくれる温かい心の人がたくさんいる。
私は誇らしい気持ちで車を走らせた。暑い季節だが、サンタクロースのそりを引くトナカイになったような気分だった。

■伊賀の手づくり作家展
第14回「伊賀の手づくり作家展」が2、3両日、名張産業振興センター・アスピアを主会場に開催される。
伊賀地域で活動する約60人が多彩な手づくり作品を出展するほか、即売や実演、体験など盛りだくさんな内容。郷土食試食、B級グルメテント村、名張の古代を表現したジオラマも登場する。
午前9時から初日は午後5時、2日目は同4時まで。入場無料。主催は名張シンクス。
問い合わせは山下さん(電話090・3389・4353)へ。