■■ 8月18日(土) ■■

 

■ぶどうを特価販売
名張市の青蓮寺湖ぶどう組合は17、18両日、夏休みの家族連れなどでにぎわうぶどう狩りでぶどう(デラウェア)の特価販売を行っている。
ぶどう狩りは10月31日まで無休で営業し、時間は午前9時から午後5時まで。一般入園料(税込)は、大人(中学生以上)1,200円、小人(小学生)900円、幼児(3歳以上)600円。
バーベキュー、弁当の予約を受け付けている。雨天施設完備。釣り堀、金魚すくい、ヨーヨー釣りもある。
問い合わせ、申し込みは同組合(電話0595・63・7000、64・2500、ファクス63・7001)へ。


●わくわく科学教室in名張 25日午前9時から正午まで名張市武道交流館いきいきで。「水の表面」をテーマに、ものが水に浮く理由を学ぶ。アメンボのおもちゃをつくって水に浮かべる実験も。対象は小学2年生以上で、大人も参加できる。会費500円。筆記用具を持参する。定員は先着20人。申し込みは20日までに電子メール、電話、はがきで、@氏名A性別B学校名C学年D住所E電話番号Fメールアドレスを明記して、寺坂清さん(〒518‐0611 名張市新田1303-14、電話0595・65・5599、メールアドレスwakuwaku11@pets-mail.com)へ。
●三重二紀展 22日から26日まで津市の県総合文化センター第一ギャラリーで。洋画の二紀会三重支部が主催し、33回目。午前9時30分から午後5時(最終日は4時)まで。出品者は次のみなさん。
上田保隆、松本善造、井上明子、新谷宏明、竹内勝行、冨田儀孝、山本博一、乾京子、岩田登志子、上田慎二、岸川行輝、北村正子、杉本禮子、竹田道子、玉置和雄、富嶋多恵子、房州則子、前野知恵子、山口美穂子、山田知治


名張・産業まちづくりフェアの開催について
▽ねらい=商工会議所の経営支援能力の向上・強化。広く地域社会全体に向けての会員企業、地域組織、学校などの活動紹介等による地域経済の活性化。
▽事業概要(予定)=会員企業をはじめ一般市民の参加を通して、市内外への企業紹介、情報発信。ポスターセッションやブースの設置等による企業や学校、地域づくり団体の活動紹介と、課題解決に向けたマッチング。金融機関や県との連携による各種融資制度や補助金制度の紹介、相談コーナーの設置。(芸大)連携等による成功事例の発表やセミナーの開催。広く一般市民に向けた企業活動のPRによる地元就職等人材確保・育成支援。市内十五地区の地域づくり組織が策定した「地域ビジョン」の紹介や、その計画を通して予定されているコミュニティビジネス等の事例紹介。来場者や参加者への名張牛汁など地元産品の提供・販売など。
▽開催時期=10月13日(土)午前10時〜午後5時、14日(日)午前9時30分〜午後4時
▽開催場所=名張産業振興センター
▽主催=名張商工会議所
名張商工会議所女性会エアロビクスのご案内
▽日時=毎週土曜日(第五土曜除く)午後7時30分〜8時30分
▽場所=名張産業振興センターアスピア
▽講師=松山比香里先生、芝田記代先生
▽参加費=500円/1回・1人
▽服装=自由(動きやすい服装、靴でお越しください)
名張商工会議所女性会エアロビクスのご案内
▽日時=毎週土曜日(第五土曜除く)午後7時30分〜8時30分
▽場所=名張産業振興センターアスピア
▽講師=松山比香里先生、芝田記代先生
▽参加費=500円/1回・1人
▽服装=自由(動きやすい服装、靴でお越しください)
▽持ち物=タオル、飲み物等
※どなたでもご参加できます。
【名張商工会議所/電話63・0080】

 

 ■■ 8月18日(土)伊賀版 ■■

 

■農業の劇的な変化を詩で記録・北田一正さんが集大成の一冊
酪農のかたわら詩作をつづけ、農民詩人として知られた伊賀市下友生の北田一正さんが『北田一正詩集』=写真=をまとめた。脳内出血の後遺症でからだの自由がきかない北田さんにかわり、妹の夫にあたる西高倉、仲川忠道さんが編集と発行を担当。青年期からの詩と文章を一冊に集大成した。
北田さんは1937(昭和12)年、旧阿山郡友生村に農家の長男として生まれた。55年に上野高校農業科を卒業し、乳牛を飼って酪農家の道を歩み始めた。詩作にも力を入れ、57年に友人と発刊した同人誌「だんだん畑」に多くの詩を発表。62年には「上野詩人」を創刊した。
農村の生活や酪農家の日常に題材を求め、高度経済成長を背景に日本の農業が劇的に変化してゆく過程を詩で記録した。67年『乾燥列島』、翌年『一つの農民像』と詩集2冊を出版したほか、「朝日ジャーナル」などにエッセイも寄稿した。
詩人で評論家だった松永伍一の『日本農民詩史』(67─70年)では、農民詩人のひとりとして大きく紹介され、「北田の本領は自然の動きのディテールを踏まえて、そこに自己を核として動いていく農の現実を表現することにあるようだ」と評された。
詩人の伊藤信吉が編んだ『土の詩・ふるさとの詩』(69年)には、宮沢賢治、高村光太郎ら日本を代表する近代詩人に並んで、北田さんの作品が七編、収録されている。
やがて農業を取り巻く環境が変わり、酪農で生計を立てられない時代が訪れた。北田さんは74年、20年つづけた搾乳をやめて会社勤めを始め、翌年には牛の飼育にも終止符を打つことになった。
81年、個人誌「荒野」を創刊して詩と文章を発表したが、84年の第4号を最後に廃刊。97年に定年退職して農業主体の生活に戻ったが、99年、脳内出血で倒れた。
『北田一正詩集』はA5判、344ページ。北田さんの作品をとりあげた評論も収録されている。
問い合わせは仲川忠道さん(電話・ファクス0595・21・5508)へ。

■投稿 スイカとバナナを自動車に積んで
 伊賀市上野玄蕃町 南出寛三 
この猛暑に、大阪のホームレスは参っていることだろう。連日のように35度を超え、夜も30度近くまでしか下がらない大阪で、ホームレスはつらい生活を送っている。
つかの間でも暑さを忘れてもらおうと、伊賀市と名張市の街頭でいただいたカンパから八百屋さんでスイカを10個買い、いつもお世話になっている田中青果さんでバナナを用意してもらって、7月31日の午前4時半に自宅を出発した。
自動車には、名張市内の建設会社から提供してもらった中古のポリ浴槽を積んであったので、そこに水を張ってスイカを冷やしながら、大阪を目指した。
午前6時に到着すると、ボランティアの人たちはもう炊き出しの準備を始めていた。
顔見知りの二人にスイカを切ってくれるようお願いし、私は炊き出しの燃料になる木材を集めて回った。
戻ってくると、小さく切られたスイカがポリ容器にきれいに並べられ、ホームレスたちはいつもより早く行列を作り始めていた。
大きなスイカだったが、彼らには一切れずつしか行き渡らない。だが、たとえそれだけでも、スイカを食べて夏の暑さを忘れてほしいと願った。
昼食の始まる11時半には、大阪をあとにして、帰路についた。大阪の炎天下は、耐えられないほどの暑さになっていた。
暑さはまだまだつづく。しかし、暑さに負けることなく、またせっせと、バナナを大阪へ運ぼうと考えながら、伊賀に帰った。


●芭蕉祭合唱団 伊賀市が子ども合唱団と市民合唱団の参加者を募集している。10月12日に上野公園内の俳聖殿前広場で開かれる第66回芭蕉祭式典で、子ども合唱団は「芭蕉さん」、市民合唱団は「芭蕉翁讃歌」「芭蕉」「奥の細道」を歌う。対象は練習と式典に参加できる人で、子ども合唱団は小学3年生から6年生まで。子どもの定員は先着30人。練習は、子どもが9月29日と10月7日の午後1時から2時30分まで、市民が9月25日と10月5日、8日の午後8時から9時30分まで、いずれもハイトピア伊賀で。申し込みは電話、ファクス、電子メールで市企画課(電話0595・22・9621、ファクス22・9628、電子メールkikaku@city.iga.lg.jp)へ。
●三重二紀展 22日から26日まで津市の県総合文化センター第一ギャラリーで。洋画の二紀会三重支部が主催し、33回目。午前9時30分から午後5時(最終日は4時)まで。出品者は次のみなさん。
上田保隆、松本善造、井上明子、新谷宏明、竹内勝行、冨田儀孝、山本博一、乾京子、岩田登志子、上田慎二、岸川行輝、北村正子、杉本禮子、竹田道子、玉置和雄、富嶋多恵子、房州則子、前野知恵子、山口美穂子、山田知治

 ■■ 8月11日(土) ■■

 

■桜田和子さん遺作展の美の世界・生前の夢を夫の尚文さんが実現
今年4月、66歳で死去した名張市の洋画家、桜田和子さんの遺作展が瀬古口、ハートアイランド二階のフリースペース空で催された。和子さんが生前、「いつか個展を開きたい」と語っていた夢を夫の尚文さん(富貴ケ丘四番町、72歳)が実現させた。
尚文さんは、名古屋市に本社を置くメーカーの社員としてタイに赴任中だった1968年、上司から勧められて、同じ会社に勤務していた和子さんと結婚した。和子さんは自然が好きで、バンコクで迎えた初めての朝、ホテルの窓からながめた空の青さに深い感動を覚えたことくり返し語っていたという。
和子さんはバンコクでイギリス人画家と知り合い、数年にわたって油絵の手ほどきを受けた。未知の世界だったが、すぐに「自分は絵が描きたかったんだ」と実感し、自宅庭の池に咲いていた蓮の花など、身の回りの自然をモチーフに画境を深めていった。
83年に帰国して名張市に住み、三重二紀会に所属。88年には二紀展本展で初出品初入選を果たし、その後も二児の子育てと家事のかたわらたゆまず絵筆をとりつづけた。
三重二紀展では2002年に三重二紀賞、08年に県文化振興事業団理事長賞を獲得し、本展では08年から三年連続で入選したほか、伊賀美術作家協会などでも活躍した。
順調にキャリアを重ね、評価も高まり、作風を確立して画家としての自信を深めつつあった昨年四月、胃がんが発見され、一年間の闘病ののち、和子さんは帰らぬ人となった。
単身赴任の勤務も多かった尚文さんは、「女房は古いタイプの女性で、献身的に尽くしてくれました」と振り返り、和子さんが死去したあと「何よりも感じたのは仕事一筋だったことの申しわけなさ。罪ほろぼしに生前の夢を叶えてやろうと考えました」と遺作展にこぎつけた。
会場には、生涯を貫くモチーフとなった蓮の花に鳥などを組み合わせ、丹念な筆づかいで仕上げたエキゾチックな印象の大作を主体に、絶筆も含め約30点が展示され、和子さんが求めつづけた美の世界をしのばせた。【写真は蓮の花を描いた桜田和子さんの大作と夫の尚文さん=フリースペース空で】


●源氏物語版画展 名張市瀬古口、ハートアイランド二階のカフェ&アートギャラリー「ミロ」で開催中。江戸時代後期の人気浮世絵師、歌川国貞(のち二代目歌川豊国)の版画「源氏物語」全54帖を@8月7日〜9月2日=桐壷(一帖)〜松風(18帖)A10月2日〜11月4日=薄雲(19帖)〜柏木(36帖)B12月4日〜30日=横笛(37帖)〜夢浮橋(54帖)の3回に分けて展示する。営業は午前9時30分から午後6時まで。月曜定休。問い合わせはミロ(電話080・2616・9965)へ。
●読書会 20日、名張市夏見、市勤労者福祉会館1階小会議室で。テキストは小若順一さんと国光美佳さんの『食べなきゃ、危険!』(三五館)。午後1時30分から3時30分まで。参加費100円(資料代、会場費)。主催は、食事と発達障害を考える会。問い合わせは清野さん(電話・ファクス0595・64・0619)へ。


名張商工会議所ホームページ
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http://www.nabari.or.jp/
「名張ばりばりタウン」
名張商工会議所では、インターネット上に仮想シティー「名張ばりばりタウン」を開設し、名張市内のさまざまなお店や会社のホームページをご紹介しております。
食べる・暮らし・製造・建設・宿泊・サービス等に分類されており、検索も簡単! ぜひ「名張ばりぱタウン」を御覧ください!
http://www.nabari.or.jp/town/index.html
名張商工会議所女性会エアロビクスのご案内
▽日時=毎週土曜日(第5土曜除く)午後7時30分〜8時30分
▽場所=名張産業振興センターアスピア
▽講師=松山比香里先生、芝田記代先生
▽参加費=500円/1回・1人
▽服装=自由(動きやすい服装、靴でお越しください)
▽持ち物=タオル、飲み物等
※どなたでもご参加できます。
【名張商工会議所/電話63・0080】