■■ 3月9日(土) ■■

 

■入賞者が決定
 最優秀賞は瀬尾美琴さん
 乱歩特別賞は野田康平君
 第1回江戸川乱歩記念小・中学生ミステリー感想文コンクール
名張ロータリークラブ(川地清広会長)が創立50周年記念事業として作品を募集していた第1回江戸川乱歩記念小・中学生ミステリー感想文コンクールはこのほど審査が行われ、入賞者が決定した。
1894年(明治27)に旧名張町で生まれ、日本にミステリー小説の基礎を築いた江戸川乱歩の「怪人二十面相」をはじめ、さまざまなミステリー小説を読むことで地域や読書への興味を深めてもらうことを目的に、名張市と伊賀市青山地区の小学4年生から6年生と中学生を対象に感想文を募集、340点が寄せられた。
4月7日、名張産業振興センターアスピアで開催する50周年記念式典で授賞を行う。
名張ロータリークラブ創立50周年記念事業
感想文コンクール入賞者
(敬称略)
【最優秀賞】
瀬尾美琴(北中一年)
「謎解きはディナーのあとで」
【江戸川乱歩特別賞】
野田康平(桔梗が丘小五年)
「『少年探偵団』を読んで」
【優秀賞】
西下尚寛(北中二年)
「『藤枝邸の完全なる密室』を読んで」
栗栖菜々子(北中二年)
「スタイルズ荘の怪事件」
吉岡里紗(北中一年)
「容疑者Xの献身」
浦谷美羽(比奈知小五年)
「鉄塔王国の恐怖を読んで」
山下侑紀(美旗小四年)
「『怪人二十面相』を読んで」

■おきつも劇場が「少年探偵団」スタッフとキャスト募集開始
名張市の市民劇団「おきつも名張劇場」は江戸川乱歩作品を舞台化する第17回公演「少年探偵団」へ向けてキャストとスタッフの募集を開始した。
同劇団は2003年、第9回公演で初めて乱歩作品をとりあげ、1929年に発表された「何者」を脚色、「何者 明智小五郎探偵簿」として上演。ひきつづき04年には市制施行50周年と芭蕉生誕360周年の記念事業として「怪人二十面相」を公演した。
最近は少年探偵団が登場するオリジナル作品を手がけ、一昨年は「おかあさん'S集合」、昨年は「明智探偵事務所のありふれた一日…。」を、いずれも美旗市民センターで披露した。
第17回公演は12月から来年2月までのあいだに市青少年センターで開催し、乱歩が1937年に発表した「少年探偵団」をとりあげる。前年の「怪人二十面相」につづく少年向け作品の第二弾で、東京に出現した黒い魔物に少年探偵団と名探偵・明智小五郎が挑戦する。
練習は毎週火曜の午後8時から10時まで蔵持公民館で。会費は月額千円で、別に保険料が必要。
申し込み、問い合わせは三枝さん(朝日町、電話0595・63・2279)へ。

■青山ホールでは春のコンサート
伊賀市阿保の青山ホールで30日、「春の小さなコンサート」が催される。
青山公民館が今年度、音楽活動に取り組むグループなどを支援してきた地域芸術向上支援事業の一環で、同館と市教育委員会が主催する。
出演は青山中学校吹奏楽部(合奏、ソロ、アンサンブル)、アルモニコ(オカリナ)、ソニャーレ(同)、青山ハーモニー(コーラス)。
吹奏楽演奏では「忍にん体操」の吹奏楽バージョン中学校編が初めて披露され、伊賀市のご当地キャラクター「いが☆グリオ」も登場する。
午後1時開場、1時30分開演。入場無料。
問い合わせは青山公民館(電話0595・52・1110)へ。

■スポーツ少年団29日まで募集中
名張市のスポーツ少年団は団員を募集している。申し込みは29日までに市役所3階市民スポーツ室に備え付けの用紙で。各少年団への直接申し込みもできる。問い合わせは市民スポーツ室(電話0595・63・7100)へ。
種目と団名、対象は次のとおり。
▼バトン&ダンス ▽バトン&ダンス=市内園児年長〜中学3年(女子)
▼ミニバス ▽つつじが丘ミニバスケットボールクラブ=小学生▽桔梗ガッツ・ミニバスケットボールクラブ=市内小学生▽桔梗東ミニバスケットボールクラブ=同▽錦生チアフルミニバスケットボール=同▽梅が丘ミニバスケットボールクラブ=小学生▽名張小ミニバスケットボール=市内小学生
▼軟式野球 ▽すずらん台少年野球=市内小学生▽つつじが丘ファイヤーズ=同▽桔梗少年野球=同▽三重キッズ=同▽美旗グリーンベアーズ=同▽百合が丘レッドウイングス=同▽名張少年野球=小学生
▼バレーボール ▽赤目ファイターズ=小学生
▼リーダー育成 ▽シニア・リーダー=中学3年〜20歳未満
▼空手道 ▽空手道=市内小・中学生
▼剣道 ▽つつじが丘剣道=小・中学生▽名張剣道=市内小・中学生
▼柔道 ▽名張柔道=市内小学生
▼日本拳法 ▽日本拳法名張会=小・中学生
▼複合種目=球技・ウォーキング・ダンスなど ▽スリーH=小学生

■狂言、名張音頭、雅楽など披露・23日に「子ども伝統芸能祭り」
「観阿弥創座の地」とされる名張市で伝統文化の伝承と発展のために活動している子供たちによる第3回「名張子ども伝統芸能祭り」が23日、名張市松崎町のアドバンスコープADSホールで催される。
出演は、名張子ども狂言の会、名張音頭保存会こどもの部、名張雅楽の会名張こども雅楽教室、名張こども能楽囃子教室。
市観阿弥顕彰会が主催し、市教育委員会が共催、名張能楽振興会が後援する。岡田文化財団助成事業。
午後1時開場、1時30分開演。入場無料。申し込み不要。
問い合わせは市教委文化生涯学習室(電話0595・63・7892)へ。

■光彩・なばりが15日から写真展
名張市内の中判カメラ愛好家による「光彩・なばり」(長谷川清代表)の第12回写真展が15日から17日まで名張市元町、イオン名張店3階リバーナホールで催される。
ネガサイズが6×4.5センチで、高画質な写真が撮れる中判カメラの魅力を追求するグループとして発足、それぞれのカメラアイで自然風景写真に取り組んでいるが、カメラとプリントのデジタル化が進み、会員はフィルムからデジタルへの移行を手さぐりしている状態という。
今回は従来と異なり、@デジタルカメラで撮影し、プリントした作品A銀塩フィルムをスキャンし、デジタルプリントした作品B過去に撮り溜めたアナログプリントした作品──の三種類が展示され、三者三様の特徴が楽しめる。
12人が4点ずつ、計48点が出品される。いずれも全紙サイズ。午前10時から午後6時(最終日は5時)まで。
出展者は次のみなさん。
石尾定美、奥村泰弘、梶原道明、菊田実、神志那啓子、田川篤、竹本健、種橋伯子、寺田清郎、長谷川清、松田賢治、吉田以彦

■百円で詰め放題・なばな摘み取り
JA伊賀南部なばな部会は17日午後1時30分から名張市赤目地内で「なばな摘み取り体験」を催す。JA伊賀南部、JA全農みえが後援。
アブラナの在来種で食材として利用される「なばな」を摘み取る体験を通じ、農業への理解を深めてもらうとともに、「三重なばな」のPRを進めるのがねらい。食と農のネットワークづくりを推進することも目的として、毎年この時期に催している。
先着百人は百円で「三重なばな」を袋に詰め放題。午後3時ごろまで。小雨決行。
問い合わせはJA伊賀南部指導販売課(電話0595・63・2253)へ。


映画上映会 10日午後1時から3時10分まで名張市総合福祉センターふれあいで。対人恐怖症になった主人公が人とのつながりを通じて再生する姿を、食と農業の問題を背景に描いた「アンダンテ〜稲の旋律〜」を鑑賞する。入場無料。問い合わせは市社会福祉協議会(電話0595・63・1111)へ。


本日の行事
▼14日(木)▽定例役員会=正午から当所3階特別会議室で。
「名張桜まつり」フリーマーケット出店募集
▽募集期間=3月16日(土)よりブースがなくなり次第締め切ります。受付は午前9時〜午後5時。
▽申し込み先=名張産業振興センターアスピアまでお越しください。
▽開催日=4月13日(土)午前10時〜午後4時。※雨天の場合は4月14日(日)に順延。
▽場所=名張市夏見地内、名張中央公園内、総合体育館付近
▽定員=50ブース(先着順)
▽出店料=名張市民…一ブース2千円(個人用短冊一枚付)、名張市外一ブース3千円(個人用短冊一枚付)
▽注意事項=1人につき1ブースしか申し込みできません。20歳未満の方の出店はお断りいたします。窓口でのお申込時には、身分証(免許証などの住所・氏名等が確認できるもの)をご持参ください。ご持参いただけなかった場合は、市外料金での対応となります。雨天等により順延する場合には、その日程に対応していただくようお願いします。
▽問い合わせ=詳細は名張桜まつり実行協議会事務局(電話63・0080)にお問い合わせ下さい。
名張商工会議所女性会エアロビクスのご案内
▽日時=毎週土曜日(第5土曜除く)午後7時30分〜8時30分
▽場所=名張産業振興センターアスピア
▽講師=松山比香里先生、芝田記代先生
▽参加費=500円/1回・1人
▽服装=自由(動きやすい服装、靴でお越しください)
▽持ち物=タオル、飲み物等
※どなたでもご参加できます。お子様とご一緒のご参加も歓迎いたします。
【名張商工会議所/電話0595・63・0080】


































▲おきつも名張劇場が江戸川乱歩の少年探偵団シリーズにもとづいて制作したオリジナル作品「おかあさん'S集合」(2011年)と「明智探偵事務所のありふれた一日…。」の(12年)チラシ




 ■■ 3月2日(土) ■■

 

■油絵で定年退職後の人生が充実・絵画教室パレットの会が作品展
名張市つつじが丘公民館を拠点に活動する絵画教室「パレットの会」の作品展が22日から24日まで元町、イオン名張店3階のリバーナホールで催され、多くの入場者でにぎわった=写真上。
同会は、同公民館が開館1年目に主催した絵画教室を母体に、自主サークルとして発足。月2回の例会と作品展を柱にした活動をつづけている。風景や静物をテーマに油絵を制作し、公民館展のほか市美術展などに出品する会員も多い。
会場には物故会員も含め十人が34点を出展。多彩な題材にのびのびと筆をふるった力作が訪れた市民を楽しませた。
定年退職後に入会した市村幸雄さん(79歳)は市美術展で市長賞など三賞を受賞し、無監査出品者に。「水彩画とちがって油絵は絵の具を上塗りできますから、満足するまで修正を加えています。その過程が油絵の醍醐味」という。
講師を務める岸上忠和さん(86歳)は終戦直後からの画歴の持ち主。「絵を描くことで定年退職後の人生がいきいきと充実したものになります」と第2の人生で絵画に親しむことを呼びかけている。
出品者は次のみなさん。
岸上忠和(講師)、林美代、藤田弘子、界外綾子、市村幸雄、家永小夜子、竹之内貢、西村嘉昭、福永和夫、中田繁和(遺作)

■虹の会が講演会・福祉と仏教文化
名張育成会後援会「虹の会」は23日午前10時から正午まで名張市美旗町南西原、県立特別支援学校伊賀つばさ学園で福祉・仏教文化講演会を催す。
市健康福祉部高齢・障害支援室の岩名静枝室長が「名張市における障害者福祉の現状」、唐招提寺宗務長の西山明彦さん=写真下=が「鑑真大和上から学ぶ仏教の心」と題して話す。西山さんは1951年、滝之原生まれ、龍谷大学大学院卒。
参加無料。申し込み不要。問い合わせは同会(電話0595・65・0271)へ。

■横光利一しのび『雪解』のつどい
少年期から県立第三中学(現在の上野高校)卒業までを伊賀で過ごした横光利一の人と文学をしのぶ第15回「『雪解』のつどい」
が17日、伊賀市柘植町の柘植公民館ホールで催される。
内容は@「横光作品と柘植・野村〜聞き取り調査から〜」野村区顕彰会・前田明伸実行委員A「作品『南北』の鑑賞」朗読=岡本栄市長、実行委員五人、解説=番條克治実行委員Bコーラスとオカリナ「跳ね釣瓶の庭讃歌」演奏=地元グループ、トーク=作詞者、作曲者C展示「大型絵巻『南北』」制作=絵手紙グループいろは。
午後1時に受付を開始し、1時30分から四時まで。参加費300円(資料代)。実行委員会が主催し、伊賀市、市教育委員会などが後援。
問い合わせは伊賀支所振興課(電話0595・45・9111)へ。

■投稿 いつまでも愛の火を灯し続けたい
伊賀市上野玄蕃町 南出寛三
大阪のホームレスのために20年続けてきた支援活動が、意外にもあっけなく終幕を迎えました。1月19日と20日、伊賀市と名張市で行った活動を最後に、レンタカーで名張の友人2人と大阪へ物資を運びました。
そのために4万円のリース料を負担しましたので、いつまでも続けるわけには行きません。すぐに財政が破綻します。
19日、伊賀市の街頭で支援物資の協力を呼びかけていたとき、いつもよく来てくださる人が、私にこういってくれました。
「大阪へ行く車がないのなら、私の車を貸してあげるから、使いなさいよ」
捨てる神あれば拾う神ありです。数日後、その人が社長を務める会社へ行って打ち合わせをし、2月10日、大阪へ行くことが決まりました。
前日の9日、自転車で社長のお宅に伺って車を借りて帰り、田中青果でバナナを30箱あまりもらいました。
10日の朝6時、社長さんに運転してもらって、大阪の西成へ向かいました。日曜だったので道が空いていて、予定よりも早く到着しました。
2つの詰所で半分ずつバナナをおろし、西成の社会労働センターという大きなビルに社長さんを案内して、失業保険をもらう場所などを見てもらいました。日曜で休みでしたが、平日なら行列ができるところです。
ホームレスたちはあちこちに寝転んでいました。彼らの食事のとき、何千人という行列ができて、ごはんを食べたあと、一本ずつ配られるバナナが彼らのデザートとして喜ばれます。月に一度はどうしても運びたいと思います。
また、伊賀市や名張市の方で、お米をたくさんくださる方があり、先日も2袋、30キロの玄米を届けていただきました。虫のいいお願いですが、スーパーカブのような小さなエンジンのオートバイを譲ってくださる方はありませんか。お米は白米でも玄米でも結構です。お電話くだされば、いただきに伺います。毛布などもお願いします。
南出寛三(電話0595・23・1754)までご連絡ください。
いつまでも愛の火を灯し続けたいのです。

■市美術作家協会7日から新春展
名張市美術作家協会(石川勉会長)の第21回「新春展」が7日から10日まで名張市元町、イオン名張店3階リバーナホールで催される。チャリティー展を併催。
会員19人が出展。小品を主体に展示し、チャリティ展では作品を販売して売りあげを市内の福祉施設などに寄付する。
午前10時(初日は正午)から午後5時(最終日は4時30分)まで。
出展者は次のみなさん。
石井節子、石川勉、石谷淑子、稲森三明、梅本静香、大畠洋、工藤俊治、久保照男、小林芳郎、佐藤好美、三本木康彰、杉本禮子、玉置和雄、辻村弘行、信岡和恵、藤本晴一、房州則子、松本美恵子、山田知治

■市民広報特派員今月末まで募集
名張市は市民や団体が経験や発想を生かしながら「広報なばり」の企画と編集に携わる市民広報特派員を募集している。
対象は、市内在住・在学・在勤の人と、市内で市民公益活動を行う団体。地域の課題をとりあげた記事を募集し、盛り込まれた企画や提案などを選考して特派員を決定する。定員は3人(団体)程度。
応募は市企画財政部広報対話室へ直接、または郵送、ファクス、電子メールで所定の応募用紙を提出する。用紙は広報対話室で配付している。市のホームページでも出力できる。受付は3月22日まで。
選考結果にもとづいて4月中に委嘱し、任期は来年3月31日まで。謝礼は1万円。
問い合わせは広報対話室(電話0595・63・7402、ファクス0595・64・2560、電子メール pr@city.nabari.mie.jp)へ。

■赤目で滝みそぎ先着30人を募る
名張市の赤目四十八滝渓谷保勝会は24日、千手滝で行う「滝みそぎ」の参加者を募集している。
午前9時30分から延寿院境内で受付を行い、10時から午後1時まで。参加は滝みそぎができる健康な人に限られ、当日、簡単な健康チェックを行う。小学生から参加できるが、保護者の署名と付き添いが必要。
参加費は3千円(白装束一式貸出、護摩木、保険)。参加者はタオル、着替え、水着、その他の必需品を持参。定員は先着30人。
申し込みは、氏名、年齢、性別、住所、電話番号(携帯電話)を明記し、ファクスまたは同保勝会ホームページの申し込みフォームで。締切は17日午後5時。
問い合わせは同保勝会エコツアーデスク「滝みそぎ受付」(電話0595・64・2695)へ。


●トークイベント 2日午後1時から3時までハイトピア伊賀3階の上野商工会議所コミュニティ情報プラザホールで。ゲストは作家の和田竜さん、伊賀流忍者博物館名誉館長の川上仁一さん。テーマは「史実の魅力、小説の魅力──忍者小説の新たな地平」。予約不要。参加無料。
●上野図書館歴史講演会 23日午後1時30分から3時まで伊賀市上野図書館2階視聴覚室で。伊賀古文献刊行会委員の森井薫さんが「幕末の戦乱と伊賀兵」と題して話す。定員は先着30人。申し込みは電話かファクス、または同館カウンターで。31日まで企画展「幕末の戦乱と伊賀兵」を開催中。問い合わせは同館(電話0595・21・6868、ファクス21・8999)へ。
●読書会 4日と18日、名張市夏見、市勤労者福祉会館小会議室で。テキストは医学博士・神津健一さんと管理栄養士・田中路子さんの『脳内汚染・心の病を治す栄養療法』(長崎出版)。午後2時から4時まで。参加費100円。食事と発達障害を考える会主催。問い合わせは清野さん(電話0595・64・0619)へ。


本日の行事
▼5日(火)▽総務企画委員会=午前10時から当所3階特別会議室で。
名張商工会議所女性会エアロビクスのご案内
▽日時=毎週土曜日(第5土曜除く)午後7時30分〜8時30分
▽場所=名張産業振興センターアスピア
▽講師=松山比香里先生、芝田記代先生
▽参加費=500円/1回・1人
▽服装=自由(動きやすい服装、靴でお越しください)
▽持ち物=タオル、飲み物等
※どなたでもご参加できます。
【名張商工会議所/電話0595・63・0080】






 ■■ 3月2日(土)伊賀版 ■■

 

■きょう忍者小説のトークイベント
「伊賀再発見!」をテーマにした三重大学伊賀連携フィールド公開トークイベント「史実の魅力、小説の魅力──忍者小説の新たな地平」が2日、伊賀市上野丸之内、ハイトピア伊賀3階の上野商工会議所コミュニティ情報プラザホールで催される。
ゲストは、映画化された「のぼうの城」や天正伊賀の乱を背景に伊賀忍者の活躍を描いた「忍びの国」で知られる作家、和田竜さんと、甲賀流忍者の流れをくみ、伊賀流忍者博物館の名誉館長を務める同大学社会連携特任教授、川上仁一さん。進行は同大学人文学部教授、山田雄司さん。
午後1時から3時まで。予約不要。参加無料。終了後、和田さんのサイン会がある。
問い合わせは同大学人文学部チーム総務担当(森本さん、電話059・231・9194、電子メールhum-somu@ab.mie-u.ac.jp)へ

■横光利一しのび『雪解』のつどい
少年期から県立第三中学(現在の上野高校)卒業までを伊賀で過ごした横光利一の人と文学をしのぶ第15回「『雪解』のつどい」
が17日、伊賀市柘植町の柘植公民館ホールで催される。
内容は@「横光作品と柘植・野村〜聞き取り調査から〜」野村区顕彰会・前田明伸実行委員A「作品『南北』の鑑賞」朗読=岡本栄市長、実行委員五人、解説=番條克治実行委員Bコーラスとオカリナ「跳ね釣瓶の庭讃歌」演奏=地元グループ、トーク=作詞者、作曲者C展示「大型絵巻『南北』」制作=絵手紙グループいろは。
午後1時に受付を開始し、1時30分から四時まで。参加費300円(資料代)。実行委員会が主催し、伊賀市、市教育委員会などが後援。
問い合わせは伊賀支所振興課(電話0595・45・9111)へ。


●上野図書館歴史講演会 23日午後1時30分から3時まで伊賀市上野図書館2階視聴覚室で。伊賀古文献刊行会委員の森井薫さんが「幕末の戦乱と伊賀兵」と題して話す。定員は先着30人。申し込みは電話かファクス、または同館カウンターで。31日まで企画展「幕末の戦乱と伊賀兵」を開催中。問い合わせは同館(電話0595・21・6868、ファクス21・8999)へ。