■■ 3月30日(土) ■■

 

■桔梗高の美術部が卒業制作展・自画像などで3年間を集大成
県立名張桔梗丘高校美術部の卒業制作展「とりおろーる展」が20日から24日まで名張市元町、イオン名張店リバーナホールで催された。卒業生が3年間のクラブ活動を集大成し、1、2年生も作品を寄せて先輩の卒業を祝福した。
卒業生は3人。西尾尚佳さんは「クラブの合宿で影などの細部を表現する技術を学んだことが印象深い」といい、百号の自画像「執着」を卒業制作した城山実穂さんは「納得できる仕上がりになりました」、松村佳織さんは「3年間でものの見方やデッサン力などの基本ができました」と話していた。卒業後は2人が芸術系の大学で、1人は趣味として、絵を書きつづけてゆくという。
出展は、卒業生作品が立体も含めて26点、在校生作品が20点の計46点。卒業制作展は桔梗が丘公民館が会場だったが、より多くの人に見てもらいたいと4年前からリバーナホールで開催しており、今年も入場者でにぎわった。美術部顧問の冨田幸司教諭は「年々、レベルが高くなってきてします」と生徒たちの成長を実感していた。

■6日から春の全国交通安全運動
春の全国交通安全運動は4月6日から15日までの期間で、「子どもと高齢者の交通事故防止」を基本目標にくりひろげられる。期間中の10日は「交通事故死ゼロを目指す日」。
運動の重点は▽自転車の安全利用の推進(とくに自転車安全利用五則の周知徹底)▽すべての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底▽飲酒運転の根絶-の3点で、普及啓発のための活動が全国で行われる。
名張市では5日午後4時から朝日公園で出動式、同五時から近鉄プラザ桔梗が丘とアピタ名張店の店舗出入り口で街頭啓発が行われる。

■乱歩作品を題材に貼り絵づくり・ローターアクトが5日から展示
名張ロータリークラブの下部組織、名張ローターアクトクラブ(仲西志織会長)は4月5日から7日まで名張市本町の江戸川乱歩生誕地碑広場で「乱歩作品貼り絵─怪人二十面相-」を展示する。
名張ロータリークラブは創立50周年を記念し、近鉄名張駅東口に乱歩の銅像を建立、7日に除幕式を催すなど、1894(明治27)年に名張で生まれた江戸川乱歩にちなんだ事業を実施しているが、ローターアクトクラブもそれにあわせ、乱歩を題材にした貼り絵づくりを企画した。
1936(昭和11)年に発表された少年向け作品「怪人二十面相」をとりあげ、変装が得意な怪盗を相手に、名探偵明智小五郎と少年探偵団が活躍するストーリーをパネル16枚の貼り絵に仕上げたほか、乱歩の青年期の肖像も貼り絵で作成した=写真。
昨年11月に作業を開始し、名張高校、近大高専、第2はなの里、国津園、乱歩蔵びらきの会、名張ロータリークラブが協力した。
展示は午前10時から午後4時まで。

■「少年探偵団」の公演は12月23日
名張市の市民劇団「おきつも名張劇場」は江戸川乱歩作品を舞台化する第17回公演「少年探偵団」の日程を12月23日に決定した。会場は名張市松崎町のアドバンスコープADSホール。
スタッフとキャストを募集しており、練習は毎週火曜の午後8時から10時まで蔵持公民館で。公演前には毎週土曜午後7時から10時までの練習も加わる。会費は月額千円で、別に保険料などが必要。
問い合わせは三枝さん(電話0595・63・2279)へ。


新入社員ビジネスマナー研修のご案内
新たな戦力を一人前の社会人にする育成講座です。この研修会において社会人としての心構え、接客、応対、マナーなどを学んでいただき、正しいスタートを切っていただきたいと思います。
▽日程=4月19日(金)午前9時〜午後4時
▽場所=名張産業振興センターアスピアU
▽定員=60人
▽受講料=商工会議所会員…3千円、会員以外…8千円(テキスト代、昼食代を含む)
▽講師=小林京美氏(外資系航空会社CA、横浜博覧会VIPエスコートガイド、アメリカ系銀行エグゼクティブセクレタリーとして勤務後、平成七年より名張在住。東京、名古屋、福岡、大阪で英語講師研修、社員研修を行い、地元に根ざしたサービス提供を得意としている。株式会社IGO=アイゴー=代表)
▽研修内容=午前9時〜正午…社会人としてのマナーとは(社会人としての意識、身だしなみ)ビジネスマナー基礎(挨拶、名刺交換、電話応対、接客対応等)、正午〜午後1時…昼食、休憩、午後1時〜6時…敬語について(尊敬語・謙譲語・丁寧語、地域に合わせた丁寧な対応)、円滑な社内コミュニケーション(仕事の進め方、上司・同僚との関係)、会社の戦力となるために(仕事のやりがいを見つける、目標設定と行動)
▽申し込み=電話にてお問い合わせ下さい(電話0595・63・0080)
▽締切=4月15日(月)
▽共済=名張商工会議所中小企業相談所・雇用対策特別委員会
名張商工会議所女性会エアロビクスのご案内
▽日時=毎週土曜日(第五土曜除く)午後7時30分〜8時30分 *30日(土)は第5土曜につきお休みになります。
▽場所=名張産業振興センターアスピア
▽講師=松山比香里先生、芝田記代先生
▽参加費=500円/1回・1人
▽服装=自由(動きやすい服装、靴でお越しください)
▽持ち物=タオル、飲み物等
※どなたでもご参加できます。お子様とご一緒のご参加も歓迎いたします。一日だけのご参加もOKですよ。
【名張商工会議所/電話0595・63・0080】


左から西尾さん、城山さん、松村さん






 ■■ 3月23日(土) ■■

 

■伊賀焼でオオサンショウウオ・山崎龍芳さんの土産品に栄冠
名張市箕曲中村の陶芸家、山崎龍芳さん(67歳)がオオサンショウウオをモチーフにした伊賀焼の箸(はし)置きで全国推奨観光土産品審査会(主催=日本商工会議所、全国観光土産品連盟)の日本商工会議所会頭賞を獲得し、このほど名張商工会議所を訪れて川口佳秀会頭に受賞を報告した。
同審査会は菓子、食品、民芸、工芸の四部門で観光土産として優れた作品を選び、表彰している。今年度で五十三回目を迎え、山崎さんは工芸の部に「山椒魚(さんしょううお)箸置五個入」を出品し、栄冠を手にした。
山崎さんは「赤目滝ではお菓子や食べものの土産品が親しまれていますが、工芸品がないため、赤目渓谷に生息するオオサンショウウオを題材に伊賀焼の箸置きをつくってみました」という。
箸置きはひとつずつ手でひねってつくるため形や表情が異なり、長さは6センチ前後。箱入りワンセット2千円で販売される。

■シニアレクスポ新年度生徒募集
名張グラウンドゴルフ協会(略称=名張GGA)は簡単な軽いスポーツで健康増進と仲間づくりを進める「2013シニアレクスポ教室」の生徒を募っている。
4月8日(月)午後1時30分から名張市総合体育館で開講式と体力測定を行う。年間実施回数は全種目で32回程度。市教育委員会が後援する。
競技種目は、体力測定、グラウンドゴルフ、ゴルフ、卓球、ハイキング、ファミリーバドミントン、簡単なエアロビクス、ペタンク、青山山岳パターゴルフ、カローリング、ボウリング、ターゲットバードゴルフ、ユニカール、ウォークラリー、室内ニュースポーツ競技多数、ソフトバレー、カラオケ、レクスポ一泊旅行。
対象は市内と近郊の50歳以上の男女。60人を募集。年会費3千円。別途費用が必要な場合もある。
申し込みは3月25日(月)までに、所定の用紙で、同協会事務局または市総合体育館(電話0595・63・5339)へ。申し込み用紙と参考資料は同館事務所で配付している。
問い合わせは同協会事務局の木村さん(電話0595・63・5735)、太田さん(電話0595・63・5978)へ。

■全国各地の風景写真48点で光彩・なばり展
名張市内の中判カメラ愛好家による「光彩・なばり」(長谷川清代表)の第12回写真展が15日から17日まで名張市元町、イオン名張店リバーナホールで催され、市民でにぎわった=写真。
ネガサイズが6×4.5センチで、高画質な写真が撮れる中判カメラの魅力を追求するグループとして発足したが、近年はカメラとプリントのデジタル化が進み、会員はデジタル写真への移行を手さぐり。
長谷川代表は「デジタルでもフィルムのような柔らかい色調が出せるかどうかに苦労しています」という。
会場には12人が4点ずつ、計48点を出品。全国各地に足を運んで独自のカメラアイで撮影した風景写真が並び、訪れた人たちは力作をゆっくり鑑賞していた。


●小島憲二陶展 29日から4月3日まで名張市新田、堤側庵ギャラリーで。小島さんは1953年、愛知県知多市に生まれ、県立常滑高校窯業科を卒業。備前で修行したあと、伊賀市丸柱に七九年、窯を開いて作陶をつづけている。午前11時から午後6時まで。問い合わせは堤側庵(電話0595・65・2081)へ。


本日の行事
▼28日(木)▽平成25年第1回通常議員総会=正午から名張産業振興センターアスピア1で。
名張商工会議所女性会エアロビクスのご案内
▽日時=毎週土曜日(第五土曜除く)午後7時30分〜8時30分
▽場所=名張産業振興センターアスピア
▽講師=松山比香里先生、芝田記代先生
▽参加費=500円/1回・1人
▽服装=自由(動きやすい服装、靴でお越しください)
▽持ち物=タオル、飲み物等
※どなたでもご参加できます。お子様とご一緒のご参加も歓迎いたします。
【名張商工会議所/電話63・0080】



【写真上は山崎さん(左)と川口会長、下はオオサンショウウオをモチーフにした土産品の箸置き】