■■ 6月29日(土) ■■

 

■7月7日に「19年目演奏会」・混声合唱のコーロ・Gui
名張市を拠点に活動する混声合唱団「コーロ・Gui」の「19年目演奏会 平和を祈るうた=vは7月7日、市総合福祉センターふれあいホールで催される。
昼の部と夕の部の2回公演で、演奏曲目は「白いうた 青いうた」、混声合唱組曲「悪魔の飽食」(森村誠一作詞、池辺晋一郎作曲)のほか、「平和を祈るうた=vとして「一本の鉛筆」「鶴」「アメイジング・グレイス」「寂庵の祈り」「ウルトラ・フラッシュ」「鉄腕アトム」など。指揮は小柴信之さん、ピアノは桂富佐さん。
昼の部は午後1時30分、夕の部は同四時に開演。昼の部と夕の部では演奏曲目が一部変更される。合間にはティータイムサービスがある。
入場料は1回1,000円。チケットはブックスアルデ名張本店・近鉄店・リバーナ店・アピタ名張店で取り扱っている。
問い合わせは橋口さん(電話0595・66・0375)、丸仲さん(電話0595・65・1337)へ。

■津で中野英一さんの遺作小品展
伊賀市に生まれ、二紀会で活躍した洋画家、中野英一さんの遺作小品展が7月17日から21日まで津市中央、三重額椽ビル3階の三重画廊で催される。
中野さんは1926(大正15)年生まれ。終戦後、絵を描き始め、49年に三重県展初出品。以後、議長賞、知事賞、中日奨励賞などを受賞し、県展審査員も務めた。
55年には二紀展に初出品し、褒賞、佳作賞、同人賞、同人優賞などを受賞。77年に会員となった。
80年、二紀会三重支部の結成に携わり、支部長に就任。2005年に退会し、死去。三重画壇の孤高の画家として知られた。
来年1月22日から27日まで県立美術館県民ギャラリーで遺作展が開かれるが、今回はそれに先がけ、油彩、コラージュ、水彩、版画などの小品を展示する。
午前10時から午後6時(最終日は5時)まで。
問い合わせは同画廊(電話059・225・6588)へ。

■小牧昭夫さんが陶芸財団展入賞
名張市桔梗が丘5番町の陶芸家、小牧昭夫さんが陶芸文化振興財団主催の公募展「陶芸財団展」で財団会長賞を獲得した。
小牧さんは1939年、洋画家・小牧源太郎の長男として京都市に誕生。京都工芸繊維大学の窯業工芸学科に学び、卒業後は民間企業で研究開発に従事。退職後に陶芸を始め、2002年、自宅に「ZERO‐T工房」を開設して独自の手法を追求している。
名張市内では09年、神殿の堤側庵ギャラリーで初個展を開いた。
入賞作品は「立‐2013」。陶芸財団展は26日から7月7日まで東京都港区六本木の国立新美術館展示室3Bで開催。火曜休館。入場無料。問い合わせは陶芸会館(電話048・664・9323)へ。

■風景など題材に水彩画72点 蔵持・名張の教室が合同展
名張市の蔵持・名張両公民館の水彩画教室による第17回合同作品展は21日から23日までイオン名張店3階リバーナホールで催され、入場者でにぎわった=写真下。
両教室とも、水彩画家の小林芳郎さんを講師に活動。1997年に初めて合同で作品を展示し、年1回の定期開催をつづけている。
会員は40代から70代。時間に余裕のできた女性が多く、身近な人物や静物、旅先の風景などの題材に絵筆をふるっている。
会場には47人の会員が4号から6号までの作品72点を出展した。
出品者は次のみなさん。
▽蔵持公民館=山崎ソヨ子、坂上眞佐子、徳島三樹夫、高谷亜佐男、稲森三明、板東和子、辻千賀子、嶋澤佳子、若林正造、岩本敏生、迫眞次、大石佳子、高瀬陽子、坂本ヒロ子、上嶋潤子、北口久子、花實龍樹、西良三、高松多鶴子、板野和郎、前沢キミ、粟野禮子、眞柄厚子、鈴鹿富子、森田律子
▽名張公民館=大北惠子、大崎富美子、徳島三樹夫、中嶋和子、山中茂男、副島敏弘、石本公子、坂元満千子、三田村等司、初川勝、副島純雄、吉沢瑞成、別惣あき子、馬場満子、内仲輝雄、斉藤四郎、瀬戸川仁美、佐藤宏子、小林とし子、栞原とも子、山本律子、副島豊美

■地区夏祭り開幕・上八町で七夕祭り 短冊に願いごと
名張市上八町恒例の七夕祭りは7月6、7両日、名張地区夏祭りの開幕を告げて催される。6日は午後3時から9時、7日は同1時から8時まで。
通りには短冊に願いごとを書くコーナーを設け、ジャンケン大会を開催。焼き鳥、フランクフルト、フライドボテト、金魚すくい、輪投げなどの屋台も並ぶ。
問い合わせは渋谷さん(電話0595・63・0626)へ。


●名張音頭普及講習会 7月6日午後1時30分から3時30分まで名張市丸之内、市総合福祉センターふれあいで。対象は市内在住・在勤の人。参加無料。申し込みは7月5日までに市総合体育館(夏見)備えつけの申し込み書に必要事項を記入し、同窓口へ。問い合わせは田中さん(電話0595・63・6200)へ。
●今本忠男水彩画展 7月12日から17日まで大阪市天王寺区上本町6、キャリヨンビル2階の上本町ギャラリー(電話06・6779・4770=代表、06・6773・2343=直通)で。今本忠男さんは名張市桔梗が丘6番町在住。水彩画歴は数十年といい、「四季のひびき」をテーマに展示。午前11時から午後7時(最終日は5時)まで。
●子どもたちの農場見学会 7月21日、名張市役所北玄関前に集合、市内の農家4か所を回って野菜、果樹、花の栽培や伊賀牛の飼育現場を見学する。講師は女性農業委員など。午前8時30分から正午まで。汚れてもよい服装、帽子、スニーカーで参加し、水筒、メモ帳などを持参。対象は市内在住の小学生と保護者。参加無料、定員は先着12組24人(原則として子どもと保護者で2人1組)。申し込みは12日までに市農業委員会事務局へファクス(0595・64・0644)か電子メール(nougyouiinkai@city.nabari.mie.jp)で、参加希望者全員の住所、氏名、年齢を伝える。
問い合わせは同委員会事務局(電話0595・63・7665)へ。


本日の行事
▼7月5日(金)▽記帳相談会
「一日公庫(夏季特別相談会)」開催のご案内
このたび、(株)日本政策金融公庫国民生活事業による夏季事業資金の相談会を下記のとおり開催させていただきます。
公庫より融資担当者が商工会議所に出張し、融資のご相談を行いますので事業資金(運転資金、設備資金)が必要な方はお気軽にお問い合わせください。また、計画中の案件もご相談に乗らせていただきます。
▽日時=7月18日午前10時〜午後4時(正午〜午後1時を除く)
▽場所=名張産業振興センター(アスピア)3階名張商工会議所内相談室
▽相談方法=個別相談。公庫担当者と直接面接を行います。@日本政策金融公庫融資の借り入れ相談A日本政策金融公庫融資制度について説明を受けたい方。ご相談を希望される方は、事前申込が必要です。
▽事前にご用意いただくもの=@税務申告書類一式二期分(個人の方は平成23・24年申告書・決算書の控え)A決算後6か月が経っている場合は、最近の試算表B見積書(設備資金の場合)。ご相談の内容により、通帳、借入金の明細書等ご準備いただく場合があります。
※予約制ですので、ご相談を希望される方は7月16日(火)までに名張商工会議所中小企業相談所(電話0595・63・0080)にご連絡ください。
名張商工会議所女性会エアロビクスのご案内
▽日時=毎週土曜日(第五土曜除く)午後7時30分〜8時30分 ※6月29日は第5週のためお休みです
▽場所=名張産業振興センターアスピア
▽講師=松山比香里先生、芝田記代先生
▽参加費=500円/1回・1人
▽服装=自由(動きやすい服装、靴でお越しください)
▽持ち物=タオル、飲み物等
※どなたでもご参加できます。初めての方も、お子様とご一緒のご参加も歓迎いたします。一日だけのご参加もOKですよ。
【名張商工会議所/電話0595・63・0080】




写真は遺作展に出品される油彩作品「鏡」=F8号

 ■■ 6月22日(土) ■■

 

■「イッテコイ窯」で伊賀焼
山崎龍芳さん 利用も呼びかけ
薪をつかい短時間で焼成
名張市箕曲中村に伊賀焼の龍芳窯を開設する陶芸家、山崎龍芳さん(67歳)が、焼成時間を従来より大幅に短縮できる薪式の窯を新しく設置し、試行錯誤を重ねながら作陶に取り組んでいる。
完成したのは「イッテコイ窯」と呼ばれる形式。従来の穴窯は手前に焚き口、奥に煙突が設けられ、窯の内部の空気は手前から奥へ一定の方向で動いてゆくが、イッテコイ窯は焚き口の上部に煙突を設置するのが特徴。
窯の内部は薪を燃やす燃焼室とその上の焼成室に分かれ、焚き口から風を送ると熱と煙は燃焼室を通って焚き口と反対側の壁に当たり、ドーム状になった内壁に沿って上昇、作品を並べた燃焼室に戻ってきて焚き口の上の煙突へという流れをたどる。
窯の内部を熱が往復することからイッテコイ窯と呼ばれるようになったが、従来は百時間前後だった焼成時間が十時間に短縮され、薪も少なくて済むため大幅なコストダウンが図れるうえ、薪による高温焼成という伝統的な手法によってガスや灯油の窯では生み出せない伊賀焼独自の味わいが得られる。
こうした形式の窯は京焼で使用されていたというが、十数年前から信楽焼で取り入れられ、近年は伊賀焼でも主流になりつつある。山崎さんは滋賀県甲賀市の「陶芸の森」などでイッテコイ窯の研究を重ね、みずから設計して今年一月から二月に築造。知人から譲り受けた古いレンガを組みあげ、主宰する陶芸教室の生徒らと完成させた。煙突は高さ約4メートル、窯の内部は縦1メートル、横80センチという。
イッテコイ窯の利用も呼びかけており、料金や時間は相談に応じる。燃料の薪は、10時間の焼成に必要な30束で3万円。山崎さんは「趣味のサークルや個人など、興味のある人につかってもらえれば」と話している。
問い合わせは山崎さん(電話0595・64・1488、090・3458・6258)へ。

■小学生対象に「税・ウォッチング」
伊賀法人会は小学生を対象にした「伊賀・税ウォッチング」の参加者を募集している。「身近な税の使われ方」をテーマに公的施設の見学、施設スタッフとの交流などを行う。
日程は、8月2日午前7時45分に名張市役所、同8時30分に上野税務署に集合し、同税務署、津地方裁判所伊賀支部、伊賀上野ケーブルテレビ、名張消防署(防災センター)、比奈知ダムを回る。参加者には昼食が提供される。
対象は伊賀市と名張市に住む小学4年年から6年生。定員40人。応募多数の場合は抽選で決定。
申し込みは7月1日午後5時までに、電話、ファクス、電子メールで、住所、氏名(ふりがな)、電話番号、学校名、学年、性別、保護者氏名を同会事務局(電話0595・24・5774、ファクス24・5796、電子メールigahojin@e-net.or.jp)へ。
問い合わせは同会課税課(電話0595・22・9613、ファクス22・9618)へ。

■放送大学が募集 今年度第2期生
幅広い分野を自宅で学習できる放送大学は10月に入学する今年度第2期の教養学部の学生を募集している。
学生の種類は▽全科履修生(4年以上在学し、大学卒業をめざす)▽選科履修生(1年間在学し、希望する科目を学ぶ) ▽科目履修生(半年間在学し、希望する科目を学ぶ)。
入学資格は、全科履修生は18歳以上で高等学校卒業または同等以上。ほかは15歳以上であればよい。入学試験はない。
学習は自宅のテレビ(BSデジタル放送、ケーブルテレビ放送)で放送授業を視聴、または放送大学三重学習センター(県総合文化センター内)のDVDなどを視聴するか、インターネットによる放送授業の配信を利用して行う。
募集期限は8月31日まで。問い合わせは放送大学三重学習センター(電話059・233・1170)へ。

■モラロジーがニューモラル講演会
名張モラロジー事務所女性クラブは30日、名張産業振興センター・アスピアで「ニューモラル講演会」を催す。名張市と市教育委員会、市PTA連合会が後援。
公益財団法人モラロジー研究所の社会教育講師・河村真利子さんが「支えあう喜び」と題して講演する。午後1時30分から3時30分まで。参加費は無料。
問い合わせは同事務所(松崎町、電話0595・64・2085、担当・西さん=電話0595・63・0184)へ。

■投稿 もう一度、ホームレスへの愛を
伊賀市上野玄蕃町 南出寛三
4月のことになりますが、近くの開業医から紹介状をもらって上野市民病院に入院、腸の手術を受けました。
退院して3日目、田中青果でたくさんもらったバナナを積んで、大阪のホームレスに届けました。
ボランティアの人々は三角公園で炊き出しの準備をしていましたが、私の姿を見て「もう大丈夫なのか」と聞きました。
私は「ホームレスにはゴールデンウイークも海外旅行もないので、果物のバナナがいちばんですから」と答えました。
ホームレス支援のためのご協力を次の日程でお願いします。これからの時期、夏用の男物の肌着、作業服などを求めています。
▽伊賀市上野茅町、北伊勢上野信用金庫みなみ支店前=22日(土)午前8時〜10時
▽名張市木屋町、木屋町公園(イオン駐車場南)=23日(日)午前8時〜10時


●第17回合同作品展 21日から23日まで名張市元町、イオン名張店3階リバーナホールで。名張公民館と蔵持公民館の水彩画教室が1年間の活動の集大成として約70点を展示する。講師は水彩画家の小林芳郎さん。午前10時から午後6時(最終日は5時)まで。連絡先は徳島三樹夫さん(電話0595・65・1903=蔵持)、内仲輝雄さん(電話0595・63・7521=名張)。
●第15回つばさ手作り市 7月5日、名張市美旗町南西原の県立特別支援学校伊賀つばさ学園の多目的ホール・プラットホームで。同校の高等部生徒が作業学習で制作した手づくり作品を展示販売する。野菜、手芸作品(さをり織り、ビーズ、クッション、革細工など)、木工作品、リサイクル作品(牛乳バック椅子など)、陶芸作品などが並ぶ。午前10時15分から11時30分まで。問い合わせは同学園(電話0595・67・1050)へ。


特別相談窓口のご案内
名張商工会議所では、事業者からのご相談として以下の特別窓口を設置しております。
◎特別相談窓口設置中
▽金融円滑化相談窓口
以下のような点について、ご質問・ご相談はございませんか。
@中小企業金融円滑化法の期限到来後における金融機関や金融庁・財務局の対応
A借入れや返済について、取引金融機関との間でお困りのこと
B経営改善や事業再生に関する中小企業支援策の内容
▽消費税転嫁対策窓口
消費増税を見据えた下請代金の値下げ要求や経営力強化、価格転嫁対策などに関する相談に対応し、経営指導を行うほか独占禁止法&下請法相談ネットワークの活用、専門家の紹介、また政府等への相談窓口への取次などを行います。
◎支援窓口設置中
▽知財総合支援窓口開設(新設)
特許等の知的財産を職務的に活用するため、知財に関する専門家(三重県産業支援センター担当者)が当所へ出張し、相談会を開催して市内中小企業等の知財に関する問題点・課題を解決します。
お問い合わせ先
名張商工会議所経営支援課(電話63・0080)
名張商工会議所女性会エアロビクスのご案内
▽日時=毎週土曜日(第5土曜除く)午後7時30分〜8時30分
▽場所=名張産業振興センターアスピア
▽講師=松山比香里先生、芝田記代先生
▽参加費=500円/1回・1人
▽服装=自由(動きやすい服装、靴でお越しください)
▽持ち物=タオル、飲み物等
※どなたでもご参加できます。初めての方も、お子様とご一緒のご参加も歓迎いたします。一日だけのご参加もOKですよ。
【名張商工会議所/電話63・0080】


写真は新設したイッテコイ窯の前に立つ山崎龍芳さん