■増田嘉兵衛ら三先賢 絵手紙いろはが紹介
伊賀市上野丸之内の上野城天守閣で6月29日から7月17日まで絵手紙展「伊賀の先賢」が催された。
出展は市内のサークル「絵手紙いろは」(森田満枝代表)。昨年の田中善助につづき、伊賀地域の発展に力を尽くし、全国的にも名を知られる3人の先人を得意の絵手紙の手法で紹介した。
今回とりあげたのは、実業家として活躍した増田嘉兵衛、地域振興に力を尽くした木津慶次郎、国際的に名を残す医学者の橋本策の3人。
メンバーが昨年秋から調査を進め、手分けして3人の生涯と業績を縦150センチ、横75センチの紙に鮮やかな色彩の絵とわかりやすい文章で表現、計25枚を展示した=写真。
増田嘉兵衛は1835(天保6)年生まれ。横浜で増田嘉兵衛商店を開き、外国糖の輸入で富を築いたあと、横浜為替(横浜銀行の前身)の創立に携わった。伊藤博文の訪米商業視察団にも随行した。1920(大正9)年に死去。
木津慶次郎は1869(明治2)年生まれ。玉滝村(旧阿山町)の収入役を経て村長となり、玉滝銀行を設立して村民金融に道を開いたほか、街道の改修、灌漑、植林などの施策を進め、玉滝村は日本一の模範村として内務大臣表彰を受けた。1927(昭和2)年に死去。
橋本策(はかる)は1881(明治14)年生まれ。九州帝大の三宅速教授のもとで研究に励み、ドイツの医学誌にリンパ性甲状腺腫に関する論文を発表、のちに「橋本病」と命名されて国際的に高い評価を受けた。ヨーロッパ留学後、郷里の旧伊賀町に橋本病院を開業。1934(昭和9)年に死去した。
■絵画、書道など4部門で10月に第56回名張市美展
第56回名張市美術展覧会は10月2日から6日まで丸之内の市総合福祉センターふれあいで催される。展示作品は絵画、書道、写真、美術工芸の4部門。
応募資格は、市内に在住か在勤、在学する15歳以上の人(中学生は除く)。作品は自作で未発表のものとし、各部門とも一人一点に限る。他の公募展に入賞、入選した作品や新聞、雑誌などに掲載された作品は発表作品とみなすが、グループ展、個展、卒展、修了展の出品作品、個人のブログなどでの発表は未発表とみなす。
出品手数料は一作品千円。平成7年4月2日から10年4月1日までに生まれた学生(各種学校生を含む)は無料で、搬入時に学生証等を提示すればよい。
作品の搬入は9月28、29日の午前10時から午後4時まで。出品申し込み書(3枚複写)と書道作品の場合は釈文用紙を提出する。作品受付後、預り証を発行。
審査は9月30日午前10時30分から公開で行い、正午ごろ終了。表彰式は10月6日午後2時から会場で。
出品申し込み書、釈文用紙は、各地区公民館、名張連絡所、市役所案内窓口、教育委員会文化生涯学習室にある。
問い合わせは市教育委員会文化生涯学習室(電話0595・63・7892)へ。
作品規定は次のとおり。
▽絵画=日本画(水墨画を含む)、油絵、水彩画、パステル画、アクリル画、版画などで、額装する(20号以上、100号以下)。ガラスおよびアクリル板は外して出品する。
▽書道=漢字、仮名、漢字仮名交じり文、篆刻、少字数、墨象で、体裁は軸装、枠張、額装、帖、巻子とする。屏風も可。臨書作品も認られる。軸作品は縦200センチ以内とする。作品には必ず釈文を添える。
▽写真=白黒、カラーとも四ツ切以上、半切・A3ノビ以下で、額装またはパネル張り。組写真も可(一枚張りで半切以下)。いずれも長辺を59センチ以内とする。ガラスやアクリルは外して出品する。▽美術工芸=彫刻、陶芸、工芸、その他の立体造形。手動可能なもの。
■竜口で27日、カブトムシ相撲大会
名張市竜口地区で地域の活性化に取り組む「伊賀竜口ふるさとの会」は27日、竜口区公民館で第八回カブトムシ相撲大会を開催する。親子で夏休みの思い出づくりを、と参加者を募っている。
参加を申し込んだ家族にはカブトムシ雌雄2匹をプレゼントし、「カブトムシの上手な飼い方」と「カブトムシの一生」をテーマにした勉強会を開催。希望者にはカブトムシのつがいを300円で頒布する。
カブトムシ相撲大会のほか、そうめん流し大会もあり、希望者は会場近くの小川でサワガニ捕りも楽しめる。
参加にはカブトムシとサワガニを入れる虫かご、そうめん流しでつかう茶碗とはしを持参。サワガニ採りの参加には長靴も必要。
申し込みは同会ホームページ(http://www.ryuguti.com/index.html)から電子メールで、住所、電話番号、氏名、人員を伝える。小学生以下には保護者の同伴が必要。
参加費は一家族500円。定員は先着50家族。
問い合わせは百地政治さん(電話0595・63・6585)へ。
■「川で自然観察」参加者を募集中
1 木津川上流管内河川レンジャー事務局は「夏休み自由研究〜川で自然観察をしよう!」の参加者を募集し ている。受付は先着順。内容は次のとおり。
流シャワークライミング体験と古琵琶湖学習会=7月28日午前10時から午後5時まで伊賀市奥馬野で。定員40人(小学3年生以下には保護者の同伴が必要)。締切は25日。
2 川下り・カヌー体験=8月10日午前10時から午後3時まで伊賀市依那古地区木津川河川敷で。定員30人(小学3年生以下には保護者の同伴が必要)。締切は8月8日。
3 名張川源流探検=8月18日午前8時30分から午後3時まで奈良県宇陀郡御杖村(三峰山)で。定員30人(小学3年生以下には保護者の同伴が必要)。締切は8月15日。
4 遊んで学ぶ水のはたらき=8月18日午前9時から正午まで名張川河川敷(夏見、積田神社付近)。定員15人(小学3年生以下には保護者の同伴が必要)。締切は8月15日。
5 やなせ子どもの水辺調査隊=8月25日正午から午後4時まで名張市新町、旧細川邸やなせ宿で。定員は親子5組(9月下旬と1月下旬にも参加できる人)。締切は8月22日。
申し込みは、郵送またはファクスで、参加を希望する活動、参加者の氏名・学校名・学年・住所、保護者・引率者の氏名、連絡先(電話番号)を木津川上流管内河川レンジャー事務局(近畿建設協会名張支所内、〒518‐0713、名張市平尾2980-26、名張不動産ビル3階、電話0595・62・0476、ファクス0595・62・0477)へ。
本日の行事
▼23日(火)▽「第1回物流・流通トライアル事業」説明会=午後6時から当所3階会議室Bで。
特別相談窓口のご案内
名張商工会議所では、事業者からのご相談として以下の特別窓口を設置しております。
◎特別相談窓口設置中
▽金融円滑化相談窓口
以下のような点について、ご質問・ご相談はございませんか。
@中小企業金融円滑化法の期限到来後における金融機関や金融庁・財務局の対応
A借入れや返済について、取引金融機関との間でお困りのこと
B経営改善や事業再生に関する中小企業支援策の内容
▽消費税転嫁対策窓口
消費増税を見据えた下請代金の値下げ要求や経営力強化、価格転嫁対策などに関する相談に対応し、経営指導を行うほか独占禁止法&下請法相談ネットワークの活用、専門家の紹介、また政府等への相談窓口への取次などを行います。
◎支援窓口設置中
▽知財総合支援窓口開設(新設)
特許等の知的財産を職務的に活用するため、知財に関する専門家(三重県産業支援センター担当者)が当所へ出張し、相談会を開催して市内中小企業等の知財に関する問題点・課題を解決します。
事業に役立つ情報が満載! 名張商工会議所ホームページ(http://www.nabari.or.jp/)
名張商工会議所の講演会・セミナー・イベント情報や、経営支援に関する各種制度・検定案内、トピックスなどビジネスに役立つ情報をお届けします。
名張市内のお店や会社をご紹介! 「名張ばりばりタウン」
名張商工会議所ではインターネット上に仮想シティー「名張ばりばりタウン」を開設し、名張市内のさまざまなお店や会社のホームページをご紹介しております。
食べる・暮らし・製造・建設・宿泊・サービス等に分類されており、検索も簡単! ぜひ「名張ばりばりタウン」をご覧ください!
http://www.nabari.or.jp/town/index.html
名張商工会議所女性会エアロビクスのご案内
▽日時=毎週土曜日(第5土曜除く)午後7時30分〜8時30分
▽場所=名張産業振興センターアスピア
▽講師=松山比香里先生、芝田記代先生
▽参加費=500円/1回・1人
▽服装=自由(動きやすい服装、靴でお越しください)
▽持ち物=タオル、飲み物等
※どなたでもご参加できます。初めての方も、お子様とご一緒のご参加も歓迎いたします。一日だけのご参加もOKですよ。
【名張商工会議所/電話0595・63・0080】 |