■詩吟で芭蕉作品トーク&ライブ
芭蕉翁生誕370年記念協賛事業「詩吟女子、芭蕉を吟ずる」が6月21日、伊賀市上野図書館2階視聴覚室で催される。主催は同館と市文化都市協会、共催は三重県立図書館。
詩吟八段師範でナチュラル詩吟教室を主宰する乙津理風(おつ・りふう)さん=写真=が、芭蕉の俳句など三重にゆかりのある作品を吟じ、詩吟をわかりやすく解説する「詩吟トーク&ライブ」を披露する。
乙津さんは1981年生まれ。五歳で詩吟を始め、16歳で日本吟剣詩舞道連盟全国吟詠コンクール決勝大会に出場、18歳で日本詩吟学院岳風会独吟コンクール東京都知事賞を受賞した。落語家との共演、シンセサイザーとの詩吟ボーカルなど多角的に活動し、今年二月には『詩吟女子』(春秋社)を出版した。
午後2時30分に開場し、3時から4時まで。入場無料。定員は先着50人。申し込みは6月7日から上野図書館(電話0595・21・6868)で受け付ける。
■手づくり作家展きょう開幕
多彩なアートに取り組む地元作家が一堂に作品を展示する第16回「伊賀の手づくり作家展」は31日、名張市南町の名張産業振興センターアスピアを主会場に開幕し、「伊賀に人あり、技に文化あり」を合言葉に6月1日まで催される。主催は名張地区の活性化を目指す市民団体「名張シンクス」とメガネセンターフジモリ。協賛は名張育成園と名張地区まちづくり推進協議会。
出展作家は伊賀地域以外も含め約60人。絵画、書、陶芸、工芸、手芸などさまざまな作品の展示と即売、実演、体験がくりひろげられ、入場者との交流も進められる。ほかに、郷土食「ふきだわら」の体験試食、チンドン屋の練り歩き、地域の歴史を紹介する郷土コーナー、マジックショーのライブ、B級グルメテント村などもあり、総出展者数は百人を超える。
午前9時から初日は午後5時、二日目は同4時まで。入場無料。
連携会場の名張藤堂家邸と旧細川邸やなせ宿でも催しがある。
問い合わせは山下さん(電話090・3389・4353)へ。
■名張市が3年計画の観光戦略パブリックコメントを募集中
名張市は、「『訪れてよし』『住んでよし』『招いてよし』の観光都市名張」を合言葉にした「観光戦略」の素案を公開し、6月25日までの期間でパブリックコメントを募集している。
素案によれば、昨年一年間の名張市の観光レクリエーション入込客数は約1,257,000人。一昨年8月に開業した温浴施設「癒しの里 名張の湯」と地場産品を取り扱う「とれたて名張交流館」に合わせて約46万人が訪れ、新たな観光交流スポットになっているほか、「ご当地グルメ」を活用したイベントが開催されるなど、観光資源の多様な活用が進められたという。
いっぽうで、市内の主要観光地として親しまれてきた赤目四十八滝、香落渓、青蓮寺湖の入込客数は横ばい傾向を示している。とくに市内を代表する観光名所だった赤目四十八滝は、1992年の約34万4千人をピークとして、昨年は約16万4千人に半減。観光客のニーズにこたえるための新たな方策が必要という。
市内にある観光・交流施設の昨年の入込客数は▽癒しの里 名張の湯(まちの駅なばり)=33万2千人▽赤目四十八滝=16万4千人▽香落渓=12万8千人▽とれたて名張交流館(まちの駅なばり) =12万8千人▽青蓮寺湖=8万1千人▽青蓮寺湖観光農園=5万5千人▽旧細川邸やなせ宿=2万1千人。
市内で昨年実施された行事、祭事、イベントの入込客数は▽ご当地グルメでまちおこしin名張=9万人▽名張川納涼花火大会=6万7千人▽八日戎=5万人▽三重の魅力・名張元気フェア=4万3千人▽隠街道市=3万7千人▽名張桜まつり=3万人▽とれたて!なばり=2万人▽名張秋まつり=1万人。
市のおもな観光資源としては、自然の分野で▽赤目四十八滝(赤目町長坂)▽香落渓 (青蓮寺)▽赤目香落ハイキングコース(赤目・青蓮寺)▽曽爾古道(青蓮寺)▽青蓮寺湖(同)▽ひなち湖(上比奈知)▽青蓮寺国津神社(青蓮寺)▽赤岩尾神社(滝之原)▽竜王水(下小波田)▽延寿院の枝垂れ桜(赤目町長坂) 、体験の分野では▽忍者の森(赤目町長坂)▽名張市国津の杜(国津)▽青蓮寺湖観光村(青蓮寺)▽鮎釣り(名張川、長瀬・太郎生川、青蓮寺川等)▽温泉(赤目町長坂、同柏原、青蓮寺、希央台)▽まちかど博物館(市内各地)▽赤目四十八滝キャンプ場(赤目町長坂)▽まちの駅なばり(癒しの里 名張の湯、とれたて名張交流館=希央台)▽長瀬公園、長瀬河川、親水公園(長瀬)があげられている。
素案では、計画期間を今年10月から3年間とし、期間中の延べ入込客数5百万人を目標に設定。戦略のねらいを「観光振興とは、観光客ばかりでなく、住む人にとっても楽しく魅力的な地域となっていくという側面があります。そこで、観光戦略のねらいを『訪れてよし』『住んでよし』『招いてよし』の観光都市名張とします」としている。
素案は名張市のホームページで公開されている。
問い合わせは市観光交流室(電話0595・63・7648)へ。
●名張写友クラブ写真展 30日から6月1日まで名張市元町、イオン名張店3階リバーナホールで。藤の会が添え花で協賛。第38回。午前10時から午後6時(最終日は同4時30分)まで。
●上級救命講習会 6月28日午前9時から午後6時まで名張市鴻之台1番町、市防災センター2階の防災研修室で。内容は、成人・小児・乳幼児に対する心肺蘇生法、AED(自動体外式除細動器)の取り扱い、止血法、異物除去要領、傷病者管理法、外傷の手当要領、搬送法、心肺蘇生法に関する知識の確認(筆記試験)、心肺蘇生法に関する技術の評価(実技試験)。対象は市内在住または在勤で15歳以上の人。定員は20人。申し込みは15日から21日までの午前9時から午後6時まで、名張消防署、桔梗が丘分署、つつじが丘出張所で受け付ける。電話では申し込めない。問い合わせは名張消防署(電話0595・63・0999)へ。
無料記帳相談会のお知らせ
名張商工会議所では、個人事業者の方を対象に、記帳の初歩から決算・申告の仕方まで、約1年間(5月より翌年2月まで)を通して無料の相談会を行っています。例えば「記帳のつけかたがわからない」「決算・申告処理が苦手」というような方は、経理事務の効率化にもつながりますので、ぜひご利用ください。
また、節税にもつながる65万円の青色申告特別控除を受ける複式簿記による記帳代行(有料)も承りますので、詳しくは名張商工会議所(電話63・0080)までお気軽にお問い合わせください。
名張産業振興センターAspia貸室のご案内
絵画、陶器、写真等の展示会に!
ダンス、お花、お茶等サークル活動に!
パソコン、書道等講習会に!
その他、講演会、演奏会、会議、会合、パーティーに!
ぜひお気軽にご利用ください。
お申し込み・お問い合わせ先=名張商工会議所総務管理課(電話0595・64・5353、http://www.nabari.or.jp/aspia/aspia.html)
名張商工会議所女性会エアロビクスのご案内
▽日時=毎週土曜日(第5土曜除く)午後7時30分〜8時30分(5月31日は第5土曜のためお休みです)
▽場所=名張産業振興センターアスピア
▽講師=松山比香里先生、芝田記代先生
▽参加費=500円/1回・1人
▽服装=自由(動きやすい服装、靴でお越しください)
▽持ち物=タオル、飲み物等
※どなたでもご参加できます。初めての方も、お子様とご一緒のご参加も歓迎いたします。一日だけのご参加もOKですよ。
【名張商工会議所/電話0595・63・0080】
|
|