■芭蕉翁生誕370年特集など地域雑誌「伊賀百筆」が第24号
地域雑誌「伊賀百筆」第24号が発行された。伊賀市民7人による編集委員会(北出楯夫委員長)がほぼ一年ぶりに刊行した。
特集は「芭蕉翁生誕370年」。芭蕉の伝説や遺言状などを題材に五人が稿を寄せ、昨年度芭蕉祭連句の部入選作品も掲載。
A5判、216ページ、定価1,300円。問い合わせは北出さん(電話0595・21・2145)へ。
内容は次のとおり。
【芭蕉翁生誕370年】「芭蕉伝説と釣月軒 伊賀在郷時代の芭蕉」村田忠一、「芭蕉翁遺言状の謎 なぜ複数存在するのか」前川友秀、「くさぐさの言葉M はせを」田村敏子、「森養瓜を捕まえた!!」北出楯夫、「伊賀の文学風土記? 戦時から平成へ芭蕉 が結ぶ師弟の縁」福田和幸、「連句 脇起半歌仙『月ぞしるべ』の巻」伊賀連句会
【俳句】「自選二十句」北村みち、「水の前橋」福沢義男、「瑞気満つ」豊岡はつ子、「自選二十句」金谷正智誉、「和太鼓の女」伊賀ホトトギス会、「夏霞」阿山萬年青句会、「畦焼きて」赤松句会、「はなのころ」おきつも句会、「山の宿」榧の実句会、「能」ほのぼの句会、「法師蝉」図書館句会、「霧の道」蕉門自然句会、「里の秋」新居句会、「秋桜」さわらび句会
【短歌】「窯築く」坂本久子、「東海道五十三次 土山宿界隈二十首詠」金谷正智誉
【詩】「月は井戸に」谷本州子
【創作】「あったかい樽」北村純一、「小説 熊坂長範」長谷川直哉、「ふゆのさくら」中村ちづ子
「紙上講演的撮影日誌」吉村芳之
【読み物】「伊賀・名張とわたし」山田一生、「ナポリの休日 南イタリア賛歌」福沢義男、「上野のふたりの実業教育者 清水玄俊と井岡みちゑ」北出楯夫、「宮田百之介とその家族」宮田治三
【追悼大田崇さん】「我執に生きた大田崇のこと」上田保隆、「大田崇君のこと(追悼文にかえて)」松原美省、「大田崇先生を偲んで」加藤文代、「植物学者 崇先生」福井信也、「オオタはんの背中」城哲一
「自分史という座標軸 豊かな記憶量のために」野村拓
「伊賀ことば 辞書化の試み」上高32回版伊賀ことば辞書編纂委員会
■おきつも名張劇場が新作を公演
名張市の劇団「おきつも名張劇場」は12月6、7両日、美旗市民センター2階ホールで第18回公演「遥か遠きに君を想い」を催す。市教育委員会と名張文化協会が後援。
市内に残る古代寺院跡、夏見廃寺の建立者とされる大伯(おおく)皇女とその弟・大津皇子を主人公にしたオリジナルの舞台。脚本は哀野夕さん、演出は三枝孝行さん。
キャストは、神谷仁美、松本妙子、相輪美乃、一楽峻太朗、伊集あゆ美、越山森羅、山本衣子、岡田美華、耕野久美、田中桃子、赤塚元、名和健治、東雲叶歌、辻本秀一、中山瑞穂、福森譲、松本寿次、西本佳乃、田中希歩、川野愛花、森永弘美、辻永さくらのみなさん。
初日は午後6時30分、2日目は同2時に開演。開場はそれぞれ30分前。前売り券は一般1,500円、小・中・高生500円(いずれも当日は300円増し)。プレイガイドは三枝堂分店(松崎町)。
問い合わせは事務局の三枝さん(電話0595・63・2279)へ。
■全国縦断にっぽん演歌の夢祭り
全国縦断にっぽん演歌の夢祭り 2015大阪公演(日帰りツアー、弁当付き、限定80席)
12月6日(土)10時〜一斉発売!
▽出発日=2015年2月24日(火)
▽乗車地(発着時間)=近鉄名張駅東口(7時15分/18時45分)、アピタ名張店駐車場(7時30分/18時30分)、近鉄桔梗が丘駅南口(7時40分/18時20分)、青山北部公園前(8時00分/18時00分)、アピタ伊賀上野店駐車場(8時35分/17時25分)、名阪上野ドライブイン(8時50分/17時10分)、山添インターバス停(9時20分/16時50分)
▽旅行代金(1人、大人・子供とも)=1万6800円(貸切バス代、弁当代、S席チケット代、消費税)
全行程、添乗員が同行する。最少催行人員10名。満員(80人)になり次第締め切る。
詳細の問い合わせはJTB総合提携店・三重旅行サービス(アピタ名張店=電話0595・68・5181、アピタ伊賀上野店=電話0595・26・0211)へ。
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