■■ 2月7日(土) ■■

 

■名張に春呼ぶ八日戎あす本祭・7日には粕汁のふるまいなど
名張市鍛冶町、蛭子(えびす)神社の「八日戎(ようかえびす)」が7日宵宮、8日本祭の日程で営まれる。名張に春を呼ぶ祭りとして知られ、約三百年の伝統があるとされる。
八日戎は山の幸と海の幸の物々交換の名残といわれ、両日とも神社周辺で名物の海の幸、ハマグリが販売される。境内ではネコヤナギの枝に俵、小判などの飾りをつけた縁起物の吉兆(けっきょ)が授与される。奈良県など県外からも善男善女が訪れ、商売繁盛や家内円満を祈願する。
7日は午後一時から同神社前で、ハマグリ入りの粕汁を千人鍋でふるまう。3時から祭典と七福神の舞の奉納があり、4時からは「ほろよい屋台」で焼きハマグリをはじめ飲食物を販売する。
蛭子神社周辺では、7日午後2時から9時まで、8日午前9時から午後9時まで交通規制が行われる。
問い合わせは同神社(電話0595・64・1000)、名張市観光協会(電話0595・63・9087)、ほろよい屋台は名張商工会議所・同所青年部(電話0595・63・0080)へ。

■本番さながらバケツリレーなど・大村神社で地域一体の防災訓練
地震の守り神として知られる伊賀市阿保、大村神社(金山修宮司)で1月24日、恒例になった防災訓練が行われ、神社関係者や消防署などが地域と一体になって本番さながらの連携プレーをくりひろげた。
参加したのは、伊賀市南消防署、日赤奉仕団、地域自主防災会、神社総代、敬神婦人会、桐ヶ丘奉賛会、ボーイスカウトや一般の地域住民など約120人。
午前9時、神社本殿から出火したとの想定で訓練がスタートし、出火通報、文化財搬出、バケツリレー、消火器操作、煙道体験、AEDを利用した心肺蘇生法の学習などが手際よく進められた。地域の連絡網を利用した情報伝達訓練も行われた。
同神社の宝殿は織田信長の伊賀攻めで焼失したあと一五八七(天正十五)年に再建され、国の重要文化財に指定されていることから、地域ぐるみで文化財を守ろうと1月26日の文化財防火デーに近い土曜に訓練を実施しており、今年で八年目を迎えた。
同神社は2月28日まで厄除け祈願を受け付けている。日時の予約、問い合わせは同神社(電話0595・52・1050)へ。
【写真はボーイスカウトや地域住民らが参加したバケツリレー訓練=大村神社境内で】

■粗大ごみの再生品入札制で展示販売
伊賀市奥鹿野の伊賀南部クリーンセンターで5日から25日まで、粗大ごみとして受け入れた木製家具などを修繕した再生品が展示され、入札制で販売されている。
時間は、平日が午前9時から午後5時、日曜・祝日は午後1時から5時。土曜は閉館。入札は期間中、展示場所に備えつけの入札票に記入し、入札箱に投函して行う。開札は26日。入札最高価格が複数の場合は抽選。
問い合わせは伊賀南部環境衛生組合(電話0595・53・1120)へ。

■14日に皇學館講座「名張の言語調査」
「名張の言語調査」をテーマにした皇學館大学ふるさと講座が14日、名張市蔵持町里の武道交流館いきいきで開かれる。同大学と市、市教育委員会が主催する教養講座。
同大学文学部教授の齋藤平さん。専門は日本語学、社会言語学で、名張市史編さん民俗部会委員。名張地方の方言は県内ではもっとも関西に近い形とされ、関西では東京の影響を受けて変化した言葉も昔のまま残存している例があるなど、言語調査にもとづいて名張の言葉を考える。
午後2時から3時30分まで。無料。定員60人。申し込みは13日までに電話、ファクス、電子メールで市教委文化生涯学習室(電話0595・63・7892、ファクス0595・63・9848、電子メールsyougaigaku@city.nabari.mie.jp)へ。


伊賀一ノ井松明調進行事松明調整 11日、赤目町一ノ井の極楽寺で東大寺二月堂のお水取り行事に使用される松明を調製する。地元の松明講が松明山から用材を切り出し、松明につくりあげる。午前8時から午後3時まで。一般市民も見学できる。参加無料。申し込み不要。問い合わせは「春を呼ぶ会」(名張市観光協会内、電話0595・63・9148)へ。
伊賀一ノ井松明調進行事一般参加者募集 3月12日午前5時20分、名張市役所前バス停車場に集合。荒天でも決行するが、天候によってはバスのみで調進行事を実施、参加費3,500円(バス代、保険料を含む)。定員は先着60人。対象は、健康で山道を含め10キロ程度歩ける人。申し込みは2月27日までに、はがきかファクスで、住所、氏名、年齢、電話番号を明記して、名張市観光協会内「春を呼ぶ会」(〒518‐0729 名張市南町822‐2、名張産業振興センターアスピア1階、ファクス0595・63・9138)へ。問い合わせも同会(電話0595・63・9148)へ。
図書室公開講座 3月3日午後1時30分から伊賀市阿保、青山図書室で。『伊賀市史』第3巻の「通史編近現代」が発刊されたのを機に、執筆を担当した奈良大学文学部教授の三木理史さんが「盆地の鉄道と山越えの鉄道」と題して伊賀地方の鉄道の歴史をテーマに話す。無料。受付開始は2月10日。申し込み、問い合わせは青山公民館(電話0595・52・1110)へ。


本日の行事
12日(木)▽2月定例役員会=正午から名張商工会議所特別会議室で。
名張桜まつりステージイベント参加団体募集について
今年で20回目を迎える名張桜まつりのステージイベント参加者を募集します。本年も昨年同様、先着17組で計画させていただいております。
名張の春の一大イベントで歌や踊りを披露しませんか。2月15日(日)午前8時30分から2月27日(金)午後5時までの募集期間中にお申し込みください。
必ず「第20回名張桜まつりステージイベント募集に関するお知らせ」をご確認いただき、内容のご了承をいただいたうえでご応募たまわりますよう、よろしくお願いいたします。出演団体におきましては準備、片付け、短冊購入等の協力をお願いいたします。
▽イベント日=4月18日(土)※雨天の場合4月19日(日)
▽イベント会場=名張市総合体育館前特設ステージ
▽出演時間=20分(準備、撤収、次の出演者の案内含む)※参加団体によって多少の時間変更あり
▽参加協力金=1万円
▽参加条件=事前会議(2回程度)に出席できる団体。当日全イベント終了後の後片付けに参加できる団体。
クレーム電話応対研修〜心×言葉×サウンドで伝える謝罪の極意〜
クレーム応対にはコミュニケーションの力が問われます。とくに困難なクレームの解決には、語彙、思考力、表現力、忍耐力までもトータルした「人間力」を発揮しなければなりません。このセミナーは決して難しい理論をお伝えするのではありません。「クレームを予防する基本スキル」から「できないことはできないと伝える技術」まで、経験豊かな講師がテンポ良い語り口調で、さまざまな生の事例を通して指導いたします。
▽日時=2月25日(水)午後1時30分から4時30分
▽会場=名張商工会議所(名張産業振興センターアスピア)
▽参加費=ユーザ協会員無料、会議所会員1名500円、非会員1名2千円
▽申込方法=所定の申込書に記入し、ファクス(0595・64・3211)で申し込む。
▽応募締切=2月10日(火)
▽共催=名張商工会議所・中小企業相談所、日本電信電話ユーザ協会三重支部
名張商工会議所女性会エアロビクスのご案内 いっしょに汗を流しませんか?
▽日時=毎週土曜日(第5土曜日は休み)午後7時30分〜8時30分
▽場所=名張産業振興センターアスピア
▽講師=松山比香里先生、芝田記代先生
▽参加費=1人、1回、500円。どなたでも、1日だけでも、ご家族おそろいでご参加いただけます。動きやすい服装、靴でお越しください。
▽持ち物=タオル、飲み物等
※都合により場所の変更がある場合もありますので、名張商工会議所HP女性会バナーもしくは電話63・0080までお問い合わせください。
【名張商工会議所/電話0595・63・0080】



 ■■ 2月7日(土)伊賀版 ■■

 

■本番さながらバケツリレーなど・大村神社で地域一体の防災訓練
地震の守り神として知られる伊賀市阿保、大村神社(金山修宮司)で1月24日、恒例になった防災訓練が行われ、神社関係者や消防署などが地域と一体になって本番さながらの連携プレーをくりひろげた。
参加したのは、伊賀市南消防署、日赤奉仕団、地域自主防災会、神社総代、敬神婦人会、桐ヶ丘奉賛会、ボーイスカウトや一般の地域住民など約120人。
午前9時、神社本殿から出火したとの想定で訓練がスタートし、出火通報、文化財搬出、バケツリレー、消火器操作、煙道体験、AEDを利用した心肺蘇生法の学習などが手際よく進められた。地域の連絡網を利用した情報伝達訓練も行われた。
同神社の宝殿は織田信長の伊賀攻めで焼失したあと一五八七(天正十五)年に再建され、国の重要文化財に指定されていることから、地域ぐるみで文化財を守ろうと1月26日の文化財防火デーに近い土曜に訓練を実施しており、今年で8年目を迎えた。
同神社は2月28日まで厄除け祈願を受け付けている。日時の予約、問い合わせは同神社(電話0595・52・1050)へ。
【写真はボーイスカウトや地域住民らが参加したバケツリレー訓練=大村神社境内で】

■第九を歌う会が今年も団員募集
名張市を拠点に活動する「名張第九を歌う会」(松岡寿夫代表)は、今年もベートーベン「交響曲第九番」の合唱に加わる団員を募集している。
今年で25回目を迎える「市民コンサート」は12月20日、同市松崎町のアドバンスコープADSホールで催すが、節目の年を記念して8月30日には「日独国際親善 夏の第九コンサート」を開催。ドイツ南部のアーレン市に拠点を置く東ヴュルテンベルク州青少年フィルハーモニーオーケストラを迎え、16歳から25歳の学生約70人と合同でステージに立つ。
名張市のほか伊賀市などから参加している団員も多く、「あなたも舞台で『第九』を歌う感動を味わってみませんか」と呼びかけている。
練習は2月に開始。毎土曜の午後7時30分から9時30分まで同市上八町、名張公民館で行う。ドイツ語はふりがな付きで練習用CDも用意。参加費は月額二千円、学生は無料。
問い合わせは中野一宏さん(電話0595・63・4783、090・5612・4989)へ。

■名張第九を歌う会
31日午後7時30分から名張市上八町の名張公民館で「第九無料体験会」を催す。今年は年末の「市民コンサート」のほか、8月にドイツの東ヴュルテンベルク州青少年フィルハーモニーオーケストラと合同の演奏会も。問い合わせは中野一宏さん(電話0595-63-4783、090-5612-4989)へ。