■■ 9月5日(土) ■■

 

■名張スケッチクラブが水彩画展
名張市内の絵画愛好家で組織する「名張スケッチクラブ」(小林芳郎代表)の第8回「四季彩展」が8月28日から30日まで元町のリバーナホールで開かれた=写真。
水彩スケッチを愛好する仲間が集まり、2006年9月に結成。女性一人を含む十人で活動し、年一回の作品展のほか、伊賀市内でも風景画を披露している。
出展は43点。市内や伊賀地域の風景画を中心に多彩な作品が並び、市民を楽しませた。代表の小林さんは「スケッチは絵の原点。基本的な技術を身につけたうえで、会員それぞれの手法が生かされています」と話していた。
出展は次のみなさん。
小林芳郎、板野和郎、岩本敏生、大北惠子、斉藤四郎、高谷亜佐男、徳島三樹夫、花實龍樹、米田悦雄、若林正造

■伊賀鉄道開業99年友の会がイベント
伊賀鉄道が開業99周年を迎えた8月8日、伊賀鉄道友の会による記念イベントが伊賀市上野丸之内のハイトピア伊賀で催され、訪れた市民を楽しませた。
会場には米田昌訓さん(名張市)が製作した伊賀鉄道のジオラマ=写真=が展示され、模型で再現された沿線風景のなかを小さな電車が走った。中川晃希さん(松阪市)は、画面の町並みを見ながらレバーの操作で運転手気分を味わえる運転シュミレーションを披露。大正時代から現代までの駅や車両などの写真展示、ビデオ上映もあった。
8月8日は1916(大正5)年、旧上野町の実業家、田中善助の主導により地元資本だけで誕生した伊賀軌道の開業日。旧三田村の上野駅連絡所(現在の伊賀上野駅)から上野町駅(現在の上野市駅)まで3.9キロの路線として開設され、19年に伊賀鉄道に改称。22年には名張駅(のちに西名張駅)まで延伸されたが、29年に大阪電気軌道と合併、都市資本に吸収された。
長く近畿日本鉄道の伊賀線として運行されていたが、伊賀神戸・西名張間は64(昭和39)年に廃止。2007年に第3セクターの伊賀鉄道となり、翌年、市民らが友の会を結成して支援を開始、「伊賀線まつり」などを開催している。17年には、伊賀市が施設や車両などを保有する公有民営方式の伊賀鉄道に移行する。

■いよいよ巨峰狩りがスタート・青蓮寺観光ぶどう園にぎわう
秋の観光シーズンを迎え、名張市青蓮寺地区の観光ぶどう園が季節の味覚を求める入場者でにぎわっている。先月29日には最高の人気品種、巨峰のぶどう狩りがスタート。天候に恵まれて甘みたっぷりに育ち、訪れた家族連れなどを満足させている。
ぶどう園は7月20日にオープン。8月いっぱいは小粒で甘いデラウェアが主役だったが、いよいよ「ぶどうの王様」と呼ばれる巨峰が登場。あっさりした上品な甘みの紅富士、ハチミツに似た甘さのスチューベンも人気を集め、10月に入ると房が大きくて濃厚な味わいのマスカットベリーAが出番を迎える。
ぶどう棚の下ではバーベキューも楽しめる。1人前3千円からで、高級伊賀牛のリブステーキは1人前5千円。前日午後4時までに予約が必要。コイなどのフィッシングができる釣り堀園も人気を呼んでいる。
青蓮寺地区の観光ぶどう園は今年が45年目。組合に加盟する17農家が約10ヘクタールにわたってビニールハウスで栽培。県内随一のぶどうの産地として定着し、県内各地や関西地方からぶどう狩り客が訪れる。
入園料は、巨峰狩り、紅富士狩りが大人(中学生以上)1,800円、小人(小学生)1,350円、幼児(3歳以上)950円。デラウェア狩り、スチューベン狩り、ベリーA狩りは大人1,300円、小人950円、幼児650円。営業は午前9時から午後5時まで。期間中無休。
問い合わせは青蓮寺湖ぶどう組合(電話0595・63・7000)へ。
【写真は巨峰狩りを楽しむ子供たち=青蓮寺の観光ぶどう園で】

■県内各地の魅力を紹介・市内のグルメも勢揃い
13日に青年会議所三重大会
県内12の青年会議所が交流を進める三重ブロック大会が13日、名張市夏見のメイハンスタジアム(中央公園内野球場)で催される。「つながり名張」を合言葉に、会員だけでなく地域にも開かれた多彩な企画を用意、市民の来場を呼びかけている。
同大会は毎年、県内持ち回りで開催。45回目の今年は名張青年会議所(山本真人理事長)が主幹を担当し、メンバー21人が全員参加の実行委員会(堀内修司委員長)を組織、準備を進めてきた。
会員のみによる大会だったが、近年は公益性を重視して市民参加イベントとし、地域の活性化につながる事業として運営。今回も県内各地の魅力を紹介するブースや、市内の業者などが勢揃いするグルメのブースなどを設営、「地域の輝きが三重を輝かせる」をテーマにした大会として地域に開放する。
県内各地の体験・体感ブースは11。名張市の郷土かるた大会をはじめ、伊賀市の忍者体験、鳥羽市のAKB焼き、志摩市の食のふるまいなどが自由に体験できる。市内グルメブースには、業者と個人あわせて30あまりが参加し、フリーマーケットも出店、市内の地域づくり組織も協力する。
特設舞台のステージイベントには、名張市観光大使のギタリスト竹田京右さん、ローカルヒーローの119団アンシンダーが登場。一般参加者のステージや、「みんなで風船を飛ばそう」「三重県縦断スペシャルクイズ」のコーナーも。
午前10時から午後3時まで。入場無料。雨天決行。問い合わせは名張青年会議所事務局(電話0595・63・1616=月・火・木/午前10時〜午後3時)へ。

■アイドル映画4本・6日なばり名画座
7、80年代のアイドルが主演した作品4本を上映する「なばり名画」が6日、名張市松崎町のアドバンスコープADSホールで催される。午前10時開場。入場料五百円。問い合わせは同ホール(電話0595・64・3478)へ。
日程は▽伊豆の踊子=午前10時30分〜▽シネマ・トーク「少女の時間〜澤井信一郎と大林宣彦の作風について〜」=午後1時〜▽野菊の墓=午後1時30分〜▽時をかける少女=午後3時10分〜▽ぼくらの七日間戦争=午後5時〜。


名張産業振興センターAspia貸室のご案内
絵画、陶器、写真等の展示会に!
ダンス、お花、お茶等サークル活動に!
パソコン、書道等講習会に!
その他、講演会、演奏会、会議、会合、パーティーに!
ぜひお気軽にご利用ください。
お申し込み・お問い合わせ先=名張商工会議所総務管理課(電話0595・64・5353、http://www.nabari.or.jp/aspia/aspia.html)
いっしょにエアロビクスやりませんか
松山比香里先生とともにリフレッシュしませんか。どなたでもご参加いただけますので、動きやすい服装、靴で、タオル、飲み物等をお持ちいただきお越しください。お待ちしております。
▽日時=毎週土曜日(第5土曜日は休み)午後7時30分から8時30分まで
▽参加費=1回500円。
▽場所=名張産業振興センターアスピア他、都合により変更の場合がありますので、名張商工会議所ホームページもしくは電話63・0080にてご確認ください。(名張商工会議所女性会)
【名張商工会議所/電話63・0080】














 ■■ 9月5日(土)伊賀版 ■■

 

■19日に上野城薪能
伊賀市の秋の風物詩、上野城薪能は19日、上野公園の上野城本丸広場で催される。実施委員会が主催し、今年が第32回。
中秋の名月に近い土曜日に開催され、県外の能楽ファンにも定着。ライトアップされた天守閣をバックにした特設舞台で、月とかがり火の明かりのなか、能と狂言が披露される。
演目は、狂言「清水」(小笠原匡さん)、観世流能「清経」(武田邦弘さん)。武田さんによる能の解説もある。
開演は午後6時。入場無料。お茶席(有料)が設けられる。雨天の場合は市立上野西小学校体育館で上演。
問い合わせ先は、伊賀市観光戦略課(電話0595・22・9670)、当日は上野城(電話0595・21・3148)。

■ビブリオバトルでお気に入りを紹介
高校生がお気に入りの本を紹介する書評合戦「ビブリオバトル」の伊賀決戦が8月21日、伊賀市上野丸之内の県立上野高校で催された。県教育委員会が皇學館大学と共催し、一般の聴衆も含め約70人が参加した。
発表者は17人。持参した本を5分間の持ち時間で紹介。参加者全員による投票の結果、1位の奥原萌々加さん(桜丘高校)と2位の杉野萌さん(上野高校)が12月の県大会に駒を進めた。

■伊賀鉄道開業99年・友の会がイベント
伊賀鉄道が開業99周年を迎えた8月8日、伊賀鉄道友の会による記念イベントが伊賀市上野丸之内のハイトピア伊賀で催され、訪れた市民を楽しませた。
会場には米田昌訓さん(名張市)が製作した伊賀鉄道のジオラマ=写真=が展示され、模型で再現された沿線風景のなかを小さな電車が走った。中川晃希さん(松阪市)は、画面の町並みを見ながらレバーの操作で運転手気分を味わえる運転シュミレーションを披露。大正時代から現代までの駅や車両などの写真展示、ビデオ上映もあった。
8月8日は1916(大正5)年、旧上野町の実業家、田中善助の主導により地元資本だけで誕生した伊賀軌道の開業日。旧三田村の上野駅連絡所(現在の伊賀上野駅)から上野町駅(現在の上野市駅)まで3.9キロの路線として開設され、19年に伊賀鉄道に改称。22年には名張駅(のちに西名張駅)まで延伸されたが、29年に大阪電気軌道と合併、都市資本に吸収された。
長く近畿日本鉄道の伊賀線として運行されていたが、伊賀神戸・西名張間は64(昭和39)年に廃止。2007年に第3セクターの伊賀鉄道となり、翌年、市民らが友の会を結成して支援を開始、「伊賀線まつり」などを開催している。17年には、伊賀市が施設や車両などを保有する公有民営方式の伊賀鉄道に移行する。