■■ 12月19日(土) ■■

 

■油絵を楽しむ仲間4団体が50点披露
名張市内の絵画愛好家による「油絵を親しむ仲間」の第7回作品展が4日から6日まで元町、イオン名張店3階リバーナホールで催された。
出展は19人。久保照男さんが主宰する絵画教室「アトリエ・マチエール」、故・大畠洋さんが主宰していた「アトリエ・アリアス」、大畠さんから佐藤好美さんが講師を引き継いだ百合が丘市民センターの絵画サークル「雑魚の会」、同じく佐藤さんが講師を務めるつつじが丘公民館の「油友会」の四団体のメンバーが油彩画を中心に、一部水彩画もまじえて出展した。
合同で作品を発表する場を求めて年1回ずつ開催。展示は小品が主体で、静物、人物など自由な題材を個性的に表現した五十号までの力作五十点が並んだ=写真。
出品者は次のみなさん。
赤木フミ子、阿部益雄、臼井光子、岡田貞雄、小田美光、喜多村明美、久保照男、佐藤好美、高栄愛子、七津角侑奈、橋本悦子、林節子、平野奈美子、福井宏之、藤本晴一、松本勝子、渡辺佐恵子、吉川敏雄、大畠洋(故人)


Xmasコンサートat上野市駅前広場2015 二十三日午後四時三十分から伊賀鉄道上野市駅前で。出演は、桜丘中学・高校ハンドベル部、上野高校ギター・マンドリン部、同校吹奏楽部、フルート、ピアノなどの女性グループ「ラビリンス」。無料。約二時間の予定。先着二百人にインスタントカイロ、キャンデー、上野市駅ペーパークラフトを進呈。粕汁とぜんざいのふるまいコーナーも設けられる。問い合わせは上野市駅(電話0595・21・3231)へ。


名張商工会議所女性会エアロビクスのご案内
▽日時=毎週土曜日(第五土曜日は休み)午後七時三十分〜八時三十分
▽場所=名張産業振興センターアスピア
▽講師= 松山比香里先生ほか
▽参加費=一人一回五百円
※都合により場所の変更がある場合もありますので、名張商工会議所HP女性会バナーもしくは電話63・0080までお問い合わせください。
【名張商工会議所/電話63・0080】

 ■■ 12月12日(土) ■■

 

■桔梗陶香クラブ 30周年で記念展
名張市桔梗が丘公民館で活動する桔梗が丘陶香クラブ(鈴木裕会長)の30周年記念作陶展が11月25日から30日まで元町のリバーナホールで催された。
会員は49人。30代から80代まで幅広い世代が参加し、約6割を桔梗が丘地区住民が占めているが、なかには奈良県から通う人も。同公民館を拠点にする作陶の自主サークルと協力し、ガス窯と灯油窯を購入して館内に設置、市に寄付して利用している。陶土をこねて成形し、素焼きしたあと釉薬を塗って本焼き。会員は約8時間、交代で窯の温度を管理し、作品を完成させる。
毎年秋の桔梗が丘公民館まつりに出品し、館内ギャラリーでも年一回の展示会をつづけているが、30年という節目の年を迎え、力の入った展示会となった。食器や花器からオブジェまで、作品は多種多様。茶器と明かりを集めたコーナーを特設し、約200点が訪れた市民を楽しませた。

■山ア龍芳さん今年も湯飲み奉納
名張市箕曲中村に龍芳窯を開設する陶芸家の山ア龍芳さん(七十歳)=写真=は、今年も地元の箕曲神社(生田茂夫宮司、川合滋責任総代)に伊賀焼の湯飲み茶碗二百個を奉納する。茶碗は同神社で初詣の参拝客にひとつずつ授与される。同じく地元の福成就寺にも茶碗を贈る。
山崎さんは地域社会への感謝を示すため、年末に自作の奉納をつづけており、今年で十二年目。地域にもすっかり定着し、よその地区から初詣に訪れる人も増えているという。今年は八月から九月にかけて作陶し、焼きあげた作品はひとつずつ紙の箱に入れ、二十三日の大祓の神事にあわせて奉納する。
茶碗の授与は三十一日午後十一時四十五分から同神社社務所で。家庭に不幸があったせいで初詣ができない地域住民のため、神社に隣接する福成就寺でも授与されるよう、二十個を奉納する。
昨年、地域在住で七十二歳の年男を迎える人に干支の置物のプレゼントを開始。去年の羊につづいて今年は猿をかたどった作品を完成させ、年内に年男三人のもとに届ける。

■市仏教会が浄財を供え成道会
名張市仏教会(柴田篤彦会長)と同会評議員会(亀本和丈会長)は八日、安部田の宝泉寺で、釈迦が悟りを開いたとされる日を記念する成道会を催した。僧侶、評議員とご詠歌講員ら約七十人が本堂に集まり、同会が恒例にしている歳末助け合い募金で寄せられた浄財を供えて、法要を営んだ=写真。
浄財は同会に所属する寺院単位で募り、三十六か寺から百四十九万七千八十八円が寄せられた。必要経費を差し引き、三十万円を市危機管理室に、残りを市社会福祉協議会に寄付する。十八日に市役所を訪れ、亀井利克市長に寄付金を手渡す。


伊賀シンフォニックアカデミー吹奏楽団第49回定期演奏会=19日午後7時から名張市のアドバンスコーブADSホール、20日午後2時から伊賀市文化会館さまざまホールで。一部「Dance・ダンス・踊」、二部「アカデミーのソリストたち」、三部「なつかしい日本のうた クリスマスソング」。一般千円、高校生以下五百円。


名張商工会議所女性会エアロビクスのご案内
▽日時=毎週土曜日(第5土曜日は休み)午後7時30分〜8時30分
▽場所=名張産業振興センターアスピア
▽講師=松山比香里先生ほか
▽参加費=1人1回500円
▽持ち物=タオル、飲み物等。動きやすい服装、靴でお越しください。
※都合により場所の変更がある場合もありますので、名張商工会議所HP女性会バナーもしくは電話63・0080までお問い合わせください。
【名張商工会議所/電話0595・63・0080】





 ■■ 12月12日(土)伊賀版 ■■

 

■170人の1万点でイガデハク
「伊賀で博覧会」を合言葉にしたアートとクラフトの手づくり作家展「イガデハク」が4日から6日まで伊賀市の県立ゆめドームうえので催された。
13回目の今年は102組、170人が出展した。伊賀地域の出品者は4割、県外では関西一円のほか長野、岐阜から参加した人もあった。総出品点数は約一万点。木や布、ガラス、金属、皮革をはじめ多彩な素材に丹念な手づくりで命を与えた作品が勢揃いし、入場者でにぎわった。
主催する一般社団法人「社会をデザインするネットワーク(イガデハク実行委員会)」の代表、下猶茂樹さんは「実力のある作家がしっかり仕上げた作品が多く、会場全体の空間がひきしまっている印象」と話していた。
【写真は出品者と入場者の交流も進んだイガデハク会場=ゆめドームうえので】

■やどりぎ短歌会 伊賀支部が歌集
やどりぎ短歌会伊賀支部(杉森美泉支部長)が第二歌集「二〇一五年 やどりぎ・伊賀」を発行した。A5判、六十九ページの誌面に会員九人が作品を寄せている。
同短歌会は昭和二十五年、故・河崎五十さんら愛好家七人が集まり、伊勢市で発足。一度の休刊もなく月刊の会誌「やどりぎ」を発行している。伊賀支部は四年前に設立され、伊賀市のほか名張市や奈良県からも参加。伊賀市朝日ヶ丘町公民館で隔月に歌会を開き、父親の河崎さんのあとを継いで同短歌会の代表を務める喜多さかえさんから指導を受けている。
昨年、会員の自選二十首を収録した第一歌集を出版。つづく第二歌集にも一人二十首の新作を掲載し、新年と七夕の歌会作品も収めた。喜多さんも序文と父親の思い出を詠んだ「五十素描」七首を寄せている。
問い合わせは杉森支部長(電話0595・37・0566)へ。
会員作品は次のとおり(敬称略。歌会作品を除く)。
「誰ヶ袖」今岡やす恵、「伊賀の四季(その二)」金谷正智誉、「運転免許証(上野自動車学校にて)」杉森紀子、「いもうとよ」杉森美泉、「日本の一番暑い日」副松あき子、「小布縫いつぐ」高田節子、「傘寿に生きて」西絹子、「異国にて」平越真澄、「風に誘われ」山田郭子