■虫食いの鐘のすす払いなど・阿保の大村神社で迎春準備
今年もあとわずか。地震の守り神として知られる伊賀市阿保の大村神社(金山修宮司)では23日、神社総代会(塚本太刀男会長)のメンバーと地域の有志あわせて三十数人が迎春準備の奉仕作業に汗を流し、新年を待つばかりとなった。
金山宮司らが竹の葉で「虫食いの鐘」のすすを払って掃除したほか、境内五つの鳥居や社殿などのしめ縄の張り替え、正月にたかれるかがり火の用意などが進められた。
同神社の初詣は元日午前零時前後からにぎわい始め、阿保東部区の獅子舞保存会の奉納も。旧青山町、名張市をはじめ伊賀一円や県外からも参詣がある。参拝者には新酒、甘酒がふるまわれる。元旦祭は午前七時から。
虫食いの鐘はかつての別当寺から伝わるもので、除夜の鐘と同じように31日夜から1日にかけて、初詣客がさまざまな願いを託しておごそかに響かせる。正月期間中は、参拝者が1年の幸福を祈って鐘をつくことができる。
【写真(上)は虫食いの鐘のすす払いをする金山宮司と塚本会長=伊賀市阿保の大村神社で】
■市仏教会が歳末たすけあい・共同募金などに134万円
名張市仏教会(柴田篤彦会長)は18日、恒例の歳末たすけあい募金で寄せられた浄財百三十四万三百九十六園を名張市に寄付した。
同会に加盟する寺院がそれぞれ檀信徒に強力を呼びかけ、市内36か寺で寄付金が集められた。この日は同会と同会評議会(亀本和丈会長)の7人が市役所を訪れ、亀井利克市長と市社会福祉協議会の山本順仁会長に寄付金を手渡した=写真。
寄付金のうち1,040,396円は、市共同募金委員会を通じて、新年を迎える時期に支援を必要とする人のために役立てられるといい、市内の養護老人ホームや養護施設、ボランティア団体などに配分される。
市危機管理室には30万円が寄付され、市内で大きな自然災害が発生した場合に活用される。寄付は11年目となり、今年で330万円が積み立てられた。
同会の歳末たすけあい募金は40年ほど前に始まり、一時中断ののち再開された。今年は11月に募金を始めた。
柴田会長は「私たちの気づかない部分に行政の手で浄財を配っていただけるのはありがたい」と話し、亀井市長は「こんな時代でもコンスタントに寄付していただき、感謝している」と話していた。
名張の新春行事 13日から1月31日まで名張市郷土資料館(安部田)で。市内のさまざまなしめ縄、上小波田でつくられる竹製火縄、山の神のカギヒキに用いられる道具、美旗中村のどんどの模型などを展示。午前9時30分から午後4時30分まで(入館は4時まで)。休館は28日から1月4日までと月・木曜。1月11日は開館し、12日を振替休館とする。無料。問い合わせは同館(電話0595・64・7890)。
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※場所の変更がある場合もありますので、名張商工会議所HP女性会バナーもしくは電話63・0080までお問い合わせ下さい。
【名張商工会議所/電話63・0080】
納刊のおしらせ
伊和ジャーナルは本日で納刊となります。一年間のご愛読ありがとうございました。新年は一月一日に大判の新年号を発行します。伊和新聞も一月一日付で新しい年をスタートさせます。来年もよろしくお願いします。伊和ジャーナル社 |
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