■■ 2月6日(土) ■■

 
■赤目公民館どんぐりが絵画展
名張市赤目公民館で活動する絵画教室「どんぐり」(代表=斎藤至康さん)の絵画展が一月二十二日から二十四日まで元町、イオン名張店三階リバーナホールで催され、入場者を楽しませた=写真。
同教室は、公民館を拠点にした絵画サークルでは市内の草分け。作品展は三十一回目。赤目地区のほか市内各地から参加があり、五十代から八十代までの会員が月二回の例会で講師の工藤俊治さんの指導を受け、毎年春には写生会が恒例になっている。
代表を務めて四年目という斎藤さんは「会員同士の交流も大きな魅力。和気あいあいとやっています」。高齢化が進み、写生会も遠くへは出かけられなくなったというが、「年齢や体力に応じた活動を心がけています」とのことだ。 出展は十二人。風景、静物、人物などの油絵を主体に、一部アクリルの抽象画もまじえて、合計四十六点が披露された。

■春を呼ぶ八日戎あす宵宮で開幕
名張市鍛冶町、蛭子神社の「八日戎」が七日宵宮、八日本祭の日程で営まれる。名張に春を呼ぶ祭りとして知られ、約三百年の伝統があるとされる。
両日とも神社周辺で名物のハマグリが販売され、境内では縁起物を授与。公募で選ばれた福娘三人が彩りを添える。奈良県など県外からも参拝客が訪れ、商売繁盛や家内円満を祈願する。
七日は午後二時から同神社前で、ハマグリ入りの粕汁を千人鍋でふるまう。三時から祭典と七福神の舞の奉納があり、「ほろよい屋台」もスタート、飲食物を販売する。 問い合わせは同神社(電話0595・64・1000)、市観光協会(電話0595・63・9087)、ほろよい屋台は名張商工会議所青年部(電話0595・63・0080)へ。

■桔梗東小PTAバザーでテント
名張市立桔梗が丘東小学校PTA(杉山勇紀会長)は昨年十一月二十一日、同校体育館などで開催した「バザー&フリマ」の収益でテントを購入。学校備品として購入することをバザーの目標に掲げており、このほど三・六×七・二bのテントが届いた。本紙の予告記事で地域住民が例年より多く訪れ、バザーも盛況だったという。


本日の行事
▽十二日(金)二月定例役員会=正午から名張商工会議所三階特別会議室で。
名張桜まつりステージイベント参加団体募集について
応募方法については名張桜まつりホームページ(http://www.nabari.or.jp/sakura/index.html)をご覧いただくか、名張桜まつり実行協議会事務局(電話0595・63・0080)までお問い合わせください。ご出演時間は二十分。参加費は一万円です。二月十四日(日)午前八時三十分から先着十五組様のみの受付(募集開始前の受付は行いませんのでご注意ください)となります。
商工業後継者育成事業・名張商工会議所青年部オープンセミナー
「THE世界遺産」「情熱大陸」の映像カメラマンが伝える「自分を感動させないと人の心は動かない」
▽日時=二月十六日(火)午後七時〜八時三十分
▽会場=名張産業振興センターアスピア
▽講師=保山耕一氏(US国際映像祭でドキュメンタリー部門の最優秀賞である「ベスト・オブ・フェスティバル」を受賞。二〇一三年から直腸がんを治療中。現在は「奈良には三百六十五の季節がある」その思いを映像にすることをライフワークとしている)
▽申込み締切=二月十二日(金)
▽お申込み=名張商工会議所(ファクス0595・64・3211)
▽お問合わせ=名張商工会議所青年部(電話0595・63・0080)
名張商工会議所女性会エアロビクスのご案内
▽日時=毎週土曜日(第五土曜日は休み)午後七時三十分〜八時三十分
▽場所=名張産業振興センターアスピア
▽講師=松山比香里先生ほか
▽参加費=一人一回五百円。動きやすい服装、靴でお越しください。
▽持ち物=タオル、飲み物等。
※都合により場所の変更がある場合もありますので、名張商工会議所HP女性会バナーもしくは電話63・0080までお問い合わせください。 【名張商工会議所/電話0595・63・0080】


 ■■ 2月6日(土)伊賀版 ■■

 
■生誕130年記念し前田呉耕展
明治末から昭和二十年代まで伊賀に住み、さまざまな題材に才能を発揮した日本画家、前田呉耕の生誕百三十年記念展(前田教育会主催)が伊賀市大谷の前田教育会館蕉門ホールで開かれ、入場者でにぎわった=写真。
多くの作品が残されながらまとめて紹介される機会がなく、時の流れに埋もれてしまった画業に脚光を当てようと、昨年六月に発足した同展実行委員会(北出楯夫委員長)が調査を重ねて作品を発掘、屏風や掛け軸など百二十五点を展示した。 呉耕は明治十九年、鈴鹿郡坂下村(現・亀山市関町)生まれ。本名は勝治。二十代なかばだった明治末年、坂下村から上野町の福居町に移住し、昭和十年前後には寿町(現・上野西大手町)に転居した。伊賀に住んだ理由はわかっていないが、車坂町の女性と結婚して七人の子供を儲け、同二十六年、六十五歳で死去。上野徳居町の広禅寺に葬られた。


●再生品展示販売 五日から二十五日まで伊賀市奥鹿野の伊賀南部クリーンセンターリサイクルプラザ一階で。粗大ごみとして受け入れた木製家具などを修繕し、再生品として入札方式で展示販売する。平日が午前九時から午後五時まで、日曜・祝日は午後一時から五時まで。土曜は除く。開札は二十六日。問い合わせは伊賀南部環境衛生組合(電話0595・53・1120)へ。
●伊賀上野・城下町のおひなさん 二十日から三月三日まで伊賀市の上野本町通り周辺で。町家や商店など約六十か所に新旧さまざのひな人形が展示される。時間は午前十時から午後四時までだが、会場によって異なる。「観る・食べる・体験する」の三つのテーマでさまざまな企画をくりひろげ、新しい試みも。実行委員会が主催し、今年で八回目。